【最新版!】インドネシアの主要会計事務所12選〜金融・法人サービス業界〜

インドネシア 会計事務所

今回は、インドネシアの会計事務所業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

インドネシアの会計事務所業界 業界地図はこちら!
目次

インドネシアの主要会計事務所2選〜ローカル編〜

KAP LEONARD, MULIA & RICHARD(カプレオナルド、ムリア&リチャード)

1961年に設立されたインドネシアの会計事務所。最初にジャカルタの事務所が開設された。1974年にはスマランの事務所が開設された。LM&R会計事務所には9名のパートナーと100名以上の従業員が従事している。LM&Rでは、人材が最も重要な要素であると信じているため、適切な教育とトレーニングを行うことで従業員に投資している。

LM&Rのサービスは大別すると3つ。①監査サービス:クライアントが作成した情報の信頼性、およびインドネシア固有の法定報告要件への準拠を評価する監査サービスを提供する。②アドバイザリーサービス:クライアントが目標を達成するのを助けるアドバイスを提供する。③税務サービス:クライアントはますます複雑化する税法を遵守する必要があるため、投資戦略の影響を考慮しながら税務管理をする必要があるため、グループの税理士パートナーが税務サービスを提供する。

いずれのサービスも最新のルール知識を提供することが意識されている。

出典:https://kaplmr.com

KAP HUSNI, MUCHARAM & RASIDI(カプフサン、ムチャラム&ラシディ)

1994年に設立されたインドネシアの会計事務所。HM&R会計事務所は、より良く、より信頼できる会計事務所を目指し、プロフェッショナリズム、相互信頼、約束遂行を土台に、より高度な説明責任、透明性、真実性により経営実績を改善し、会計、経営分野への監査、その他のサービスを提供している。

現在、HM&Rには4名のパートナーと9名のスタッフが所属している。提供いているサービスは、監査と保証、パフォーマンス監査、内部監査、税金、会計サービス、トレーニングと開発、コンサルティングなどである。費用の目安は、過去の財務報告監査が25万ルピア。過去の財務諸表のレビューが25万ルピア。課税が26万6千ルピア。KPPKレポートレビューが26万6千ルピア。SKAIのレビューが26万6千ルピアである。

HM&Rの公認会計士は、さまざまなスキルの統合チームを用意し、クライアントの抱える問題の解決を支援し、同時に解決策を見つける準備をしている。

出典:https://kaphwr.id/ 

インドネシアの会計事務所業界 業界地図はこちら!

インドネシアの主要会計事務所3選〜日系編〜

PT. SCS Global Consulting(SCSグローバル・コンサルティング)

アジアを中心に世界各地に自社拠点を持つ日本発の国際会計事務所グループSCS-Invictusによって2012年に設立されたインドネシアの日系の税務・会計コンサルティング会社。

2019年12月末現在、従業員数は約40名、クライアント数は主に日系企業を中心に約150社超にのぼる。会計部門、税務部門、法務部門があり、それらを統括しクライアントの窓口となるジャパンデスクがある。経験豊富な会計、税務及び法務の専門家が在籍しており、実務に即したアドバイスやサービスを提供。対応言語は、日本語、英語、インドネシア語。

サービス内容は、①会計監査:提携の監査法人により法定監査を提供、②連結パッケージの監査・レビュー、③内部統制監査、④税務:すべての税金について税額計算から申告まで対応、⑤法人関連税務に関する申告業務、⑥国際税務(源泉税、外国税額控除、移転価格税制)、⑦個人所得税、⑧会計業務アウトソーシング⑨記帳代行及び決算、⑩給与計算、⑪支払代行・請求代行などである。

出典:https://scsglobal.co.jp/office/indonesia 

PT NAC Global Jakarta(NACグローバル・ジャカルタ)

香港を拠点としてアジアを中心に展開するNAC国際会計グループのインドネシア現地法人で2011年に設立された。アジア地域で日系最大級を誇る会計コンサルティング・ファームで、香港・中国・台湾・ベトナム・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・インド・カンボジア・ミヤンマー・オーストラリアに展開。

NACジャカルタの従業員数は30名で、その内日本人が4名。NACジャカルタは、インドネシアにおいて日系企業のクライアントに会計税務サービスを提供するコンサルティング・ファームで、主なサービスは、会計アウトソーシング、税務サービス、会計監査支援、登記手続、コンサルティング業務である。

サービスの特長は、①地元政府とのきめ細かい対応が可能な設立手続代行サービス、②専門スタッフが毎月クライアントを訪問する巡回監査サービス、③法定監査における日本語での監査報告書の提出、④手軽に経理事務を委託できる記帳申告アウトソーシングである。

出典:http://ja.nacglobal.net/

PT Onitsuka Management Consulting(オニツカ・マネージメント・コンサルティング)

2001年に設立された日系の税務・会計コンサルティング会社。2017年1月1日現在の従業員数は59名で顧客数は約100社。日系の顧客に対して日本人スタッフが日本語で税務会計について幅広いサポートができる。とりわけ、「日系現地法人/駐在員事務所のトップが、日本語で現地の会計税務を把握できる。」ところがセールスポイント。

主なサービスは、①月次会計サービス:財務諸表の作成あるいはレビュー、②連結報告、③会計監査サポート:公認会計士との折衝調整、④決算の早期化、⑤月次税務サービス:税務申告まで、⑥法人所得税確定申告、⑦個人所得税確定申告、⑧税務調査サポートである。

会計税務業務をアウトソースしたい。間接部門の人件費を軽減したい。現在の会計税務処理が規則通りに正しく行われているのか不安だ。税務調査の対応ができない。というような本業には強くても管理業務に弱いあるいは現地語が不得手だという日系のクライアントのニーズに対応している。

出典:https://omc.co.id/

インドネシアの会計事務所業界 業界地図はこちら!

インドネシアの主要会計事務7選〜外資系編〜

PwC Indonesia(PwCインドネシア)

グローバル会計事務所の一つであるPwCのインドネシア現地法人は1971年に設立された。以来PWCインドネシアはインドネシアの経済成長と社会開発のサクセスストーリーに大きな役割を果たしてきた。

PwCインドネシアは、1名のシニアパートナー、52名のパートナーと14名のアドバイザーが在籍する規模の大きな会計事務所である。パートナーの内訳は、保証関係が26名と全体の50%、税務関係が13名と全体の25%を占める、アドバイザリー関係が8名、コンサルティング関係が3名、リーガル関係が2名である。

PwCインドネシアにはJapan Business Deskという部門がある。Japan Business Desk は日系企業をサポートする部門。さまざまなセミナーやトレーニングイベントを実施し、日本語で出版物も発行している。また、ジャカルタジャパンクラブ(JJC)、日本大使館、国際協力機構(JICA)などの日本の機関とも緊密に連携を取っている。現在、2名の日本人アドバイザーが常駐している。

出典: https://www.pwc.com/id/en/ 

KPMG Indonesia(KPMGインドネシア)

グローバル会計事務所の一つであるKPMGのインドネシア現地法人の基盤となるSiddharta Widjaja&Partnersは1957年に設立された。

1986年には、インドネシアおよび国際的なクライアントに幅広いアドバイザリーサービスを提供するためKPMG Siddharta Advisoryが設立された。2002年には、現在はKPMG Advisory Indonesiaと呼ばれている税務および関連するビジネス問題に焦点を当てたビジネスアドバイザリーサービスを開始している。

KPMGインドネシアには70人以上のパートナーとディレクターが所属しており、何人かは25年以上の経験を持ち700人以上の専門スタッフにサポートされている。メンバーはKPMGのグローバルトレーニングプラットフォームによって強化されており、技術スキルの構築、およびKPMGのさまざまな方法論が訓練されている。社内の公用語は英語とインドネシア語だが、日本語、北京語、韓国語、ドイツ語、オランダ語、タイ語などが堪能なメンバーもいる。

出典: https://home.kpmg/id/en/
https://home.kpmg/content/dam/kpmg/id/pdf/2018/05/id-kpmg-company-profile-2018.pdf 

DELOITTO Indonesia(デロイト・インドネシア)

グローバル会計事務所の一つであるデロイトのインドネシアでのサービスは、Deloitte Southeast Asia Ltd.の関連会社であるImelda&Rekanおよびその他のインドネシアの関連団体によって提供されている。

メンバーは、ジャカルタとスラバヤの2つのオフィスに80名以上のパートナーとディレクターと1,200名以上のスタッフが在籍している。

デロイトインドネシアの実務を行うのは、①Imelda&Partners:登録公認会計士事務所、②Deloitte Touche Solutions:税務コンサルティング、③PT Deloitte Konsultan Indonesia:ファイナンシャル&ビジネスアドバイザリー、④PT Deloitte Advis Indonesia:ファイナンシャルアドバイザリー、⑤KJPP Lauw & Rekan:評価アドバイザリー、⑥Hermawan Juniarto & Partners:法律事務所、⑦PT Deloitte Consulting:戦略および運用アドバイザリーである。そして、クライアントサービスチームが統合されたアプローチで強力なソリューションの作成を支援する。

出典: https://www2.deloitte.com/id/en.html 

Grant Thornton Indonesia(グラン・トーテン・インドネシア)

アメリカに本拠を置くグローバル会計事務所Grant Thornton(GT)のインドネシア現地法人は1992年に設立された。

その後2011年に、保証、税務、アウトソーシング、およびアドバイザリーでインドネシアの最先端の会社となりインドネシアの会計専門家および商慣行の発展に貢献できるようにダイナミックな専門家グループが組織構造を変えた。これにより、4年以内に16名のパートナーと250人を超える専門家からなるチームに拡大し、国営企業や多角経営企業を含む一流のクライアントを擁するようになった。さらに現在は17名のパートナーと444名の専門家へとチームは拡大し続けている。

GTグループは世界136か国以上に展開し、58,000名の従業員を擁するグローバルな強みを生かしている。その一つは、世界16か国22カ所に設置しているJapan Deskをインドネシアにも設置しており、常駐日本人アドバイザーを置き、日本のGTともシームレスにグローバルで連携している。

出典: https://www.grantthornton.global/en/locations/Indonesia/
https://www.grantthornton.co.id/globalassets/1.-member-firms/indonesia/media/capability-statement-grant-thornton-indonesia—2020_updated.pdf

インドネシアの会計事務所業界 業界地図はこちら!

Crowe Indonesia(クロウ・インドネシア)

グローバル会計会社の一つであるCroweグループのインドネシア現地法人は2003年に設立された。Croweインドネシアは35名のパートナーと民間企業、上場企業、国営企業、多国籍企業を含む企業ポートフォリオを管理する取締役とパートナーをサポートする500人以上の有能な専門家で構成されている。

Croweインドネシアは統合された会社であり、保証、税務、法人アドバイザリー、リスクコンサルティングの包括的なサービスを提供している。さらに、Croweグローバルのメンバーとして、国際ネットワークを活用して、クライアントがグローバルに事業拡大できるよう支援している。

また、Croweインドネシアではインターナショナルデスクサービスを行っている。日本、韓国、中国の3つのデスクがあり、ジャパンデスクでは、日本人パートナーが主導して業務を進め、親会社、現地法人とCrowe インドネシアの3者間で迅速かつスムーズなコミュニケーションが行えるようにしている。

出典: https://www.crowe.com/id/
https://www.linkedin.com/company/croweindonesia/about/ 

RSMS Indonesia(RSMインドネシア)

世界120か国に展開するグローバル会計事務所のRMSグループのインドネシア現地法人の基盤となった登録公認会計士事務所が1985年に公認会計士のAmir Abadi Jusufによって設立された。その後、AAJ Associates、続いてRSM AAJと統合された専門サービスグループへと進化しつつ、現在のRSM インドネシアに至る。

RSMインドネシアは、35年以上に渡り強力に地元での存在を確立、ジャカルタとスラバヤにオフィスを設立し、世界中に820のオフィスを持つRSMインターナショナルネットワークのメンバー事務所としてクライアントにRSMグループの持つ国内外の広範なネットワーク、専門知識、業界経験を容易に提供できる仕組みがある。

RSMインドネシアは、企業の成長と持続可能性にとって重要な多くの分野で世界クラスのサービスを提供するインドネシアを代表する監査、税務、コンサルティング会社の1つであり、現在34名のパートナーと4名のアドバイザーが在籍している。

出典: https://www.rsm.global/indonesia/en/
https://www.rsm.global/indonesia/sites/default/files/media/Trifold%20RSM%20Indonesia%202021.pdf

BDO Indonesia(BDOインドネシア)

世界167ヵ国に1,658を超えるオフィスを持つグローバルに展開する会計事務所の一つであるBDOグループのインドネシア現地法人は1979年に設立された。そのため、BDOインドネシアは、インドネシアで最も歴史ある会計事務所の1つである。

BDOインドネシアでは、55名のパートナーとディレクターと800名以上の専門家がチームを構成し、クライアントのニーズに合わせた一流のサービスを提供している。

BDOインドネシアがクライアントに提供しているサービスは、①監査と保証:500名を超える専門家を通じて優れた監査および保証サービスを提供し、クライアントが主要な経営問題を認識する機会にしている。②税務:あらゆる種類の税務課題に対して戦略的かつ長期的な視点でアドバイス。③アドバイザリー:クライアントの状況を真に理解した上で適切にアドバイス。④ビジネスサービスとアウトソーシング:クライアントの選択に基づき、クライアントのニーズに合わせて調整できる。

出典: https://www.bdo.co.id/

インドネシアの会計事務所業界 業界地図はこちら!

FAQ

インドネシアの会計事務所業界についてどのような内容が紹介されていますか?

この記事では、インドネシアの会計事務所業界においてローカル・日系・外資系の主要12社を厳選し、それぞれの企業情報や事業内容について詳しく紹介しています。

インドネシアの主要なローカル会計事務所はどこですか?

インドネシアの主要なローカル会計事務所には、KAP LEONARD, MULIA & RICHARDとKAP HUSNI, MUCHARAM & RASIDIの2社があります。

日系の会計事務所の中で代表的な企業は何ですか?

日系の主要な会計事務所には、PT. SCS Global Consulting、PT NAC Global Jakarta、オンツカ・マネージメント・コンサルティングなどがあります。

外資系の主要会計事務所にはどの企業がありますか?

外資系の主要な会計事務所には、PwC Indonesia、KPMG Indonesia、Deloitte Indonesia、Grant Thornton Indonesia、Crowe Indonesia、RSM Indonesia、BDO Indonesiaなどがあります。

投稿者アバター
アンディ ムハンマド Indonesia-Based Industry Analyst
インドネシア在住の観光ガイド・通訳者。 日本語学科卒業後、日本人向け観光案内や国際イベントでの日本代表団対応を経験。 現地視点と実務経験をもとに、インドネシアの観光・文化情報を日本語で発信している。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次