今回はシンガポールの医療機器業界に焦点を当て、ローカル、日系、外資合わせて12社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業の情報について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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シンガポールの主要医療機器メーカー〜ローカル企業編〜
Rehab Mart Homecare (リハビリマートホームケア)
リハビリマートホームケアは1995年に設立。身体障害者や高齢者がリハビリテーションを受け、最適なレベルの独立し、コミュニティに再統合することを目的としている。
障害者や高齢者の世話をするという要求から生じる身体的および精神的負担を軽減するために、介護者に幅広いソリューションを提供することも専門としている。多くの海外メーカーを流通パートナーとしており、さまざまな有名ブランドを輸入している。これにより、さまざまな病院設備や医療用品の在庫を多様化することが可能になった。
最近では理学療法士やその他の医療関係従事者による体の柔軟性、可動域の計測を容易にする画期的な電子ゴニオメーター(角度計)を販売した。これは人体のみならず、あらゆる動物にも使用可能で、リハビリ時の可動域の確認など、様々な用途に対応出来る。
出典: https://rehabmart.com.sg/
シンガポールの主要医療機器メーカー〜日系企業編〜
Heart Voice (ハートボイス)
日本のヘルスケアメーカーとオムロンヘルスケアとシンガポールのテック企業iAPPSPte Ltd.の合弁事業として、ハートボイスは2014年から医療提供者、患者、企業向けの医療技術ソリューションの完全な統合を提供している。
ハートボイスは健康診断を通じて早期発見と介入の重要性を認識し、テクノロジー対応のカスタマイズされたライフスタイルの変更と慢性疾患管理プログラムを提供する。ハートボイスの全体的なアプローチの健康の柱の1つとして、長期的なライフスタイルの変更と改善をあげることができる。これを実現するために、NUHシンガポールの主任栄養士であるLim SuLin博士によって概念化されたライフスタイル管理アプリであるnBuddyを開発した。
14,000を超える地元の食品に関するnBuddyのデータベースは、プロの栄養士による7,000時間以上の徹底的な栄養評価を受けており、不正確な栄養情報入力の懸念を排除し、科学に裏打ちされた健康をユーザーに提供する。
出典: https://www.ourheartvoice.com/
シンガポールの主要医療機器メーカー10選〜外資企業編〜
Abbott(アポット)
1888年に設立された米国の企業。現在150か国で約73,000人を雇用しており、2014年の世界売上高は220億ドル。アボットは、さまざまな製品の研究、開発、製造、マーケティングに携わっている。
アボットは1970年からシンガポールに拠点を置いていて、シンガポール全国で約900人の従業員を雇用している。ポートフォリオには、医療機器、診断薬、ブランドジェネリック医薬品、栄養素など、幅広いヘルスケアにまたがっている。パーキンソン病の原因となる特定のニューロンを標的にすることから、幅広いCOVID19検査の開発までに渡る。
小さなデバイスを介して心臓に関する重要な情報をワイヤレスで共有することから、血糖値を落とさずに継続的に血糖値を監視する目立たないウェアラブルセンサーまで。世界の血液供給の半分をテストすることから、信頼できる科学に基づいた栄養を開発することまで生活を変える力を持ったテクノロジーを開発、研究している。
出典: https://www.abbott.com/
Johnson & Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
Johnson&Johnsonは1976年に設立され、シンガポールで最大の医療機器企業の1つでもあり、世界最大のヘルスケア企業の1つでもある。シンガポールは、アジア太平洋地域の当社の地域センターとして機能し、世界のさまざまな地域から集まった多様なリーダーや従業員のグループがいる。
Johnson&Johnsonは、医療機器、医薬品、消費者の健康という3つの異なる部門を運営している。この会社の製品は、約265の事業会社を通じて57か国で販売されており、世界中の13万人を超える従業員がいる。
手術の侵襲性を低減するように設計された画期的な医療機器を開発すること、そして世界中のサービスの行き届いていない人々に最先端の手順をもたらす方法を革新することを目的としている。
出典: https://www.careers.jnj.com/singapore/
Medtronic(メドトロニック)
メドトロニックは1949年に設立された心臓ペースメーカーを中心とした医療機器の開発・製造・販売を行う株式会社。アイルランド・ダブリンに本社を置き、オペレーション本部をアメリカ合衆国・ミネソタ州・ミネアポリスに置く。
メドトロニックは、医療技術、サービス、ソリューションの世界的リーダーと
して、毎年何百万人もの人々の生活と健康を改善している。シンガポールでは2009年に活動を開始している。現在、シンガポールの地域本部を含む60か所以上の場所でアジア太平洋地域に約10,000人の従業員を雇用している。
アジアパシフィックはメドトロニック内で最も急速に成長している地域の1つ。この地域での当社の事業運営には、2つの製造事業、2つのイノベーションセンター、2つの研究開発センター、および16の流通センターが含まれている。
出典: https://asiapac.medtronic.com/
Beckton Dickinson & Company(ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー)
ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニーは、1897年, アメリカ合衆国ニュー・ジャージー州 イーストラザフォードで設立された医療機器、体外診断用医薬品、試薬その他ヘルスケア関連製品を取り扱う医療技術のグローバルカンパニー。
シンガポールでは1989年に小規模に始まったが 長年の努力と献身により、地域本部、製造、研究開発サイトとしてのBDシンガポールの事業は大幅に拡大した。
シンガポールの製造施設は、医薬品デリバリーソリューション(大規模プラント)とバイオサイエンス(小規模プラント)の2つのビジネスユニットをサポートしている。そしてこのシンガポールで注射器、針、カテーテルなど14以上の製品を製造し、世界中に供給している。
出典:https://www.bd.com/en-sg
Siemens Healthineers(シーメンスヘルシニアーズ)
シーメンスヘルシニアーズは1847年に設立、ドイツ・バイエルン州・エアランゲンに本拠を置き、画像診断装置など医療機器の製造を中心に事業を展開するヘルスケア企業。シンガポールでは1996年に設立された。120年以上の経験と18,500件の特許を世界的に持つ大手医療技術企業であり、70か国以上に50,000人を超える従業員を擁し、ヘルスケアの未来を革新し、形作り続けている。
Siemens Healthineersの使命は、医療提供者が精密医療の拡大、ケア提供の変革、患者体験の向上に向けた旅に力を与えることで、医療提供者が価値を高められるようにすること。これらはすべて、医療のデジタル化によって可能になっている。
世界中で推定500万人の患者が、診断および治療用イメージング、実験室診断、分子医学、デジタルヘルスおよびエンタープライズサービスの分野における革新的なテクノロジーとサービスの恩恵を受けている。
出典:https://www.siemens-healthineers.com/en-sg
Cardinal Health (カーディナルヘルス)
カーディナルヘルスは1971年に設立されたオハイオ州ダブリンに本社を置きアメリカの多国籍ヘルスケアサービス会社で、米国で14番目に収益を上げている会社でもある。
医薬品の販売代理店、医療および実験用製品のグローバルメーカーおよび販売代理店であり、ヘルスケア施設向けのパフォーマンスおよびデータソリューションのプロバイダー。カーディナルヘルスは、診療所、研究室、薬局から病院や家庭まで、ヘルスケアのいたるところにあり、米国の病院のほぼ90%、29,000を超える米国の薬局、および10,000を超える専門の診療所と診療所にサービスを提供している。
また340万人以上の在宅医療患者に46,000以上の在宅医療製品を提供し、6,200以上のラボに51,000近くのラボ製品を提供している。
出典:https://www.siemens
Thermo Fisher Scientific(サーモフィッシャーサイエンティフィック)
サーモフィッシャーサイエンティフィックは、1956年設立のアメリカ合衆国マサチューセッツ州に本社を置く科学機器・試薬・科学サービス企業。シンガポールでは1996年に設立された。
世界に90,000人超の従業員を擁し、年間収益は約350億ドル。2006年にThermo Electron社とFisher Scientific社が合併したことによって誕生した。科学サービスの世界的リーダーであり、世界をより健康で、よりクリーンで、より安全にすることを使命としている。
Thermo Scientific、Applied Biosystems、Invitrogen、Fisher Scientific、Unity Lab Services、Patheonなどの業界をリードするブランドを通じて、革新的なテクノロジーの比類のない組み合わせを提供している。
出典: https://www.thermofisher.com/vn/en/home.html
GE Healthcare (GEヘルスケア)
GEヘルスケアは、1994年設立のアメリカ合衆国の企業で、世界最大のコングロマリット企業ゼネラル・エレクトリック社の構成企業の一社。
世界をリードする医療技術およびライフサイエンス企業として、患者の診断、治療、モニタリング、およびバイオ医薬品の開発と製造に使用される製品、ソリューション、サービスの幅広いポートフォリオを提供している。世界中の医療提供者と治療イノベーターの成果の向上を支援しており、 これは容量の増加、生産性の向上、および患者の転帰の改善を意味する。
統合され、各患者のニーズに合わせて高度にパーソナライズされ、無駄と非効率を減らすヘルスケアという顧客の精密な健康の追求をサポートすることも目指している。
出典: https://www.gehealthcare.com.sg
Philips’ health care (フィリップスヘルスケア)
フィリップスヘルスケアは1891年に設立されたヘルスケア製品・医療関連機器を中心とする電気機器関連機器メーカーで、オランダのアムステルダムに本拠を置く多国籍企業。2019年研究開発に投資した額は19億ユーロに及ぶ。
有意義なイノベーションを通じて人々の健康と福祉を向上させることを目的としている。サービスの行き届いていないコミュニティの4億人を含め、2030年までに年間25億人の生活を改善することを目指している。
フィリップスでは、ヘルスケアを接続された全体として見ている。人々が健康に暮らし、病気を予防するのを助け、正確な診断を行い、個別化された治療を提供するために必要なツールを臨床医に提供し、地域社会での自宅での患者の回復を支援する。これらすべてがシームレスなデータフローによってサポートされているのがフィリップスの強みである。
出典: https://www.philips.com.sg/healthcare/
Fresenius Medical Care (フレゼニウス・メディカルケア)
フレゼニウス・メディカルケアは、ドイツ・ヘッセン州のバート・ホンブルク・フォア・デア・ヘーエに本拠を置く、人工透析関連機器を中心とした医療機器の製造・販売を行う企業。
1996年、フレゼニウスがアメリカのヘルスケア企業であったNational Medical Careを買収し、フレゼニウスの人工透析機器部門と合併・独立させることで誕生した。アジア太平洋の本社は香港にある。フレゼニウスメディカルケアは、慢性腎不全の人々のための製品とサービスの世界有数のプロバイダーとなっている。世界中で約350万人のこの病気の患者が定期的に透析治療を受けている。
4,000を超える透析クリニックのグローバルネットワークで348,000人を超える患者をケアしており、すべての大陸をカバーする45の生産拠点を運営し、透析装置、透析器、および関連する使い捨て製品などの透析製品を提供している。戦略として持続可能な成長を目指しており、最高品質の革新的な製品と治療コンセプトを提供することにより、腎疾患患者の生活の質を継続的に改善することを目指している。
出典: https://www.fmc-sg.com

2017年よりシンガポール在住の日本人。元客室乗務員。大学ではマーケティングと経済を学び、卒業後は海外での生活と旅行を重ね、さまざまな国の文化や人々、食に関する豊富な知識を身につける。シンガポール人の旦那との結婚を機にシンガポールに移住し、現地で就労。現在はライター業と翻訳業を行っている。


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