【最新版!】マレーシアの主要不動産仲介会社19選

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マレーシア、不動産業界、主要企業、市場動向――2025年のマレーシア不動産市場は過去最高の取引額を記録し、国内外から注目を集めています。

本記事では、ローカル・日系・外資合わせて19社の最新動向と、日系・外資系企業の特徴、今後の市場展望を詳しく解説。日本企業の進出や投資判断に役立つ最新情報をお届けします。

続きは本文でご確認ください。

読了時間の目安:5分

マレーシアの不動産仲介業界 業界地図はこちら!
目次

マレーシアの主要不動産仲介会社10選〜ローカル編〜

iProperty.com Malaysia Sdn Bhd(iプロパティ・ドットコム・マレーシア)

iProperty.com Malaysia Sdn Bhdは、マレーシア国内で包括的な不動産ポータルサイトを運営する企業だ。2016年よりオーストラリアの多国籍デジタル広告会社REAグループの傘下に入り、国際的なネットワークとノウハウを活用しながら市場拡大を続けている。マレーシア国内ではクアラルンプール、ジョホール、ペナンにオフィスを構え、従業員数は200名を超える規模となっている。

主な事業内容は、インターネットベースの不動産情報ポータルの運営と広告サービスであり、売買・賃貸・新築物件など20万件以上のプロパティ情報をリアルタイムで提供している。モバイルアプリやウェブサイトを通じて、物件の詳細情報、写真、地図、住宅ローン計算機能など多様なサービスを展開し、ユーザーが利便性高く不動産取引を行うことができる。

2023年の最新財務データによれば、売上高は前年比16.5%増加し、総資産は42.91%増加した。また、純利益率も47.3%向上しており、マレーシア不動産情報市場における成長性と収益性の高さが示されている。競合他社としてはPropertyGuruなどが存在するが、iProperty.com Malaysia Sdn Bhdは豊富な物件情報と直感的な検索機能で利用者の支持を集めている。

コムスコアMMXの分析データによると、2021年2月時点で同社サイトはマレーシア国内で最も訪問者数の多い不動産サイトであり、ユーザーが1回の訪問で平均6分以上滞在するなど、他社サイトよりも高いエンゲージメントを維持している。さらに2021年3月には、月間訪問者数が1,000万人を突破したと発表され、市場における存在感と信頼性が示されている。

出典:https://www.iproperty.com.my/

Henry Butcher Malaysia Sdn Bhd(ヘンリー・ブッチャー・マレーシア)

Henry Butcher Malaysia Sdn Bhdは、1987年4月7日に設立されたマレーシアを代表する不動産コンサルティング企業だ。本社はクアラルンプール市のJalan Yap Ah Shakに置かれ、全国にネットワークを持つ。事業内容は不動産評価、ブローカー、オークショニア、プロパティ・プロジェクトマネジメント、不動産エージェント、コミッショナージェント、投資持株など多岐にわたる。

同社は個人投資家や不動産所有者、金融機関、中小企業、上場企業、政府機関、ユーティリティ企業、多国籍企業など幅広いクライアント層を擁し、ワンストップで不動産に関するあらゆる課題に対応する。2025年時点で従業員数は500~1,000人規模、年間売上高は約970万米ドルと推定されている。

Henry Butcher Malaysia Sdn Bhdは、2024年のMalaysian Housing, Urban Development and Property Summitにおいて「Malaysian Property Excellence & Sustainability Award」を受賞するなど、業界から高い評価を得ている。また、モバイルアプリやデジタル化を積極的に推進し、オーナーや管理組合向けの効率的なプロパティマネジメントサービスも展開している。

2025年は政府のインフラ投資やジョホール・シンガポール特別経済区(JS-SEZ)、ペナンLRTなどの大型プロジェクトが進行しており、不動産市場のさらなる活性化と、持続可能で革新的なプロジェクトへのニーズが高まっている。Henry Butcher Malaysia Sdn Bhdは、こうした市場動向に的確に対応し、不動産分野において信頼性と実績を兼ね備えたリーディング企業としての地位を確立している。

出典:https://www.henrybutcher.com.my/

Singham Sulaiman Sdn Bhd(シングハム・スライマン)

Singham Sulaiman Sdn Bhdは、不動産バリュエーション、アドバイザリー、市場調査、資産およびプロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、不動産仲介など多角的な不動産サービスを提供するマレーシアの企業だ。1974年に設立され、1982年以降は完全にマレーシア資本となっている。現在は「Jones Lang Wootton(ジョーンズラングウートン)」ブランド名で事業を展開し、マレーシア国内で最も信頼性の高い不動産コンサルティング会社の一つとして知られている。

同社はマレーシアのValuers, Appraisers and Estate Agents Act 1981(VAEA 1981)に基づき、Board of Valuers, Appraisers, Estate Agents and Property Managers(マレーシア不動産評価士・不動産業者委員会)に登録されており、不動産評価士や不動産業者の資格を持つ専門家が多数在籍している。また、Royal Institution of Chartered Surveyors(RICS)にも加盟し、国際的な水準でサービスを提供している。

過去には「Jones Lang Wootton」ブランドに関連する商標や知的財産権をめぐる裁判も発生しているが、マレーシア国内で同ブランドを利用し事業を行う権利を有している。Singham Sulaiman Sdn Bhdは、長年にわたり不動産市場の動向やトレンドをまとめた「Property Report」や「In The News」などのレポートを発行し、業界内で高い評価を受けている。

出典:http://www.jlwmalaysia.com/

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Maxland Real Estate Agency (マックスランド・リアルエステート・エージェンシー)

Maxland Real Estate Agencyは、マレーシア国内で不動産コンサルティングを手掛けるリーディング企業だ。2000年に設立され、約四半世紀にわたり不動産業界で高い実績と信頼を築いてきた。本社はクアラルンプールに置かれ、ペナンやマラッカなど全国に優秀なネゴシエーターや専門家を擁するチームを展開し、法人・個人・外国人居住者・投資家など幅広い顧客層に対応している。

同社の強みは、プロフェッショナリズムと誠実さを柱としたサービス体制にあり、顧客満足度の向上とアフターサービスに注力している。エージェントは最新の市場動向や専門知識を備え、取引後も継続的なサポートを提供することで顧客との長期的な関係構築を重視している。また、ESG(環境・社会・ガバナンス)原則への強いコミットメントも特徴で、持続可能な成長とイノベーションを目指す姿勢が高く評価されている。

サービス内容は多岐にわたり、コーポレート不動産ソリューション、エクスパット向け住宅手配、産業団地の立地支援、プロパティポートフォリオ管理、デューデリジェンス、オフィススペースや商業物件の選定、地域展開支援など、顧客のニーズに合わせた包括的な提案が可能だ。IT活用にも積極的で、不動産ウェブサイトやプロパティマネジメントソフト、バーチャルツアー、3Dモデリング、クラウド管理システムなど最新技術を導入し、業務効率化と顧客体験の向上を実現している。

2023年にはEdgePropとの提携も発表し、サービス品質のさらなる向上と市場での存在感強化に注力している。また、2024年にはエネルギー効率化車両(EEV)や電気自動車(EV)製造分野への進出も検討しており、今後は不動産分野にとどまらない事業拡大も視野に入れている。

出典:https://www.maxlandrea.com/

Reapfield Group(リープフィールド・グループ)

Reapfield Groupは、1984年にマレーシアで設立された有力不動産仲介企業だ。設立以来35年以上にわたり業界で実績を積み重ね、2019年には世界最大級の不動産テクノロジー企業であるケラー・ウィリアムズ・リアルティ・インターナショナル(Keller Williams Realty International)に正式加盟し、グローバルなネットワークと最新技術の導入を実現した。

現在はクランバレー(クアラルンプール都市圏)を中心に複数の拠点を持ち、従業員・エージェント数は800名以上にのぼる。同社は住宅、工業、商業の各分野で国内外の不動産プロジェクトを手掛けており、幅広い顧客層と長期にわたるビジネス関係の構築を重視している。

テクノロジー活用には特に注力しており、「コマンド(Command)」や「ワークプレース(Workplace)」、CGIツールなど多様なプラットフォームを導入している。コマンドではデータベースの自動化や自動フォローアップ機能によりエージェントの業務効率化と顧客管理を強化。ワークプレースはリアルタイムリストを活用し、社内エージェント同士のコラボレーションやコミュニケーションを促進する。これにより、エージェントは案件ごとに最適なリソースを活用し、顧客満足度の高いサービス提供が可能となっている。

業界内での評価も高く、iプロパティ・ドットコム・エージェント広告賞やSME100アワードの不動産部門「ファースト・ムービング・カンパニーズ」など、多数の受賞歴を持つ。2025年3月時点で、年間取引額は前年比30%増、取引件数は6.5%増と堅調な成長を続けている。

出典:https://www.reapfield.com/

Rahim & Co International Sdn Bhd(ラヒム&Coインターナショナル)

Rahim & Co International Sdn Bhdは、1976年12月設立のマレーシア有数の不動産コンサルティング企業だ。2025年5月現在、クアラルンプールを本拠地とし、国内23拠点にネットワークを広げ、約500名の従業員を擁する。事業内容は不動産評価、エステートエージェンシー、リサーチ、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメントなど多岐にわたり、国内外の投資家やオーナー、オキュパイアーなど幅広い顧客層に総合的な不動産サービスを提供している。

同社はマレーシアの不動産市場において長年高い信頼と実績を築き、Board of Valuers, Appraisers and Estate Agents(不動産評価士・不動産業者委員会)や財務省への登録も行っている。また、Permodalan Nasional Berhad(PNB)との戦略的提携を模索しており、地域不動産サービスのリーダーを目指す姿勢が明確だ。

2024年から2025年にかけての市場動向は、住宅開発やデータセンター、再生可能エネルギー、インフラプロジェクトの活性化が成長を牽引している。2024年1-9月の不動産取引件数は前年同期比6.2%増の30万件超、取引額は14.4%増の約RM1630億に達し、コロナ禍前の水準に近づきつつある。住宅分野では取引件数が4.9%増、取引額も6.9%増と堅調な伸びを見せている。小売業界も徐々に回復基調にあり、新しいモールやエクスペリエンス重視の施設が注目を集めている。

2023年の財務実績では売上高が9.89%増加、総資産も9.84%増加し、純利益率は1.49%向上している。こうした市場環境と企業努力により、Rahim & Co International Sdn Bhdはマレーシア不動産業界で安定した成長を続けるリーディング企業としての地位を確立している。

出典:https://www.rahim-co.com/

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Carey Real Estate Sdn Bhd(キャレイ・リアルエステート)

Carey Real Estate Sdn Bhdは、1983年に設立されたマレーシアの不動産仲介業者であり、クアラルンプールを拠点にペナンとコタキナバルにもオフィスを展開している。同社はマレーシア財務省管轄のBoard of Valuers, Appraisers and Estate Agents(不動産評価士・不動産業者委員会)に正式登録されており、長年の実績と信頼性を有する。

事業内容は多岐にわたり、商業不動産(オフィス、小売店舗、ホテル、土地など)、工業不動産(工場、物流施設、土地など)、住宅不動産(コンドミニアム、戸建て、リンクハウスなど)の売買・賃貸を幅広く扱っている。特に大規模プロジェクトや高額取引に強みがあり、クアラルンプールのルネッサンスホテル売却、バンサー地区の開発用地を台湾多国籍企業への売却、ブリックフィールド・アジア大学への商業施設売却、シャーアラムの工業施設売却、コタキナバルのシャングリラホテル売却、プロトンマレーシアへの工業施設レンタル、クアラルンプールの商業施設売却、サンウェイ・デベロップメントへの土地売却など、国内外の大手企業や機関投資家を対象とした取引実績が豊富だ。

出典:https://www.carey.com.my/

Chester Properties Sdn Bhd (チェスター・プロパティーズ)

Chester Properties Sdn Bhdは、2006年にDato’ Howard Chew氏とSean Yong氏により設立されたマレーシアの不動産コンサルティング企業だ。本社はペタリンジャヤのコタダマンサラ(Jalan PJU 5/22, The Strand)に位置し、設立当初は単一事業所からスタートしたが、現在は全国17拠点以上に拠点を拡大している。従業員数はグループ全体で500~1,000名規模に及び、マレーシア不動産市場で高い実績と信頼を築いている。

同社は住宅・商業・土地など幅広い不動産分野で売買・賃貸・投資コンサルティングサービスを提供しており、国内外の投資家や個人顧客に対応する。近年は英国、香港、韓国、中国など海外パートナーとの連携も強化し、グローバルなネットワークを活かした事業展開を行っている。

Chester Properties Sdn Bhdは、プロフェッショナルなエージェントによる徹底したカスタマーサポートと、継続的なトレーニング・モチベーションアップ施策に注力している。顧客一人ひとりのニーズやライフスタイルに合わせた物件提案を行い、取引開始からクロージングまで一貫したサポート体制を構築している。

実績面では、パーク51コンドミニアムやパシフィックプレイス、バンサー・トレードセンターなど大規模プロジェクトの一括販売や、短期間での大量成約など、業界でも注目される取引を多数手掛けてきた。また、顧客満足度を高めるためのアフターサービスや、投資家向けの専用クラブも運営している。

出典:https://www.chester.com.my/

Hartamas Real Estate Group(ハタマス・リアルエステート・グループ)

Hartamas Real Estate Groupは、1996年に設立されたマレーシアの不動産サービスをリードする企業だ。本社はペタリンジャヤ(セランゴール州)に位置し、国内6拠点と上海・台湾・香港など海外オフィスも展開している。現在の従業員数は350~400名以上に及び、プロジェクトマーケティング、コーポレート不動産、国際不動産、資産管理、バリュエーション・コンサルティング、エクスパットリロケーション、トレーニングアカデミーなど幅広いサービスを提供している。

同グループは、エージェンシーサービスからスタートし、今では住宅・商業・工業・国際物件と多様な分野をカバーしている。特にプロジェクトマーケティングやコーポレート不動産、資産管理、バリュエーションサービスでは業界屈指の実績と専門性を持つ。近年はプロプテック(不動産テクノロジー)にも積極的に投資し、EdgePropとの提携を通じて最新の市場データやマーケティング支援をエージェントや顧客に提供している。

業界評価も高く、MIEA(マレーシア不動産協会)主催のナショナル・リアル・エステート・アワードで「Top Real Estate Firm of the Year」「Real Estate Agency of the Year」「Top Project Marketing Firm of the Year」「Top Commercial Real Estate Firm of the Year」など多数受賞歴がある。また、BrandLaureate Leadership in Real Estate Services AwardやFounder Legacy Awardなども獲得し、不動産サービス分野でのリーダーシップと革新性が認められている。

出典:https://www.hartamas.com/

Zerin Properties Sdn Bhd(ゼリン・プロパティーズ)

Zerin Properties Sdn Bhdは、2002年1月14日にクアラルンプールで設立されたマレーシアの不動産コンサルティング企業である。創業者はPrevindran Singhe(プレヴィンドラン・シン)で、設立当初は5名の小規模チームからスタートしたが、現在は国内外に拠点を広げ、従業員数は51~200名規模に成長している。本社はクアラルンプール(ブキットダマンサラ地区)、ペナン、ロンドンにもオフィスを展開し、グローバルなネットワークを活かしたサービスを提供している。

事業内容は多岐にわたり、不動産仲介(エージェンシー)、資産運用、バリュエーション、プロパティマネジメント、ESG(環境・社会・ガバナンス)コンサルティング、リサーチ、マーケティング、ホテルブローカレージ、オフィス・工業不動産の賃貸・売買など幅広い分野をカバーしている。特に不動産M&A(合併・買収)やプライベート不動産投資、エクスパット向けライフスタイルサービス、グリーンビルディング認証支援など、専門性とイノベーションを追求したサービスが特徴だ。

2022年にはHabitat Builders Sdn Bhdと共同で「Zerin Habitat Sdn Bhd」を設立し、ESG評価・コンサルティング事業にも参入。Global ESG Benchmark for Real Assets(GRESB)のパートナーとして、不動産資産のESG評価やサステナビリティ戦略の策定・運用支援を提供している。また、プロパティマネジメント分野では、マレーシア国内外の商業・住宅・ランドプロパティの管理実績を有し、数々の業界賞を受賞している。

近年のマレーシア不動産市場は、2024年から2025年にかけて経済成長やインフラ投資、データセンターや工業団地、観光業の回復などを背景に活況を呈している。Zerin Properties Sdn Bhdはこの市場動向を的確に捉え、国内外の投資家や企業、個人顧客に対して、最新の市場情報や分析、カスタマイズされた不動産ソリューションを提供し続けている。

出典:https://www.zerinproperties.com/

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マレーシアの主要不動産仲介会社5選〜日系編〜

Cosmos Plan Sdn Bhd(コスモスプラン)

Cosmos Plan Sdn Bhdは、1999年からマレーシアで長期滞在支援事業を展開し、2007年より不動産仲介事業を本格化した企業だ。2012年に会社設立(登記資本金RM1,000,000)、クアラルンプール(ペタリンジャヤのメナラ・メラワンギ)を本社とし、ペナンとジョホールに支店、東京にもオフィスを構える。2025年現在、マレーシア国内オフィスで23名を超える従業員が在籍し、現地在住日本人スタッフや現地語に精通した専門家も多数いる。

主な事業内容は、不動産関連サービスと資産運用コンサルティングだ。不動産関連では、物件視察ツアー、賃貸・売買の仲介業務、不動産投資コンサルティング、住宅ローン申請サポート、賃貸物件管理、現地専門家(会計士・弁護士・保険・銀行など)の紹介を幅広く手掛ける。また、マレーシア・マイセカンドホーム(MM2H)プログラムのサポート、留学支援、日本企業の現地進出支援も提供している。系列会社のトロピカルリゾートライフスタイルと連携し、MM2Hや留学の下見ツアーも実施している。

東京オフィスでは定期的に個別相談会や物件説明会、セミナーを開催し、日本国内からの投資家や移住希望者に対する情報発信とサポートにも注力している。これまでに2,100名以上の日本人のMM2Hビザ取得を支援し、多くの日本人のマレーシア留学や生活移住もサポートしてきた実績を持つ。

代表の石原氏は現地在住30年以上の経験と幅広い人脈を持ち、マレーシア不動産市場のパイオニア的存在として業界内外で高い評価を得ている。不動産だけでなく、現地保険、資産運用、生活情報なども含めたワンストップサービスを提供し、個人や法人のニーズに的確に対応している。

出典:https://www.totalmalaysiafudosan.jp/

Greenfield Properties(グリーンフィールド・プロパティズ)

Greenfield Propertiesは、マレーシアのセランゴール州に2008年7月21日設立(登記番号0826114U/200801024790)された不動産サービス企業で、「REAL ESTATE ACTIVITIES ON A FEE OR CONTRACT BASIS N.E.C.」として、主に不動産仲介やコンサルティング業務を手掛けている。

同社はクアラルンプール近郊のペタリンジャヤやコタダマンサラなど、セランゴール州の中心的なエリアに拠点を構え、ライセンスを保有したプロフェッショナルなネゴシエーターが多数在籍している。商業施設や店舗オフィス、住宅物件の売買・賃貸、プロパティマネジメント、不動産投資コンサルティングなど幅広いサービスを展開し、特にペタリンジャヤやコタダマンサラ周辺の高級住宅街や商業地における取引実績が豊富だ。

同社は「Greenfield Properties」ブランド名で複数のオフィスを展開しており、クアラルンプール市内や近郊の主要商業地(例:Solaris Dutamas、Dataran Sunwayなど)でも高いシェアを誇る。顧客満足度と信頼性を重視し、個人・法人問わず幅広いニーズに対応している。

出典:http://malaysia.abest.jp/

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Starts International Malaysia Sdn Bhd(スターツ・インターナショナル・マレーシア)

2012年7月31日にクアラルンプールで設立された日本発の総合不動産コンサルティング企業だ。本社はクアラルンプール中心部(Jalan Binjai、Menara Binjai)に位置し、LRT線Ampang Park駅から徒歩5分と利便性が高い。

主な事業内容は、個人向けの生活アドバイス・資産投資アドバイス・生活サポート、法人向けのビジネス立ち上げサポート・マーケティング支援・店舗・オフィス・工場の立地コンサルティング、不動産管理(赴任者住居管理・空室管理・テナント管理)など多岐にわたる。特に日系企業のマレーシア進出や駐在員の住宅・生活サポート、個人投資家の不動産購入支援、長期滞在者や永住者の生活サポートに強みを持つ。日本と同等のサービス品質を提供し、海外生活が初めての方にも安心して利用できる体制を整えている。

スターツグループはアジア・欧米など21カ国・33都市以上に拠点を展開しており、マレーシア拠点もそのグローバルネットワークの一部として機能している。現地法人としての豊富な実績とノウハウを活かし、日本国内とマレーシア現地の両方でワンストップサポートを実現している。

出典:https://kaigai.starts.co.jp/malaysia/

Sekai Property Sdn Bhd(セカイ・プロパティ)

Sekai Property Sdn Bhd(セカイプロパティ Sdn Bhd)は、国内外で不動産事業を展開する株式会社ビヨンドボーダーズが運営する海外不動産検索ポータルサイト「セカイプロパティ」のマレーシア現地法人だ。セランゴール州サイバージャヤに拠点を置き、主に日本人を対象にクランバレー、ジョホール州、ペナン州などの不動産物件を紹介・仲介している。

同社は、マレーシア政府が認定するIT産業推進企業(MSC Status CS/3/9824)のライセンスも取得しており、現地の不動産エージェントや専門家と連携した信頼性の高いサービスを提供している。不動産売却相談では、過去1万件以上の売却データに基づく査定を実施し、提携する現地エージェント560社に物件の売却依頼が可能となっている点が大きな特徴だ。

また、クアラルンプールを拠点とするルシュエット社と共同で、2020年12月にはマレーシア教育移住、2021年1月にはマレーシア移住に関するWEBセッションセミナーを開催。その後も定期的にオンラインセミナーを実施し、マレーシア不動産の最新動向や物件情報を発信している。

出典:https://ja.sekaiproperty.com/

Hallfield Sdn Bhd (ホールフィールド)

Hallfield Sdn Bhd(ホールフィールド)は、2017年2月22日に設立されたマレーシア・クアラルンプールを拠点とする不動産コンサルティング企業で、資本金はRM500,000である。代表取締役はYoshinori Dota(堂田吉則)氏が務める。

同社はマレーシア不動産の売買・賃貸・管理・投資・移住サポートを中心に事業を展開し、不動産エージェンシー免許および不動産ネゴシエーターライセンスを有している。主なサービスは、クアラルンプール全域の物件仲介、購入から内装工事・管理運用・売却までのワンストップサポート、投資家向けの競売物件や一棟案件の紹介、日系企業向けの土地・工場・倉庫利用のサポートなど多岐にわたる。

また、物件管理では銀行口座開設、リフォーム・清掃、テナント募集・契約、賃料管理、修理手配、郵便物転送、レポーティングなど包括的なサービスを提供し、主に日本人や日系企業、長期滞在者向けに信頼性の高い不動産管理を実現している。

IT分野にも強みを持ち、不動産ポータルサイト「Kuala Lumpur Property Navi」や「Japan Property Navi」の運営、不動産管理ソフトの開発、データ処理業務なども手掛けている。グループ会社にはSCM Management (M) Sdn BhdやHFキャピタル株式会社があり、幅広いネットワークで顧客サポートを強化している。

出典:https://hallfield.jp/

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マレーシアの主要不動産仲介会社4選〜外資系編〜

PropertyGuru International (Malaysia) Sdn Bhd(プロパティグル・インターナショナル・マレーシア)

PropertyGuru International (Malaysia) Sdn Bhdは、東南アジア全域で不動産ポータルサービスを展開するPropertyGuruグループのマレーシア法人だ。PropertyGuruは2007年にシンガポールで設立され、マレーシア法人は2011年に設立された。現在はクアラルンプール、ペナン、ジョホールにオフィスを構え、マレーシア不動産市場をリードする存在となっている。

同社のウェブサイトには、西マレーシアと東マレーシアを合わせて45万件以上の物件情報が掲載されており、2021年1月から3月の期間には月平均1,200万以上のアクセスを記録した。2024年9月時点で、月間アクセス数は800万件を超え、市場シェアは47%に達している。ComscoreやGoogle Analytics、Alexaなどの第三者データでもマレーシアNo.1の不動産ポータルサイトとして認定されている。

2020年10月には、国家住宅保有キャンペーンの一環として、住宅購入希望者がデベロッパー提供物件をワンストップで検討できるプラットフォームを立ち上げ、利便性の向上と市場の活性化に貢献した。

2021年5月、PropertyGuruはオーストラリアのREAグループが所有するマレーシアおよびタイの事業体(iプロパティ・ドットコムを含む)の株式取得で合意し、同年7月に取引が完了した。これにより、PropertyGuruはiProperty.com.myやBrickz.myなどのブランドを傘下に収め、両ブランドは引き続き独立して運営されている。この買収により、PropertyGuruは東南アジア不動産市場におけるリーダーとしての地位をさらに強化し、より幅広いサービスとデータ活用を実現している。

出典: https://www.propertyguru.com.my/

CBRE

CBREは、世界最大規模の商業不動産サービスおよび投資会社であり、マレーシアを含むグローバルで不動産の総合サービスを提供している。マレーシアでは「CBRE Malaysia」として現地法人を展開し、さらに2016年にはマレーシアの大手不動産サービス企業であるC H Williams Talhar & Wong(WTW)の株式を取得し、「CBRE | WTW」として事業を統合。現在は全国13拠点以上で、バリュエーション、市場調査、コンサルティング、不動産仲介、プロジェクトマーケティング、コーポレートリアルエステート、プロパティマネジメントなど多岐にわたるサービスを提供している。

CBRE | WTWは、クアラルンプール、ジョホール、ペナンなど主要都市に拠点を持ち、500名以上の従業員を擁する。グローバルネットワークと現地ノウハウを活かし、国内外の投資家や企業に対してワンストップの不動産ソリューションを提供している

主な事業としては、住宅・商業・産業用不動産仲介、プロジェクト・マーケティング(商業施設やオフィスの開発におけるユニットの販売・リース)、不動産投資、企業不動産、不動産評価(新規株式公開や証券取引委員会への提出用)、市場調査、コンサルティング、資産管理を提供している。

同社はマレーシアの不動産市場報告書、及びクランバレーの不動産市場報告書を定期的に発行している。

出典: https://www.cbre.com.my/
https://cbre-wtw.com.my/

Savills (Malaysia) Sdn Bhd(サヴィルズ・マレーシア)

Savills (Malaysia) Sdn Bhd(サビルズ・マレーシア)は、1995年2月11日に設立されたマレーシアを代表する不動産コンサルティング企業だ。本社はクアラルンプールのプサット・バンダル・ダマンサラに位置し、ジョホールバルとペナンにもオフィスを展開している。従業員数は201~500名規模で、国内外のクライアントに向けて専門的な不動産アドバイザリーやマネジメント、バリュエーション、プロジェクトマーケティングなど多岐にわたるサービスを提供している。

同社は世界最大級の不動産サービス企業Savillsのグローバルネットワーク(世界70カ国、600以上のオフィス)を活かし、マレーシア市場におけるリーダーとしての地位を確立している。2024年には、Royal Institution of Chartered Surveyors(RICS)主催のSouth-East Asia Awardsで「RICS Property Professional of the Year 2024」と「RICS Valuation Team of the Year 2024」の2部門を受賞し、グループマネージングディレクターのDatuk Paul Khong氏が業界内外で高い評価を得ている。

サービスの幅は非常に広く、IPOやREIT向けのバリュエーション、M&A・デューデリジェンス、裁判関連評価、不動産売却・処分評価など専門性の高い業務を担う。過去にはTRX Exchange 106、ペトロナスツインタワー、メルデカ118など大規模プロジェクトのバリュエーションも実施し、累計評価額はRM2,000億を超える。

2023年の財務実績では売上高が15.85%減少したものの、総資産は34.79%増加し、純利益率は僅かに減少した。一方で、2024年のマレーシア不動産市場は工業・データセンター分野の取引が急増し、特にジョホールではグローバルIT大手の投資が活発化している。

Savills (Malaysia) Sdn Bhdは、グローバル基準のサービスと現地ノウハウを融合し、今後も住宅・商業・工業・プロジェクトマーケティングなど幅広い分野で不動産市場をリードし続ける存在である。また、2024年にはCBRE系企業の一部事業を統合し、サービス基盤をさらに強化している。

出典: https://www.savills.com.my/

JLL(ジョーンズ・ラング・ラサール)

ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)は、アジア太平洋地域で50年以上にわたり商用不動産サービスを展開し、グローバルで不動産に関わるあらゆる分野のソリューションを提供する世界有数の企業だ。マレーシア国内では3つの法人(JLL Appraisal & Property Services Sdn Bhd、JLL Project and Construction Management Sdn Bhd、Appraisal Property Management Sdn Bhd)を設立し、多様な顧客やステークホルダーに最先端の不動産サービスを提供している。

JLL Appraisal & Property Services Sdn Bhd(JLLプロパティ・サービシーズ・マレーシア)は、商業用不動産サービスプロバイダーとして、オフィスや商業施設のリース、キャピタル・マーケット(土地・工業・オフィス物件の売買、リテールモール、ホテル、代替資本市場など)、海外住宅プロジェクト販売、リサーチ及びコンサルティングを主な事業とする。グローバルネットワークを活かし、国内外のクライアントに対して高品質なアドバイザリーサービスを展開している。

JLL Project and Construction Management Sdn Bhdは、プロジェクト及び開発サービスを専門とし、開発管理、投資アドバイザリー、プロジェクト・マネジメント、資本・コスト管理、デザイン、建設管理などのサービスを提供する。幅広い業種・業態に対応し、クライアントのビジネスビジョンに基づいたプロジェクト推進をサポートしている。

Appraisal Property Management Sdn Bhd(アプレイザル・プロパティ・マネジメント)は、商業施設、機関投資家、工業用建物向けの統合設備管理(ファシリティ・マネジメント)ソリューションプロバイダーとして機能する。戦略的計画や日常業務の最適化、エネルギー管理、サステナビリティ対応など、多角的なサービスを展開している。

2025年5月現在、JLLマレーシアはMSCI Real Capital Analyticsランキングにおいて投資アドバイザリー部門で第1位を獲得し、市場シェア60.1%、取引額6億100万米ドルを記録するなど、業界をリードする存在である。クアラルンプールを中心としたオフィス、物流、住宅、リテール市場は安定した成長と低空室率を維持しており、JLLはグローバル知見と現地ノウハウを融合させた革新的なソリューションで、今後もマレーシア不動産市場の発展を牽引する見通しだ。

出典: https://www.jll.com.my/

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投稿者アバター
林 千尋 Malaysia-Based Industry Analyst
クアラルンプール在住4年目の日本人。日本では飲料メーカーの営業を担当し、その後マレーシアへ移住。現地では食品商社にて営業および購買サポート業務に携わっている。
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