【最新版!】ベトナムの主要病院13選〜医療・介護業界〜

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今回は、ベトナムの主要病院に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて13院を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

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目次

ベトナムの主要病院5選〜ローカル編〜

ホアンミー病院グループ

1997年にホーチミン市内で初めてのクリニックである「 リートゥオンキエット総合クリニック」として設立された。24年間を経て、現在はホーチミン市、ハノイ市、ダナン市などの大都市を中心にベトナム全土で15の病院、6のクリニックを運営しており、グループ全体で2,800以上の病床数を有している。

同グループでは患者に手ごろな診療料で一流のサービスを提供する事がホアンミー病院グループの理念である。同グループでは毎年380万人以上の患者の診察を行っている。

ホアンミー病院グループは2019年にFrost & Sullivanが選ぶ「年間最優秀病院」賞、ベトナム政府(保健省)から「第1位民間病院」賞、アジア病院経営協会から金メダル等を受賞した。

出典:https://www.hoanmy.com/en/#slider

VINMEC (ビンメック)

VINMEC (ビンメック・インターナショナルホスピタル) は、大手不動産開発会社であるビングループ(Vingroup)社傘下の国際病院である。VINMECでは「思いやり、プロ意識、専門性を持て医療サービスを提供する」というミッションを掲げている。

同病院は2012年に開業し、現時点でハノイ市やホーチミン市を中心に11の医療機関(7の国際基準を満たす病院、4のクリニック)を展開している。

同病院の病床数は約1200床である。2017年にベトナムの幹細胞や遺伝子技術研究を進めるためにビンメック幹細胞・遺伝子技術研究所を設立した。

同病院では世界基準の医療機関認証機構であるJCI認証を取得しており、先進国と同様のハイレベルな医療サービスを受けることができる。ただし、VINMECでは日本人専用デスクは設置しておらず、基本的にはベトナム語又は英語での受付及び診察が行われているが、外部の日本語医療通訳者の派遣するサービスがあるため日本語での受診も可能である。

出典: https://www.vinmec.com/en/

バックマイ病院

バックマイ病院は1911年にハノイ市で設立された医療機関。ベトナム最大規模の国立特別総合病院として広く知られており、ベトナム政府(保健省)傘下の3大病院の中の1つである。

バックマイ病院は最新鋭の医療設備やベトナム最高レベルの医師が揃っており、ベトナムの先端・高度医療の分野をリードしている。現在、同病院は単独で1,900床以上を有し、1日当たり5,000~5,500人の入院患者、6,000~7,000人の外来患者に対応している。

また、病院の敷地内に付属の看護婦養成学校や各種研究施設を有し、毎年約1,700名の学生が同病院で実習を行っている。

同病院はベトナムの保健医療の質及び量の向上、人材育成、保健医療ネットワークの構築、病気予防事業、地域の病院・クリニック等の指導、医療分野での国際協力等も行っている。

出典:http://bachmai.gov.vn/images/stories/en/index.html

チョーライ病院

フランス植民地時代の1900年にホーチミン市に設立された最初の医療施設「Hôpital Municipal de Cholon」として設立された。その後、1957年にチョーライ病院に改称された。

1974年に日本政府の支援を受けて53,000㎡の大病院に改築され、東南アジア最大規模の病院の一つになった。現在はカンボジアのプノンペンに分院がある。

ホーチミン市内の施設はベトナム最大級の充実した人員・施設を持っており、 単独で1800以上の病床を保有し、500名の医師と薬剤師を含める2300人以上のスタッフを抱えている。年間45.7万人の入院患者、6.7万人の外来患者に対応している。また、ホーチミン市医科薬科大学をはじめとしたベトナム南部で医学を専攻している教育機関への実習を行う主要施設でもある。

同病院は、ベトナム政府から1999年と2015年に第1クラス労働メダル、2000年に「労働英雄」等の称号を受けている。

出典:http://choray.vn/

フエ中央総合病院

阮(グエン)朝の第10代皇帝であるタインタイ(成泰)帝の決定を受けて1894年に設立された医療機関。同病院は、ベトナム初の西洋医学病院であり、フエ市にあるベトナム最大級の国立総合病院である。

設立当初の名称は「西洋病院」 (Benh vien Tay Y)で、1944年に「フエ中央病院」に改名され現在に至る。

阮(グエン)朝の皇帝の主治医家系が務め、ベトナムでも最古の医療機関(設立約120年)で、現在はベトナムの保健省傘下の3大国立総合病院の一つの名門病院である3,000以上の病床を運用している。同病院は中部地域(16省)で唯一の国立病院として、地域病院へ技術指導等を行っている。

同病院は、特に臓器移植手術の分野で非常に高い実績を誇り、腎臓移植手術実績800件以上、心臓移植実績5件、幹細胞移植実績91件を誇り、臓器移植手術の成功率は100%を誇っている。また、2011年に脳死ドナーからの心臓移植、2015年には心肺同時移植などの高い技術が求められる手術をベトナム国内で初めて行い、成功させた実績がある。

出典:https://bvtwhue.com.vn/

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ベトナムの主要病院3選〜日系編〜

ロータスクリニック

2007年に千葉県の拠点を置く永野病院を中心に8人の医師による共同出資により設立されたベトナム初の日系クリニック。現在、ハノイ市とホーチミン市に2つの病院を構える日本人向けの総合病院である。

同クリニックでは医師、スタッフ共に日本人が担当している。日本人看護師、日本語スキルがあるベトナム人スタッフが常駐しており、「日本と同じ医療」をベトナムで受けることができる数少ない医療機関である。

同病院では内科、小児科、皮膚科などのプライマリーケアから、インフルエンザワクチンやジカ熱ウイルスなど予防接種等のサービスを提供している。平日及び土曜日に診療を受け付けている(日曜日や夜間の救急サービス等には対応していない)

出典:https://lotus-clinic.com/

さくらクリニック

同病院は2014年に設立されたハノイ市初の日系クリニックである。日本の医療法人社団小羊会とベトナムの医療法人Green Cross社が合弁で設立した医療機関。現在はベトナム北部~中部に駐在・在住している日本人や家族、又はベトナム旅行中の日本人の方々等向けに日本水準の最先端の医療サービスを提供している。

同病院は最新の医療機器や設備、経験豊富な日本人医師やベトナム人医師による日本水準の専門的な高い医療サービスを提供している。同病院には、日本人医師や看護師及び通訳者が常駐しており、ベトナム在住の日本人に支持されている。

同病院の医療サービスは内科、歯科、内視鏡、ワクチンの予防接種、検査、小児科、健康診断などの個人向けのプライマリーケア、企業・団体向けの様々な健康診断パッケージも提供している。
 キャノン、日産テクノ、大成建設などの様々な日系企業、政府・公的機関が同病院を利用している。

出典:https://sakurahanoi.com/jp/

サイゴン虎の門クリニック

2017年設立。日本で病院や調剤薬局、老人ホーム等を経営している企業が設立した医療機関。同病院の病院長である宗本忠典氏は東京虎の門病院で勤務しており、総合臨床歴が35年があり、日本国内で有料老人ホーム(2ヵ所)、調剤薬局(6店舗)、病院等を経営している。

同クリニックはベトナム在住日本人向けに特化したサービスを提供している。豊富な経験に基づく質の高いサービス、高いホスピタリティ、利用しやすい適正な価格等の安心で信頼できる医療を目指し、患者の幅広い要望に応えている。

同病院では内科、外科、整形外科、泌尿器科、皮膚科、小児科、健康診断などの医療サービスを提供している。

出典:http://saigontoranomon.com/

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ベトナムの主要病院5選〜外資系編〜

フランコ・ベトナミーズ病院

フランコ・ベトナミーズ病院は、ホーチミン市内に2003年にフランス人医師グループがベトナムで「世界基準の医療を提供する」という理念の元に設立した私立総合病院である。

同病院には多くのフランス人医師が常駐しており、欧米系の患者が多く利用している。また、日本人医師は常駐していないが近代的な医療施設が揃っており、ベトナム国内の外資系病院の中でも割安な治療費、各種保険やキャッシュレスにも対応しており、日本語が専門の医療通訳(ベトナム人)が常駐している。また、ベトナム国内の日系クリニック(ロータス・クリニック)と提携しており、現地の日本人も利用している。

2016年にベトナム南部エリアで初めて国際的な医療施設認証(JCI)を取得した医療機関であり、世界レベルの医療水準と患者ケアサービスを提供している。同病院では130名のベトナム人医師と外国人医師、800名の看護師等のスタッフを擁し、220の病床を有し、30を越える診療科目(産婦人科、婦人科学科、小児科、眼科、歯科、健康診断、インフルエンザ予防接種など)の医療サービスを提供している。

出典: https://www.fvhospital.com/

ラッフルズメディカル

世界13ヵ所で医療施設を運営しているシンガポール系のRaffles Medical Groupの総合病院である。ベトナムでは1992年にホーチミン市に最初の救急医療センターを開設し、2018年時点でハノイ市、ホーチミン市、ダナン市の3大都市で医療機関を運営している。2017年にInternational SOSを吸収し、名称を変更した。

同病院では世界的な医療監査機関認定(JCI) を獲得している。また、世界最高の医療機関の一つである米国メイヨークリニックと提携し、アジアの医療機関としては初めてメイヨーケアネットワークに参加している。

同病院では内科、外科、眼科、歯科、小児科、産婦人科、皮膚科、耳鼻咽喉科等の診察を行っている。また、救急救命室を設置しているため、営業時間外軽度の外傷処置や簡単な外科処置に対応している。

労働安全衛生規則に基づく雇入時健康診断、定期健康診断、外国人向けの健康診断、ベトナム人労働者の海外渡航時健康診断、子供向け就学用健康診断、幼児健康診断等の幅広い健診にも対応している。

出典: https://rafflesmedical.vn/en/

ファミリーメディカルプラクティス

2001年にイスラエル人医師 ラフィー・コット氏によりハノイ市内に設立された外資系病院グループ。現在はホーチミン市、ダナン市、ハノイ市でプライマリーケア拠点(5つのクリニック)を展開している。

同病院には、フランス人や日本人を含めた外国人のハイレベル医師が揃っている。また先進国と同様水準の高い医療サービスを提供しており、24時間365日の救急患者の受け入れが可能で通常営業時間外での治療・診断を行っている。

同病院は特に小児科が有名であり、小児科では5名の小児科医がベトナム最高水準の小児科医療サービスを提供している。

同病院では日本語、韓国語、ベトナム語、英語に対応できるスタッフが常駐している。

出典: https://www.vietnammedicalpractice.com/

ハノイフレンチホスピタル

ハノイフレンチホスピタルはハノイ市内に2000年に設立されたフランス人医師が中心になって運営している私立総合病院である。

同病院は100%外国資本で運営されている先進的な国際総合病院で、高品質な医療サービスとホスピタリティをハノイ市を含めたベトナム北部の患者に提供している。

同病院には60名以上の外国人医師(常勤及び非常勤)、ベトナム人非常勤医師が在籍しており、1年間で12万人のベトナム人患者に加え、外国人患者の診察を行っている。また、年間25万人の赤ん坊の出産のサポート等も行っている。

同病院では、内科及び外科医療処置、集中治療処置、日帰り医療処置、長期入院、循環器医療、健康診断、職業健康診断、産婦人科、小児科医療等の分野で高品質な医療サービスを提供している。

出典: https://www.hfh.com.vn/en/home

コロンビアアジア病院

同病院はマレーシア系の大手医療機関である。ベトナムやマレーシア、インド、インドネシアなどで合計29か所の病院やクリニックを運営している。

ベトナム国内ではホーチミン市内に総合病院を1998年設立した。現在、ベトナム国内で3か所(ホーチミン:2ヵ所、ビンズオン:1ヵ所)の医療機関を運営している。

同病院には救急治療室を含む手術室等の幅広い設備が整っており、内科や産科婦人科、耳鼻咽喉科、外科、小児科、眼科、皮膚科等の医療サービスを提供しており、年齢・国籍問わず色々なバックグランドを持つ患者に対応している。

また、日本人看護師が常駐しているため、診療の際の通訳や医療相談等のサポートが日本語で受けられる。また、24時間急患診療にも対応している。

出典: https://www.columbiaasia.com/vietnam/

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投稿者アバター
ファム ティ ミン タム Vietnam-Based Industry Analyst
ハノイ在住のベトナム人。名古屋大学にて文部科学省奨学金の日研生として留学経験を持ち、日越の翻訳・通訳や日本語教育、日系企業での実務経験を活かして情報発信を行っている。
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