今回は、台湾の幼児教育・学習塾業界に焦点を当て、ローカル・日系合わせて10校を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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目次
台湾の主要幼児教育・学習塾7選〜ローカル編〜
台北儒林升大學補習班(ルーリン)
1982年に設立された学習塾。「将来のエリートを育成」するという理念を掲げており、台北に2校を構えている。
大学社会クラス、自然クラス、医学科、玉業化、高校生単科目クラスなどをメインに従事している。
優れた経営陣を擁し、「未来のエリートを育成する」という経営理念を守りながら持続的な事業と成長を追求し、全体として安定した運営になっており、年々収益性も向上している。
出典:https://www.rulin.com.tw/index.html
陳立教育集團(チンリード)
陳立教育集團は、1978年の設立以来40年以上にわたり、台湾最大の教育サービスグループ。 小〜高校まで対応しており、台湾全土に11の分校を構えている。
2012年には、パフォーマンス志向を強化するために専門のマネージャーを導入。業績志向とチーム構造の継承を強化する企業経営ビジネスモデルに焦点を当て、現在、中国本土のエリートたちとコミュニケーションを取り、業界を創造している。
台湾を拠点とするグローバルな教育サービスプラットフォームを構築し、両岸三地(中国・台湾)に広めていくことを目標としている。
出典:https://www.chenliedu.com
文城教育學院(ウンチェン)
1969年に前身の「文城國中重考班」が成立。小~高校まで対応しており、台湾北部に6つの分校を構えている。
1999年に台湾初の高校三年生向け総復習模擬テストクラスを開設。他業者よりも先に高校3年全科目総復習クラスを作り、それ以来業界リーダーとなっている。
また、2002年には業界初の将来の教育動向を研究するためのクラス部門を設置し、多様な入学試験のための2段階の補習計画を主導している。
出典:https://wmch1969.com
得勝者文教(ビクター)
高校生を主に指導している学習塾。「教育者と学習者のギャップが徐々に拡大している」という問題を解決するために設立された。「教科書の知識」だけで無く、「学ぶ方法」を伝えている。
台北を本部として、桃園、台中、宜蘭に校舎がある。
効果的な教育は、学習者の視点から開始する必要があると考えており、得勝者文教の教育は、「学生中心の教育」をコンセプトとしている。
出典:https://www.victordream.com/master/
台大・明明分文理短期補習班(タイダースクール)
1972年に誕生した学習塾。主に高校進学の中学生〜高校生を中心に授業を行なっている。
2010年には正式にデジタル化された授業を開始している。2020年には中学生塾クラスのライン版アプリがアップロードされており、授業の電子化を積極的に採用している。
塾センターには合計81台の機器があり、クラスを欠席したなら、オンライン予約システムを利用して自宅で授業の時間を予約登録することができる。塾にきた時は、個人のアカウントとパスワードを使用してログインするだけで、欠席している科目と数が分かり、学生はどのクラスが欠落しているかについてすぐ理解できる。
出典:https://student.tdaschool.com.tw/student/login.html
朱希文理補習班(ジューシー)
1995年に設立された学習塾。小~高校生まで指導しており、台湾全土に9校を構えている。
台中地域で唯一の電子管理を行なっている塾で、管理をシステム化し、従来の紙使用に対する批判を排除するために、業界に最新のシステムを導入。
塾は完全に電子化されており、いつでもオンラインで生徒の学習状況や各科目の成績曲線を確認することが可能。生徒の学習状況とガイダンスを追跡し、保護者とのコミュニケーションのための学習チャネルを確立している。
学生が授業を欠席した場合は、無料のDVDビデオ学習と集中的なガイダンスが実施される。
出典:http://888.joesenglish.com.tw/layout1/
李鋒文教(リーフン)
2013年に会社が設立された学生塾。台北に2校を構えており、数学・英語・物理・化学・国語の5教科を指導している。
大学受験に従事し、大きな顧客基盤を持っている。 同社には教師、管理講師、補導講師がおり、持続可能な事業運営と従業員の福利厚生の成長を追求している。
大学受験クラス、1対1クラス、オンライン授業などを行なっている。
出典:http://www.lfntu.com/web/
台湾の主要幼児教育・学習塾3選〜日系編〜
元氣兒童語文短期補習班(ゲンキキッズ)
台北市中正區に位置し、幼稚園生や小学生向け短期塾。日本語と中国語を教えている。日本籍の先生が在籍しており、日台間で活躍できる人材を育成することを目指している。従業員は十人。
授業は完全日本語で、ネイティブによる授業で日本語習得を実現。検定向け授業、ビデオ授業などもある。
出典:http://genkids.com.tw
拓人文理短期補習班(タクトスクール)
台北に本社を置き、台中支店と高雄視点がある。日本のやる気スイッチグループが2008年に台湾へ海外展開をした。台湾国内に計51教室あり、数多くの学生に教えている。
個別指導学習塾をはじめ、幼児教室、子ども向け英会話スクール、英語で預かる学童保育、バイリンガル幼児園、キッズスポーツ教室を全国・及び台湾をはじめとした海外で運営する総合教育グループである。2020年2月末時点で国内外の教室数はおよそ1,800教室。
個人塾としての創業は1973年、その後個別指導学習塾へ転換し、1989年に前身の株式会社拓人を設立。2021年2月期のグループ売上高は392億円、国内外の教室数およそ1,900・生徒数11万人以上と業界トップレベルに成長した。
出典:https://www.tact.com.tw
天母之塾(ティエンムノジュク)
元塾講師が個人で開いている塾。 2017年に「天母の塾」を設立。 主に現地の小学校や中学校に通う日本人に対し日本中学校及び高校受験対策をしている。
天母の塾は、台湾という日本と異なる環境で頑張る子どもたちが、自分の道をみつけ、大きく成長していくための手伝いをしたい、という思いをもとに作られた塾。
海外での経験や勉強とのバランス、帰国子女を使った中学高校受験、日本に帰国後の学習、現地校やインターン生のフォローなど、一人一人の悩みに寄り添っているところも特徴である。
出典:https://www.tianmuno-juku.com