シンガポールの介護業界は、急速な高齢化と政府の「エイジング・イン・プレイス」政策を背景に、施設介護とコミュニティケアの整備が加速する市場です。NTUCヘルスやオレンジ・バレーなど19社が、多様なケアサービスの充実と介護人材の確保に注力しています。
今回は、そんなシンガポールの介護業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて19社の最新情報をお届けしていきます!
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シンガポールの主要介護企業16選〜ローカル編〜
オレンジ・バレー(Orange Valley Nursing Homes)
オレンジ・バレー(Orange Valley Nursing Homes Pte Ltd)は1993年創業のシンガポール最大級民間介護施設オペレーターであり、5施設・900床超を運営する。Balestier・Changi・Clementi・Marsiling・Simeiの各拠点で長期療養・リハビリ・認知症ケア・デイケアを提供し、全施設がAIC認定の政府補助対象施設である。
Clementi施設(2003年)はシンガポール西部初の目的建設型老人ホームとして歴史的意義を持つ。5施設全体でステップダウンケアを担い、急性期病院からの退院後支援において重要な役割を果たしている。
栄養士・作業療法士・理学療法士・ソーシャルワーカー等が協働する多職種チームアプローチを採用し、入居者の生活の質向上と自立支援を重視したケアを実践している。
MOHおよびAICと緊密に連携しながら公的補助体制のもとで安定的な介護サービスを提供し、シンガポールの高齢化対策を担うステップダウンケア施設として機能している。
出典:https://orangevalley.sg/
広恵肇留医院(Kwong Wai Shiu Hospital)
広恵肇留医院(Kwong Wai Shiu Hospital、KWSH)は1910年創設のシンガポール最古の慈善医療機関の一つであり、現在は2施設合計約1,200床を運営するシンガポール最大規模の慈善系老人介護施設である。Serangoon Road(750床、国内最大の単一施設)とPotong Pasir(400床超)の2拠点を持つ。
2024年度報告では両施設の平均入居率93%超を達成し、年間1,328名の入居者にサービスを提供した。2025年Q3よりMacPhersonに新施設の開設が計画されており、サービス能力のさらなる拡充が進んでいる。
介護・リハビリ・漢方医療(TCM)・コミュニティケア・在宅ケアを統合的に提供しており、1,000人超の医療・支援スタッフが従事する。慈善財団として民族・宗教を問わず全シンガポール市民への開かれたサービスを実践している。
MOH補助対象施設として政府の介護政策を担いながら、AIを活用した入居者管理システムの導入等テクノロジー活用も積極的に推進している。
出典:https://www.kwsh.org.sg/
NTUCヘルス(NTUC Health Elderly Care)
NTUCヘルス(NTUC Health Co-operative Limited)はNTUCエンタープライズ傘下の介護事業部門であり、40年超の介護経験を持つシンガポール最大級の高齢者ケアプロバイダーの一つである。老人ホーム3施設(Jurong West・Geylang East・Chai Chee)で計約1,000床を運営する。
Chai Chee施設は300床超に加え施設内にSilver Circle Senior Care Centreを設置し、在所型デイケアも提供する複合的な高齢者ケア拠点として機能する。費用は1日160〜190ドルで、適格者は最大75%の政府補助を受けられる。
老人ホームのほか、在宅個人ケア・シニアデイケアセンター・食事配達等の多様な高齢者向けサービスを展開しており、地域全体での包括的な高齢者支援を実践している。MOH補助体制のもとAICを通じた入居調整に参加している。
デジタルヘルス技術の活用や職員トレーニングプログラムへの投資を通じ、ケアの質向上と職員の専門性強化を継続的に推進している。
出典:https://ntuchealth.sg/elderly-care/
セント・ルークス・エルダーケア(St Luke’s ElderCare)
セント・ルークス・エルダーケア(St Luke’s ElderCare Ltd)は1999年設立のキリスト教精神に基づく非営利介護組織であり、30施設超で2万2,000人超の高齢者にサービスを提供してきた実績を持つ。Ang Mo Kio(189床)とPunggolの2施設で老人ホームを運営するほか、島内各地のデイケアセンター・在宅サービスを展開している。
2024年9月にはSingHealthとの地域医療連携強化を目的としたMOUを締結し、急性期病院からコミュニティケアへのシームレスな移行を支援する体制を整えた。2025年に北東部地域への第2老人ホーム開設も予定されている。
AIC認定施設として政府補助制度に組み込まれており、医療ソーシャルワーカーを通じたAIC公的補助申請に対応した受け入れ体制を維持している。多職種チームによる個別化ケアプランの策定と実施を特徴としている。
デイリハビリ・認知症ケア・ホスピスケア等の専門化されたサービスラインを持ち、ライフエンドケアを含む包括的な高齢者支援を提供している。
出典:https://www.slec.org.sg/
ライオンズ・ホーム(Lions Home for the Elders)
ライオンズ・ホーム(Lions Home for the Elders)は1980年創設のSingapore Lions Club系非営利老人介護施設であり、Bishan(204床)とBedok(180床)の2施設で計384床を運営する。250名超の専門医療・介護スタッフが従事し、認知症ケア専門病棟・理学療法・作業療法・在宅介護サービスを提供している。
認知症管理と24時間臨床ケアを強みとし、Bishan施設内には認知症専門病棟とシニアケアセンター(SCC)が設置されている。専門療法士によるリハビリプログラムと多様なレクリエーション活動を通じ、入居者の機能維持と生活の質向上を追求している。
2023〜2024年度の年次報告書が公開されており、財務透明性と施設運営状況の定期開示を行っている。Lions Clubs of Singapore 309の支援のもと地域コミュニティとの連携活動や資金調達活動も積極的に展開している。
AIC認定施設として政府補助制度に準拠した入居調整体制を整備しており、多様な社会的背景を持つ高齢者への分け隔てないケアを実践している。
出典:https://lionshome.org.sg/
アペックス・ハーモニー・ロッジ(Apex Harmony Lodge)
アペックス・ハーモニー・ロッジ(Apex Harmony Lodge)は1999年開設のシンガポール初の認知症専用目的建設型老人ホームであり、認知症のある方の長期入居ケアとデイケアを専門に提供している。認知症を人生の固有のフェーズとして肯定的に捉え直し、入居者が尊厳を持って生きられる環境作りを使命とする。
個人中心ケアの哲学のもと、医師・看護師・心理士・理学療法士・作業療法士・ソーシャルワーカーによる多職種チームが入居者一人ひとりの生活歴・強み・ニーズに基づいた個別ケアプランを策定する。
2024年には「Charity Transparency and Governance Awards」を受賞し、25年にわたる透明性の高い慈善活動と革新的プログラムが評価された。2025年にはNAFA学生とのコラボレーションによるエンパシードリブンなデザイン展示会も開催された。
認知症ケアの啓発活動・介護者向けサポートプログラム・地域コミュニティとの連携を積極展開し、シンガポールの認知症ケアランドスケープを形成するリーダーとして評価されている。
出典:https://www.apexharmony.org.sg/
セント・ルークス病院(St Luke’s Hospital)
セント・ルークス病院(St Luke’s Hospital)はBukit Batokに位置するシンガポールのキリスト教系非営利コミュニティホスピタルであり、急性期病院退院後の亜急性期ケア・回復期リハビリテーション・緩和ケアを専門として提供している。急性期病院と地域ケアの橋渡しをするステップダウンケア施設として機能する。
脳卒中・人工関節置換術後・呼吸器感染症等の患者に対するリハビリと亜急性期管理を提供し、患者が在宅や地域ケア施設へ移行できるよう支援する。理学療法士・作業療法士・言語療法士等の専門リハビリチームが機能回復を多角的にサポートする。
NUHSクラスターのアレクサンドラ病院やコミュニティケアパートナーと連携した統合ケアパスウェイを構築しており、患者の円滑な退院・移行を支援する仕組みを整備している。緩和ケア・ホスピスサービスも提供し、生命末期の患者と家族に包括的支援を行う。
MOH補助対象のコミュニティホスピタルとしてAIC補助制度に対応しており、経済的負担を軽減した亜急性期ケアへのアクセスを幅広い患者に提供している。
出典:https://www.slh.org.sg/
仁慈医院(Ren Ci Hospital)
仁慈医院(Ren Ci Hospital)はシンガポールの主要慈善系医療・介護施設であり、急性期後ケア(亜急性期)・老人ホーム・デイリハビリ・専門外来の4本柱でサービスを提供している。Moulmeinに本院、Bukit Batokにステップダウンケア施設を擁する。
仏教慈善財団の支援を背景に、民族・宗教を問わずすべての患者に分け隔てのないケアを提供する精神を掲げている。急性期病院退院後の患者に対するリハビリと医療的管理を組み合わせた包括的なケアモデルが特徴であり、脳卒中・骨折・心疾患等の回復期患者を多数受け入れる。
MOH補助対象施設としてAIC認定を受けており、公的補助を活用した低〜中所得層患者へのアクセシブルなケアの提供を使命としている。多職種チームによる個別化ケアと患者・家族へのサポート教育プログラムも充実している。
地域医療機関や急性期病院との連携体制を整備し、患者が最適なケア環境にスムーズに移行できる統合的なケアパスウェイの構築に貢献している。
出典:https://www.renci.org.sg/
モーラル・ホーム(Moral Home for the Aged Sick)
モーラル・ホーム(Moral Home for the Aged Sick)はシンガポールのMoral Charitable Society(MCS)が運営する慈善系老人介護施設であり、長期療養が必要な高齢者に対し政府補助のもとで介護サービスを提供している。AIC認定施設として、公的補助制度を通じた入居受け入れに対応している。
施設では看護ケア・リハビリテーション・レクリエーション活動・精神的支援を統合した多角的なケアアプローチを採用しており、入居者の身体的・心理的・社会的なウェルビーイングの維持を重視している。多民族・多文化社会を反映した多様な背景を持つ入居者へのケアを提供する。
慈善財団の支援と政府補助を組み合わせた財政構造のもとで運営されており、経済的に余裕のない高齢者にとってアクセス可能な長期ケアの選択肢として重要な役割を果たしている。
MOHおよびAICとの連携のもとでシンガポール政府の高齢化対策における民間慈善セクターの一翼を担っており、安定的なサービス提供を続けている。
出典:https://www.moral.org.sg/
シンガポール・クリスチャン・ホーム(Singapore Christian Home)
シンガポール・クリスチャン・ホーム(Singapore Christian Home)はキリスト教精神を基盤とするシンガポールの非営利老人介護施設であり、高齢者に対する長期療養・亜急性期ケア・認知症ケアを提供している。AIC認定施設として政府補助制度を通じた入居調整体制を整備している。
看護師・医療補助員・療法士・ソーシャルワーカーが協働する多職種チームのもとで個別化されたケアプランを策定し、入居者の尊厳ある生活の維持を優先する施設運営を行っている。信仰に基づいた精神的ケアと牧師によるスピリチュアルサポートも提供し、全人的なケアを実践している。
施設内リハビリ・レクリエーション活動・栄養管理・社会参加機会を統合したライフスタイル支援プログラムを提供し、入居者の生活の質向上と機能維持を支援している。家族に対する介護者サポートプログラムも実施している。
慈善財団・教会コミュニティ・一般社会からの支援を組み合わせた資金調達モデルのもとで安定的な施設運営を維持しており、シンガポールの民間介護セクターにおける重要な担い手として位置づけられている。
出典:https://www.sch.org.sg/
Charis Manor Nursing Home(カリスマナー・ナーシングホーム)
カリスマナー・ナーシングホーム(Charis Manor Nursing Home)は2005年設立のシンガポールの民間介護施設であり、1985年設立のヘルスケア教育専門私立教育機関CSM Academy International Group Pte Ltdの完全所有子会社として運営している。
従来のナーシングホームの設計・運用概念から脱却し、居心地の良い家庭的な雰囲気と高級ホテル水準のサービスを融合した独自のケアモデルを提供する。入居者が食事の選択肢を持ち、誕生日等の節目を祝える環境づくりを重視している。
高齢者が尊厳と快適さをもって生活できることを最優先とし、施設設計から日常ケアに至るまで入居者中心の視点で運営を設計している。専門的な介護スタッフによる個別化されたケアを実践している。
CSMグループが培ったヘルスケア教育の知見をケア現場に活かし、スタッフの専門性向上と質の高いサービス提供を継続的に追求している。
出典:https://www.charismanor.com/
Bright Hill Evergreen Home(ブライトヒル・エバーグリーンホーム)
ブライトヒル・エバーグリーンホーム(Bright Hill Evergreen Home)は1983年設立の自主福祉施設であり、248床を有する認定非営利ナーシングホームとしてシンガポールで運営している。
人種・言語・宗教に関係なく不利な立場にある高齢者の病気・ホリスティックな看護と医療を通じて生活上の困難を軽減することを使命としている。プンゴル水路を見下ろす静かな自然環境に位置し、回復とリラクゼーションに理想的な療養環境を提供する。
居住者にプライバシーとバスルームへのアクセスを提供する個室・準個室を整備しており、入居者の尊厳ある生活を支える施設設計を採用している。看護・リハビリ・社会的支援を統合したケアを提供する。
AIC認定施設として政府補助制度に準拠した入居調整体制を維持しており、経済的な背景を問わず高齢者が専門的な介護を受けられる環境を整備している。
出典:https://www.bheh.org/
Lee Ah Mooi Old Age Home(リーアムーイ・オールドエイジホーム)
リーアムーイ・オールドエイジホーム(Lee Ah Mooi Old Age Home)は1960年代半ばに故マダム・リーアムーイによって設立されたシンガポールの非営利老人介護施設である。引退したサムスイの女性と元アヤに介護サービスを提供するために開設され、約55年間で1,000人超の高齢者の世話をしてきた歴史を持つ。
人種・言語・宗教に関係なくシンガポールの貧しい人や病気の人に対し、手頃な価格で専門的・パーソナライズされた介護サービスを提供することを使命としている。訓練を受けた介護者・医師・セラピスト・看護師が在籍し、総合的なケアを提供する。
低所得層の高齢者がアクセスできる介護の場として、政府補助制度と慈善活動からの支援を組み合わせた財政モデルで運営されている。個々の入居者の状態とニーズに応じた個別化されたケアを実践している。
シンガポールの高齢化社会における弱者支援の担い手として、地域コミュニティと連携しながら長期療養を必要とする高齢者に寄り添うケアを継続している。
出典:http://www.leeahmooioldagehome.sg/
St. Andrew’s Nursing Home(セントアンドリューズ・ナーシングホーム)
セントアンドリューズ・ナーシングホーム(St. Andrew’s Nursing Home、SANH)は1913年にベンクーレン通りに設置された小さな診療所を起源とし、1923年にSAMH(セントアンドリューズミッション病院)に成長、1934年に議会法で設立された歴史ある医療機関を母体とする。ナーシングホームは2017年2月に正式開設された。
Buangkok・Henderson・Queenstownの3か所でナーシングホームを運営し、最大252人の高齢者に長期の住居ケアを提供している。デイケアとリハビリテーションサービスも提供し、多様なケアニーズに対応する。
専任の医師・看護師・理学療法士・作業療法士・ソーシャルワーカーによる多職種チームが入居者一人ひとりの状態に応じた個別化ケアプランを策定・実施している。キリスト教精神に基づく全人的なケアを実践している。
AIC認定施設として政府補助制度に準拠した入居調整体制を整備しており、幅広い社会的背景を持つ高齢者へのアクセシブルな長期ケアを提供している。
出典:https://www.sanh.org.sg/
FCC Family Care Centre(FCCファミリーケアセンター)
FCCファミリーケアセンター(FCC Family Care Centre)は2016年1月5日に設立されたシンガポールの介護施設であり、シンガポールで最も人気のあるナーシングホームの一つとして知られる。現役の家族や退役軍人に専門的な行動医療を提供している。
コミュニティ・環境・持続可能な生活に焦点を当てた独自のケア哲学のもと、在宅介護でフルボードの宿泊施設を提供する。広々とした自然と触れ合える環境を整備し、高齢者の心身の健康増進と生活の質向上を追求している。
家族との継続的な関与と訪問を積極的に奨励しており、入居者が家族と良好な関係を維持しながら施設生活を送れる環境づくりを重視している。入居者の社会的つながりを維持するプログラムを提供する。
専任の介護スタッフによる個別化されたケアと、持続可能な生活環境の整備を通じ、高齢者が尊厳と快適さをもって生活できることを最優先に運営している。
出典:https://www.familycarecentre.co
Singapore Press Holdings(シンガポール・プレス・ホールディングス)
シンガポール・プレス・ホールディングス(Singapore Press Holdings、SPH)は1984年設立のアジアを代表するメディア組織であり、メディア・プロパティ・その他(介護・教育・イベント事業等)の多角的事業を展開する。
介護事業ではシンガポール最大の民間介護施設オペレーターの一つであるオレンジバレーを所有・運営しており、国内5施設・900床超の介護ネットワークを保有する。介護サービスをグループの主要事業の柱の一つとして位置づけている。
2020年には総合資産運用会社ブリッジ・シー・キャピタル(東京)との提携事業で、日本の介護付き有料老人ホーム5施設(北海道3・東京1・奈良1、計365床)を総額52億6,000万円で買収し、SPHとして初の海外介護施設投資を実現した。
アジア太平洋地域における介護需要の高まりを捉え、メディア事業で培った知名度とブランド力を活かしながら、シンガポールおよび日本を中心とした介護事業の拡大を進めている。
出典:https://www.sph.com.sg
シンガポールの主要介護企業2選〜日系編〜
Homage(ホメージ)
ホメージ(Homage)は2016年設立のシンガポールのヘルスケアスタートアップであり、インフォコム株式会社(東京都渋谷区)が出資・業務提携している日系関連企業である。介護を利用する人・その家族(to C)と介護事業者(to B)にスマートフォンアプリを提供し、介護人材のマッチングプラットフォームを運営する。
登録する介護の専門職3,000人の中から利用者のニーズに最適な人材をマッチングする仕組みを提供しており、介護人材の質と利便性の向上を技術で実現している。シンガポールおよびマレーシアで事業を展開している。
在宅介護・医療補助・コンパニオンケア等の多様なサービス形態に対応しており、利用者が必要なときに必要なケアを柔軟に受けられるオンデマンド介護モデルを確立している。
デジタルプラットフォームを通じた介護のアクセス向上と質の担保を追求し、急速に高齢化が進むシンガポール・マレーシアの介護市場において革新的なアプローチで事業拡大を続けている。
出典:https://www.homage.sg/
Nichii International Clinic(ニチイ・インターナショナルクリニック)
ニチイ・インターナショナルクリニック(Nichii International Clinic)は株式会社ニチイ学館(東京本社、1968年創業・1973年設立)の直営診療所として2013年にシンガポールに開設された日系医療施設である。
シンガポールに駐在する日本人や医療ツーリズムで訪れる外国人を主なターゲットとしており、日本語対応の医療サービスを提供することで在星日本人コミュニティの医療ニーズに応えている。総合診療(General Practice)として内科・外科・小児科・婦人科・皮膚科・整形外科・眼科・耳鼻科等の幅広い診療に対応する。
ニチイ学館グループが日本国内で培った医療・介護・教育サービスの知見をシンガポール市場に展開しており、海外拠点としての役割を果たしている。日本語と英語の両言語での診療対応を提供している。
在シンガポール日本人コミュニティや外国人居住者の日常医療から専門的な診療まで幅広いニーズに対応し、シンガポールにおける日系医療サービスの重要な担い手として機能している。
出典:https://www.nichii-icl.com.sg/
シンガポールの主要介護企業1選〜外資編〜
Red Crowns(レッドクラウン)
レッドクラウン(Red Crowns)は2018年設立のアイルランドを本拠とするコンサルティング会社を源流とし、シンガポール各地に拠点を置く高齢者ケアサービスプロバイダーである。高齢者向けの安全で愛情のある生活空間の提供を使命としている。
アシスティッドリビング(介護付き生活支援)・自立生活・メモリーケア(認知症ケア)の3つの滞在オプションを提供し、入居者の状態やニーズに応じた多様なケアプランを選択できる体制を整えている。高齢者ケア・レスパイトケア・介護者支援・医療護衛等のサービスを展開する。
欧州のケア文化と専門性をシンガポール市場に持ち込んだ外資系事業者として、国際水準の介護サービスの提供と地域の高齢者ケアの質向上に貢献している。家族への支援プログラムも充実しており、介護者の負担軽減を支援する。
在シンガポールの外国人高齢者および地域住民を対象に、個別化されたケアプランと専門スタッフによる質の高いサービスを提供しており、シンガポールの多様な高齢者ケア市場における外資系事業者として存在感を高めている。
出典:https://www.redcrowns.co/
FAQ
シンガポールの主要介護サービス企業はどのようなものがありますか?
シンガポールの主要介護サービス企業には、ローカル企業の日系企業、そして外資系企業を含めて11社があり、それぞれが高品質な介護サービスを提供しています。
Orange Valleyとはどのような企業ですか?
Orange Valleyは、シンガポール最大級のナーシングホーム運営会社で、1993年に設立され、5つのナーシングホームを運営し、在宅介護やリハビリテーションなど包括的なサポートを提供しています。
Charis Manor Nursing Homeはどのような特徴がありますか?
Charis Manor Nursing Homeは、伝統的なナーシングホームのイメージを覆し、居心地の良い家庭のような環境を作り出し、質の高いケアと快適な生活環境を提供しています。
Bright Hill Evergreen Homeの特色は何ですか?
Bright Hill Evergreen Homeは、非営利の認定ナーシングホームで、ホリスティックな看護と医療を提供し、静かな周囲の環境とプライバシーに配慮した居室を備えています。
シンガポールの介護業界における外資系企業の例は何ですか?
レッドクラウンはアイルランドの企業で、安全で愛情あふれる高齢者の滞在空間を提供し、自立、アシスティッドリビング、メモリーケアといった多彩なケアオプションを展開しています。

