タイの保育園業界は、急速な都市化や共働き家庭の増加を背景に市場規模が拡大し、多国籍・日系・ローカルの主要企業がしのぎを削っています。
最新の市場動向や注目の主要企業を徹底解説し、タイでのビジネス拡大を目指す日本企業の経営戦略に役立つ情報をお届けします。今回は、ローカル・日系・外資合わせて16園を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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タイの主要保育企業3選〜ローカル編〜
Roong Aroon School (ルーン・アルン・スクール)
Roong Aroon School(ルンアローン校)は、タイのバンコク郊外バンクンティエン地区に位置する非営利の仏教系私立学校であり、1997年に設立された。保育園(3~6歳)、初等部(1~6学年)、中等部(7~12学年)の3部門で構成され、タイ人児童・生徒を主な対象として受け入れている。
保育園・幼稚園では、基礎的・実践的な学習やコミュニケーションによる学びを重視し、成長段階に応じた体験型教育を提供している。初等部では、仏教の哲学に基づくマインドフルネスや内観、省察を教育の中心に据え、テーマ学習を通じて多角的な知識の統合を目指す。たとえば、5年生は「米は命」プロジェクトで、実際に田植えや収穫を体験しながら、教科横断的に学びを深める。
同校の教育の特徴は、教師と児童・生徒がともに瞑想やマインドフルネスを行うことだ。これにより、自己認識や内省、思いやりの心を育み、ストレス低減や感情コントロールにも寄与している。近年はグローバルな教育現場でもマインドフルネス教育の有効性が注目されており、Roong Aroon校はその先駆的な取り組みを実践している。
バンコクにありながら、20エーカー(約8万平方メートル)の広大な敷地に豊かな自然と共存するキャンパスを構え、ガチョウなどの動物も生息する。児童・生徒は自然や生き物とのふれあいを通じて、実体験に基づいた活発な学びを実現している。
校舎デザインは高く評価されており、チュラロンコン大学建築学科同窓会から賞を受賞している。また、英語を第二言語とする生徒向けにインターナショナルスクール(Roong Aroon International School)も併設し、国際バカロレア(IB)プログラムやオーストラリア・カリキュラムを導入し、グローバルな学びの機会も提供している。
出典:https://www.roong-aroon.ac.th/
Vanessa Sukhumvit School (ヴァネッサ・スクンビット・スクール)
Vanessa Sukhumvit Schoolは、バンコクのスクンビット地区に位置するローカル系の保育園・幼稚園である。アメリカのカリキュラムに基づき、2歳から6歳までの子どもたちに英語で教育を提供している。英語は経験豊富なネイティブスピーカーとフィリピン人の教師が担当し、語学教育の質が高いことが特徴だ。さらに、日本語、中国語、ドイツ語、フランス語など多様な言語に触れる機会も設けており、グローバルな視点を持った幼児教育を実践している。
規模の大きいインターナショナルスクールと比較して、Vanessa Sukhumvit Schoolは教職員と児童、保護者との距離が近く、密なコミュニケーションを通じて子どもの成長を丁寧にサポートしている。2025年現在も、バンコクの英語教育市場では少人数制によるきめ細かな指導が評価されており、特に幼児期の言語習得や多文化体験を重視する保護者から高い支持を得ている。
保育時間は平日の7時30分から14時45分までだが、希望者には17時までの課外活動も対応している。課外活動は別途1日500バーツの追加料金がかかる。入園料は5万バーツ、保育料は月額23,300バーツ程度となっており、バンコク市内のインターナショナルスクールと比較して比較的リーズナブルな価格設定である。
出典:https://vanessa.ac.th/
Christian Care Foundation for Children with Disabilities (クリスチャン・ケア・ファンデーション・フォー・チルドレン・ウィズ・ディスアビリティズ)
Christian Care Foundation for Children with Disabilities(CCD)は、1986年にイギリスのチャリティー団体CORDによって設立された非営利の障がい児支援団体である。バンコク北部のノンタブリ県パークレットを拠点に、性別、国籍、信条、宗教に関係なく、障がいを持った孤児やその家族に対して幅広いサポートを提供している。
タイでは、障がいに対する偏見や文化的背景から、障がい児が病院や村、道路などに置き去りにされるケースが未だ多く見られる。CCDはこうした孤児たちの生活支援だけでなく、家族や地域コミュニティへの働きかけを通じて、子どもが捨てられることを未然に防ぐための活動も積極的に行っている。たとえば、ノンタブリ県やナコンパトム県、パトゥムタニ県、チャイナート県など4都県で、デイケアセンターや地域リハビリテーションプログラムを展開し、障がい児やその家族への直接的支援や親支援ネットワークの構築に取り組んでいる。
CCDには2025年現在も、50人を超えるタイ人スタッフと10人程度の国際ボランティアが在籍しており、計400人以上の孤児やその家族のケアに携わっている。施設にはRainbow Houseと呼ばれる居住型リハビリテーションセンターや、独立生活を目指す若者のためのグループホームも運営されている。また、障がい児の社会復帰や自立を支援するため、物理療法や個別教育プログラム、地域社会との連携強化も積極的に進めている。
CCDは、タイ国内だけでなく近隣諸国(ラオス、カンボジア、ベトナム)の障がい児支援団体への研修やネットワーク構築にも貢献しており、障がい児が社会に受け入れられ、自立した生活を送るための基盤づくりを担っている。
出典:https://en.ccd-thailand.org/about-us
タイの主要保育企業5選〜日系編〜
オイスカ日本語幼稚園
オイスカ日本語幼稚園は、東京に本部を置く国際NGO「オイスカ・インターナショナル」を母体として、2008年にバンコクで開園し、2009年にはシラチャにも展開した幼児教育施設である。主にタイ在住の日本人家庭の2歳から6歳(年長児)までの子どもを対象に、日本人教諭による日本語での幼児教育を実施している。
バンコク園はスクンビット71地区(プラカノン36)に位置し、日本人教諭8名とタイ人保育助手6名、シラチャ園には日本人教諭4名とタイ人保育助手7名が在籍している。通園は原則として保護者の責任だが、幼稚園バス利用も可能であり、バンコク市内のアクセス向上に寄与している。
保育時間は平日8時30分から15時までで、日本の幼稚園より長いのが特徴だ。入園料は20,000バーツ、年少から年長児の週5回利用の場合は月額保育料が18,000バーツとなっている。2歳児や週2・3回利用の場合も柔軟な料金設定が用意されている。インター部も併設されており、国際的な教育ニーズにも応えている。
オイスカ・インターナショナルは、アジア・太平洋地域を中心に農村開発や環境保全活動を展開する国際NGOで、香港、上海、マニラなどアジア各地に7か所以上の幼稚園を展開している。オイスカ日本語幼稚園は、日本の伝統行事や文化体験、外遊びや畑での食育、英語教室なども取り入れ、子どもの心身の発達と国際感覚の育成を目指す。また、2025年現在も現地の教育団体や大学と連携し、教員養成や環境教育にも力を入れている。
出典:http://www.oisca-youchien.com/
キディ幼稚園
キディ幼稚園(KIDDY幼稚園)は、1999年にバンコクで開園した日系の幼稚園である。スクンビット地区のソイ34に位置し、日本人の子どもを主な対象に、友だちや先生と過ごす中で思いやりを育むことを目的とした保育を実践している。2025年現在、1歳から3歳までのナーサリークラス、3歳から6歳までの年少~年長クラスがあり、約150人の子どもたちが在籍している。
年中・年長クラスには英語の授業も行うバイリンガルクラスが設置されており、週3日はフィリピン人の先生、週2日は日本人の先生が担当する。年少クラスでも毎日英語の授業があり、英語やタイ語、日本語に自然に触れる環境が整っている。スクンビット地区の家庭であれば幼稚園バスの利用が可能で、送迎エリアはソイ16~36、23~63まで対応している。
昼食はお弁当持参か、園で調理した給食を選択できる。給食はスパゲティやカレー、チキンライス、親子丼、うどんなど、子どもが食べやすい献立が用意されている。
保育時間は平日8時から14時20分までだが、延長保育を利用すれば18時まで預かりが可能となっている。入園料は年齢によって異なり、15,000バーツから24,000バーツ(2024年度実績)、月々の保育料はクラスにより11,500バーツから17,000バーツが目安となっている。給食費は月1,500~2,500バーツ、バス代は片道2,600バーツ、往復4,000バーツが標準である。
出典:https://bangkok-kiddy-yochien.amebaownd.com/
ABC幼稚園
ABC幼稚園は、バンコクのエカマイソイ12やプラカノンソイ31周辺に位置する日系の幼稚園である。日本語と英語の両方に対応し、タイ人、日本人、その他外国人の1歳6か月から6歳までの子どもが対象だ。園児の多くは日タイハーフで、卒園後はタイの小学校、日本人学校、インター校など多様な進路に対応できるように、入学試験対策にも力を入れている。
ABC幼稚園の特徴は、集団生活を通じて自立心や自信を育み、創造的な思考力を伸ばす教育方針にある。園内では日本語クラスと英語クラスが設けられており、毎週水曜日はオールイングリッシュデイとして英語に触れる機会が用意されている。また、英語クラス(チェリーブロッサム)はフィリピン人の先生が週5日担当し、インター校進学を見据えた教育も行われる。
保育時間は平日8時から16時までが基本で、延長保育を利用すれば18時まで預かってもらえる。送迎バスも利用可能で、共働き家庭にも好評だ。園庭には遊具や木陰が多く、外遊びや水遊びも積極的に取り入れられている。昼食は園で用意され、アレルギー対応も相談可能。感染症予防のため、エアコンをつけずに換気や扇風機で過ごす工夫もなされている。
入園料は12,000バーツではなく、2024年9月時点の公式情報によると15,000バーツとなっている。月々の保育料は、16時までの場合は6,500バーツ、18時までの場合は7,200バーツが最新の標準的な設定だ。バス代や教材費、行事費などが別途必要となるが、日系幼稚園の中では非常にリーズナブルな価格である。
出典:https://sites.google.com/site/abcyochien/
Seeh Phinong International Kindergarten
Seeh Phinong International Kindergarten(SP幼稚園)は、1992年にバンコクのスクンビット49(旧トンロー17)に設立された日系の幼稚園である。2024年には土地縮小に伴い、「SP International Preschool」として新たな形態で運営を再開し、Ministry of Social Development and Human Securityの認可を受けて活動を続けている。
SP幼稚園は、日本人の1歳半(最々年少)から6歳(年長)までの子どもを対象に、日本人としてのアイデンティティーを持った国際人を育てることを目的とした保育を実践している。日本語の基礎を重視しつつ、毎日英語学習の時間を設け、年少児以上には専任教師によるESL(英語)保育も導入されている。これにより、子どもたちは日常生活の中で英語に自然に親しみながら、グローバルな素養を身につけることができる。
昼食は園で調理した給食が基本で、教材費や給食費は保育料に含まれている。園バスはスクンビット地区の該当範囲内であれば、園児の住むマンションまで送迎を行い、通園の利便性も高い。
保育時間は平日9時から14時20分までで、希望者には15時30分までの課外保育も対応している。かつてはタイ人部やインター部も併設されていたが、タイ人部は2017年3月に、インター部は2021年12月に閉園した。
2025年度の入園料は30,000バーツ(設備費12,500バーツなど別途)、保育料は学年によって異なり、最々年少・最年少は月額換算で19,000バーツ、年少~年長は22,500バーツ(年間保育料270,000バーツを月額換算)となる。バス代は年間49,400バーツで、兄弟姉妹割引もある。なお、過去の情報として入園料28,500バーツや月額18,000~19,850バーツの記載もあるが、2025年現在は上記の金額が最新である。
出典: http://www.spn.ac.th/japanese.html
Melodies International Kindergarten and Nursery(メロディー幼稚園)
Melodies International Kindergarten and Nursery(メロディー国際幼稚園・ナーサリー)は、バンコクで1981年に設立された日系の幼稚園・ナーサリーであり、タイ国内でも歴史と規模ともにトップクラスの教育機関である。これまでにメロディーから世界へと巣立った子どもたちは4,000人以上にのぼる。
メロディー幼稚園は「明るく、強く、考える子」を教育理念に掲げ、日本人保育士による幼稚園教育要領および保育所指針に基づく日本式保育を軸に、インター部(すべて英語保育)と日本人部(日本語中心保育)を併設している。ナーサリー(1歳半~2歳児)から入園可能で、最々年少は週3日保育も選択できる。2025年度からは「エンリッチメント教育(Enrichment Education)」も導入し、子どもたちの興味や個性を育む多様な体験を取り入れている。
保育時間は、月・水・金が9:00~14:15、火・木は9:00~11:40(最々年少は基本午前保育、午後教室を取れば14:15まで)となっている。園内は広い園庭と充実した施設を備え、給食は日本人の栄養士が献立を考え、園内で調理される。アレルギー対応も徹底され、バス送迎やGPSによるバス追跡、LINEやGoogleフォームでの園児の様子共有など、保護者へのサポートも手厚い。
課外授業やイベントも豊富で、サッカーやチアダンス、日本語やクッキング、リトミックなど多彩な活動が用意されている。インター部では英語のみで過ごし、先生の質も高く、少人数制できめ細かな指導が行われている。日本人部でもインター部の英語教師による英語活動が取り入れられ、日本文化や行事にも合同で参加するため、英語力と日本文化の両方をバランスよく身につけることができる。
出典:https://melodieskinder.com/
タイさくらキッズ
タイさくらキッズは、2024年10月にバンコク・エカマイ地区の閑静な住宅街(Soi Pridi Banomyong 25, Phra Khanong Nua)に開園した、日本人夫婦による小規模・アットホームなこども園である。インドとタイでの駐在経験を持つ園長夫妻が、実家の認定こども園のノウハウを活かし、「こんな園があったら」という理想を形にした運営が特徴だ。
対象年齢は1歳半から6歳までで、クラスは最々年少・最年少(1歳半~3歳)、年少・年中・年長に分かれている。初期は異年齢で過ごし、人数が増えれば活動ごとにチーム分けを行う。保育時間は8時から16時または17時までと長く、共働きやワーキングマザーにも好評である。
保育理念は「幸せに生きる力」の育成で、健康にこだわった給食(小麦粉・白砂糖不使用、良質な食材使用)、基礎感覚を刺激する運動遊び、自己肯定感や他者理解を重視したプログラムが柱となっている。毎日のスケジュールには朝のおやつ(ボーンブロススープ)、石井式漢字教育、コーディネーション運動、自己表現ワークショップなどが組み込まれている。
給食は栄養士監修で、園内で調理される。アレルギー対応や兄弟割引、転園割引、開園記念プロモーションなど柔軟なサービスがある。送迎バスも利用可能で、保護者の負担が少なく、行事も親の手間が最小限となるよう配慮されている。
保育料は、最年少・最々年少(週3日・16時降園)で14,500バーツ、週5日・16時降園で18,000バーツ、年少~年長は23,000バーツ(16時降園)。17時降園ではそれぞれ1,000バーツ増しとなる。入園料は最年少・最々年少が10,000バーツ、年少~年長が25,000バーツ。施設・教材費、保険料、園服代は別途必要。
出典:https://www.bangkok-pukuko.com/entry/thaisakurakids
タイの主要保育企業8選〜外資系編〜
The American School of Bangkok (アメリカン・スクール・オブ・バンコク)
The American School of Bangkok(アメリカンスクールオブバンコク)は、1983年に設立されたアメリカ系のインターナショナルスクールで、バンコク市内(スクンビット49/3)とバンコク東郊サムットプラカーン(グリーンバレー校)の2拠点を展開している。現在はXCL Educationグループ傘下となり、正式名称は「XCL American School of Bangkok」となっている。
同校は保育園・幼稚園児から高校生までを対象に、アメリカのカリキュラムに基づいた質の高い教育を実践している。生徒数は約500~800人規模で、タイ人・日本人・韓国人・アメリカ人・カナダ人など約40か国以上の国籍を持つ多様なコミュニティを形成している。卒業生はハーバード大学やカリフォルニア大学など、世界の名門大学への進学実績があり、グローバルリーダーの育成を目指している。
保育園・幼稚園では2歳から6歳の子どもを対象に、幼児教育を専門とする教諭が基礎的な能力習得をサポート。送迎バスや給食も用意されており、共働きやワーキングマザーの家庭にも配慮したサービスが特徴である。
学費については、入園料(登録料)は第1子で15万バーツ、第2子以降は割引がある。保育料(授業料)は学年によって異なり、2025年度の年間学費はプレキンダーで約45万バーツ、キンダーガーテンで約51万バーツ、小学校で約65万バーツとなっており、これを月額換算すると約3万~5万バーツ超となる。なお、ユーザー記載の「月30,000バーツから35,000バーツ」という情報は、実際の年間学費を月割りした場合の水準よりもやや低めで、最新の公式情報ではプレキンダー・キンダーガーテンで月額換算約3万~4万バーツ、小学校以上ではさらに高くなる点に注意が必要である。
出典:https://www.asb.ac.th/
International School Bangkok (インターナショナル・スクール・バンコク)
International School Bangkok(ISB)は、1951年にバンコクのアメリカ大使館敷地内で設立されたタイ初のアメリカ系インターナショナルスクールである。現在はバンコク北郊ノンタブリ県ニチャダ・タニ地区に広大なキャンパスを構え、保育園・幼稚園児から高校生までを対象に、国際バカロレア(IB)やアメリカ式カリキュラムに基づく国際レベルの教育を提供している。
全校生徒は約1,700~1,850人で、タイ人・アメリカ人を筆頭に、日本・中国・韓国・イギリスなど約60か国の国籍を持つ子どもたちが学んでいる。教師陣は20か国以上から集まる220名の優秀なスタッフで構成され、多くの教員が修士号や博士号を取得している。少人数クラス制により、児童一人ひとりに目が行き届く教育環境が整っている。
キャンパスはバンコク中心部から車で約50分の場所に位置し、50km圏内の児童・生徒を対象に送迎バスも運行している。スクールバスは4歳以上の児童が利用可能で、安全対策も徹底されている。
保育・授業時間は平日7時40分から14時20分までが基本となるが、学年や課外活動によって異なる場合もある。2025年度の入園料(登録料)は26万バーツ、保育料(授業料)は学年によって月額46,500バーツから71,600バーツ程度が目安となっている。ただし、実際の年間学費や月額換算は公式サイトや最新資料で確認が必要で、学年や選択コースによって変動する。
ISBはアメリカの認定機関WASC(Western Association of Schools and Colleges)による認証校であり、タイのインターナショナルスクール協会ISAT本部も置かれるなど、教育の質と信頼性が高い。また、英語力に不安のある生徒へのサポートや、日本人保護者会、日本人スタッフによる母国語学習なども充実している。
ISBは、国際バカロレア(IB)プログラムやAP(Advanced Placement)コースを導入し、世界中の名門大学進学を目指す生徒を多数輩出している。施設や設備も充実しており、自然豊かな環境と最新の教育環境が調和した、タイを代表する名門インターナショナルスクールである。
出典: https://www.isb.ac.th/
St. Andrews International School (セント・アンドリュース・インターナショナル・スクール)
St. Andrews International School(セント・アンドリュース・インターナショナルスクール)は、1997年に設立されたイギリス系のインターナショナルスクールで、イギリスの教育管理組織Cognitaグループが運営している。バンコク市内に3キャンパス(サトーン、スクンビット107、バンコク・メイン)、東部ラヨーン県のイースタンシーボードに1キャンパス(グリーンバレー校)を展開し、2歳の保育園児から高校生までを対象とした教育を提供している。
同校はイギリスの国内カリキュラム(English National Curriculum)と国際バカロレア(IB)を融合した革新的なカリキュラムを特徴とし、幼児期から英語力や多文化共生、国際感覚を育む教育を実践している。通園は原則保護者の責任だが、各キャンパスで送迎バスサービスも利用可能となっている。
昼食はカフェテリアでビュッフェ形式の多国籍料理が提供され、弁当持参も認められている。グリーンバレー校では、シェフによる健康的なメニューが毎日提供されている。
保育時間はキャンパスや年齢によって異なるが、保育園部(Nursery)は平日8時から12時、幼稚園部(Kindergarten)は8時から14時30分までが一般的である。授業料や入園料はキャンパスや年齢、利用日数によって異なるが、バンコク・メインキャンパスの2025年度の入園料(Enrolment Fee)は12万バーツ(サトーンキャンパスも同額)、年間授業料は幼児部で約60万~64万バーツ(月額換算で約5万バーツ強)、サトーンキャンパスの幼児部(週5日・フルデイ)は年間約64万バーツ(月額換算で約5万3千バーツ)が目安となっている。ユーザー記載の「月42,000バーツから46,000バーツ」という情報は、公式な月額換算よりもやや低めであり、最新の公式情報では幼児部の月額授業料は5万円台となる点に注意が必要だ。
St. Andrews International Schoolは、世界的な教育機関との連携(ジュリアード音楽院、MIT)や、国際バカロレア(IB)プログラム、多様な課外活動を通じて、グローバル人材の育成を目指している。
出典: https://www.standrews-schools.com/
St. Stephen’s International School (セント・スティーブン・インターナショナル・スクール)
St. Stephen’s International School(セント・ステファンズ・インターナショナルスクール)はイギリス系のインターナショナルスクールであり、バンコク(バンナー区ヴィパワディ・ランシット通り沿い)とカオヤイ(ナコーンナヨック県パクチョン)の2拠点を展開している。
同校は2歳の保育園・幼稚園児から高校生までを対象に、イギリスのEarly Years Foundation Stage(EYFS)、International Primary Curriculum(IPC)、International Middle Years Curriculum(IMYC)、IGCSE、Aレベルといった国際的なカリキュラムに基づく教育を提供している。保育園・幼稚園部では2歳から5歳の子どもにEYFSを導入し、国際的な学びを求める児童に適した環境を整えている。
卒業生にはオックスフォード大学など世界的に有名な大学へ進学した実績があり、グローバルな進学サポートが強みである。また、バンコク園とカオヤイ園の間で遠足やスポーツ・音楽コンテストなど交流イベントが盛んに行われており、2拠点の連携が特徴となっている。
バンコク園はヴィパワディ・ランシット通り沿いのコンパクトなキャンパスで、家族的な温かさと少人数制の指導が魅力である。カオヤイ園は広大な自然に囲まれた環境で、スポーツやアウトドア活動が充実している。
入園料はバンコク園の場合、保育園~小学6年生で12万バーツ(2024/25年度、Enrolment Fee)。保育料(授業料)は学年によって異なり、2024/25年度の年間学費は保育園部(Pre-KG/FS1)が約36万7千バーツ(月額換算で約30,583バーツ)、幼稚園部(KG1/FS2)が約43万9千バーツ(月額換算で約36,583バーツ)となっており、ユーザー記載の「保育園部が月28,500バーツ程度、幼稚園部は月34,000バーツ程度」という情報とやや乖離がある点に注意が必要である。実際の月額換算は公式発表に基づくと保育園部で約30,500バーツ以上、幼稚園部で約36,500バーツ以上が目安となる。
2025年にはバンコク園で新しいキャンパスの開設が予定されており、今後のさらなる施設拡充も注目される。
出典: https://www.sis.edu/
Singapore International School of Bangkok (シンガポール・インターナショナル・スクール・オブ・バンコク)
Singapore International School of Bangkok(SISB、シンガポール国際学校バンコク校)は、2001年に設立されたシンガポール系のインターナショナルスクールで、タイ初のシンガポールカリキュラム導入校である。現在はバンコク市内に2キャンパス(エカマイ、プラチャウティット)、バンコク東郊スワンナプーム(Bangplee)、北部チェンマイ、さらにトンブリ、他にも拡大し6キャンパスを展開している。
同校は2歳の保育園・幼稚園児から高校生までを受け入れ、シンガポール・イギリス・国際バカロレア(IB)のカリキュラムを融合した教育を提供している。国際的な学習到達度調査(PISA)で数学と科学が世界トップレベルと評価されるシンガポールカリキュラムを基盤に、英語・タイ語・中国語の3言語教育に力を入れている。また、問題解決力や批判的思考力、グローバル市民としての素養を育むホリスティック教育を実践している。
保育園部(Nursery 1-2)は2~3歳、幼稚園部(Kindergarten 1-2)は4~5歳が対象で、保育時間は保育園部が8:00~14:00、幼稚園部が7:30~14:30となる。2024/25年度の公式情報によると、入園料(Enrolment Fee)は22万バーツではなく、22万バーツがプラチャウティットやエカマイ等のキャンパスで標準となっている場合もあるが、公式には「Enrolment Fee 220,000バーツ」と明記されている。保育料(授業料)は、保育園部(Nursery 1-2)が年間388,800バーツ(月額換算で約32,400バーツ)、幼稚園部(Kindergarten 1-2)が年間415,800バーツ(月額換算で約34,650バーツ)となっており、ユーザー記載の「保育園部が月26,500バーツ程度、幼稚園部は月28,500バーツ程度」という情報とやや乖離がある。
SISBはバンコクをはじめタイ各地で高い評価を得ており、5,000人以上の生徒と600人の教員を擁する大規模なインターナショナルスクールグループである。施設も充実し、国際標準のプールや多目的ホール、広いグラウンド、寮(ボーディング)も完備している。
出典: https://www.sisb.ac.th/sisb
Raintree International School (レインツリー・インターナショナル・スクール)
Raintree International School(レインツリー・インターナショナルスクール)は、バンコク市内にSathorn(サトーン)とSukhumvit(スクンビット)の2キャンパスを展開するイギリス・中国系のインターナショナルスクールである。2025年4月現在、両キャンパスとも1歳半から6歳までの保育園・幼稚園児を対象に、イギリスのEarly Years Foundation Stage(EYFS)カリキュラムとレッジョ・エミリア教育法を融合したプログラムを提供している。
同校は創造性とコミュニケーション能力の育成を重視し、子ども一人ひとりの個性や興味を尊重しながら、主体的な学びと協働的な体験を促進する環境を整えている。少人数クラス制により、教員がきめ細かく子どもの成長をサポートし、自然やアート、多様なアクティビティを通じて好奇心や探究心を育てる工夫がなされている。
保育時間は年齢によって異なり、1歳半から2歳対象の保育園部は平日9時15分から12時15分、2歳から3歳は9時から12時45分、3歳から6歳対象の幼稚園部は8時40分から13時45分までが基本となっている。課外活動は曜日によって異なるが、16時45分までの延長保育も実施している。
保育料は週の利用回数やコースによって異なり、週3回の場合は月23,500バーツ程度、週5回の場合は月33,750バーツ程度からとなっている。
Raintree International Schoolは、多様な国籍の子どもが集まる国際的な環境と、自然に囲まれた広い園庭、アートや音楽、運動、言語(英語・中国語・タイ語)など多彩なプログラムが特徴で、バンコクの幼児教育市場で高い評価を得ている。バンコクのインターナショナルスクール進学を目指す家庭からも人気が高い。
出典: https://raintreethailand.com/
Kensington International Kindergarten (ケンジントン・インターナショナル・キンダーガーテン)
Kensington International Kindergartenは、バンコク・ラーチャプルーク通り近くに位置するイギリス系のインターナショナルスクールである。2歳から6歳の保育園・幼稚園児を対象に、イギリスのEarly Years Foundation Stage(EYFS)および英国ナショナルカリキュラムに基づいた教育を提供している。園内は緑豊かな自然と一体化した特徴的なデザインが施されており、子どもたちが安全かつ効果的に成長できる環境が整っている。
EYFSカリキュラムは、遊びを中心とした学びを通じて子どもたちの好奇心や創造性、社会性、基礎学力の育成を重視している。教師とスタッフは専門的なトレーニングを受け、一人ひとりの発達段階や個性に合わせた丁寧な指導を行っている。園内では多様な課外活動や専門プログラム(マンダリン、料理、演劇、バレエ、アドベンチャークラブ、タイ語、水泳など)も実施されており、子どもたちの多角的な成長をサポートしている。
給食には新鮮な素材やオーガニック食品が積極的に取り入れられ、アレルゲンフリーやグルテンフリーのメニューも用意されるなど、児童の栄養と健康に最大限の配慮がなされている。また、園の設計や空調設備も最新の基準に準拠し、快適かつ衛生的な環境が維持されている。
保育時間は、2歳から3歳の保育園部が平日8時30分から12時、3歳から6歳の幼稚園部が平日8時から14時となっている。希望者には保育園部が13時まで、幼稚園部が15時までの課外活動も対応している。Kensington International Kindergartenは、バンコクの幼児教育市場において高い評価を得ており、多様な国籍の子どもたちが集まる国際的な環境で、学びと成長を支えている。
出典: https://kensington.ac.th/
Bangkok Patana School(バンコクパタナスクール)
タイの保育園業界の市場動向とは何ですか?
タイの保育園業界は、都市化の進展や共働き家庭の増加により市場規模が拡大しており、多国籍・日系・ローカルの主要企業が競争しています。
タイの主要なローカル保育企業にはどのようなものがありますか?
タイのローカル主要企業には、Roong Aroon School、Vanessa Sukhumvit School、Christian Care Foundationなどがあり、それぞれ独自の教育理念と特徴を持ち、自然環境やグローバルな教育プログラムに焦点を当てています。
日系の幼稚園・保育園について詳しく知りたいのですが?
日系の幼稚園には、オイスカ日本語幼稚園、キディ幼稚園、Melodies International Kindergarten and Nurseryなどがあり、日本語や日本文化を重視し、バイリンガル教育や国際的なカリキュラムを導入しています。
タイの外資系インターナショナルスクールの特徴は何ですか?
外資系インターナショナルスクールは、アメリカ、イギリス、シンガポールなどのカリキュラムを融合し、多文化共生や英語教育、STEM教育に力を入れており、世界の名門大学進学を目指す学生を多く輩出しています。
タイの幼児教育において、どのような最新の動きや特徴がありますか?
最新の動きとして、グローバルな教育プログラムの導入や、マインドフルネスやSTEAM教育の重視、自然や地域との連携を取り入れるなど、多角的な成長を促す教育方針が広まっています。

