今回は、シンガポールの主要ドラッグストアに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて11社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
読了時間の目安:5分
シンガポールの主要ドラッグストア4選〜ローカル編〜
Guardian (ガーディアン)
Guardian Health&Beautyは1907年に設立された、シンガポールで美容と健康を扱う業者としてNo.1の小売店となっている。
島全体に116以上の店舗があり、幅広いヘルス&ビューティー製品を販売している。 Guardianは、薬局のルーツから、顧客の健康と美容のニーズに対応する包括的なワンストップソリューションに進化した。
健康と美容のための便利なワンストップとして、患者ケアカウンセリング、調剤サービス、美容およびパーソナルケアソリューションなどの専門的なサービスが店舗で提供されている。 ガーディアン薬局サービスは、無料でダウンロードできるアプリ「My Doc」でも利用できる。
実店舗に加えて、Guardianは2014年後半にStagedストアを立ち上げ、現在までに9,000を超える製品が利用可能であり、シンガポールで最も幅広い「クリック&コレクト」ネットワークを提供している。
出典:https://www.guardian.com.sg
Unity (ユニティ)
Unityは、医療費に関する働く家族の懸念に対処するための社会的企業として 1992年に設立。
NTUC FairPriceは、シンガポールで最大のスーパーマーケットチェーンの1つ であり、Fair Priceスーパーマーケット、Fair Price Xtraハイパーマーケット、 FairPrice Finest、Cheers and FairPrice Xpressコンビニエンスストアなど、 さまざまな小売形式の300を超える店舗が島中に広がっている。
すべての個人と家族が健康とウェルネスをケアするために、コミュニティで選ばれるパートナーになることをビジョンとしている。
ユニティの従業員であるJudy Tanジュディ・タンとRena Ongレナ・オンは、シンガポール小売業者協会(SRA)から仕事の過程で質の高いサービスを提供した個人を表彰する優秀サービス賞(シルバーアワード)を受賞している。
出典:https://unity.com.sg
Specialist Compounding Pharmacy (スペシャリスト・コンパウンディング・ファーマシー)
2002年に設立されたSpecialist Compounding Pharmacy(以下SCP)は、配合薬を専門とするシンガポールで最初の薬局。国内で広くまたは容易に入手できない独自のパーソナライズされた配合製品に焦点を当てている。 2002年にカムデン医療センターで始まり、2009年からバイオポリスに移転。
SCPでの究極の目標は、創造的な配合ソリューションを提供することにより、 医師と患者がより前向きな治療結果を達成できるよう支援すること。世界中の調剤薬局のネットワークの一部であり、オーストラリアの専門調剤化学者(PCCA)とメディスカのメンバー。SCPは主に薬剤師で構成されるチームを持ち、患者の福祉と服薬コンプライアンスを最重要視している。医薬品には医薬品グレードの成分のみを使用し、局所アイテムには化粧品グレードの成分のみを使用している。またSCPの成分には全て品質と均一性を確保するための分析証明書がある。
出典:https://www.scp.com.sg
Medilink Pharmacy (メディリンク・ファーマシー)
Medi-linkは、船舶と石油掘削装置のみを対象とする海洋医療用品のスペシャリスト。
1988年以来幅広い海洋顧客にサービスを提供しており、あらゆるタイプの商用/民間船およびオフショア石油ガス業界に医療用品、救助/安全/緊急機器、お よび医療用チェストの認証を提供することを専門としている。
Medi-linkの薬剤師は、宿泊施設のはしけや石油掘削装置などのオフショア設備を含む、商用および民間船の医療ニーズを理解しており、ケア、専門家のアド バイス、信頼できるサービスを提供する。
出典:https://www.healthhub.sg/directory/6/63497/medi-link-pharmacy
シンガポールの主要ドラッグストア3選〜日系編〜
NISHINO PHARMACY (西野薬局)
1990年の開業以来、シンガポールで日系のドラッグストアとして愛され続けている。日本製の薬はもちろん日本製のサプリも置いてあり、日本人が安心して購入できる。
世界各地から良いモノだけを厳選しており、葛根湯など日本人に馴染み深い風邪薬がある一方で、シンガポール土産として知る人ぞ知る「クロコダイルオイル」も扱っている。
最近ではリニューアルして人気急上昇の「Great World」の地下2階、そして「Millenia Walk」2階の明治屋内に、新店舗がOPENした。
出典:https://www.healthhub.sg/directory/6/63534/nishino-pharmacy–takashimaya-
Welcia (ウエルシア)
イオングループ傘下のドラッグストアチェーンを運営するウエルシアホールディングスは、2017年にシンガポール1号店を出店した。処方薬やヘルスケア、化粧品など約8,000品目を取り扱う。 シンガポールに設立した合弁会社ウエルシアBHG(シンガポール)を通じて今後5年間で29店舗をオープンする予定。
現在以下の店舗がオープンしている。
- ブギスジャンクション店
- ノースポイントシティ店
- ロットワン店
- サンテックシティモール店
- ティォンバルプラザ店
- ホワイトサンズモール店
- ジュロンポイント店
- オーチャード店
- ラッフルズシティ店
- ウッドランズ店
出典:https://www.welcia.co.jp/ja/company/business.html
Family Pharmacy Global (ファミリーファーマシーグローバル)
ファミリーファーマシーグローバル(旧:三牧ファミリー薬局シンガポール。サイトも『ファミリー薬局シンガポール』から『ファミリーファーマシーグローバル』にリニューアルした)では、医薬品等の個人輸入代行を行っている。
個人輸入代行は商品が届くかどうか不安を感じるケースもあるが三牧ファミリー薬局 シンガポールでは、お届け100%保証をしており、通常の通信販売を利用するのと変わらない感覚で利用できる。(欠品・廃盤、税関審査での受取不可等の場合は除く)
厚生労働省のガイドラインに沿って運営を行っているので、安心して利用できるのもポイント。
出典:https://www.triple-farm.com/sg/
シンガポールの主要ドラッグストア4選〜外資系編〜
Watsons (ワトソンズ)
ワトソンズは1841年に香港で設立されたが、 2019年には25ヶ国、約15000店(傘下企業含む)を超える規模へと躍進させた。そのうち、中国の店舗は約 3600店(2019年)を占め、アジア各地の新興国への展開が同社の成長の要となっている。
ワトソンズはシンガポールに1988年に設立しており、現在では100店舗以上まで拡大しシンガポールにおいて最も有名なドラッグストアのひとつとなってい る。
ワトソンズの成長を支えているのが、豊富なプライベートブランド(PB)商品 の存在。同社の店内に入ると、健康食品・化粧品・家庭用品などあらゆる分野のPBが展開されており、ざっと見たところ全商品のうち約2割ほどをも占める。
出典: https://www.watsons.com.sg
Beyond Pharmacy (ビヨンド・ファーマシー)
2015年にマレーシアで設立されたビヨンド・ファーマシーはシンガポールにも店舗がある。顧客が店に足を踏み入れた瞬間に、並外れた体験を提供することで、薬局の通常の印象を超えることを目指していることから、ビヨンド・ ファマシーと名付けられている。
モダンな店舗デザインと落ち着いた雰囲気とともに、スタッフは情熱と思いやりに支えられたサービスの提供に努めている。
薬品の販売だけではなく血圧モニタリング、血糖モニタリング、体重管理、家族計画、投薬管理などのサービスも多くの場合無料で行なっている。
出典: http://www.beyondpharmacy.com.my
Essentials Pharmacy (エッセンシャル・ファーマシー)
エッセンシャル・ファーマシーは1991年にチャイナタウンの中心部に開業した中華系のドラッグストアで、処方薬や市販薬を販売している。十分に訓練された薬剤師が常在しており、カウンセリング、血圧チェック、健康診断などを低料金で実施している。
漢方薬と西洋医学のバックグラウンドを持つ専門家によるサプリメントもあり、鎮痛剤、子供のビタミン、風邪やインフルエンザに備えるための免疫サポート、間接サポート、美容サポートなど様々な種類がある。
出典: https://hstmedical.com/essentials-pharmacy/
余仁生 ( ユーヤンサン)
ユーヤン サンは、2000年7月28日にSingapore Exhange(シンガポール証券取引所)にて上場した漢方に特化した製薬会社・ショップ・クリニック。中国、香港、アメリカ、マカオなど、世界各国で漢方のお店・クリニックを展開してい る。
旅行ガイドブックなどでシンガポール生まれの漢方製薬会社と言われる事もあるが、正式には1879年にマレーシアのGopeng Perakにて最初の店舗を出している。
シンガポール国内に41店舗ある余仁生はその高い品質と基準で認められアジアを代表するTCMヘルス&ウェルネス企業として、「人類の世話」という使命に 導かれ、医学の科学とTCMの芸術を融合させたヘルスケアの革新を提供してい る。
現在中国、香港、マカオ、マレーシア、シンガポールに180近くの店舗があり、シンガポール、マレーシア、香港で30近くのTCMクリニックを運営し、マレーシアでは飲食店を運営している。
出典: http://www.euyansang.com.sg/