【国内生産で需要に応える】マレーシアのバイク業界

バイクタクシーが盛んに利用されているタイ、インドネシア、ベトナムと異なり、マレーシアではバイクタクシーは禁止されており、販売台数が少ない1つの要因となっています。

今回は、そんなマレーシアのバイク業界に焦点を当て、最新の業界情報をお届けしていきます!

読了時間の目安:5分

目次

マレーシアのバイク業界 業界地図はこちら!

2021年 マレーシアのバイク(製造業)業界

モデナスがマレーシア東海岸にサービスセンター開設〜バイク業界動向〜

DRB-HICOMと川崎重工が出資する二輪車製造・販売会社のMotosikal Dan Enjin Nasional(モデナス) は、国内のサービスセンターのネットワーク拡大として、東海岸地域に2つ目となるモデナスサービスプラスセンターを開設した。

モデナスとしては、37番目のセンターとなる。正規ディーラーであるDRZモータースポーツ社が運営し、トレンガヌ州の顧客ニーズに対応する。当該サービスセンターには、最新の診断ツールが完備されている。また、同社は年内に40センター体制とすることを目指している。

開設の式典には、科学技術イノベーション副大臣も出席し、バイクの無料点検サービス、モデナス製バイク試乗会などが行われた。

出典:https://modenas.my/v2/modenas-expands-its-service-plus-centres-to-the-east-coast/

マレーシアのDRB-HICOM、傘下のバイク事業の業績発表 〜バイク業界動向〜

マレーシアの複合企業のDRB-HICOMは、2019年度年次報告書において同社傘下にあるバイク関連事業の実績を発表した。

まず国内メーカーであるモデナスについては、2019年9月に2つの新モデルを投入したことが後押しとなり、販売台数1万7,385台を達成した。また、2019年4月に川崎重工の出資比率が30%に引き上げられたことで、日本の大手企業の専門知識を活用し、その地位を強化することを目指すとしている。

ホンリョン・ヤマハモーターの2019年度第3四半期累計収益は、目標を6.3%上回る結果となった。同年度に2つのスクーターモデルを投入したことで、市場シェアは50%に拡大している。さらに、今後の需要拡大に対応するため、同社は生産能力を2.2万台/月に拡大している。

出典:https://www.bursamalaysia.com/market_information/announcements/company_announcement/announcement_details?ann_id=3061441

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Next Bike、マレーシアでドゥカティ新モデルを発表〜バイク業界動向〜

ナザグループ子会社でドゥカティ正規販売代理店であるNext Bikeは、ストリートファイターV4(11万5,900リンギット)及びV4S(14万5,900リンギット)、スクランブラー1100PRO(7万5,900リンギット)、1100スポーツPRO(8万900リンギット)の販売開始を発表した。

同社オートモーティブグループのCEOは、素晴らしい新モデルを発表することで、マレーシアのバイクシーンにさらなる興奮をもたらすことができ、嬉しく思うと述べた。

新モデル販売を記念し、ドゥカティマレーシアは2020年11月1日から12月31日までの期間中、「ドゥカティデジタルフェスティバルキャンペーン」として、公式グッズ割引やデモバイクのクリアランスセール、低金利特別融資パッケージなどを提供する。

出典:http://www.naza.com.my/ducati-malaysia-launches-the-all-new-ducati-streetfighter-v4-scrambler-1100-pro-and-1100-sport-pro-models/

マレーシアのMForce、SYMの限定モデルを追加生産〜バイク業界動向〜

台湾の三陽工業が製造するバイクブランドSYMをマレーシアで取り扱うMForce Bikeホールディングスは、2020年5月に販売を開始したSYM VF3i 185限定モデル(9,338リンギット)が多くの注文を受けていることを発表した。

同社のアスリ・アハマッド部長は、これまで1,000台の注文を受けたとしている。また、同モデルの生産は5,000台に限定されていたが、マレーシア国内の顧客やディストリビューターからの反響を受け、2020年12月までに生産台数を10,000台に増やすことを決定した。

このモデルは、マレーシアで初めてアンチロック・ブレーキ・システムを搭載したアンダーボーンバイクであり、エンジンもアップグレードが施されている。

出典:https://sym.mforce.my/news/list/2020/PRESSRELEASEADDITIONAL5000UNITSSYMVF3i185LIMITEDEDITION/

マレーシアの文秀ホンダ、EURO4準拠のホンダウエーブ発表〜バイク業界動向〜

文秀ホンダは、EURO4に準拠した新しいホンダウエーブ125i(6,449リンギット)の発売を発表した。新モデルのエンジンは124.9ccで、PGM-Fi(電子制御燃料噴射装置)技術を採用することで、パワフルな性能と高い燃費性能を実現している。また、新しいデザインと3色のカラーバリエーションにより、ダイナミックな外観となっている。

ホンダウエーブ125iは長年に渡って、新規顧客から経験豊かな顧客まで多くのバイクユーザーを魅了してきた。新モデルは、既に確立されている価値をさらに高め、より良いライディングを提供するものとなっている。

また、同モデルは18リットルの大容量ユーティリティボックスを内蔵しており、5.4リットルの燃料タンクが搭載されている。

出典:https://www.boonsiewhonda.com.my/english/news/2021/wave125i.html

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2020年 マレーシアのバイク(製造業)業界

マレーシア・クランバレーでGrabBikeの試験運用開始!〜バイク業界動向〜

配車アプリを運営するグラブは、インドネシア、ベトナム、タイでの成功を受け、安全性に重点を置いたオンデマンドバイクサービス『GrabBike』の試験運用をクランバレーで開始したことを発表した。

試験運用は2020年1月3日から6ヶ月間で、クランバレー内の一部の地域で実施され、実現可能性と文化的な適合性が評価される。GrabBikeのドライバーには安全教育と実技評価の受講が義務付けられる。また、すべてのGrabBikeに同乗者用のヘルメットとドライバー用の反射ジャケットが装備されている。

同社は、GrabBikeやGrabFood、GrabExpress、GrabMartといったプラットフォームの安全基準を高めるための新たな取り組みやモジュールの開発、更に総合的なトレーニング教材の開発を目指している。

出典:https://www.grab.com/my/press/social-impact-safety/grabbike-pilots-in-malaysia/

マレーシアのMフォース、スクーター2モデルをローンチ〜バイク業界動向〜

台湾のバイクメーカー三陽の正規代理店であるMフォースは、現地組立モデルのスクーターとして、JET14 200ccとMIO 110ccの2モデルを発表した。両モデルとも、2年間もしくは2万キロの走行距離での保証が提供される。

まず、JET14 200ccは前モデルのJET14 125からアップグレードしたスクーターとなり、ABSブレーキシステムを採用することで、走行時の安全性を高めた。さらに、排出ガス基準EURO 4に準拠した燃料噴射エンジンを搭載した。

次に、SYM MIO 110モデルは、SYM MIO 100モデルの後継モデルとなり、マレーシア道路交通局が定めるEURO3規格に準拠した110ccエンジンを搭載した。また、デジタルLEDスクリーンディスプレイとシート下に大きな収納スペースを持つ。

出典:https://www.sym.net.my/news/list/2019/20190921LaunchingPressReleaseJET14200/

https://www.sym.net.my/news/list/2019/20190921LaunchingPressReleaseMIO110/

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マレーシアのホンリョン・ヤマハが限定モデルをローンチ〜バイク業界動向〜

1979年にホンリョン・インダストリーとヤマハ発動機が合弁で設立したホンリョン・ヤマハ・モーター(HLYM)は、マレーシア初となるMotoGPチームのペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム(SRT)を記念し、ペトロナス・ヤマハSRTのカラーリングを施したGP限定モデルとなる『ヤマハ・レジェンダ115Z』を発売する。

同モデルは、MotoGP2019で活躍したフランコ・モルビデッリ選手とファビオ・クアルタラロ選手が乗っていたペトロナス・ヤマハSRT YZR-M1マシーンをイメージしたデザインとなっている。

また、レジェンダ115Z GPエディション購入者には、専用の所有証明書が発行される。本モデルは、2019年12月中旬以降から、ヤマハ正規ディーラーにて5,580リンギットで販売される。

出典:https://www.yamaha-motor.com.my/lagenda-gp-limited-edition/

マレーシアでバイク業界大手のモデナスがサービスパッケージを提供

川崎重工とマレーシアのDRBハイコムが共同運営する二輪車製造・販売会社のモデナスは、2020年5月18日から2020年7月31日までの期間中、スペアパーツや工賃などの割引を提供するモデナスPrihatinサービスパッケージを発表した。

ロスラン最高経営責任者は「活動制限令下においてハリラヤ期間中も帰省のために州をまたいだ移動はできないが、バイクのメンテナンスが不要なわけではない。最適な状態でバイクを維持したい顧客に大きな価値を提供する」とした。

特典の一つとして、オイルフィルター、エンジンオイル、ブレーキパッド、スパークプラグなどのスペアパーツが最大20%割引となる。さらに、特定車種で16点点検やECUスキャンなどのサービスを無料で提供する。

出典:https://modenas.my/2020/05/18/modenas-offers-service-specials-for-customers-this-coming-raya/

マレーシアの文秀ホンダが新しいカブをローンチ〜バイク業界動向〜

ホンダのマレーシアにおける二輪車の生産・販売会社である文秀ホンダは、新しいストライプデザインに加え、モダンなスタイリングを採用した新型ホンダ・ウェイブ・アルファを正式に発表した。

同車種は、フロントシグナルハウジングをボディカバーと一体化させた新しいフロントカバーデザインを採用し、エアロダイナミクスとスタイリングを向上させた。また、後席乗員の快適性を向上させるため、リアハンドルグリップをゴムで覆った。

110ccエンジンを搭載するカブセグメントとしては手頃な価格となっており、シート下に充実した収納スペース、3.7リットルの燃料タンク、電動スターターとキックスターターの両方を装備する。価格は4,339~4,589リンギット。

出典:https://www.boonsiewhonda.com.my/english/news-2019-dec-5.html

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2019年 マレーシアのバイク(製造業)業界

マレーシアで熟練技術者の育成へ!バイク業界大手、ヤマハの実習プログラムとは?

2018年10月22日、ホンリョン・ヤマハは、新しいイニシアチブとして技術者見習いプログラム(TAP)の開始を発表した。同社の他に、INPENSインターナショナル大学、マレーシア・オートバイ&スクーター・ディーラー協会との共同作業により、各訓練機関のスキル・ギャップを埋めることが目的となっている。

TAPを通じて、同社はヤマハ正規販売店向けにシームレスなアフターサービスを顧客に提供するだけでなく、熟練した技術者集団を育成することを目指している。

実習プログラムは6ヶ月間で、SKMレベル2を修了したINPENSの学生が対象。プログラム修了後は同社から証明書が授与され、全国のヤマハ正規代理店での雇用機会を得る。

シェア30%を達成!マレーシアでバイク業界大手の文秀ホンダ

文秀ホンダの安田最高経営責任者は、2018年に同社が156,000台の販売を記録したことを発表した。これは2017年の121,000台から28.7%の増加であり、市場シェアも26%から30%に拡大した。地域別では、中央地区が全体の35.4%となる55,263台であり、北部地域が同26.2%(40,903台)であった。また、RS150RとWave Alphaモデルが大きく貢献した。

同社は2018年に12の新型モデルと3つのモデルをアップグレードすることで、ラインナップを強化した。また、ホンダBigWingとホンダImpian Xショールームをローンチしている。

2019年の重要戦略として、ブランド強化とディーラーネットワークの改善、アフターセールス強化、安全性拡大、現地ライダーとモータースポーツ開発を挙げている。

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渋滞中の移動を快適に!マレーシアでバイク業界大手のベスパが新モデル発表

マレーシアのベスパ正規代理店であるナザ・プレミラは、Vespa Primavera 150 MY’18、Vespa Sprint 150 MY’18、Vespa GTS 300スーパースポーツの販売を開始した。

ナザ・ホールディングスのサムソン・アナンド・ジョージ最高経営責任者は、新しいベスパはスタイル、快適性、安全性、頑丈さを念頭に置いて完璧に仕上げられており、マレーシアの渋滞中の移動を快適にするとしている。

同社は2010年よりベスパブランドの正規フランチャイズホルダーに任命されており、国内に30のディーラーネットワークを持ち、11,000人以上にスタイリッシュなスクーターを販売してきた。2018年はすでに販売目標であった1,125台の70%近くを達成してしており、新モデルで目標を達成できると確信している。

Huatモータース、SYM販売店をマレーシアのセガマットに開業〜バイク業界動向〜

2019年1月20日、台湾のバイクメーカー、SYMの正規代理店であるHuatモータースは、SYM専門オートバイショップをジョホール州セガマットに開業したと発表した。開業の式典には、マレーシア・オートバイ&スクーター・ディーラー協会会長、Huatモータース社長及び役員、MForceバイク・ホールディングス社長などが出席した。

新しい店舗は『Mforceスマートショップ・アウトレット』の名前で、展示ギャラリーやセールス・センター、サービス・センター、オリジナルのアクセサリーやスペアパーツを販売するワンストップ・センターとなっている。

新店舗により、セガマット周辺地域のSYMの顧客は正規部品の購入や修理、保証サービスを効率的に享受することが可能となる。

まとめ:マレーシアのバイク業界

マレーシアにおける二輪車販売台数及び生産台数は例年40~45万台で安定推移しています。国内需要については、ほぼ国内生産分で賄っており、輸出は非常に少ない模様。各社の今後の動きに目が離せません。

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