今回は、インドネシアの主要語学学校に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12校を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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インドネシアの主要語学学校4選〜ローカル編〜
Wisma Bahasa(ウィスマ・バハサ)
1982年に設立されたインドネシアの語学学校。設立当初はYogyakarta Indonesia Language Centre (YILC)という名称であった。Wisma Bahasaは一般的および特定の目的でインドネシア語サービスを必要とする外国人学習者にインドネシア語のトレーニングを行う。
教室のあるジョグジャカルタでは教室で授業が行われ、ジャカルタとバリは教室がなく、家庭教師形式で、教師が生徒のところを訪問して授業を行う。
ジョグジャカルタでは能力に応じ7つのクラス(1A:初心者、1B:ポスト初心者、2A:プレ中級、2B:中級、3A:ポスト中級、3B:プレ上級、4:上級)に分かれている。標準レッスン回数は1A~3Bが23回、4が30回である。授業時間は1回あたり1時間45分。授業料は1回のレッスンが1人だと30万ルピア、2人だと42万ルピア(1人当たり21万ルピア)と人数が増えると1人当たりが安くなる仕組み。ジャカルタは1人だと54万ルピア。バリは1人だと40万ルピア。
出典:https://www.wisma-bahasa.com/about/
Indonesian Australia Language Foundation(インドネシア・オーストラリア語学財団)
1989年に設立されたインドネシアの語学学校。IALFは理事会によって管理されている非営利団体で、有償で語学教育を行う財団である。
IALFは、英語とインドネシア語のトレーニング、International English Language Testing System(IELTS)のテストとその準備、PTEアカデミック(海外の大学等に留学、進学を希望する人を対象にしたコンピューターベースの英語の語学検定)のテストとその準備、および英語やその他の科目の教師向けトレーニングを提供している。また、IALFグローバルでは留学を計画している人のために海外教育カウンセリングサービスを提供している。
IALFには200人以上のスタッフがおり、ジャカルタ、ガディン・セルポン、バリの3つのセンターで毎年15,000人以上の学生に語学研修とテストサービスを提供している。インドネシア語のクラスはジャカルタとバリにある。オンラインではIELTS準備、各種英語・インドネシア語トレーニング、教師トレーニングを行っている。
出典:https://www.ialf.edu/homepage/about-ialf/
BALI LANGUAGE SCHOOL(バリ語学学校)
2011年に設立されたインドネシアの語学学校。バリ島の観光地でありバリ島で働く駐在員のコミュニティでもあるスミニャックの近くにある。学生はオーストラリア、ニュージーランド、オランダ、スイス、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ノルウェー、スペイン、日本などから来ている。
バリ語学学校では、インドネシア語を外国人に教えるため、外国人にわかりやすいように対話的な構成にしてある。また、楽しくインドネシア語を学べるように週末には授業の補完として、ウブド、キンタマーニ、ブドゥグルなどへの日帰りツアーや観光地への1泊ツアーが別料金で行われる。
授業料は1人で10時間の場合、135万ルピア。1人で40時間の場合、410万ルピア。1時間当たりの料金は長時間になるほど安くなる。2人で10時間の場合、1人あたり95万ルピアになる。1人でレッスンを受ける場合の約70%になる。人数が増えれば増えるほど1人当たりの授業料は安くなる仕組みとなっている。
出典:https://www.balilanguageschool.com/about-us/school/
International Test Center(国際テストセンター)
2004年に設立されたインドネシアの語学学校。ITC能力プログラムは①学ぶ:理解しやすい最先端の学習ツールを訓練された教師と一緒に学ぶ。②練習する:24時間年中アクセスできるオンラインベースのプログラムで練習する。③認定を取得する:国際規格認証を取得する。によって構成されている。
また、ITCはそれぞれの分野でグローバルに認知されている国際的な標準プログラムを持つ国際的組織のインドネシアの代理店でもある。英語については米国に本社を置きグローバルに展開するETSの提供するTOEIC(全世界で14千以上の事業体で毎年7百万人以上が受ける英語能力試験)とTOEFL(全世界130か国9千以上の教育機関が使う英語能力試験)である。また、TOEICやTOEFLを教える教師を育成するためのワークショップPropellも提供している。
英語のほかに、MicrosoftやAdobeなどのデジタルリテラシに関する認定プログラムのCERTIPORTなども提供している。
出典:https://itc-indonesia.com/
ttps://drive.google.com/file/d/1QYfGfrqF-qOAApNqekf6kxGp06RIjvoc/view
インドネシアの主要語学学校4選〜日系編〜
Jakarta Communication Club(ジャカルタ・コミュニケーション・クラブ)
1997年に設立されたインドネシアの語学学校。設立当時、ジャカルタには世界で5位と言われる多くのインドネシア人の日本語学習者がおり、1万人を超える日本人駐在者・留学生が滞在していた。JCCはその人たちに日本語とインドネシア語を教えるために設立された。
2004年には日本インドネシア検定協会と業務提携し、インドネシア会場受付窓口及び受験会場を担当するようになった。また、2014年にはBJTビジネス日本語検定受諾校になった。
JCCのインドネシア語クラスは3~6人の少人数制で、コミュニケーションを重視したアクティブな授業で、日本人学習者のための特別カリキュラムをもとに文法も学習し、楽しく確実にインドネシア語を習得できる。一方、日本語クラスはビデオ、CD、カセット、そして日本語教師を使って会話を勉強する。1つのクラスは5~10人で教師が各生徒の進捗に注意が払える規模。JCCの場所はジャカルタの閑静な住宅地であるクバヨランバルにある。
出典:http://jccindonesia.com/
Siki Bali(シキ・バリ)
2004年に財団法人日本語学校として設立されたインドネシアの日系語学校。Siki Baliはインドネシア人や日本人、バリ島在住の外国人に、日本語・英語・インドネシア語を学ぶ場として親しまれ、バリ滞在の各種サポートを行うほか、教室でのレッスンだけでなく寺院や市場などに出向き、バリ文化を尊重し、理解を深めるレッスンを行っている。
SIKI BALIは、2014年2015年2016年の3年間、バリ島で最も優秀な語学学校としてバリ島教育局に表彰されている。
インドネシア語のレッスンは、①のんびりコース:リゾートアパートに滞在しながら1日3時間インドネシア語を学び、バリの生活を楽しむ旅行者向けのコース。②とことんコース:留学や駐在で徹底的に語学力をつけたい人向けのコース。③単発コース:送迎サポートを含まない現地在住人向けコース。④オンラインレッスン:日本やバリ以外に住んでいるあるいは忙しくてSiki Baliの教室に通えない人向けのコース。の4つが準備されている。
出典:https://siki-bali.com/
Gakushudo(学修堂)
1987年に設立されたインドネシアの日本語学校。学修堂インドネシアでは日本語とマンガに関する教育と出版を行っている。また、非営利のBINA CITRA JAYA財団の支援を受けており、インドネシア市民が迅速、簡単、実用的に学習できるようにプログラムが設計されている。
現在、学修堂には4つの教室がある。北ジャカルタのPLUITとGADINGの2か所、西ジャカルタと南ジャカルタにそれぞれ1か所の合計4カ所。
学修堂日本語教育プログラムには、レギュラープログラム、日常俗語会話プログラム、能力試験準備プログラム、マンガ言語プログラム、オンライン学習プログラム、会話プログラム、看護師プログラムなどがある。その他、学修堂マンガ教育プログラム:漫画を描くスキル習得。学修道職業訓練プログラム:看護師・介護師として日本で働く準備 。社内研修プログラム:クライアントの会社で従業員を対象に日本語を教える。日本留学プログラム:留学生のサポート。などがある。
出典:https://gakushudo.com/#/school_profile
SELNAJAYA(スルナジャヤ)
PT. OS SELNAJAYA INDONEISA は1995年に日本の株式会社アウトソーシングの子会社としてジャカルタに設立された。2012年にはバンドンに日本語学校JLMCが設立された。
SELNAJAYAでは、人材サービス、経営サポート・コンサルティングと教育・言語サービスの3つの事業が行われている。教育・言語事業は、技能実習・特定技能、日本語教育・学校、インドネシア語レッスン、通訳・翻訳、と留学サポートが行われている。
とりわけ日本語教育サービスについては、日本語学習者の多いバンドンに設立された日本語学校JLMCで地域の大学生や高校生向けレッスンや技能実習生への日本語教育を行うほか、顧客の要望に応じて、時間・場所・カリキュラムをカスタマイズした日本語教育プログラムを提供しており、従業員の社内教育や日本への研修前語学教育として活用されている。また、日本人講師によるビジネスマナーや会話レッスンや、日本語能力試験検定対策も顧客の要望に応じて行われる。
出典:https://www.os-selnajaya.com/
インドネシアの主要語学学校4選〜外資系編〜
Berlitz(ベルリッツ)
1997年に設立されたインドネシアの米国系語学学校。ベルリッツランゲージセンターはPT Bina Multi Widya Jakartaが独立して所有運営している。現在、AIA Central校、Pondok Indah校とCikarang校の3校がある。
Berlitzは、英語とインドネシア語の学習コース、翻訳、ローカリゼーションサービスを専門とする語学学校で、その他の言語として、スペイン語、北京語、日本語、フランス語、ポルトガル語なども教えている。
ベルリッツではBERLITZ METHOD® で教育が行われている。まず、ベルリッツでの語学教育の原則はどの言語であってもすべての指導が対象言語で行われることである。また、ベルリッツメソッドではカスタマイズされたカリキュラムを使用し、語学コースのさまざまな学習スタイル、個人的な興味、目標に対して容易に対応し、リラックスした快適な環境で流暢に話すという目標を達成するよう学習者を動機付けする。学習者は自然で実用的な方法で言語スキルを向上できる。
出典: https://www.berlitz.co.id/
https://www.linkedin.com/company/berlitz-jakarta/about/
EF Indonesia(EFインドネシア)
1965年に設立され世界114か国に展開する語学学校EFのインドネシア校である。
EFでは英語のクラスを基本的に年齢で分けている。3-6歳クラス(Small Stars)、7-9歳クラス(High Flyers)、10-14歳クラス(Trailblazers)、15-17歳クラス(EF Frontrunner)、18歳以上クラスの5クラスである。各クラスはさらに学年によって分けられている(例:7-9歳クラス:小1クラス、小2クラス、小3クラス)。現在EFの教室はジャカルタに17教室、タンゲランに8教室、スラバヤに6教室をはじめとして全国に78教室ある。
英語の授業以外のEFのプログラムには、EF Life Club:様々な課題活動を通じてリーダーシップ、創造性、熱意をはぐくむ。英語レベル判定テスト:高校生が入ってきた際にまず英語の理解力を判定する。Grammar Pro™:いつでもどこでもアクセスできるオンライン学習。留学サポート:イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど海外の学校で英語を学ぶためのサポートを行う。
出典: https://www.ef.co.id/
Wall Street English(ウォールストリート・イングリッシュ)
世界29か国に3百万人以上の学習者を持ち、成人英語トレーニングブランドとして広く世界に認められている英語学校ウォールストリートイングリッシュ(WSE)のインドネシア校は2007年に設立された。
WSEは現在、ジャカルタに4校、タンゲラン、バンドンとスラバヤに各1校ずつで合計7校ある。インドネシアの学習者数は5万人以上。WSEはパーソナライズされたデジタルマルチメディアと没入型の英語環境の中で高度な資格を持つプロフェッショナルとの対面セッションを組み合わせて、校内にコミュニティを形成している。コミュニティの一員として、メンバーは安全でフレンドリーな環境で英語を練習しながら、プロフェッショナルネットワークを拡大し、友達を作り、新しいスキルを学び、社交の機会を楽しんでいる。
WSEインドネシアはインドネシアの社会インフラ構造の一部となっており、インドネシアの人たちに国内および国際的な競争力をつけるために活用されている。
出典: https://www.wallstreetenglish.co.id/
https://www.linkedin.com/company/wall-street-english-indonesia/about/
Edupac Kaplan(エデュパック・カプラン)
2005年に設立されたインドネシアの米国系語学学校。Kaplan EdupacはKaplan International Collegesの英語プログラムとKaplan Test Prepで知られている。
一般英語、ビジネス英語、英会話、アカデミック英語やTOEFLiBT®、IELTS、TOEIC®、SAT、GMAT、GRE®などのテスト準備など、さまざまな英語プログラムで英語力のレベル向上のためのトレーニングを提供している。また、カプラン認定教育プロバイダーのテスト準備プログラムと教材を使用して、医療分野向けのUSMLEなどの専門的な資格テストの準備も行っている。
留学を計画している学生には、コンサルティングサービスのEduXpert、カプランインターナショナルカレッジプログラムで海外のトップ大学へ入学するためのサポートや2週間から1年の留学期間で英語を勉強するサポートも行っている。さらに、EduXpertでは、国際的な実務経験を積むための海外でのインターンシッププログラムも提供している。
出典: https://edupacindonesia.com/

インドネシア在住のインドネシア人。観光ガイドと通訳者を務め、インドネシアの観光地を日本語で案内している。日本語学科の大学を卒業し、邦人対応観光ガイド・国際イベントでの日本代表団担当連絡係員・通訳者・日本領事事務所長の地元アシスタントを経験。

