インドネシアの語学学校業界は、英語・中国語・日本語などの語学需要が旺盛で、外資系語学スクールと地場チェーンが都市部を中心に競争を展開しています。ビジネス英語力強化と海外就職・留学支援が主要企業のサービスの中心となっています。
今回は、そんなインドネシアの語学学校業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社の最新情報をお届けしていきます!
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インドネシアの主要語学学校企業6選〜ローカル編〜
Yayasan LIA / LB LIA (ヤヤサン・リア/エルビー・リア)
Yayasan LIA(Lembaga Indonesia Amerika)は1959年にインドネシア・アメリカ友好の精神のもと設立された非営利財団であり、傘下のLembaga Bahasa LIA(LB LIA)はインドネシア最古参の英語学校として広く知られる。2026年5月時点で全国16州に63以上の教室を展開し、創業以来数百万人の卒業生を輩出してきた。
英語コースに加え日本語・フランス語・韓国語なども提供し、上位機関としてSTBA LIAおよびUniversitas LIAを運営するなど、高等教育への接続も可能な総合語学教育機関群を形成している。
2025年にはRaker 2025を開催し、「協働リーダーシップと戦略的イノベーション」をテーマに教育品質の向上と持続可能な運営体制の強化方針を確認。各教育ユニットの業績評価と組織全体の結束を高める取り組みが進められている。
長年にわたるブランド信頼性と全国規模のネットワークを武器に、インドネシアの語学教育市場において今日も中心的な役割を果たしている。
出典:https://lblia.com/
ILP International Language Programs (アイエルピー・インターナショナル・ランゲージ・プログラムズ)
ILP(International Language Programs)は1977年にジャカルタ南部のKebayoran Baruで創業したインドネシア系英語学校である。1998年にフランチャイズシステムを導入し、2026年5月時点でジャカルタ、ジャワ各地、バリ、スマトラを含む全国46拠点にまで拡大している。
子ども・ティーンエイジャー・成人の年齢層別コースを核に、TOEFL・IELTS対策、外国人向けインドネシア語教育、中国語コース、コーポレートトレーニング部門、さらに留学相談のILP Eduportも展開する総合語学教育機関として発展している。
フランチャイズ形式による地域展開が奏功し、地方都市にも低コストで質の高い英語教育を届けることが可能となっている。ブランド認知度と全国ネットワークを基盤に、中間層の語学学習需要を広範に取り込んでいる。
長年にわたる実績とフランチャイジーとの連携強化により、今後も安定した成長軌道を維持することが期待される英語学校チェーンである。
出典:https://www.ilp.co.id/
Wisma Bahasa (ウィスマ・バハサ)
Wisma Bahasaは1982年にジョグジャカルタで設立された、インドネシア国内最古かつ最も権威あるインドネシア語専門学校の一つである。40年以上の実績の中で120か国以上からの留学生を受け入れ、外国人向けインドネシア語教育の先駆者として確固たる地位を築いている。
一般インドネシア語コースを核に、ジャワ語、文化プログラム、フィールドトリップ、外交官向け語学研修、研究者向け専門コース、UKBI(インドネシア語能力試験)対策、観光ガイド向けプログラム、子ども向けコースなど多岐にわたるプログラムを提供している。学習者のペースと目的に応じた柔軟なスケジュール設計が可能で、いつでも・どのレベルからでも入学できる体制を整えている。
2026年5月時点では、KITAPなど長期滞在ビザ取得を目指す外国人の語学証明書発行校としても出入国管理局から高く評価されており、滞在ビザ更新を目的とした学習者の需要も安定している。
インドネシア語・ジャワ文化の発信地として、外国人研究者・外交官・NGO関係者など専門的なニーズを持つ学習者に選ばれ続けている。
出典:https://wisma-bahasa.com/
Kampung Inggris BEC (カンプン・イングリス・ビーイーシー)
Basic English Course(BEC)は1977年6月15日にKalend Oseinによってジャワ東部のパレ(Pare)村に設立された、Kampung Inggris(英語村)の発祥校である。BECの誕生が契機となり、パレ地区には現在100〜200以上の英語教育機関が集積し、インドネシア国内屈指の英語学習コミュニティが形成されるに至った。
同校は最短6か月の集中英語プログラムを特徴とし、スピーキング・文法・発音・語彙・TOEFL対策などを実生活に即したコミュニティ型学習で提供している。学生寮(アスラマ)と授業施設が連携した24時間英語漬け環境が最大の魅力で、全国各地から学習者が訪れる。
2026年5月時点においても、登録受付はDecember・March・June・Septemberの年4回制を維持しており、次回登録は2026年6月に予定されている。卒業生の口コミと実績に裏打ちされたブランド力は今日も衰えず、英語村全体の象徴的存在として認知されている。
低コストで高い学習効果を追求できる環境として、地方出身の若者や留学準備中の大学生に支持され続けている。
出典:https://becpare.id/
Cakap (チャカップ)
Cakapは2016年にジャカルタで設立されたインドネシア発のオンライン語学学習プラットフォームであり、英語・日本語・中国語・韓国語などを個人・企業・スクールの3セグメントで提供している。2026年5月時点で約2,300人の講師を含む数千人規模に成長している。
累計学習者数は2023年末に450万人を突破し、4年連続で純利益を計上するなどEdTech企業として異例の収益性を実現している。累計調達額はシリーズBの1,000万米ドルを含む1,750万米ドル超に達し、インドネシア・インパクト・ファンドからの追加出資も受けている。
MDI Ventures(テルコム子会社)を筆頭投資家に迎え、政府・国営企業との連携も深い。コロナ禍を契機としたデジタル学習需要の急増を取り込み、対面型語学学校が中心だったインドネシア市場のオンライン化を牽引している。
EdTechとしての高い成長性と収益性を兼ね備え、インドネシア語学教育のニューノーマルを代表する企業として業界内で注目を集めている。
出典:https://cakap.com/
IELC English Campus (アイイーエルシー・イングリッシュ・キャンパス)
IELC(Indonesian English Language Center)はインドネシア人起業家によって設立されたプレミアム英語学校で、Google上での平均評価4.9という業界最高水準の顧客満足度を誇る。スラカルタ(ソロ)に本拠を置き、2026年5月時点では複数都市に展開を広げている。
ネイティブスピーカー・外国人講師による没入型英語環境を提供し、子ども・ティーンエイジャー・成人を対象とした年齢別カリキュラムを整備している。美しく設計された教室と充実した学習施設が特徴で、通学体験そのものの質を重視した運営スタイルが差別化要因となっている。
2025年にはスマラン(中部ジャワ)への新キャンパス開設を発表・実施しており、全国展開加速の姿勢を明確にしている。デジタル発信にも力を入れており、公式ウェブサイト・SNSを通じたコンテンツマーケティングで認知度を高めている。
従来の語学学校チェーンとは一線を画した「教育体験の質」へのこだわりで支持者を急増させており、インドネシアの新世代プレミアム英語学校の代表格として業界内での地位を確立しつつある。
出典:https://ielc.co.id/
インドネシアの主要語学学校企業6選〜外資編〜
EF English First (イーエフ・イングリッシュ・ファースト)
EF English Firstは1965年にスウェーデンで創業し、現在世界114か国以上に拠点を展開するグローバル語学教育グループである。インドネシアへは1986年に進出し、2026年5月時点で国内35都市に79校を展開する最大規模の英語学校チェーンとなっている。
対象年齢はキッズ・ティーンズから社会人・企業向けまで幅広く、学習目的に応じた多様なコースを提供している。ジャカルタやスラバヤを中心とした都市部では成人学習者向けに少人数クラスと没入型のEFライフクラブを組み合わせたプログラムが好評を博している。
2025年9月には、親会社Efekta Education GroupがインドネシアのKemdikdasmenと連携し、国内小学校教員5万人の英語力評価パイロット事業を開始したと発表した。同グループが開発するEF SETテストを活用したこの取り組みは、国家の英語教育底上げに貢献するものとして注目を集めている。
長年の実績と政府との協力関係を背景に、インドネシア語学学校市場でのリーダー的地位を今日も堅持している。
出典:https://www.ef.co.id/
Wall Street English Indonesia (ウォールストリート・イングリッシュ・インドネシア)
Wall Street Englishは1972年にイタリア・ローマで設立され、現在世界29か国に展開する成人向け英語学習チェーンである。インドネシアへは2007年に進出し、2026年5月時点でジャカルタ首都圏・バンドン・スラバヤの計8センターを運営している。
独自開発の混合学習メソッド(eラーニング+対面会話・ソーシャルクラブの組み合わせ)を採用し、就職・昇進・海外転職を目指すビジネスパーソンに特化したカリキュラムを提供している。Pacific Place、Gandaria City、Kota Kasablancaなど都市型商業施設内への出店戦略でホワイトカラー層の集客を強みとする。
直近では南ジャカルタのシマトゥパンに新センターを開設し、ネットワーク拡充を着実に推進している。2025年も新規センターの開設が確認されており、都市部での需要取り込みを加速させている。
成人英語学習市場において高いブランド認知度を持ち、インドネシア国内の語学教育業界で確固たる存在感を示している。
出典:https://wallstreetenglish.co.id/
IALF Indonesia (アイアルエフ・インドネシア)
IALF(Indonesia Australia Language Foundation)は1989年に設立されたインドネシア・オーストラリア二国間協力の語学・教育機関であり、ジャカルタ、ガディン・サーペン、バリの3拠点で年間1万5千人以上に英語・インドネシア語のコースや試験サービスを提供している。
公式IELTS・PTEアカデミックテストセンターとして認定されており、オーストラリアへの留学・就職を目指す学習者にとって信頼性の高い試験機関でもある。英語コース以外に、外国人向けインドネシア語教育プログラムも充実させている。
2025年からはAustralia Awards Indonesia(AAI)奨学金プログラムとの連携が強化され、英語力の低い奨学金採択者を対象とした出発前英語研修(ELTA)の提供拠点として機能している。同年の最低英語要件改訂に伴い、エクイティ対象グループ向けにIELTS 4.5相当以上の取得支援を担っている。
インドネシア国内において英語・インドネシア語教育の両軸を担う数少ない機関として、政府・教育機関・企業の信頼を集めている。
出典:https://www.ialf.edu/
Berlitz Indonesia (ベルリッツ・インドネシア)
Berlitzは1878年にアメリカで創業し、140年以上の歴史を持つ世界最大級の語学学習ブランドの一つである。インドネシアではジャカルタを中心に拠点を置き、英語をはじめ日本語・中国語・フランス語・スペイン語など多言語コースを個人・企業・キッズ向けに提供している。
独自の「ベルリッツ・メソッド」(ターゲット言語のみで進める直接教授法)を全世界で統一採用しており、体系化されたカリキュラムと質の高い講師陣を強みとする。企業向けビジネス語学研修に強みを持ち、多国籍企業の駐在員支援においても一定の需要を獲得している。
2026年5月時点では対面授業に加え、オンラインによるバーチャルクラスルーム形式でのレッスンも提供し、学習スタイルの多様化に対応している。グローバルブランドとしての信頼性を背景に、インドネシアの高所得層・外資系ビジネスパーソン層を主要顧客として安定的な需要を確保している。
グローバルネットワークを活かした多言語教育サービスで、インドネシアの語学学校市場において差別化した存在感を維持している。
出典:https://www.berlitz.com/en-id
British Council Indonesia (ブリティッシュ・カウンシル・インドネシア)
British Councilはイギリス政府が設立した国際文化交流機関であり、インドネシアでも英語教育・文化交流事業を長年にわたり展開している。2026年5月時点でジャカルタを拠点とし、個人向け英語コース、IELTS試験センター、そして政府・学校向けの大規模教師研修プログラムを提供している。
英語教師支援プラットフォームは国内200万人超の教師にアクセスされており、英語教育の底上げに不可欠なインフラとして機能している。また、AI技術を英語教育サービスに統合するデジタルイノベーションプログラム(UK-ID Digital Innovation)も進行中である。
2025年11月にはインドネシア宗教省とのMOUを締結し、全国のマドラサ(イスラム系学校)教師を対象とした8週間の英語教員研修プログラムを開始した。2026年2月にはジャカルタで修了ワークショップが実施され、公教育との連携が一層深まっている。
民間語学学校の枠を超えた政府連携・公益的事業を通じ、インドネシアの英語教育エコシステム全体に影響力を持つユニークな存在として認知されている。
出典:https://www.britishcouncil.id/
Inlingua International Indonesia (インリングア・インターナショナル・インドネシア)
inlinguaは1968年にスイスで設立された国際語学教育フランチャイズで、現在世界35か国300以上のセンターを擁するグローバルブランドである。インドネシアではジャカルタ西部のPuri Indahに拠点を置くInlingua International Indonesiaが英語をはじめとする10以上の言語コースを提供している。
独自のinlinguaメソッドに基づく実践的コミュニケーション重視の指導法を採用しており、グローバルスタンダードの語学教育を国内企業・個人向けに展開している。英語コースに加え、IELTS・TOEFLといった国際資格試験対策コースも主力サービスとして位置づけており、留学や資格取得を目指す学習者から継続的な需要がある。
2026年5月時点でも対面授業とオンラインクラスを並行して提供しており、学習の柔軟性を確保している。ジャカルタを中心に法人向け語学研修においても一定の実績を積み上げており、外資系企業の語学研修ニーズにも対応している。
グローバルな教育品質基準とインドネシア市場での長年の経験を組み合わせ、首都圏の語学教育市場で安定した事業を展開している。
出典:https://inlingua.co.id/
FAQ
インドネシアの主要語学学校について知りたいです。
このガイドでは、インドネシアのローカル、日系、外資系の主要語学学校12校を詳しく紹介し、それぞれの企業情報や事業内容を解説しています。
インドネシアの語学学校の選び方はどうすれば良いですか?
目的や学習レベル、予算に応じて、ローカル校・日系校・外資校のそれぞれの特徴を比較検討し、自分に最適な語学学校を選ぶことが重要です。
ローカル・日系・外資系の語学学校の違いは何ですか?
ローカル校は地元のニーズに応じた授業を提供し、日系校は日本人学習者向けのカリキュラムが特徴であり、外資系校は国際的な教育基準と最新の教育方法を採用しています。
インドネシアの語学学校で特に人気のある学校はどれですか?
特に人気のある学校には、Wisma Bahasa、IALF、Bali Language School、国際テストセンターなどがあります。これらは長い歴史や高い評価を受けている学校です。

