【2025年版】中国の主要医療機器業界の最新市場動向と主要13社一覧

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中国の主要医療機器業界は、市場規模が2024年に約27兆円へ拡大し、世界第2位の規模を誇ります。高齢化や生活習慣病の増加を背景に、国内外の大手企業が技術革新と市場シェア争いを加速。日本企業が中国市場で成功するために押さえるべき主要企業と最新動向を徹底解説します。今後のビジネス戦略に必見の内容です。

今回は、中国の主要医療機器メーカー13社に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて13社を厳選してお届けしていきます!

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目次

中国の主要医療機器メーカー8選〜ローカル企業編〜

迈瑞医疗(マイルイ)

中国・深圳に本社を置く迈瑞医疗(Mindray Medical)は、1991年に設立されて以来、医療機器業界のグローバルリーダーとして急成長を遂げてきた。現在、同社は190以上の国と地域で事業を展開し、60以上の海外子会社を運営するなど、国際的なネットワークを強化している。世界中で約18,000人以上の従業員を抱え、そのうち約4分の1が研究開発に従事していることからも、同社の技術革新への注力がうかがえる。

主力事業は、患者モニタリング・生命維持装置、体外診断用機器(IVD)、医用画像診断装置の3本柱で構成されており、近年では動物用医療機器の分野にも進出している。特に、ICU向けの高機能モニターや呼吸器、血液・免疫分析装置、超音波やX線撮影装置などにおいては高い市場シェアを誇っている。

研究開発体制の強化にも積極的で、世界に12のR&Dセンターを構え、年間売上の10%以上を研究開発に投資している。これまでに累計で10,000件を超える特許を取得しており、これは同業他社と比較しても際立った数値である。2023年にはワイヤレスハンドヘルド超音波装置「TE Air」を、2024年には音声とアニメーションによる救命支援機能を備えたAED「BeneHeart Cシリーズ」を市場投入し、技術力を改めて示した。

財務面では、2024年の年間売上高が約52億ドル(約3,493億元)に達し、前年比で約15%の成長を記録した。この実績により、同社は2024年の世界医療機器企業売上ランキングで第25位にランクインしている。主要な競合企業には、Philips、GE Healthcare、富士フイルム、テルモなどがあり、国際市場での競争は激化している。

また、迈瑞医疗は環境・社会・ガバナンス(ESG)分野にも注力しており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に準拠した製品開発や企業活動を展開している。特に、スマートヘルスケアの導入を通じて、患者中心の医療サービスを提供し、医療の質向上とコスト削減の両立を図っている。

出典:https://www.mindray.com/cn/index.html

山东新华医疗(シャンドンシンフア)

山东新华医疗器械股份有限公司(以下、新华医疗)は、1943年に中国山東省で設立された国有医療機器メーカーである。同社は、感染制御、放射線治療、手術器械、骨科機器、手術室設備、口腔医療機器、体外診断、透析装置、医療用消耗品、環境保護設備など、幅広い医療分野をカバーしている。また、制薬装備、医療商貿、医療サービスなどの事業も展開し、医療機器と製薬装備の研究開発、生産、販売、サービスを一体化した総合的な健康産業グループとして位置づけられている。​

2002年に上海証券取引所に上場(証券コード:600587)し、2024年上半期の連結売上高は約51.87億元、前年同期比2.24%増、純利益は約4.84億元、前年同期比5.57%増を記録した。​特に、非経常損益を除いた純利益は15.11%増と、収益性の改善が顕著である。

研究開発面では、国家認定企業技術センター、博士後科研修ステーション、山東省腫瘍治療技術重点実験室など、複数の研究開発プラットフォームを有し、2023年10月時点で、国家標準40件、業界標準84件の起草に関与し、特許出願数は3,530件、うち発明特許は240件、実用新案特許は2,670件、ソフトウェア著作権は234件に達している。

同社は、感染制御機器や放射線治療装置の分野で国内初の製品を開発し、国内初のスマート消毒供給センターを構築するなど、技術革新を推進している。

国際展開にも注力し、「一帯一路」沿線国への市場開拓を進め、越南、タイ、バングラデシュ、ラオス、モロッコ、インドネシアなどで注射剤プロジェクトを受注している。 ​

出典:http://www.shinva.net/

九州通(ジウジョウトン)

九州通医薬集団股份有限公司(以下、九州通)は、1993年に中国湖北省武漢市で設立された民間医薬品・医療機器流通企業である。​2010年11月には上海証券取引所に上場し、証券コードは600998である。

同社は、医薬品、医療機器、生物製品、保健品などの製品の卸売、チェーン小売、製造、研究開発、および関連する付加価値サービスを中核事業として展開している。​特に、医療機器分野では、家庭用および病院用の機器の流通・販売を手がけ、家庭用医療機器はKENIZI、METIKOブランドの製品を直営店や通販で販売している。​

九州通は、全国に31社の100%出資医療機器会社、74社の合弁医療機器会社を有し、九州通医薬グループ傘下の45社に医療機器部門を設置している。​また、480以上の配送拠点と30余りの物流配送センターを運営し、医療機器の上流・下流の顧客に専門的な製品と心のこもったサービスを提供している。​

販売チャネルとしては、医療チャネル、流通チャネル、OTCチャネル、電子商取引の4種類をカバーし、主な経営範囲は医療設備、検査試薬、高価消耗品、家庭用器械、計生用品、通常消耗品などの6種類の製品ラインを展開している。​

さらに、九州通は日本企業との連携も進めており、伊藤忠商事および東邦ホールディングスと合弁で湖北共創医薬有限公司を設立し、中国市場における医薬品・医療機器の流通事業を強化している。

2024年には、九州通の営業収入は約1,134.29億元に達し、前年同期比で3.57%の増加を記録した。​また、純利益は約16.96億元で、前年同期比で1.64%の増加となった。

出典:http://www.jztqx.com/

山东威高(シャンドンウェイガオ)

山東威高集団有限公司(以下、威高集団)は、1988年に中国山東省威海市で設立された医療機器・医薬品の総合メーカーである。同社は医療機器、医薬品、建設、金融など多岐にわたる事業を展開し、80以上の子会社と3社の上場企業を擁し、従業員数は3万人を超える。​

威高集団は、医療製品、血液浄化、整形外科、医療装備、薬業、心内消耗品、医療商業、血液技術、手術ロボットなど12の産業グループを統括しており、特に医療機器分野においては国内外で高い評価を得ている。​

2024年、威高集団の子会社である山東威高骨科材料股份有限公司(威高骨科)は、売上高14.53億元(約2.24億ドル)を達成し、前年比13.18%の増加を記録した。​また、純利益は2.24億元で、前年同期比99.22%の増加となった。 ​

威高骨科は、脊椎、創傷、関節、運動医学および組織修復の各分野で製品を展開しており、2024年には人工股関節製品の販売収入が2.3億元に達し、手術件数は前年比21%、販売量は22%増加した。

さらに、運動医学分野では、可吸収性アンカー製品の販売が拡大し、2024年前三四半期の販売収入は2,853.80万元で、前年同期比11倍以上の増加を記録した。

威高集団は、国内市場だけでなく、海外市場への展開も積極的に進めており、2024年上半期の海外市場収入は17.2億元で、総収入の25.9%を占め、前年同期比6.7%の増加となった。

同社は、製品の多様化と品質向上を図るとともに、デジタル化や自動化の推進により、生産効率の向上とコスト削減を実現している。​また、研究開発にも注力しており、2023年末時点で研究開発人員は332人に達し、前年同期比13.31%の増加となった。

出典:https://www.weigaoholding.com/

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迪安诊断(ディーアン)

ディアン診断技術集団股份有限公司(以下、迪安診断)は、2001年に設立された中国の独立系第三者医学診断サービス機関である。​同社は「国民が平等に健康を分かち合う」ことを使命とし、全国に40の連鎖化実験室を配置し、22,000以上の医療機関と年間1億件以上の検体検査を通じて、約3億人の人々にサービスを提供している。​

2024年の業績は厳しい結果となった。​同年の売上高は121.96億元で、前年同期比9.04%の減少となり、純利益は3.57億元の赤字に転落した。​これは前年の黒字から216.20%の減益を意味し、非経常損益を除いた純利益も3.80億元の赤字で、前年から228.96%の減少となった。​この業績悪化の主な要因は、市場需要の鈍化、競争の激化、戦略的に収益性の低い事業の縮小、回収期間の長い取引の整理などが挙げられる。

財務面では、営業活動によるキャッシュフローが前年比37.16%減の12.07億元となり、研究開発費も前年から29.30%減少し、3.06億元にとどまった。​研究開発人員も807人から607人へと24.78%減少し、特に30歳未満の若手人材の減少が顕著であった。​

ディアン診断は、診断サービス、診断製品のマーケティング、司法鑑定、健康管理、コールドチェーン物流、診断技術の開発・生産、CRO(医薬品開発業務受託機関)、バイオサンプルライブラリなど、多岐にわたる分野をカバーしている。​2025年3月には、AI健康管理プラットフォーム「迪晓智」を華為クラウドと共同で発表し、AIを活用した健康管理の新たなパラダイムを提示した。

今後、ディアン診断は、研究開発体制の再構築と事業構造の最適化を通じて、収益性の回復と持続可能な成長を目指す必要がある。​特に、AIや大データを活用した診断サービスの高度化と、国内外の市場における競争力の強化が求められる。

出典:http://www.dazd.cn/

乐普(ループ―)

乐普(北京)医疗器械股份有限公司(以下、乐普医疗)は、1999年に設立された中国の心血管医療機器分野におけるリーディングカンパニーである。​同社は、心血管疾患の予防から診断、治療、術後管理に至るまでの全ライフサイクルをカバーする製品とサービスを提供し、国内外で高い評価を得ている。​lepumedical.com+1lepumedical.com+1

国家科学技術部から「国家心脏病植介入诊疗器械及装备工程技术研究中心」に指定されており、これは中国で唯一の心血管植介入診療機器および装備の国家級研究センターである。​この認定は、同社の研究開発能力と技術革新への取り組みが国家レベルで評価されていることを示している。

製品ポートフォリオには、冠動脈薬物溶出ステント、完全生分解性ステント、切割バルーン、薬物コーティングバルーン、可降解封堵器、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)用弁膜、人工知能を活用した心電図自動解析診断システム(AI-ECG Platform)など、先進的な医療機器が含まれている。​これらの製品は、国内外での臨床応用が進んでおり、特にMemoSorb®全降解封堵器は、世界初の完全生分解性先天性心疾患用封堵器として注目されている。

2024年には、心血管植介入分野の革新的製品群が前年比12.6%の売上増を達成し、特に構造的心疾患分野では66.8%の増加を記録した。​また、冠動脈植介入分野では、診断から治療までの全プロセスをカバーする製品群を構築し、国内の経皮的冠動脈介入治療(PCI)の発展に貢献している。

研究開発においては、製品の平均開発期間を業界平均の6年から4年に短縮し、迅速な市場投入を実現している。​また、AI技術を活用した心電図解析システムは、米国FDAおよび欧州CEの認証を取得し、国内外での展開が進んでいる。​

国際展開にも注力しており、2019年には国際事業部を設立し、アマゾンウェブサービス(AWS)との協力により、海外市場での研究開発効率を50%向上させた。​これにより、グローバル市場での競争力を強化し、持続的な成長を目指している。

出典:https://www.lepumedical.com/

驼人(テュオレン)

河南驼人医疗器械集团有限公司(以下、驼人)は、1993年に設立された中国の総合医療機器メーカーである。​同社は、研究開発、生産、販売、サービス、文化を一体化した現代化企業グループとして、麻酔、疼痛管理、看護、検査、血液浄化、低侵襲介入、外科、電子知能、医療用防護などの使い捨て医療機器の生産経営を専門としている。​

驼人は、全国に5つの生産拠点と1つの研究院を有し、従業員数は8,000人を超える。そのうち、障害のある従業員は500人以上を占めており、社会的包摂にも力を入れている。​また、同社は国家技術革新示范企業、博士后科研工作站、高新技術企業、全国工業ブランド示范企業など、国家および省級の栄誉を100以上獲得している。

研究開発面では、1,000人以上の専門的な研究開発チームを擁し、毎年3億元以上を研究開発に投資している。​これまでに12項目の国家および省部級の科学技術計画プロジェクトを担当し、8項目の業界標準の策定に主導的に関与している。​また、800以上の自主知的財産権を保有しており、新型留置針、新型電子輸注ポンプ、強化型麻酔導管などの製品が河南省の科学技術成果証書を取得している。​

2020年には、同社の総収入は52.8億元に達し、主力製品である麻酔パックの国内市場占有率は48%、輸注ポンプは36%を占めている。​また、中心静脈カテーテル、気管挿管、呼吸回路などの製品は国内市場でトップの販売量を誇り、製品は全国の12,000以上の病院に供給され、70以上の国と地域に輸出されている。​

さらに、驼人は中国医学の発展を支援するため、2015年に1億元以上を投資して国内初の全科医学博物館を建設した。​この博物館は、建築面積6,000平方メートルで、中国衛生事業発展史館、医学歴史館、中国麻酔博物館、中国看護史館、血液浄化史館、医学総合館から構成されており、現在は一般公開されている。​現在、第2期として医療機器史博物館の建設が進められている。

同社は、国家の「健康中国」戦略に応じて、2018年に驼人医療機器産業新城の建設を開始した。​この産業新城は、総面積5.2平方キロメートル、総投資額160億元、総建築面積500万平方メートルで、5年間の建設期間を予定している。​完成後は、年間産値500億元以上を実現し、医療機器の生産、生活、エコロジーの融合を図る「三生」融合発展の道を歩むことを目指している。

出典:http://www.tuoren.com/

鱼跃(Yuwell)

鱼跃医疗(Yuwell)は、1998年に設立された中国の医療機器メーカーであり、家庭用および臨床用医療機器の分野で国内外に広く展開している。​本社は上海に位置し、ドイツ、イタリア、北京などに10の研究開発センター、7つの製造拠点を有し、世界各地に56の事務所を構えるなど、グローバルなネットワークを築いている。​

2023年、同社の売上高は79.72億元で前年比12.25%増、純利益は23.96億元で前年比50.21%増と、過去最高を記録した。​しかし、2024年前半には売上高が43.08億元で前年比13.5%減、純利益が11.20億元で前年比25.02%減と、業績が減速した。​これは、前年の高い基準や市場の変化、販売費用の増加などが影響している。

製品ポートフォリオは600種類以上、製品仕様は1万点近くに及び、呼吸治療、糖尿病ケア、感染制御、急救、眼科、リハビリテーションなど多岐にわたる。​特に、制氧機(酸素濃縮器)は2022年に世界で100万台以上を販売し、グローバル市場での地位を確立している。​また、電子血圧計は国内市場でトップシェアを誇る。

近年、同社は糖尿病ケア分野に注力し、2023年には血糖管理ソリューションの売上が前年比37.12%増加した。​また、呼吸治療ソリューションの売上も前年比50.55%増と大きく伸びている。​これらの成長は、製品の技術革新と市場ニーズの高まりによるものである。

国際展開にも積極的で、製品は110以上の国と地域に輸出されている。​特に、無創呼吸機(非侵襲的人工呼吸器)は、米国FDAの緊急使用許可を取得し、欧州CE認証も得ている。​これにより、同社は国際的な医療機器市場での競争力を高めている。

今後、魚跃医疗は、呼吸治療、糖尿病ケア、感染制御の三大コア分野に注力しつつ、急救、眼科、スマートリハビリテーションなどの新興分野への投資を強化する方針である。​これにより、製品の多様化と市場の拡大を図り、持続的な成長を目指している

出典:http://www.yuyue.com.cn/

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中国の主要医療機器メーカー2選〜日系企業編〜

尼普洛贸易(上海)有限公司(NIPRO)

​尼普洛贸易(上海)有限公司(以下、ニプロ貿易上海)は、2003年に設立された日本のニプロ株式会社の中国法人であり、主に透析関連製品の販売とサービスを提供している。​同社は、1993年から中国の臨床における透析治療を支援し、10の病院に無償で透析機を寄贈するなど、医療支援活動を行ってきた。​

また、ニプロ貿易上海は、2024年10月に四川省の透析用RO装置製造会社「四川純潔科技有限公司」の70%の株式を取得し、連結子会社とした。​これにより、透析関連製品の品揃えを拡充し、中国市場でのプレゼンス向上を図っている。 ​

ニプロ貿易上海は、透析機器や関連消耗品の提供に加え、患者教育や専門的なトレーニングを通じて、透析治療の質の向上と患者の生活の質の改善に貢献している。​今後も、中国における透析治療の普及と品質向上を目指し、活動を続けていくと考えられる。

出典:http://www.nipro-trading.com.cn/

奥林巴斯(北京)销售服务有限公司(OLYMPUS)

​奥林巴斯(北京)销售服务有限公司(Olympus Beijing Sales & Service Co., Ltd.、略称:OCM)は、日本のオリンパス株式会社が100%出資して設立した中国法人であり、2004年7月1日より営業を開始した。​これは、中国におけるオリンパスの医療・生命科学事業の拡大を目的とした重要な拠点である。​

本社は北京市東城区に位置し、全国に31の支社を展開している。​従業員数は約1,000人に達し、医療用内視鏡や周辺機器、外科関連製品、診療付属品、生物顕微鏡などの販売・メンテナンスサービス・ユーザーサポートを担当している。​

2004年7月1日から業務を開始し、当初は従業員400名、24拠点の体制でスタートした。​その後、順次規模を拡大し、現在では中国全土に広がる販売・サービスネットワークを構築している。

出典:https://www.olympus-ims.com.cn/zh/

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中国の主要医療機器メーカー3選〜外資系企業編〜

美敦力(上海)管理有限公司(Medtronic)

メドトロニック(Medtronic)は、2000年に中国・上海に設立された「美敦力(上海)管理有限公司」を拠点に、心臓ペースメーカーを中心とした医療機器の開発、製造、販売を行っているアメリカの企業である。​

同社は、世界150以上の国と地域に展開し、70種類以上の疾患分野に対応する医療科学技術、サービス、ソリューションを提供しており、心血管、外科、神経科学、糖尿病などの分野をカバーしている。​また、従業員数は世界で90,000人以上に達し、各従業員の個人価値を認める企業文化を築いている。​

中国においては、2004年に正式に営業を開始し、31の支社を展開している。​主に医療用内視鏡と周辺機器、外科関連製品、診療付属品、生物顕微鏡の中国市場での販売、メンテナンスサービス、ユーザーサポートを担当している。​

さらに、2021年には四川省成都市の高新技術産業開発区にイノベーションセンターを開設し、年間7,000人の医療従事者の育成を計画している。​このセンターは、シミュレーショントレーニング用手術室や透析教室などを備え、中国内最先端の多分野医療技術臨床トレーニング総合基地として機能している。

出典: https://www.medtronic.com/cn-zh/index.html

强生(中国)医疗品材有限公司 (Johnson & Johnson)

​強生(中国)医疗器材有限公司(Johnson & Johnson Medical China)は、1994年11月10日に設立されたアメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の中国法人であり、主に医療機器の開発、製造、販売を行っている。​

同社の主な製品には、微創および開放性手術用の医療機器(傷口縫合、吻合器、超音波メス、吸収性止血ガーゼなど)、電気生理学用機器(カテーテルおよび関連技術)、整形外科用機器(関節再建、外傷、脊椎、スポーツ医学、顎顔面、動力ツールなど)などが含まれる。​

強生(中国)医疗器材有限公司は、上海に本社を構え、北京、広州、武漢、南京、済南、杭州、重慶、成都、西安、天津などの都市にオフィスを展開しており、従業員数は約3,500人に達している。

同社は、医療サービスの提供方法の再構築に取り組み、人々がより健康な生活を享受できるよう支援している。​また、医療機器業界のリーディングカンパニーとして、医療基準の向上、患者の医療サービス享受チャネルの拡大、効果の改善、価値の向上、医療システムのコスト削減に努めている。​

さらに、強生(中国)医疗器材有限公司は、「人を中心とした知能医療システム」の導入を進め、患者の生命力を高める手助けをしている。​

また、同社は医師や医療従事者の専門的なトレーニングにも力を入れており、北京と上海には「強生医療学術センター」を設立している。​これらのセンターでは、遠隔手術ライブ中継、シミュレーション手術、人体模擬操作システム、遠隔手術放送などの施設を通じて、医療従事者に専門的な教育を提供している。

出典: https://jnjmedicaldevices.cn/zh-CN

通用电气医疗系统(中国)有限公司 (GE Healthcare)

通用电气医疗系统(中国)有限公司(GE Healthcare China)は、アメリカのGeneral Electric(GE)傘下の医療機器部門であり、中国市場におけるGEの医療事業の中核を担っている。​

同社は1996年に中国に進出し、以降、CT、MRI、X線撮影装置などの高性能医療機器の分野で高い市場シェアを誇る。​中国はGE Healthcareにとって、米国本土を除く最大の単一国市場であり、戦略的に重要な位置を占めている。​

中国国内には、北京、上海、天津、無錫、成都、深センなどの主要都市に拠点を構えており、研究開発、製造、販売、サービスなどの機能を統合的に展開している。​特に、北京のGE中国医療工業園区は、GE Healthcareのグローバル最大級の生産・研究開発拠点の一つとして位置付けられている。​

GE Healthcare Chinaは、現地のニーズに応じた製品開発やサービス提供を行い、人工知能(AI)やデジタルヘルスなどの先進技術を活用した医療ソリューションの提供にも注力している。​また、地域の医療インフラの強化や人材育成にも積極的に取り組んでおり、中国の医療業界の発展に貢献している。

出典: https://www.ge.com/cn/b2b/healthcare

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