【最新版!】マレーシアの主要倉庫会社14選〜運輸・物流業界〜

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今回は、マレーシアの主要倉庫会社に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて14社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

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マレーシアの主要倉庫会社5選〜ローカル編〜

Freight Management Holdings Bhd(フレイト・マネージメント・ホールディングス)

1988年に設立され、海上・航空・陸上輸送、通関、倉庫業務を展開する。2005年2月にマレーシア証券取引所に上場。1,200名以上を雇用し、マレーシアとシンガポール、オーストラリア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、スリランカ、アラブ首長国連邦、米国に事務所を展開する。

クランバレーとペナン、ジョホールに総面積約100万平方フィートの最先端倉庫を所有。石油・ガス、医薬品、家電、アパレル、健康・美容、食品、一般貨物など様々な産業に対応している。

倉庫施設では、常温・温度制御倉庫、冷蔵室、保税・非保税倉庫などを所有し、労働安全衛生マネジメントシステムのOHSAS 18001:2007に準拠、またGDPMD(医療機器の適正流通基準)の認証も受けている。

2020年度の収益は5億5,161万リンギットで、2,027万リンギットの税引後利益を計上している。また、同年度の3PL、倉庫及びディストリビューションの収益は7,310万リンギットと全体の13.2%を占めた。

出典:http://fmgloballogistics.listedcompany.com/

TASCO Bhd(タスコ)

1974年に設立された会社で、総合ロジスティックソリューションを提供している。2007年には、マレーシア証券取引所のメインマーケットに上場。

同社の中核事業は航空貨物、海上輸送貨物、トラック輸送、倉庫保管などとなっている。郵船ロジスティックスの子会社で、国内に24のロジスティックスセンターを持ち、500台以上の車両を所有し、2,200名を雇用する。

同社の倉庫事業は一般的な保管施設から、パブリックバウンドウェアハウス(PBW)、国際調達センター(IPC )、冷蔵室、温度管理倉庫、FCZ、工場内倉庫管理などを提供しており、総面積は25万平方メートル以上となっている。

2020年度の収益は7億4,744万リンギットで、倉庫事業は全体の17%を占める1億2,610万リンギットとなっている。また、税引後利益は889万リンギット、総資産は9億4,914万リンギットであった。

出典:http://www.tasco.com.my/

Blackhem Holdings Sdn Bhd(ブラックヘム・ホールディングス)

マレーシアのペタリンジャヤに拠点を構え、域内マーチャンダイジング、液体バルクターミナル/倉庫 、運送、内陸輸送サービスを展開する。

倉庫事業に関しては、2008年に同社がクオンタム・シェアーズの株式を取得し、ポートクランで倉庫事業を開始している。同社が所有する倉庫は拡張を続け、現在は総容量約3万4,000立方メートルの貯蔵タンクを所有している。この倉庫はビチューメン、ベースオイル、ラバープロセスオイルに対応している。この石油バルクターミナルはポートクランのサウスポイント埠頭近くの8エーカーの土地に広がっており、58基のタンクで構成されている。タンクには加熱コイルや断熱材、スチームトレースパイプラインを備え、さまざまな製品に対応している。

この他にも、併設された4万3,000平方メートルの倉庫も所有・運営しており、ドラム缶やパレットに積載された貨物を保管している。

出典:http://www.blackhem.com/

Tiong Nam Logistics Holdings Bhd(ティオン・ナム・ロジスティックス・ホールディングス)

1975年にマレーシア半島で統合貨物とマイクロディストリビューションを展開する小規模貨物事業者として設立。現在では運送業と倉庫保管、税関仲介、冷蔵施設保有、エクスプレス配送、クレーン輸送、重輸送サービスを提供しており、3,000名以上の従業員を擁している。

ジョホール州に本社を置き、国内12ヶ所とシンガポール、タイ、ベトナム、中国(深圳)、ミャンマー、ラオスにオフィスを展開する。

倉庫事業は2010年より開始しており、2013年に初となる自動倉庫(ARAS)を開業している。クランバレーとジョホールバルに保税/ FTZ倉庫を所有しており、またHACCP及びISO 22000に準拠した30万平方フィート超の冷蔵倉庫を持っている。

2020年度の収益は6億425万リンギットで、税引後利益は218万リンギット、総資産は19億5,139万リンギットとなっている。

出典:http://www.tiongnam.com/

Swift Group(スイフト・グループ)

2011年に運搬業を行う会社として設立。運送、貨物輸送、プロジェクト物流、倉庫管理、貨物の統合、クロスボーダー輸送、コンテナ倉庫サービス、商用車修理及びメンテナンスなどを提供する物流サービスプロバイダー。マレーシアだけでなくタイでも事業を行っており、21支店を展開、国内で3,310名を雇用する。

所有・賃貸している倉庫施設は95万2,871平方フィートの広さを持ち、28,500TEUの容量を持つコンテナデポも提供している。

同社の倉庫事業では、ポートクランとプライ、テブラウ、コタキナバルにおいて商品の保管(保税区、非保税区)、倉庫スペースの賃貸、運営・管理、eフルフィルメントサービスなどの包括的な倉庫サービスを提供している。

eフルフィルメントセンターは2020年に設立され、 オンライン小売業者にeコマースプラットフォームを提供している。倉庫は総面積3万平方フィートで、「ピック・トゥ・カート – ライトシステム」が使用されている。

出典:http://www.swiftlogistics.com.my/

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マレーシアの主要倉庫会社5選〜日系編〜

Fuji Logistics (M) Sdn Bhd(富士物流マレーシア)

富士物流のマレーシア法人で、1997年3月に780万リンギットの資本金でケダ州に設立。株主は富士物流(80%)と三菱倉庫(20%)となっている。また、2014年3月にジョホール州に支店を展開している。

ケダ州のオフィスでは輸出入手配、輸配送手配、在庫管理、製品梱包&輸出梱包、梱包資材販売、搬入据付を、ジョホール州のオフィスでは輸出入手配、輸配送手配、在庫管理、製品梱包&輸出梱包、保税倉庫保管/非居住者在庫保管を提供している。

クリムロジスティクスセンターはクリムハイテクパーク内に立地しており、倉庫面積は7,555平方メートル(空調4,943平方メートル、非空調 2,612平方メートル)となっている。

ジョホール支店はタンジュンペラパス港付近フリーゾーン内に立地しており、22基のコンテナヤード・ドックレベラーが配置されている。

出典:https://www.fujibuturyu.co.jp/

Mitsui-Soko (M) Sdn Bhd(三井倉庫マレーシア)

三井倉庫のマレーシア法人で、マレーシアでの業務開始は1984年、倉庫保管、陸上輸送、通関、海上貨物、航空貨物輸送などを手掛ける。ポートクランに本社を置き、ペナンとマラッカ、ジョホールに支店を展開しており、保税倉庫と非保税倉庫を運営する。

同社は品質管理システムのISO9001の認証を取得しており、電子・電気機器に加えて、自動車・航空宇宙、医薬品・健康、プロジェクト・重機、消費財など、幅広い分野に対応している。

同社の倉庫管理は、食品や理科学用品、生鮮魚介類、冷蔵品、危険物など、特別な配慮や繊細な温度管理を必要とする貨物にも対応している。

また、同社の倉庫ネットワークは、WMSレポートへのバーチャルアクセスを含む在庫の可視化を顧客やベンダー、顧客に提供している。

出典:https://www.mitsui-soko.com.my/

Sankyu (M) Sdn Bhd(山九マレーシア)

1979年5月に、マレーシアのパートナーと山九の合弁会社として設立。 資本金は800万リンギット。セランゴール州のペタリンジャヤに本社を置き、 ポートクラン、セパン(クアラルンプール国際空港)、ペナン、ジョホール、クアンタン、イポー、マラッカ、ビントゥルに支店を展開しており、553名の従業員を雇用する。ロジスティックス(倉庫業や運輸業、貨物輸送業)とエンジニアリング・建設を主要事業としている。

倉庫事業では保税倉庫、非保税倉庫、配送センター、冷蔵倉庫、梱包サービス、その他の付加価値サービスを提供しており、ペタリンジャヤとポートクラン、ペナン、ジョホールバルに倉庫を持つ。

ペタリンジャヤのコールドルームは2,556平方メートルの広さがあり、マイナス20℃〜プラス25℃の温度管理が可能となっている。

また、同ペタリンジャヤ支店の第2倉庫はマレーシア・イスラーム開発局(JAKIM)によってMS2400-2:2010ハラーラントッユイバンに基づくハラール倉庫として認証されている。

出典:https://www.sankyu.com.my/

Sumiso (M) Sdn Bhd(住倉マレーシア)

住友倉庫のマレーシア法人で、1988年11月に設立。資本金は3,500万リンギット。セランゴール州のクラン港に本社を構え、クアラルンプール国際空港とジョホールバル、ペナンに事務所を持つ。

2014年11月には、品質保証の国際規格ISO9001 の認証を取得している。

倉庫保管(貨物保管、配送センターサービス、商品処理、書類保管)、国際輸送(海上輸送、航空輸送、輸出入通関)、陸上輸送を事業としており、化学製品、スポーツ用品、家電製品、文書などを扱う。

GPSを搭載した独自のトラックとローリーを使用しており、長くて重量の大きなものを含む一般貨物と特殊貨物の両方を輸送している。マレーシア国内の輸送サービスだけでなく、マレーシアとシンガポール間の国境を越えた輸送の定期サービスも提供している。

出典:https://www.sumitomo-soko.co.jp/

Trancy Logistics (M) Sdn Bhd(トランスシティ・ロジスティクス)

四日市に拠点を置く日本トランスシティの関連会社として、2000年9月に設立。セランゴール州ペタリンジャヤに本社を置き、パハン州クアンタンに支店を持つ。

海上貨物と航空貨物、国際転送、通関業(保税区、自由区、LMW規制に関するコンサルティング)、原産地証明書、クロスボーダー(タイ-マレーシア-シンガポール間の貨物配送)、国内トラック輸送、倉庫管理、工場への人材供給などを提供しており、フルロジスティクスサービスを中核事業としている。

倉庫管理においては、ポートクランとクアンタン、バターワース、ジョホールバルにある第三者倉庫を利用しており、長期・短期の保管、クロスドッキング、スタッフィング、デバンニング、再梱包、オーダーマネジメントを行っている。

出典:http://trancy.com.my/

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マレーシアの主要倉庫会社4選〜外資系編〜

Keppel Logistics Sdn Bhd(ケッペル・ロジスティックス)

ケッペルはシンガポールを拠点とする大手コングロマリット企業で、エネルギーや環境、都市開発、資産管理、海洋といった持続可能ソリューションなどを手掛ける。ケッペル・ロジスティックスは同社が100%出資する子会社となっている。

マレーシア国内での事業は、倉庫・物流サービス、トラック輸送サービス、長距離トラックサービス、海上・航空貨物輸送サービス、 付加価値サービスとなっている。

マレーシア法人は国内で総面積40万平方フィート超の倉庫を管理しており、マレーシア半島の南部及び中部地域をカバーしている。セランゴール州シャーラムの倉庫は13万3,000平方フィートの広さを持ち、マルチユーザー施設として使用されている。

また、同社は2009年3月にNSTロジスティクスと戦略的提携を締結している。

出典: https://www.keppellog.com/en/

Schenker Logistics (M) Sdn Bhd(シェンカー・ロジスティックス・マレーシア)

ドイツ・ベルリンに本社を置く物流会社であるDBシェンカーのマレーシア法人で、1979年にワンストップ・ロジスティクス・プロバイダーとしてシェンカー・マレーシアが設立される。2016年より、同社はマレーシア工業開発庁から認定された国際統合物流サービス(IILS)プロバイダーであり、シームレスな物流サービスを提供している。

マレーシア半島の14地域において17の倉庫を運営しており、総面積は240万平方フィート超を誇っている。

同社は通関、輸送、倉庫、セキュリティ、環境衛生・安全に関するすべての必要ライセンスと認証を取得しており、マレーシア・イスラーム開発局のハラール・ロジスティクス規格「MS 2400-2:2019」の認定を受けている。

2021年には、マレーシア財務省ライセンスを取得し、政府部門や半官半民の入札及び契約に参加することが可能となった。

出典: https://www.dbschenker.com/my-en

iHub Solutions Sdn Bhd(iHubソリューションズ)

シンガポールを拠点とするiHubソリューションズのマレーシア法人で、マレーシア以外にも香港とバンコクで倉庫事業とロジスティクスサービスを提供する。マレーシア法人はセランゴール州プチョンに倉庫を持ち、品質管理システムのISO 9001規格及びGDPMD(医療機器の適正流通基準)に準拠している。

同社では、家具(家庭、オフィス、キッチン、アウトドア)、ファッション・ライフスタイル、化粧品・ボディ・ヘアケア、ヘルスケア、マーケティング・プレミアム、プリントメディア・コミュニケーション、情報技術・通信、ファシリティマネジメント、金融機関、スペアパーツ管理、小売・卸売、食品・飲料、Eコマースなどの企業向けに倉庫管理、在庫管理、輸送を提供している。

同社の仮想ロジスティクスシステムは、Qoo10やラザダ、ザローラなどのEコマース・マーケットプレース、WooCommerceなどのEコマース・プラットフォームと顧客のERPシステムと統合することができ、リアルタイムでの注文及び配送管理が可能となっている。

出典: https://www.ihubsolutions.com/

Extra Space Asia(エクストラ・スペース・アジア)

2017年に設立されたセルフ・ストレージ・ソリューションを提供する会社。シンガポールを拠点として、マレーシアと香港、韓国、台湾、日本に57の施設を展開しており、マレーシア進出は2012年。

マレーシア国内では、クアラルンプールに2ヶ所とセランゴール州のペタリンジャヤ1ヶ所で倉庫を運営している。

倉庫対象は個人向けと事業者向け、そしてワイン保管の3つ。個人・事業者向け保管では、14平方フィートから利用することが可能となっている。倉庫は終日アクセスすることが可能となっており、24時間のセキュリティーが保証されている。

ワイン倉庫は温度と湿度が管理されており、ワインコレクターの他にサプライヤー、ディストリビューター、小売業者、レストラン経営者を対象としている。

出典: https://www.extraspaceasia.com.my/

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