【最新版!】マレーシアの主要物流会社19選〜運輸・物流業界〜

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今回は、マレーシアの主要物流会社に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて19社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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目次

マレーシアの主要物流会社12選〜ローカル編〜

Pos Malaysia Bhd(ポス・マレーシア)

1800年代初頭にペナンとマラッカ、シンガポールにて郵便サービスを開始し、20世紀初頭までにマレーシア全体を事業範囲とする。郵便と宅配便サービスを主要事業としており、2020年には2万2,000名の従業員を雇用する。

2020年度の収益は23億リンギットで、セグメント別では郵便が17億3,700万リンギット、航空1億6,300万リンギット、ロジスティックス3億1,400万リンギット、その他1億1,800万リンギットであった。同年度に4億5,700万の郵便を配達し、宅配荷物は1億1,100万個であった。

2020年、同社はフロスト&サリバンからマレーシア・エクセレンス・アワードを、また宅配サービスの「ポス・ラジュ」はマレーシア・eコマース・ロジスティックス・サービス・オブ・ザ・イヤーとマレーシア・ロジスティックス・サービス・プロバイダー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

2020年8月には、eコマースの成長によるオンライン購入需要に対応するため、サバ州ロックカウイにあるポス・ラジュ・センターに半自動化物流センターを開設している。

また、2021年7月にはeコマースの成長に対応するため、eコマース・フルフィルメント・ソリューションの強化を発表、システムのアップグレードと同時にシャーラムのメイン倉庫を2倍に拡大することで、処理能力の拡大が実施されている。

出典:https://www.pos.com.my/

GDEX Bhd(ジーデックス)

1997年に宅配会社として設立。マレーシア国内に100支店、57の代理店、11のロッジインセンター、242の再販代理店からなる410のステーションを運営する。2020年6月時点で1,300台の車両を所有し、4,384名を雇用する。同社は2003年に国内宅配業者として初めてISO 9001:2000を、2012年にISO 14001:2004認証を取得している。また、2013年にマレーシア証券取引所メインマーケットに上場している。

2020年度の収益は3億6,401万リンギットで、セグメント別ではエクスプレス配送が3億3,833万リンギット、ロジスティックス2,514万リンギット、不動産投資54万リンギットとなっている。

同社が提供するサービスは国内エクスプレスキャリア、国際エクスプレスキャリア、カスタマイズ・ロジスティックス・ソリューションとなっている。国内エクスプレスキャリアでは、24時間以内のドア・ツー・ドア配達を展開し、国際エクスプレスキャリアは100ヶ国以上に対応している。

2020年10月には、同社は郵船ロジスティクスのマレーシア法人であるタスコと物流配送サービスを強化するためMoUを締結している。両社は共同マーケティング活動を開発・組織することで合意しており、電子商商取引プラットフォームなどとのシームレスな接続を目指している。

出典:https://www.gdexpress.com/

City-Link Express (M) Sdn Bhd(シティリンク・エクスプレス)

1979年に会社を設立、宅配や倉庫保管、3PLなどを事業とする。マレーシア以外にシンガポール、タイ、インドネシア、香港、中国、ベトナムでもサービスを提供する。2003年にISO 9001、2017年にISO 14001、2019年にTAPA認証を取得。

2019年には、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)よりeコマース・デリバリー・エクセレンス・アワードで1位を獲得している。2020年には、トラステッド・マレーシアが選ぶマレーシアの宅配業者でトップ3にランクインしている。

また、2020年3月には同社とMCMCが協力し、消費者がデジタルポータルを利用して商品を送ることを奨励する取り組みである「マイシティリンク経済刺激パッケージ(ESP)」を発表している。さらに、同年6月には同社とMCMC、及び通信マルチメディア省とマレーシア国内での配送の問題を解決するため、国立郵便・宅配便産業研究所を設立している。

出典:https://www.citylinkexpress.com/

Century Logistics Holdings Bhd(センチュリー・ロジスティックス・ホールディングス)

1970年代に運送代理店として設立され、現在では総合物流、石油関連物流、調達物流、データ管理ソリューションを提供する。

セランゴール州クランに本社を置き、ポートクランとジョホールに支店、そしてポートクランに調達物流のCJセンチュリー・テクノロジーを展開し、2020年度は1,763名の従業員を雇用する。150台の自社トラックを所有しており、倉庫の広さは475万平方フィート。

2020年度の収益は6億3,571万リンギットで、497万リンギットの税引前損失を計上している。収益の内訳は、総合物流が4億3,143万リンギット、調達物流1億6,427万リンギット、宅配4,586万リンギットなどとなっている。

同社はISO 9001:2015、ISO 390001:2012、ISO 28000:2007、ISO 45001:2018、そしてハラール認証のMS 2400-2:2010、 医療機器の適正流通基準(GDPMD)を取得している。

出典:https://www.cjcentury.com/

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Tiong Nam Logistics Holdings Bhd(ティオン・ナム・ロジスティックス・ホールディングス)

1975年にマレーシア半島で統合貨物とマイクロディストリビューションを展開する小規模貨物事業者として設立。現在では運送業と倉庫保管、税関仲介、冷蔵施設保有、エクスプレス配送、クレーン輸送、重輸送サービスを提供している。所有している車両は1,500台以上あり、3,000名以上の従業員を擁している。

ジョホール州に本社を置き、国内12ヶ所とシンガポール、タイ、ベトナム、中国(深圳)、ミャンマー、ラオスにオフィスを展開する。

2020年度の収益は6億425万リンギットで、税引後利益は218万リンギット、総資産は19億5,139万リンギットとなっている。

同社ではコールドチェーンサービスも扱っており、常温(28℃~30℃)、空調(18℃~22℃)、冷蔵(2℃~4℃)、冷凍(-18℃以下)、そして-25℃での輸送を可能としている。また、重輸送サービスでは8~330トンの積載量を持つ車両を所有している。

出典:http://www.tiongnam.com/

TASCO Bhd(タスコ)

1974年に設立された会社で、総合ロジスティックソリューションを提供している。2007年には、マレーシア証券取引所のメインマーケットに上場。同社の中核事業は航空貨物、海上輸送貨物、トラック輸送、倉庫保管などとなっている。郵船ロジスティックスの子会社で、国内に24のロジスティックスセンターを持ち、500台以上の車両を所有し、2,200名を雇用する。

2020年度の収益は7億4,744万リンギットで、トラック輸送部門は全体の11%を占める7,970万リンギットとなっている。

2021年4月、同社はマスカーゴとCOVID-19ワクチンのシームレスなエンド・ツー・エンドの物流配送サービスで提携したことを発表した。この提携により、マスカーゴはタスコのコールドサプライチェーンインフラストラクチャと統合ロジスティクスサービスを活用し、タスコはマスカーゴの貨物取り扱いに関する知識を活用する。

出典:http://www.tasco.com.my/

Kontena Nasional Bhd(コンテナ・ナショナル)

1974年に設立されたマレーシア最大のワンストップロジスティクス会社の1つで、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアに代理店を持ち、1,300名の従業員を擁する。MMCグループの傘下にあり、マレーシアで初めてマレーシア・イスラーム開発局のハラール認証ロジスティクスを取得している。国内に6支店を展開し、系列会社のコンテナ・ナショナル・グローバル・ロジスティックスは国内11拠点を展開する。

事業としては、コンテナ輸送から国際貨物輸送、倉庫保管、流通、サプライチェーンソリューション、コールドチェーンソリューション、ハラールロジスティクスを提供している。

同社の2020年度の収益は1億1,100万リンギットで、1,300万リンギットの税引後利益を計上している。また、同年度の総貨物輸送量は63,200TEUであった。

出典:http://www.kn.com.my/
https://www.mmc.com.my/

Swift Group(スイフト・グループ)

2011年に運搬業を行う会社として設立。運送、貨物輸送、プロジェクト物流、倉庫管理、貨物の統合、クロスボーダー輸送、コンテナ倉庫サービス、商用車修理及びメンテナンスなどを提供する物流サービスプロバイダー。マレーシアだけでなくタイでも事業を行っており、21支店を展開、国内で3,310名を雇用する。

マレーシアとタイのフリート事業は、1,445台のプライム・ムーバー、5,585のコンテナと698台の貨物トレーラー、22台のトラック、42のCNGタンカーで構成されている。また、同社の倉庫サービスでは952,871平方フィートの保管スペースと2万8,500TEUに対応できるコンテナデポを提供している。2020年の総輸送量は58万8,627TEUとなっている。

2020年には、同社はeコマース・フルフィルメント・ウエアハウス・センターをローンチしている。また、同年には小型トラックによる輸送サービス「スイフト・エクスプレス」を開始している。

出典:http://www.swiftlogistics.com.my/

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GERIMIS BAIDURI Sdn Bhd(ジェリミス・バイドゥリィ)

2000年に設立された温度調整を伴う貨物を扱う企業で、250台以上の冷凍トラックを所有し、300名の従業員を擁する。

同社では1トン、2.5トン、7.5トン、20トンの4種類の車両を所有しており、すべての車両にGPS追跡装置が搭載されている。これにより、全車両の動きと進行状況を監視できる。また、各車両は高い衛生基準を維持しており、四半期毎に害虫駆除の専門家によって処理されている。

冷却装置は定期的なサービスとメンテナンスによって維持されており、信頼できる登録企業によって冷却システムの校正を行い、個々の車両に校正証明書が発行されている。

また、同社ではドライバーの育成・訓練のための継続的な開発プログラムを常に実施しており、ドライバーに必要な運転能力、安全知識、スキルを身につけさせている。

出典:https://www.gbcold.com/

Skynet Worldwide (M) Sdn Bhd(スカイネット・ワールドワイド)

1992年に設立された宅配サービスを提供する企業で、国内に80以上の拠点を持つ。500人以上の従業員を擁し、160台の車両を保有する。また、260人の宅配ライダーによってオートバイによる宅配も手掛けている。

通関業、倉庫管理・フルフィルメント、航空・海上貨物輸送、陸運などを手掛ける。宅配業務では、24時間のドア・ツー・ドアの緊急配達サービスを提供しており、バイク輸送も手掛けている。

同社は、2014年11月にマレーシア初となるの小包ロッカーをInPost社との提携で実現している。2019年にはモバイルアプリ「SkynetGo」をリリースしており、顧客の利便性を高めている。

また、同社では地球温暖化対策として、紙やビニール袋などの生分解性のない素材使用を減らすことで、二酸化炭素排出量を削減する方法を積極的に模索している。

出典:https://www.skynet.com.my/

Nationwide Express Courier Services Bhd(ネーション・エクスプレス・クーリエ・サービシーズ)

1985年に設立された国内初となる宅配企業の一つ。300台以上の車両と500台のバイク、1,100名以上の従業員を擁する。マレーシア、シンガポール、インドネシア、ブルネイに150の支店と代理店を展開し、宅配や貨物輸送、ロジスティクス、及び関連サービスを提供する。セランゴール州シャアラムをメインハブとして、1日4万個以上の荷物を処理する能力を有する。

同社の宅配業務では、マレーシア半島では24時間、東マレーシアでは48時間という厳格なサービス基準を遵守している。

2020年度における収益は6,599万リンギットで、3,533万リンギットの税引後損失を計上している。収益の内訳としては、宅配事業が5,820万リンギット、ロジスティックが778万リンギットとなっている。

2020年には、リアルタイム追跡システム、宅配便モバイルアプリケーションを導入するなど、デジタル化を推し進めている。

出典:http://www.nationwide.com.my/

ABX EXPRESS (M) Sdn Bhd(ABXエクスプレス)

1984年に設立された宅配事業者で、1,500人以上の従業員を雇用し、950台以上の車両が稼働しており、国内100支店以上を展開する。同社では、B2B、B2C、C2C、クロスボーダーソリューションを事業としている。

B2Bサービスでは、銀行や金融機関、法律事務所、国際宅配便、チェーンストア、貿易会社、直販会社、通信会社などを顧客に抱えており、 SMS配信通知、ハンドヘルドスキャンデバイス、ウエブベースのリアルタイム追跡、セルフ・ピックアップ・サービス、ウエブベースのラベル・伝票印刷システムといった付加価値サービスを提供している。

2019年11月、同社はマレーシア通信マルチメディア委員会が主催する2019年eコマース・デリバリー・アワードにおいて、「ベスト。カスタマー・サービス賞」と「ベスト・インプローブメント賞」を受賞した。

出典:https://www.abxexpress.com.my/

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マレーシアの主要物流会社4選〜日系編〜

Nippon Express (M) Sdn Bhd(日本通運)

日本通運のマレーシア法人として1984年4月1日に設立。資本金は250万リンギットで、1,058名の従業員を雇用し、国内に8つの支店を構える。陸海空ワンストップサービス/クロスボーダー一般、倉庫業務、海外・国内引越、事務所移転などのサービスを提供する。

マレーシア国内においては、2014年12月にマレーシア・イスラーム開発局(JAKIM)が発行するMS 2400-1(輸送)認証を、2016年10月にはJAKIM発行の清掃プロセス(SERTU)、そして2017年5月にJAKIM発行のMS 2400-2(倉庫)認証を取得しており、ハラール輸送に対応した環境が整備されている。

2021年3月、同社はクアラルンプール国際空港(KLIA)支店において、マレーシア国内の医薬品輸送を適正に流通させるための品質基準であるGDP(実践流通規範)認証を取得したことを発表した。

出典: https://www.nipponexpress.com/location/malaysia/
https://www.nipponexpress.com/moving/my/about/

Yamato Transport (M) Sdn Bhd(ヤマト運輸マレーシア)

ヤマトホールディングス傘下のマレーシア法人で、1988年11月9日に会社設立。本社をペタリンジャに置き、国内に5支店を展開する。2016年には、マレーシアの宅配便大手であるGDエクスプレス(GDEX)に出資し、業務提携を行っている。

事業としては国際サービスと国内サービス、専門サービスを展開している。国内貨物においては、ドア・ツー・ドア・サービス、ISO 9001認証取得、日本語対応、常温及び冷凍トラックによる温度管理輸送などを優位性としている。また国内流通では、大手ショッピングモールへの流通及び返品回収サービス 、常温・冷蔵・冷凍輸送、GPSモニタリングを優位性としている。

2019年4月には、同社は日野モータース・セールス・マレーシアと安全運転トレーニングプログラムを作成したことを発表、国内の安全・安心な車両運用社会の発展に貢献するとしている。

出典:http://www.yamato.com.my/

MS Supply Chain Solutions (M) Sdn Bhd(MSサプライチェーンソリューションズ)

三井倉庫ホールディングスが主要株主の企業で、日本とタイ及びマレーシアで工場物流ソリューション、保管、輸送、付加価値サービス、輸出入サービスを提供。会社設立は2015年だが、1989年8月17日に設立されたソニー・サプライチェーン・ソリューションズからロジスティックス事業を引き継いでいる。セランゴール州を拠点としてペナンに営業所、そして国内に5つの支店を構える。

同社の輸送ソリューションでは、国内及びシンガポールとタイへ国境を越えたエンド・ツー・エンド輸送を手掛けており、国内輸送はコスト削減のため「ミルクラン」輸送を展開する。また、ジャストインタイムやクロスドッキングサービスにも対応している。

工場物流ソリューションでは、工場内でのサプライチェーンマネジメント、完成品のパレタイズと梱包、倉庫管理と在庫管理、コンテナやトラックへの積み込み、航空貨物梱包、税関更新・免除申請に対応している。

出典:https://www.mscsm.com.my/

Nistrans (M) Sdn Bhd(マレーシア日新)

大手国際輸送・物流企業である日新のマレーシア法人で、会社設立は1994年6月18日。

マレーシア国内では、陸・海・空国際複合輸送、倉庫、通関、引越など総合物流を提供する。セランゴール州に本社を置き、クアラルンプール国際空港、ポートクラン、シャーラム、マラッカ、ジョホールバル、ペナンに支店を持つ。

クロスボーダー輸送ではシンガポールとタイを範囲としており、鉄道や輸送会社だと1週間以上を要するところを、同社では3営業日以内に配達している。また、バンコクからマラッカ、ポートクランの陸上輸送を毎日提供している。

プロジェクトカーゴでは、生産ラインの機械組立、梱包、積載、展示会貨物の包装、積載、出荷、通関、そして重機の梱包、積載、通関などを手掛けている。

出典:http://www.nistrans.com.my/

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マレーシアの主要物流会社3選〜外資系編〜

FedEx Express Malaysia(フェデックス・エクスプレス・マレーシア)

世界的な航空貨物輸送会社の一つで、マレーシアではクアラルンプールを拠点とし、書類や小荷物などの宅配便及び重量貨物向けの国際輸送サービスを提供する。1989年より貨物オペレーションを、1993年よりエクスプレス・オペレーションを開始している。

マレーシアでは890人以上を雇用し、216台の車両を保有、12ヶ所のドロップオフポイントを展開する。

2020年7月、同社はマレーシア南部地域と世界との接続性をさらに高めるため、危険物輸送のワンストップソリューションを提供することを発表した。

また2020年11月には、ペナン州にワンストップ・ロジスティクス施設「バツカワン営業所」を開業、マレーシアの北部地域から世界に向けて、陸路と空路の両方のネットワークへの接続性を拡大した。これは域内で2番目に大きな営業所であり、マレーシア北部地域における同社のの物流ネットワークを強化するものとなっている。

出典: https://www.fedex.com/en-my/home.html

NINJA Logistics Sdn Bhd(ニンジャ・ロジスティックス)

2014年に設立されたシンガポールの物流会社で、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムで事業を行う。

マレーシア国内では荷物を回収できる「ニンジャ・ポイント」が500ヶ所で展開されている。また、国内配送では自動車とバン、バイクによる配送を行っている。

2019年4月には、公共交通機関のプラサラナとの提携を発表、RapidKLライトレールトランジットの駅に86個の「ニンジャ・ボックス」を設置したことを発表、既存のピックアップポイントとドロップオフポイントを補完するものとなっている。

また、2020年12月に同社はビジネス・メディア・インターナショナルの2020年ベスト・カスタマー・エクスペリエンス・アワードを受賞した。さらに、同社ではカスタマーサービスの効率改善のため、AIを搭載したソーシャルメッセージングシステムであるニンジャチャットを立ち上げている。

出典: https://www.ninjavan.co/en-my

J&T Express (Malaysia) Sdn Bhd(J&T エクスプレス)

2015年に設立された宅配会社で、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、カンボジア、フィリピン、シンガポールの東南アジア7ヶ国で事業を展開している。

2018年1月にマレーシア市場に参入し、2018年8月に700人以上の従業員、350以上のドロップオフポイント、15ヶ所のゲートウェイでサービスを開始している。

2019年11月、同社は「ベスト・デリバリー・エクセレンス賞」と「ベスト・カスタマー・サービス・エクセレンス賞」を受賞している。

また、2020年7月には、スバンジャヤ工業地帯において新しい倉庫「J&Tエクスプレス eフルフィルメント」を開業。総面積9,000平方フィートのこの大型物流センターでは、在庫管理、作業管理、返品・保管、小包の廃棄、一般梱包、壊れやすい商品の梱包(木製ラックや箱の保護を含む)、配送サービスなどの倉庫業務を行っている。

出典: https://www.jtexpress.my/

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