【最新版!】フィリピンの主要海運会社22選〜運輸・物流業界〜

フィリピン 海運業界 業界地図

フィリピンの海運業界は、2GOグループやフィリピンスパンアジアキャリアなど地場大手に、商船三井や川崎汽船など日系の主要企業が加わる市場です。島嶼国という地理的特性から、国内輸送における船舶輸送の役割が引き続き大きい市場です。

今回は、そんなフィリピンの海運業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて22社の最新情報をお届けしていきます!

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目次

フィリピンの主要海運企業10選〜ローカル編〜

2GO Group (2ジーオー・グループ)

2GO Group(ツーゴーグループ)は、フィリピン国内最大規模の統合型海運・ロジスティクス企業である。旧Sulpicio LinesやWG&Aなどが再編・合併を経て現在の形に至り、SM Investments Corporation(SMIC)が過半数株主として2023年7月にPSEを自主上場廃止後もSECへの開示を継続している。

2025年度の連結売上高は約189億ペソ(前年比6%増)、純利益は10.5億ペソ(同28%増)。RoRo/旅客船9隻・貨物船1隻の計10隻を運航し、年間旅客輸送能力は約200万人、コンテナ輸送能力は約30万TEUに上る。

事業は海上輸送・倉庫配送・宅配・混載フォワーディングの4部門で構成され、物流の川上から川下まで一貫サービスを提供する。旅客RoRo船はフィリピン国内最大のネットワークを誇る。

2026年5月時点、燃料コスト増への対応として運航管理の効率化と料金体系の最適化を進めており、SMグループの経営基盤を背景に安定した成長軌道を維持している。

出典:https://2go.com.ph/

Philippine Span Asia Carrier Corporation (フィリピンスパンアジアキャリア)

Philippine Span Asia Carrier Corporation(フィリピンスパンアジアキャリア、PSACC)は、1953年創業のフィリピン国内最大級のコンテナ海運会社である。旧Sulpicio Lines(スルピシオライン)を前身とし、旅客輸送から撤退後は貨物専業の国内定期コンテナ輸送に特化している。

2026年5月時点で17〜19隻の船隊を運航し、マニラ、セブ、ダバオなど15港を結ぶ島嶼間コンテナ輸送ネットワークを展開する。陸上機器200台超を組み合わせた海陸一体型サービスも提供し、総船積重量では国内民間企業中最大規模を誇る。

近年は艦隊近代化プログラムの一環としてSERTICA社の船隊管理システムを全船に導入し、デジタル化による運航効率向上とコスト低減を推進している。

国内貨物輸送量が2025年に前年比8.84%増と堅調な伸びを示す中(PPA統計)、PSACCはフィリピン島嶼物流インフラの中核プレイヤーとして安定した事業基盤を維持している。

出典:https://spanasiacarrier.com/

Wilhelmsen-Smith Bell Shipping (ウィルヘルムセン・スミスベル・シッピング)

Wilhelmsen-Smith Bell Shipping, Inc.(WSBSI)は、1861年にノルウェーで設立されたWilhelmsenグループと、フィリピンの老舗海運会社Smith Bellの合弁企業である。

フィリピン全土の港湾や島々をカバーし、船舶代理店業務や海事サービスを24時間体制で提供している。

船舶の入出港手続き、荷役、補給などの港湾関連サービスを幅広く手がけている。2023年第1四半期には収益とEBITDAの増加を達成するなど堅調に推移してきた。国際基準に沿った海事サービスの提供を通じ、フィリピンに寄港する船舶の運航を支えている。

国際グループと現地老舗の合弁による海事サービス企業として、2026年時点でもフィリピンで海運関連サービスを提供している。

出典:https://www.wilhelmsen.com/

Montenegro Lines (モンテネグロ・ライン)

Montenegro Shipping Lines, Inc.(MSLI)は、1978年9月にVicente Leyco Montenegro Sr.によって設立された、フィリピン最大級の国内海運会社である。バタンガス市に本社を置く。

旅客・車両フェリーを中心に、バタンガスを起点とする島嶼間の航路を数多く運航している。

国内の主要な海上交通を支える存在として、多数のフェリーを保有し、旅客・貨物輸送を担っている。地域の生活や物流に不可欠な航路網を提供する。車両やトラックを積載できるRORO船を活用し、島嶼間の人流・物流を支えている。

フィリピン最大級の国内フェリー会社の一つとして、2026年時点でも海上旅客・貨物輸送を提供している。

Solid Shipping Lines (ソリッド・シッピング・ライン)

Solid Shipping Lines Corporation(SSLC)は、1973年2月に設立され、40年以上にわたってフィリピン国内海運業界で事業を展開している老舗海運会社である。

1977年に現在の所有者によって買収され、以降、国内の貨物海上輸送を中心に事業を続けてきた。

コンテナや一般貨物の国内輸送を手がけ、島嶼国フィリピンの物流を支えている。長年の実績に基づく安定した運航を強みとする。国内主要港を結ぶ航路を運航し、荷主の貨物を確実に届ける体制を整えている。全国の物流ネットワークの一翼を担っている。

フィリピンの老舗国内海運会社の一つとして、2026年時点でも海上貨物輸送を提供している。

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Asian Shipping Corporation (アジアン・シッピング・コーポレーション)

Asian Shipping Corporation(ASC)は、1965年7月にマニラで設立されたフィリピン最大級の国内海運会社である。

設立当初は、ログキャリアやランディングクラフト(LCM)を用いたアジア全域の木材輸送から事業をスタートした。

その後、事業領域を広げ、国内外の海上貨物輸送を手がけてきた。多様な船種を活用した輸送を強みとする。国内海運の老舗として、荷主の要望に応じた柔軟な輸送を提供してきた。多様な貨物に対応する輸送力を有する。

国内各地の港湾を結ぶ航路を運航し、木材・鉱産物・一般貨物など幅広い品目の海上輸送に対応してきた。フィリピンの主要な国内海運会社の一つとして、2026年時点でも海上輸送サービスを提供している。

Cokaliong Shipping Lines (コカリオン・シッピング・ライン)

Cokaliong Shipping Lines, Inc.(CSLI)は、1989年にChester C. Cokaliongによって設立された、セブ市を拠点とする海運会社である。

繊維・既製服事業を営むChester Enterprisesを母体とし、海運業へ進出した経緯を持つ。

セブを起点にビサヤ地域の島々を結ぶ旅客・貨物フェリーを運航し、地域の海上交通を支えている。安全性と定時性を重視した運航に取り組んでいる。複数の旅客貨物船を保有し、セブと周辺の島々を結ぶ定期航路を運航している。地域住民の移動手段としても重要な役割を担う。

ビサヤ地域を代表する海運会社の一つとして、2026年時点でも海上旅客・貨物輸送を提供している。

出典:https://cokaliongshipping.com/

Aleson Shipping Lines (アレソン・シッピング・ライン)

Aleson Shipping Lines, Inc.(ASLI)は、1976年10月にザンボアンガ市でFeliciano N. Tan, Sr.によって設立された、西ミンダナオ地域最大の海運会社である。

当初は個人事業として始まり、その後、法人化して事業を拡大してきた。

ザンボアンガを起点に、西ミンダナオや周辺の島々を結ぶ旅客・貨物航路を運航している。地域の生活と物流を支える海上交通を提供する。旅客・貨物の双方に対応する船舶を運航し、離島の住民生活を支える航路を維持している。

ザンボアンガと近隣島嶼を結ぶ定期航路を長年にわたり維持し、地域経済を支える存在となっている。西ミンダナオ地域を代表する海運会社として、2026年時点でも海上旅客・貨物輸送を提供している。

Asian Marine Transport Corporation (アジアン・マリン・トランスポート)

Asian Marine Transport Corporation(AMTC)は、1999年にセブ市で設立されたフィリピン最大級の国内海運・物流企業である。

現在はPaul Rodriguez氏がCEOを務め、セブを拠点に事業を展開している。

旅客・貨物フェリーの運航を中心に、ビサヤ地域を結ぶ航路網を提供している。海運と物流を組み合わせたサービスを強みとする。複数の航路で定期便を運航し、ビサヤ地域の人流・物流を支えている。安全運航と顧客サービスの向上に取り組んでいる。

セブを中心とした航路網を通じて、地域の観光や物流の基盤を担っている。船隊の維持・更新にも取り組む。ビサヤ地域の主要な海運・物流企業の一つとして、2026年時点でも海上輸送サービスを提供している。

出典:https://asianmarine.com.ph/

Harbor Star Shipping Services (ハーバースター・シッピング・サービシズ)

Harbor Star Shipping Services, Inc.は、1988年7月に「Seatows, Inc.」として設立され、1998年12月に現在の社名に変更されたフィリピンの統合海事サービス企業である。

曳船(タグボート)サービス、サルベージ(海難救助)、油濁対応など、港湾・海事に関わる各種サービスを手がけている。

全国の主要港でタグボート事業を展開し、船舶の入出港支援や緊急対応を担っている。フィリピン証券取引所に上場している。沿岸・港湾での作業に精通した人員と機材を備え、海難時の緊急対応にも実績を持つ。

フィリピンの主要な統合海事サービス企業として、2026年時点でも港湾・海事サービスを提供している。

出典:https://harbor-star.com/

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フィリピンの主要海運企業3選〜日系編〜

NYK Line Philippines (NYKラインフィリピン)

NYK Line Philippines(NYKラインフィリピン)は、日本郵船株式会社(NYK)のフィリピン現地法人・代理店および船員採用・訓練事業を統括する組織である。コンテナ輸送、バルク船、自動車船、タンカーを擁する世界有数の総合海運グループとして、フィリピン向け国際定期航路においても重要な外航輸送機能を担う。

フィリピンはNYKにとって船員供給の最重要拠点で、全乗組員の約70%がフィリピン人である。2000年にTDGとの合弁でNYK-TDG Maritime Academy(カランバ市)を設立。2025年11月に世界初のデバラスト訓練施設を開設した(NYK公式発表・2025年12月Manila Times報道)。

2024年10月、MARINAの視察団を東京に迎え船員訓練政策の意見交換を実施。MarCoPay(船員向け金融プラットフォーム)でフィリピン船員の生活支援事業も展開する。

2026年6月時点、フィリピンを基盤的パートナー国として位置づけ、船員育成・海上輸送・物流の三位一体で事業深化を継続している。

出典:https://www.nyk.com/english/

MOL (商船三井/Mitsui O.S.K. Lines) Philippines

MOL(Mitsui O.S.K. Lines)Philippines(MOLフィリピン)は、三井O.S.K.ラインズのフィリピン事業の総称であり、コンテナ輸送、バルク船、自動車船、タンカー、国際物流などをフィリピン発着の貿易に提供する。前身OSKラインが1928年に輸送を開始して以来、約100年の実績を持つ。

フィリピンの主要拠点はMOL Logistics Philippines(MLGPH、1997年設立)で、フォワーディング・倉庫管理・通関を担う。Magsaysay Groupとの合弁Magsaysay MOL Marine(MAGMOL)を通じた船員採用・訓練・管理サービスはフィリピン海運産業の根幹を支える。

2025年2月、三井O.S.K.幹部がフィリピン政府関係者と面談し、LNG輸送および洋上風力発電向け輸送・設置支援での事業協力を表明した(2025年2月PhilStar報道)。エネルギー転換政策と連動した成長分野への参入を進めている。

2026年6月時点、MOLは100年超の関係性と多角的サービス網を武器に、エネルギー・物流両分野で存在感を維持・拡大している。

出典:https://www.mol.co.jp/en/

K Line Logistics (川崎汽船/Kラインロジスティクス)

K Line Logistics (Philippines), Inc.(KLLP)は、1990年に国際航空貨物フォワーダーおよび認可通関業者として設立されたフィリピンの総合物流企業である。

同社は川崎汽船(K Line)グループの中核物流企業として、国際航空・海上貨物のフォワーディングや通関業務を長年手がけてきた。

日系企業を中心とした荷主の国際物流ニーズに対応し、輸出入貨物の一貫したサービスを提供している。航空・海上の双方に対応する国際輸送体制を持ち、日系企業のサプライチェーンを支えている。

川崎汽船グループの物流企業のフィリピン拠点として、2026年時点でも国際物流サービスを提供する日系の主要プレイヤーの一つである。

出典:https://www.kline.co.jp/

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フィリピンの主要海運企業9選〜外資編〜

CMA CGM Philippines (CMAシーエスエムフィリピン)

CMA CGM Philippines(CMAシーエスエムフィリピン)は、フランス・マルセイユ本拠の世界第3位コンテナ海運グループCMA CGMのフィリピン法人・代理店である。CMA CGM、APL、CNC、ANLの4ブランドを統括し、マニラ、スービック、セブ、ダバオなど6拠点でフィリピン主要港をカバーする。

2024年9月、傘下のCNC LineがMARINAからフィリピン史上初の100%外資系国内定期海運会社として認定され、「ルソン・ビサヤ・ミンダナオ・エクスプレス(LVMX)」を開始した。フィリピン籍CNC Pilipinas(1,043TEU)でマニラ・カガヤンデオロ・セブを結ぶもので、外資規制開放の象徴として注目を集めた(2024年9月PhilStar・MARINA公式発表)。

国際輸送では、Bohai Manila Express(BMX)にダバオ国際コンテナターミナルを追加し上海〜マニラ〜ダバオを結ぶ幹線航路を強化。2025年3月にはマニラターミナルの搬入スケジュールも最適化した。

2026年6月時点、複数ブランドの相乗効果で国内外コンテナ輸送のシェア拡大を積極的に進めている。

出典:https://www.cma-cgm.com/local/philippines

Maersk Line Philippines (マースクラインフィリピン)

Maersk Line Philippines(マースクラインフィリピン)は、デンマーク本拠の世界最大コンテナ海運グループA.P. Møller-Maerskのフィリピン法人・代理店である。マニラのOne E-com Center(パサイ市)に本社を置き、マニラ、セブ、ダバオなど主要港でサービスを提供する外資系最大手の一つである。

2024年10月、カランバ(ラグナ)に「Maersk Optimus Distribution Center」を開設した。総投資額48億ペソ、約10ヘクタール、76,000パレットの保管能力を持ち、最新の自動仕分け・ヤード管理システムを導入。フィリピン大統領も出席した開所式で長期コミットメントを示した(2024年11月Maersk公式発表)。

海上輸送に加え、国内PH船籍による国内輸送、国内約100拠点の倉庫網、航空貨物・トラック輸送など統合ロジスティクスプロバイダーとして機能する。

2026年6月時点、製造業・消費財・ヘルスケアのサプライチェーン需要の取り込みを戦略の柱に据え、拠点とサービスの拡充を継続している。

出典:https://www.maersk.com/local-information/asia-pacific/philippines

MSC Mediterranean Shipping Company Philippines (MSCフィリピン)

MSC Mediterranean Shipping Company Philippines(MSCフィリピン)は、スイス・ジュネーブ本拠の世界最大コンテナ海運グループMSCのフィリピン現地直営法人である。2018年のフィリピン進出後、急速に拠点を拡充し、現在はマニラ、ダバオ、ジェネラルサントス、カガヤンデオロ、セブの5拠点体制を構築した。

2023年3月にエージェント方式から完全直営法人に移行し、顧客対応を高度化。MARINAへの登録(有効期間2023年6月〜2026年6月)を通じて国内外コンテナ輸送を適法に提供する。MSCグループは2025年時点で世界760万TEU超のフリートを保有する。

2024年9月、外資系による国内定期航路参入が解禁されたことで業界構造が変わりつつあり(MARINA公式発表)、MSCもフィリピン国内市場の事業機会を注視している。

2026年6月時点、フィリピンの農産物・電子部品・縫製品の輸出、およびエネルギー・工業原料の輸入コンテナ輸送において主要な外資系キャリアとして機能している。

出典:https://www.msc.com/en/local-information/asia-pacific/philippines

Evergreen Shipping Agency Philippines Corporation (エバーグリーンシッピングフィリピン)

Evergreen Shipping Agency Philippines Corporation(エバーグリーンシッピングフィリピン)は、台湾本拠のEvergreen Marine Corporation(長栄海運)のフィリピン現地代理店である。1997年設立で、本社はマカティ市に置く。セブ、ダバオ、ジェネラルサントス、カガヤンデオロを含む5拠点体制で全国の顧客に対応する。

Evergreen Marine Corporationは世界第4位規模のコンテナ船会社として、170超の定期航路でアジア・欧州・北米・南米を結ぶ。フィリピン発着の各航路で農産品・電子機器・繊維製品など多様な品目の輸出入を支援する。

2025年以降、低炭素燃料対応船を発注して国際海事機関(IMO)の2030年温室効果ガス削減目標への対応を進めている。

2026年6月時点、フィリピン対外貿易コンテナ輸送における主要外資系キャリアとして安定的に事業を継続しており、長年の実績と5拠点ネットワークを強みとする重要プレイヤーである。

出典:https://www.evergreen-shipping.com.ph/

Philhua Shipping (フィルフア・シッピング)

Philhua Shippingは、フィリピン、インドネシア、中国で事業を展開する中国資本の海運企業であり、国際海運の大手として知られている。

2002年に営業を開始し、世界中の多くのクライアントに配送サービスを提供する大手代理店の一つに数えられる。

国際コンテナ輸送や海上貨物の取り扱いを中心に、アジアと世界を結ぶ物流を担っている。中国との貿易に強みを持つ。中国とフィリピンを結ぶ貿易需要の高まりを背景に、コンテナ輸送や代理店業務を拡大してきた。

アジア域内の主要港を結ぶサービスを展開し、荷主に安定した海上輸送を提供している。中国資本の国際海運企業のフィリピン拠点として、2026年時点でも海運サービスを提供する外資系プレイヤーの一つである。

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Oceanic Container Lines (オーシャニック・コンテナ・ラインズ)

Oceanic Container Lines, Inc.は、1998年に設立された、海運業界で専門的なサービスを提供するフィリピン有数の企業である。

創業以来、さまざまな輸送要件に対応し、20隻を超える信頼性の高い船舶を運用してきた。

コンテナ輸送を中心に、国内外の海上貨物輸送を手がけ、荷主の多様な物流ニーズに応え、安定した運航体制の維持に努めている。国内航路を中心に、コンテナ貨物の定時輸送を提供し、荷主から一定の信頼を得ている。

保有船舶の維持管理を徹底し、コンテナ貨物の安全・確実な輸送に努めている。国内物流の一翼を担う存在である。国内有数のコンテナ海運会社の一つとして、2026年時点でも海上輸送サービスを提供している。

MCC Transport Philippines (MCCトランスポート・フィリピン)

MCC Transport Philippines, Inc.は、外資系のSealand – A Maersk Companyの傘下でフィリピンにおいてコンテナ海運サービスを提供する企業である。

顧客の物流ニーズを組み合わせたサービスを用い、パートナー配送会社との連携で物流を提供している。

とりわけアジア域内(intra-Asia)のコンテナ輸送に強みを持ち、Maerskのネットワークを活かした配送を手がけている。域内の主要港を結ぶ定期コンテナサービスを提供し、フィリピンの輸出入を支えている。

Maersk系のアジア域内コンテナ輸送を担うフィリピン拠点として、2026年時点でも海運サービスを提供する外資系プレイヤーの一つである。

出典:https://www.sealandmaersk.com/

APL (APLロジスティクス・フィリピン)

APLは、コンテナ海運の世界的大手であり、フィリピンでも事業を展開している。1997年にシンガポールを拠点とするNeptune Orient Lines(NOL)が合併によりAPLを買収し、業界トップ5にランクインした。

現在のAPLは、シンガポールに本社を置くフランスのCMA CGMグループの傘下にある。

国際コンテナ輸送を中心に、世界的な航路網を通じてフィリピンの輸出入貨物を運んでいる。グローバルネットワークを強みとする。コンテナ輸送のほか、リーファー(冷蔵)貨物など多様な貨物にも対応している。

CMA CGM傘下のグローバルコンテナ船社のフィリピン事業として、2026年時点でも海運サービスを提供する外資系プレイヤーの一つである。

出典:https://www.apl.com/

Hapag-Lloyd (ハパックロイド・フィリピン)

Hapag-Lloydは、ドイツを起源とする世界的なコンテナ海運会社である。1970年にハンブルク・アメリカ・ライン(HAPAG)とNorddeutscher Lloydが合併して誕生した。起源は1847年にさかのぼる。

約250隻の近代的な船舶を運用し、年間1,180万TEU(20フィートコンテナ換算)を超える貨物を輸送している。130か国以上をカバーする。

国際コンテナ輸送を中心に、フィリピンの輸出入貨物を世界各地へ運んでいる。世界有数の船隊と航路網を強みとする。リーファーや特殊貨物にも対応し、信頼性の高い定時運航を強みとしている。

ドイツ発の世界的なコンテナ船社のフィリピン事業として、2026年時点でも海運サービスを提供する外資系プレイヤーの一つである。

出典:https://www.hapag-lloyd.com/

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FAQ

フィリピンの海運業界の2025年の主な変化は何ですか?

2025年のフィリピン海運業界では、外資規制の緩和と船隊の近代化により、大きな変革が進行しています。特に、日本企業の参入や輸送容量の拡大、物流サービスの向上が期待されています。

2GO Groupの最新動向と特徴は何ですか?

2GO Groupは国内最大の物流ソリューション企業で、2024年に最新鋭の船舶を導入し、貨物容量を35%拡大しました。また、マニラ-セブ間の最速貨物船を運航し、総合的な物流サービスを提供しています。

Wilhelmsen-Smith Bell Shipping, Inc.(WSBSI)の役割と実績は何ですか?

WSBSIは、ノルウェーのWilhelmsenグループとフィリピンのSmith Bellの合弁企業で、フィリピン全土の港湾や島々をカバーし、24時間体制の海事サービスを提供しています。2023年第1四半期には収益とEBITDAの増加を達成しています。

フィリピン国内の主要海運会社とは何ですか?

主要な国内海運会社には、PSACC、Montenegro Lines、Solid Shipping Lines、Asia Shipping Corporationなどがあり、これらは国内の港湾や航路で貨物と旅客の輸送を担っています。

外資系海運会社の役割と特徴は何ですか?

外資系海運会社にはPhilhua ShippingやOceanic Container Linesなどがあり、国際的な船舶網を活用し、輸送能力やグローバルサービスを拡大しています。これらは国内最大級の船舶トン数や国際物流の効率化に寄与しています。

投稿者アバター
大野 麻美 Philippine-Based Industry Analyst
マニラ在住5年目の日本人。法政大学経済学部卒業後、Web業界を目指す社会人向けスクールでインストラクターとしてコーディングや画像編集ソフトの指導を担当。青年海外協力隊としての海外経験を活かし、フィリピンのデジタル教育や人材育成分野を中心に情報発信を行っている。
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