【大型書店の台頭】マレーシアの文房具・事務用品業界

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マレーシアには地元民に親しまれている大型書店と海外進出を積極的に推し進めている大型書店があります。どちらも違ったコンセプトで書物を始め文房具も販売しています。

今回は、そんなマレーシアの文房具・事務用品業界に着目し、最新情報をお届けしていきます!

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目次

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2020年 マレーシアの文房具・事務用品(製造業)業界

マレーシアのアジアファイル、2020年度の収益10.5%減 〜文房具・事務用品業界動向〜

文房具やファイルなどを製造するアジアファイルは、デジタル化の進展による需要減と世界経済の成長鈍化を受け、2020年度の収益が前年度比で10.5%減となる2億9,337万リンギットとなった。

ただ、一方では様々なオンラインプラットフォームを通じたマーケットチャンネルを開拓したことで、利益率を高めることが期待されている。また、寄与率は低いものの、近年開始したリサイクル食品事業の収益は2倍以上に増加している。

2021年度は、COVID-19の影響で厳しい経営環境となり、ファイリング業界はさらに縮小すると予想している。同社はグローバル市場での競争力を高めるために事業効率の向上を図り、消耗品への多角化にも着手するとしている。

出典:https://www.asia-file.com/ir/agm2020/AnnualReportFY2020.pdf

マレーシアのUPA、2019年度収益は微減 〜文房具・事務用品業界動向〜

日記やその他の紙関連製品の製造・販売を手掛けるUPAは、2019年度の収益が前年度比で3.4%減少して1億6,020万リンギットを記録した。ただ、税引前利益は33.4%増加して1,422万リンギットとなった。

ノートや日記、カレンダー、文房具などの紙ベースの製品を製造する子会社の収益は、輸出市場での需要増加によって、前年度から5.1%増加して6,220万リンギットとなった。逆に、タイで製造しているプラスチック製品は輸出と国内市場の需要が低迷しており、収益が前年度比で8.4%減少した。

2020年度は、米中貿易戦争長期化による不確実性、そしてCOVID-19の影響があるものの、同社は新規事業の開発、製品拡大、市場シェア拡大に努めることで、成長の基盤を確立するとしている。

出典:https://disclosure.bursamalaysia.com/FileAccess/apbursaweb/download?id=200834&name=EA_DS_ATTACHMENTS

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マレーシアのCWGホールディングス、2020年度は大幅減収〜文房具・事務用品業界動向〜

『CAMPAP』ブランドの文房具及び印刷材料を製造・販売するCWGホールディングスは、アジア市場、特に中東市場の不振から、2020年度の収益は前年度比で16.4%減となる18,491万リンギットを記録した。

地域別では、マレーシア市場の収益が前年度比で19.3%減、欧州市場21.7%減、アメリカ市場19.0%減、アジア市場17.7%減となった。アジア市場は全収益の39.4%を占めていることから、影響が大きかった。

次年度は、COVID-19、外国為替レート変動、競争激化、そして一部市場でのロックダウン再燃など新たな課題に直面することが予想される。同社は、シームレスな内部コミュニケーションとビジネスプロセス促進、eコマースマーケティングへの投資、製造能力の大規模な自動化を進めるとしている。

出典:https://disclosure.bursamalaysia.com/FileAccess/apbursaweb/download?id=203982&name=EA_DS_ATTACHMENTS

マレーシアのペリカン、3年連続で減収 〜文房具・事務用品業界動向〜

老舗筆記具メーカーのペリカンは、2019年度の収益が前年度比で6.0%減となる10億6,070万リンギットを記録した。2017年度から連続で収益減少が続いている。

同社は、売上高と利益率、市場シェア改善のため、成長市場におけるブランド認知度向上、新製品発表会やバック・トゥ・スクール向けのプロモーションやマーケティング活動を集中的に展開した。また、長期的な比較優位性確立のために、サプライチェーンの改善や流通チャネルの強化、コスト削減にも力を入れている。

さらに、同グループでは製品群の拡大と新たな販売チャネルへの参入を計画しており、若い世代のブランドイメージと認知度を高めるため、学校の文房具市場向け製品の拡充を図っている。

出典:https://disclosure.bursamalaysia.com/FileAccess/apbursaweb/download?id=105631&name=EA_GA_ATTACHMENTS

マレーシアのJADIが3Dプリンターで中国企業と提携〜文房具・事務用品業界動向〜

トナーメーカーのJADIイメージングテホールディングス(JIHB)は、子会社のJadiライフソリューション(JLS)を通じて、Shenzhen Anet Technology(Anet社)とマレーシアでの3Dプリンター及び消耗品の独占販売契約を締結したことを発表した。Anet社は大手3Dプリンターメーカーであり、CEやFCC、ROHS、ISO 9001などの国際認証を取得、70ヶ国以上に輸出している。

JLSは、マレーシアで新しい教育ツールとして3Dプリンターを導入することで同業界へ参入するとしている。また、教育目的の3Dプリンターは、若い世代が技術を習得する上で重要な役割を果たすと考えている。

JIHB取締役会は、Anet社との長期的なパートナーシップの成功と成果を期待していると述べている。

出典:https://disclosure.bursamalaysia.com/FileAccess/apbursaweb/download?id=105631&name=EA_GA_ATTACHMENTS

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2020年 マレーシアの文房具・事務用品(製造業)業界

マレーシアで文房具・事務用品業界大手のペリカン、COVID-19を懸念

2020年2月27日、筆記用具やカラーペイント用品、ビジネス用品などを製造販売するペリカンインターナショナルは、2019年度第3四半期の収益が前年同期比で0.2%増となる2億2,327万を記録したと発表した。

グループ収益の18.2%占める中南米において、コロンビアは前年同期比で8.1%の成長を達成した。また、アジア地域では日本向けの特別版高級筆記用具の展開によって収益が改善した。ただ、欧州市場はユーロ安の影響から減収となった。

今後の展開については、中国及び東南アジア諸国などの未開拓市場へ経営資源を集中する。ただ、同社は中国で発生したCOVID-19が長期化すると消費支出に影響する可能性が高いとしており、積極的に動向を監視する姿勢である。

マレーシアのアジアファイル、欧州事業が減速〜文房具・事務用品業界動向〜

1987年に文房具やファイル、及び関連製品を製造する会社として設立されたアジアファイルは、2019年度の収益が前年度比で6.8%減少して3億2,779万リンギットであったことを発表した。

グループ収益の大部分はヨーロッパと英国に依存していることから、同地域の経済停滞とブレグジットの不確実性、そして現地通貨の下落の影響によって同地域での収益は9.7%の減少となった。また、第3四半期は製紙工場の機械が故障したことで生産コストが上昇した。

今後の事業環境は困難な状況が続くと予想しており、より効率的な製造プロセスを導入し、且つデジタルマーケティングを含む顧客重視のマーケティング戦略を採用するとしている。

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マレーシアで文房具・事務用品業界大手のスプリングアート、上場後初の収益公開

1996年にオフィス向けを含む家具製造企業として創業した同社は、マレーシア証券取引所ACE市場上場後初となる中間財務報告書を発表した。2019年度第3四半期の収益は1,645万リンギット、第3四半期までの累積は4,415万リンギットを記録した 。

地域別では、第3四半期までの累積で中東地域が全体の60%を占める2,662万リンギット、次いでアジア太平洋地域が34.6%で1,529万リンギットあった。

これまで、同社の年間製造能力は33万7,016ユニットであったが、生産量増強のため、2019年5月に同社では製造できない家具の製造請負業者を任命した。契約期間は3年間で、2019年6月より製造が開始される。これにより、年間製造能力は38万6,174ユニットに拡大し、収益増加が予想される。

マレーシアのCWG、米中貿易戦争の影響は軽微〜文房具・事務用品業界動向〜

『CAMPAP』ブランドの文房具及び印刷材料を製造・販売するCWGホールディングスは、2019年度の収益が前年度比で3.7%減少となる1億156万リンギットを記録したと発表した。

収益減少の主因は主にアフリカ諸国によるもので、前年度から95.3%落ち込んだ。また、売り上げの21.6%を占めたマレーシア市場は、前年度から0.7%の減少であった。ただ、米中貿易戦争による世界経済が深刻な中、同社グループの海外市場は深刻な影響を受けず、欧州と米国の収益は前年度から増加している。

今後、同社グループはマーケティングチャンネルにモバイル技術を導入し、チームの非言語コミュニケーションを強化し、膨大で詳細なデータを評価するようにする。

マレーシアで文房具・事務用品業界牽引のAHB、収益が30%増

AHBは1965年にオフィスインテリア会社とし設立され、オフィスインテリア製品、オフィス家具、コンピューター家具を提供する。

同社は、2018年4月1日~2019年9月30日までの期間中のグループ収益が2,302万リンギットを記録し、2017年4月1日~2018年3月31日の期間から30.6%増加した。収益の70%はマレーシア市場からであり、25%はサウジアラビア市場となっている。

当期間中は国内外ともに厳しい経済環境であったが、同社は将来の成長に備えてマネジメントとIT、販売インフラへ投資したことで、全体の収益は増加した。ただ、中東市場においては原油価格下落と政情不安の影響を受け、当期間中の収益は17%減少している。

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2019年 マレーシアの文房具・事務用品(製造業)業界

前年度比9%減、マレーシアで文房具・事務用品業界大手のペリカン・インターナショナル

ペリカン・インターナショナルは大手事務用品メーカーで、幅広い種類の筆記用具、美術用・趣味用絵具、学校・オフィス用事務用品などを製造・販売する。

同社の2018年度の収益は、前年度から9%減少して11億2,399万リンギットであった。国別収益では、ドイツが全体の55.7%となる6億2,627万リンギット、その他欧州が2億4,936万リンギット、米国1億8,730万リンギットとなった。

また、同社は優れた商品構成とブランド力、販売チャンネルを有しているにも関わらず、世界市場の不確実性はグループにとって重要な課題となっている。しかし、同社はスリムで柔軟な事業構造であることから、困難な経済状況を乗り越え、新たな成長機会を見出すことができるとしている。

米国で大幅減収、マレーシアのアジアファイル〜文房具・事務用品業界動向〜

マレーシアでファイル及び文房具製品を製造・販売するアジアファイルは、1996年よりマレーシア証券取引所に上場しており、世界80ヵ国以上で事業を展開している。

同社グループの2018年度の収益は3億5,181万リンギットで、前年度から0.4%の微増であった。国別では、米国の収益が47%減少、ドイツが同8.4%減少したものの、英国での業績好調で緩和された。

2018年度はコスト上昇の影響を適切に管理したことから、コスト競争力で困難な年を乗り越えることができ、安定した収益と適切な利益率を達成できた。また、同グループは、デジタル化の普及を考慮した商品群の見直し、そして使い捨て食器製品の多様化へ着手している。

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マレーシア国内最大のブックフェスタ、今年も開催!〜文房具・事務用品業界動向〜

ブックフェスタ@マレーシアは2006年から続いているマレーシア最大の書籍イベントであり、ポピュラ社が星洲メディアと共催している。

イベントでは、オセアニアやヨーロッパ、北米だけでなく、アセアンおよびアジア太平洋地域の大手出版社や書籍、文房具の販売代理店を含む700社以上が参加している。また、開催初年度は32万人の来場者であったが、2018年度は68万人が来場している。

『確実に豊かに』をテーマとした今年のブックフェスタは16万平方フィートを使用し、2019年6月1日から9日までクアラルンプール・コンベンションセンターにて開催される。入場料は2.50リンギットで、18歳以下の学生と60歳以上の高齢者は無料となっている。

マレーシアのリコーとヘルプ大学が提携〜文房具・事務用品業界動向〜

2019年2月27日、リコーは、クアラルンプールで開催されたエンパワーリング・デジタル・ワークショップにおいて、小さなワークスペースで生産性を最大化するソリューションを発表した。

また、同イベントにおいてリコーはヘルプ大学と、企業コンテンツ管理とドキュメントワークフロー管理のプログラムで共同開発することを発表した。

主な目的は、新卒者に対してデジタルの基礎を形成するワークフローソリューションやワークフローアーキテクチャーにおける実践的な訓練を受けるためのプラットフォームを提供することである。

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2018年 マレーシアの文房具・事務用品(製造業)業界

為替リスクと戦う、マレーシア・ベナンの「Asia File Corporation」〜文房具・事務用品業界動向〜

1996年設立、ペナンにベースを置くオフィス用品メーカー。国内市場だけでなく、海外にも積極的に製品輸出を行っている。

昨年度の売上は350万リンギットにとどまり、前年比10.1%減であった。その要因としては、アメリカの顧客が米国製品に切り替えたこと、そしてリンギット安による影響が上げられている。国内・海外ともに全体的な消費者の購買意欲の低下もあるが、為替変動による減益が大きいようだ。

同社の武器は、安定した品質と製品の供給体制だ。2018年もコア商品の十分な在庫を保つ戦略を元に、為替変動によるリスクを避ける戦略で挑む。新政権が掲げる為替政策の効果にも期待がかかる。

昨年は増収・上場達成の実り多い年、マレーシアの「CAMPAP MARKETING」〜文房具・事務用品業界動向〜

1959年創設、マレーシア発の文具メーカー。国内ハイパーマーケットチェーンや巨大書店向けに流通ネットワークを確立。また、OEM・ODM・OBM製品を世界50ヶ国以上に輸出している。

2017年の収益は、前年比9.1%増の800万リンギット。既存市場の拡大と国際貿易見本市への積極的な参加が売上増に大きく貢献。同業他社が苦戦する中、同社は特に輸出の好調さを背景に収益を大きく伸ばしている。

同年、社名を CWG Holdings Berhad と変更し、組織改革を行なった。更に7月13日にブルサ・マレーシア(クアラルンプール証券取引所)に上場。関連会社との関係を強固なものとしており、2018年もグローバルな活動が期待できそうだ。

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マレーシアで地元民に愛される老舗大型書店「 MPH Bookstores Sdn Bhd」〜文房具・事務用品業界動向〜

1890年創業の老舗書店チェーンで、文房具も取り扱っている(マレーシアでは、日本のような文房具専門店の数は多くないが、書店を訪れれば文房具売り場がある)。古くから地元民に愛されており、社内5部門で幅広い分野の商品をカバーしている。

マレーシア国内に32店舗を構え、ショッピングセンターの数が増えている昨今の状況を考えると、今後も店舗数の増加が見込まれる。また、同社は印刷・出版業も手掛けている。

2018年5月には、先の選挙にて92歳という年齢で首相に返り咲いたマハティール首相にまつわる書籍のプロモーションを積極的に行なっている。

新業態にも果敢に挑む、マレーシアの「Popular Book Co」〜文房具・事務用品業界動向〜

1984年に設立、国内に93店舗を構える。海外にも展開しており、現在の進出国数は9ヶ国。

前スライドの MPH と比較されることが多い同社だが、F&Bの取り扱い有無が1つの違いとして挙げられる。マレーシアの店舗内ではスナックや飲料を販売、またシンガポールではライフスタイル提案型店舗としてカフェを併設するところもある。

毎年クアラルンプールで大規模なブックフェアを開催しており、国内外から多数の書籍、最新の文房具・ガジェット・IT製品を取り寄せて展示販売を行なっている。今年は6月開催予定だが、集客数は毎年増え続けており、展示規模を約14,800平方フィートに拡大する。

ASEAN最大級の文具イベント、マレーシアのKLで10年連続開催〜文房具・事務用品業界動向〜

今年で10回目となるマレーシアギフトフェアが、7月に開催される。このイベントは Malaysian Gifts & Premium Association (MGPA) が主催で行っている文房具やプリント製品の大規模な展示会。ASEAN地区最大規模を謳っており、国内外のバイヤーが参加。参加者は12,000人以上にのぼる。

MGPA は2009年設立。中小規模の文房具・印刷物製造および卸業者が所属しており、若干9年にして国際的な組織に成長。マレーシア外にも積極的なプロモーション活動を行っているため、輸出を模索する業者が数多く参加している。

まとめ:マレーシアの文房具・事務用品業界

為替相場の影響などにより多少不安定なところはみられるものの安定した品質を武器に今後世界にむけてどのように戦っていくのでしょうか?また組織改革によって海外進出を増やす企業もあり、今後のマレーシア文房具業界から目が離せないですね。

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