【最新版!】フィリピンの主要医療機器メーカー20選〜医療・介護業界〜

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今回は、フィリピンの主要医療機器メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて20社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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目次

フィリピンの主要医療機器メーカー2選〜ローカル編〜

Integrated Micro Electronics Incorporated (インテグレ―ティド・マイクロ・エレクトロニクス)

1980年、Ayala Corporationと、100人の従業員を擁する集積回路アセンブラーであるResinとの合弁事業として創業した。2020年の収益に基づくと、Manufacturing MarketInsiderによって世界のトップEMSプロバイダーの中で21位にランクされている。製造部門は自動車関連ほか多岐にわたり、40年間継続運営している。従業員は15,834人、2019年売上12.50億USD、2020年11.35億USD

医療の他に自動車、産業、パワーエレクトロニクス、通信、航空宇宙市場などの長い製品ライフサイクルセグメント向けの信頼性の高い高品質の電子機器を専門としている。10か国にまたがる21の製造工場から、エンジニアリング、製造、サポート、およびフルフィルメント機能を世界中のさまざまな業界に提供している。

消費者選択レベルも厳しくなり、ここ数年間で医療技術と電子機器、再生可能エネルギー、パワー半導体、および電気通信のセクターで成長と市場シェアの拡大が見込まれる。そんな中で、医療業界に対しては、電子機器や電気通信、コンピューティングおよびストレージデバイスの製造、セキュリティアプリケーション医療機器など、さまざまな分野で製造機能を構築している。

出典:https://www.global-imi.com/

Medtecs International Corporation (メドテックス・インターナショナル)

Medtecs International Corporation Limited(MICL)とその子会社(総称して「グループ」)は1989年にフィリピンで事業を開始し、それ以来、個人用保護具(PPE)の大手サプライヤーおよび信頼できるPPE備蓄ソリューションプロバイダーとして確固たる存在感を確立してきた。

同グループは、台湾、フィリピン、シンガポール、カンボジア、中国、を含むアジア全域とアメリカ合衆国にオフィスと施設を持っている。現在、グループの本社は台湾の台北にある。Medtecsは、シンガポール証券取引所(SGX:546)と台湾証券取引所(TWSE:9103)に二重上場している。

企業ファミリーには8社がある。従業員1000人以上、(従業員数は概算)グループ売上:4.39億USD 

出典:https://www.medtecs.com/about-medtecs

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フィリピンの主要医療機器メーカー8選〜日系編〜

Sysmex Philippines Inc. (シスメックス・フィリピン)

シスメックス株式会社は、診断検査機器・試薬、粒子分析装置、関連ソフトウェアの開発、製造、販売を行っている。血液学および尿検査を含む臨床検査の分野でトータルソリューションを提供。血液学の中核分野において、シスメックスは世界市場でNO1のシェアを占めるグローバルマーケットリーダーとして、世界一の凝固機器サプライヤーになった。

シスメックスは、160か国以上の顧客に製品とサービスを提供しており、世界の血液学および凝固装置のマーケットリーダーの1社である。シスメックスアジアパシフィックを設立後、マレーシア、インドネシア、インド、フィリピン、ベトナム、タイ、ニュージーランド、オーストラリアに関連会社を設立することにより、直接事業を強化してきた。なおシスメックス・フィリピンはISO9001:2015認証を取得している。

フィリピン法人においては、国内医療市場に臨床診断・ヘルスケア・ラボ情報システムを提供している。Sysmex Philippines Incは、Sysmex Asia Pacific Pte Ltd(SAP)の100%完全子会社として2010年9月に設立された。シスメックス本社売上2021年3月期:3050億円

出典:https://www.sysmex.com.ph/products/

Shimadzu Philippines Corporation(SPC)(シマヅ・フィリピン)

Shimadzu Philippines Corp.(SPC)は、分析、科学、物理試験、医療機器の設計と製造における専門知識と卓越性で世界的に知られている日本の有名な多国籍企業である島津製作所の子会社である。SPCは、最先端の機器の販売をサポートするために、機器のメンテナンス、サービス、アップグレードを行い、ユーザー向けの操作・アプリケーショントレーニングをしている。

SPCは、クライアントのアフターサービス要件を満たすために、大量のスペアパーツと消耗品を維持している。SPCは、経験豊富で高度な訓練を受けたエンジニアを擁し、迅速なサービス対応を保証している。SPCはまた、最新の島津分光法、クロマトグラフィー、質量分析装置を備えたカスタマーサポートセンター(CSC)を設立した。

CSCは、高度なトレーニングを受けたライセンス化学者のチームによって運営されており、顧客の増大するトレーニングおよび分析アプリケーションの需要をサポートする。島津製作所の売上:2020年3935億円で、海外売上50%である。従業員数:13,308人(2021年3月期)

出典:https://www.shimadzu.com.ph/
https://www.shimadzu.co.jp/

Hitachi Asia Ltd. Philippines Branch (ヒタチ・アジアフィリピン)

1996年に設立されたHitachi Asia Ltd. Philippines Branch(HAS-PH)は、フィリピンの顧客の多様なニーズに応えるソリューションを提供している。同社は、発電システム、送配電システム、重工業機器、産業用コンポーネントおよび機器、エレベーター、エスカレーターなど、さまざまな産業セクター向けに幅広い製品とサービスを販売している。社員200名。

1972年に最初に電界放出電子顕微鏡を発売してから、最先端の電子システムおよび機器の世界的リーダーとなっている。半導体および科学機器、医療・ヘルスケアを提供。

医療系画像診断システムから治療システムまで、革新的な技術を開発し、経済的に実行可能で高度なヘルスケアソリューションを社会に提供することを目指している。CT(コンピューター断層撮影)システム、MRIシステム(ヘルスケアサイトへのリンク、X線システム、超音波システム、光トポグラフィーシステムを有する。グループ全体で売上8兆7,291億9,600万円(2021年03月現在) 、従業員350,864名(2021年3月末現在)

出典:https://www.hitachi.com.ph/

Terumo (Philippines) Corporation (テルモ・フィリピン)

1997年日本でMedisafe血糖モニタリングシステムを発売。1998年テルモ財団(フィリピン)を生産施設として、1998年ドイツバイヤスドルフとの合弁会社としてテルモバイヤスドルフ株式会社(現テルモBSN株式会社)を設立。2000年4月テルモフィリピンの生産を開始した。

日本のグループ会社、設立:1921年9月17日、資本金:387億円、収益:6,138億円(2021年3月期)。100年にわたって「医療を通じて社会に貢献する」ことをポリシーとしている。テルモは東京を拠点とし、グローバルに事業を展開しており、社員:世界中で160ヵ国25,000人、160を超える国と地域で医療ソリューションを提供している。

フィリピンには、テルモマーケティングフィリピン株式会社とテルモ(フィリピン)株式会社の2法人を設立している。テルモは、7部門3社で事業を展開し、ヘルスケアを通じて社会に貢献している。(心臓血管会社・総合病院・Blood and Cell Technologies )

出典:https://www.terumo.com/

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TOKAI MEDICAL PRODUCTS PHILIPPINES INC(東海メディカルプロダクト・フィリピン)

フィリピン現地法人は、TOKAI MEDICAL PRODUCTS PHILIPPINES INCとして、2015年設立、海外40か国からのオーダーにより心臓用カテーテル製造のためにフィリピンに工場を設立。マニラ近郊パダンガス州の工業団地に6000㎡の敷地確保(2016年2月)、5年後の2021年までに30000本を生産。

新タングステンブレード内蔵シャフトは、より優れた視認性を提供し、心臓専門医が冠状動脈などの患者の動く解剖学的構造に近づくことを可能にした。最適なシャフトバランスは、サポート性だけでなく、より優れた追跡性を提供している。その他、チップレスバルーン(血管乖離防御)、PTAバルーンカテーテルを生産している。

日本本社グループについて:1981年設立、資本金8475万円 売上45億4000万円 従業員253名、医療機器の開発、製造および販売、第一種医療機器製造販売業: 23B1X00012、療機器製造業: 23BZ000410高度管理医療機器販売業: 春保 第1000034号、ISO13485-2016。

出典:https://www.tokaimedpro.co.jp/english/

JMS HEALTHCARE PHL, INC.(ジェイ・エム・エス ヘルスケア)

JMS HEALTHCARE PHL, INC.はフィリピンのバタンガス工業団地に設立。1970年代から海外への販売を開始し、現在90カ国以上に供給を始めた本社は、フィリピンに進出した。ブランド力をさらに強化し、「JMS」ブランドでグローバル市場への浸透を目指す。

近年、東南アジア諸国などの新興国を中心に医療機器の需要が高まったため、インドネシアやフィリピンなどのアジア諸国に生産拠点を置く。商品ラインアップや営業所の拡大を図っている。現在成長している中央透析液デリバリーシステム(CDDS)事業に加え、コア事業を展開OEM 事業を推進し、動静脈瘻(AVF)針や輸血製品を中心に受託製造会社を通じて高品質な製品を世界市場に安定的に供給しており、圧倒的なシェアを誇る。

日本本社は、東証1部上場会社で株式会社ジェイ・エム・エスとして、設立1965年6月12日である。資本金:74億1,101万円(2021年3月31日現在)、連結売上高:575億円(2021年3月期)、事業内容:医療機器、医薬品の製造・販売及び輸出並びに輸入、従業員数:1,620人(グループ総数5,604人)(2021年3月31日時点)。

出典:https://www.jms.cc/english/jms/jms04.html

ARKRAY Industry.,Inc(アークレー・インダストリー)

2011.08 フィリピンにARKRAY Industry.,Inc(パタンガス)をはじめにARKRAY Industry West, Inc.(カビート)、ARKRAY Co. Ltd.,Inc.(モンテンルパ)の三社を設立した。アジア地区にフィリピン法人を含め、13社を配している。日本本社として、その他、ヨーロッパ南北アメリカに法人を置いている。

2016.10フィリピンでスマートフォン向け糖尿病管理アプリTaraTsekのサービスを開始するなど、ヘルスケア分野に新しい診断技術や検査を提供している。採取した血液や尿のサンプルを検査するための臨床検査装置や試薬に加えて、現在、ソフトウェアなどの診断支援ツールを含む、開発、製造、販売、サービスに至るまで、医療分野を包括的にサポートしている。

医療検査システムに関して、診断、治療、および健康診断に使用される臨床検査機器、試薬、およびデータ管理システムのアフターサービスを研究、開発、製造、配布、および提供している。さらに、地域や国ごとの多様な医療ニーズや価値観に応え、80を超える国や地域に高付加価値商品を迅速に届けるグローバル体制を構築している。日本本社の設立1963年、売上高:516億円(2020年10月期)、従業員数:グループ企業全体2,638名(2020年11月)

出典:http://www.arkray.ph/english/index.html

International Manufacturing & Engineering Services Co., Ltd.(インターナショナル・マニュファクチャリング&エンジニアリングサービス)

1993年12月に設立されたフィリピン・アイメスは、一貫生産工程ラインを有するアイメスの海外生産拠点である。生産設備・試験装置製造、OEM製造、プラスチック射出成形、メタルプレス、医療機器製造、PCB実装、計測器校正サービスを行う。アイメスの自動化設備は、高度かつ精密なアプリケーション対応を特徴としており、医療精密機器も取り扱っている。高クリーン度を要求されるクリーンルーム内での生産設備、機器の対応も万全で、かつローコスト化を実現している。

特殊業界対応の監査、ISO認証(例:医療、自動車)製品品質、管理システム:ISO 9001:2000、環境管理システム:ISO 14001:2004、医療機器・品質システム:ISO 13485:2003、健康&安全管理システムOHSAS:18001:1999、キャリブレーション:ISO/IEC 17025:2005、自動車品質システム規格:ISO/TS:16949:2002。これらのように精密機器生産システムをISOレベルで認可されている高度精密機器製造会社である。

フィリピン保税区にあり、部材輸出入は免税(フィリピン)、資本金 : 12億34百万円 従業員数:1,379名(2019年2月現在)、日本法人の設立は1990年、資本金:4億5611万円

出典:http://www.imes.co.jp/

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フィリピンの主要医療機器メーカー10選〜外資系編〜

Mindray (マインドレイ)

1991年に設立されたMindrayは、中国系の医療機器およびソリューションの世界的な大手プロバイダーの1つである。高度なテクノロジーを採用し、それらを臨床シナリオに適合したイノベーションに変換し、健全なグローバルR&D、マーケティング、およびサービスネットワークでヘルスケアを実現している。

マインドレイの39の子会社は、世界中の190を超える国と地域にサービスを提供している。30か国から10,000人以上の従業員を配置している。その4分の1は最先端の医療技術を探求する研究開発の専門会社である。M&Aによるイメージングシステム、医療用硬質内視鏡、獣医用医療機器、また、現地の規制の変更や市場動向に迅速に適応できる、ローカライズされたオペレーティングプラットフォームを構築中。
フィリピンでは、14/F、Ore Central Tower、9th avenue corner 31st street、Fort Bonifacio、Taguig、Metro Manilaの好立地に事務所を構え、サービスを提供している。売上:2019年165億元(2846億円)、コモディティクラス中国医療ランクteir1となり医療機器を販売し、近年急速に業績を伸ばしている。

出典: https://www.mindray.com/en/Index.html

Siemens (シーメンス)

シーメンスは1894年にフィリピンで最初の記録的なプレゼンスを確立した。350人以上の従業員を擁するシーメンスは、スマートインフラストラクチャ、デジタルインダストリーズ、モビリティ、シーメ​​ンスエナジー、シーメンスヘルスニアーズ、シーメンスガメサリニューアブルエナジー、その他のポートフォリオ企業の事業を通じて、世界をリードするシーメンス製品のフィリピン国内に事業展開をしている。

2020年会計年度において、シーメンスグループは571億ユーロの収益(7兆3700億円)と、42億ユーロ(5421億円)の純利益を生み出した世界トップ企業である。2020年9月30日現在、同社の従業員数は全世界で約293,000人である。

2020年は、世界中のシーメンスの従業員が最初に約2,740件の特許を出願し、約5,120件の発明開示レポートを提出した。合計で、シーメンスは42,900件の発行済み特許を保有している。これらの先進的技術とともに世界のトップ企業の1つとして躍進を続けている。

出典: https://www.siemens.com/global/en.html

Baxter Healthcare Philippines Inc (バクスター・ヘルスケア・フィリピン)

親会社の正式名は、Baxter International.Inc、85年の歴史を誇る同社は、事業分野で、処方薬、専売薬、トイレタリーの卸売販売である。特に腎臓関連の商用透析システム・自動腹膜透析システム等のソリューションなど、歴史的に腎臓ケアにおける第一人者として世界をリードしている。2018年には、日本名「かぐや医療器をAPDシステム」:腎臓病患者への実行可能な治療器を発売。50,000人の従業員、116億USD(1兆2908億円)米国系、資本上場企業。

BAXTERフィリピンは1993年に設立され、国内ローカル市場にBaxterアイテムを提供している。毎日、世界の何百万人もの患者と介護者が、BAXTERの救命救急、栄養、腎臓、病院、外科製品の主要なポートフォリオに依存している。85年以上にわたり、腎ケアを維持するイノベーションを実現する体制を医療提供で行っている。

100か国以上で利用可能な製品、技術、治療法により、世界中のバクスターの従業員が、次世代の革新的な医療イノベーションを推進するために、同社の豊富な医療の進歩の伝統に基づいて構築している。

出典: https://www.baxter.com/
https://www.bloomberg.com/profile/company/0341913D:PM

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B.Braun Philippines (B.ブラウン・フィリピン)

B.ブラウンフィリピンは1985年にフィリピンで設立されたヘルスケア業界のトップ企業である。親会社であるB.ブラウンメルズンゲンAGは、64か国以上の子会社によって運営されている。175年以上の継続的な先駆的・革新的な企業経営をしている。

B.ブラウンフィリピンは、使い捨ての手術用縫合糸の小売業として、1事業部門だけで操業を開始した。現在では、国内で30年以上のプレゼンスを持ち、600人を超える営業およびサービスの従業員を擁している。同社は、患者ケアへの多様なアプローチを提示し、透析治療、および輸輸液ソリューションやデバイスなどの最先端のヘルスケア製品で卓越したサービスを提供している。

縫合糸、外科用器具、付加価値薬、局所麻酔、血液透析装置および使い捨て、および臨床栄養関連商品を提供している。親会社はドイツ本社で、B. Braun Melsungenで社員は、63,700人。年間売上は69億ユーロ(8,906億円)

出典: https://www.bbraun.ph/en/company

Cardinal Health International Philippines (カーディナルヘルス・インターナショナル・フィリピン)

Cardinal Health International Philippines.,Inc.は、グローバルな統合ヘルスケアサービスおよび製品企業であるCardinalHealthの共有サービス部門である。親会社の専門知識を活用するために、2016年8月にマニラにオープン、医薬品の販売代理店、医療および実験用製品のグローバルメーカーおよび販売代理店である。フィリピン国内のヘルスケア施設向けのパフォーマンスおよびデータソリューションのプロバイダーとなる。

カーディナルヘルスはフォーチュン500のトップ25に入っており、カーディナルヘルスは、50年の経験、約48,000人の従業員、40か国以上での事業を展開している。米国の病院の約90%以上、6万もの米国薬局、専門の医師のオフィスやクリニックに医療機器を提供している。

また、世界の340万人以上の患者に46,000以上の在宅医療製品を提供している。服薬遵守をサポートするデジタルエコシステムは、現在、2,300万人以上の患者に到達している。売上は、2020年度の1,530億米ドルから、2021年度は過去最高の約1,620億米ドルの収益を生み出した。

出典: https://www.cardinalhealth.com/en/about-us.html

PHILIPS Philippines (フィリッピス・フィリピン)

コーニンクレッカ フィリップス は、ヘルスケア製品・医療関連機器を中心とする電気機器関連機器メーカーで、オランダのアムステルダムに本拠を置く多国籍企業である。 収益: 195.4億ユーロ(2兆5374億円)、従業員数: 81,592 (2020年)。サプライチェーン全体で持続可能性を推進している。ヘルスケア、消費者のライフスタイル、照明の3つのセクターをメイン事業としている。

フィリップスは、人々の健康と福祉を向上させる有意義なイノベーションを提供するグローバル企業である。同社は、心臓ケア、急性期ケア、在宅医療、エネルギー効率の高い照明ソリューション、オーラルヘルスケアで強力なリーダーシップをとっている。

フィリピンのフィリップスの全国組織であるPhilips Electronics and Lighting Inc.(PELI)は、1918年に事業を開始した。ランプの提供からビジネスを多様化した。約120人の従業員を擁し、世界クラスの照明、健康、福祉の企業として、持続可能な健康と生計プログラムに取り組んでいる。

出典: https://www.philips.com.ph/

Fresenius Medical Care Philippines (フレゼニウス・メディカルケア・フィリピン)

フレゼニウスのグループは、透析、病院、外来治療向けの高品質な製品とサービスを提供するグローバルヘルスケアグループである。世界100か国以上に30万人以上の従業員を擁し、年間売上高が350億ユーロ(4兆5,178億円)を超える。

フィリピンでは、Fresenius Medical Care Solutions Services (Philippines) Inc.とFresenius Medical Care Philippinesが同一場所にあり、現在約60名で営業活動をしている。また、子会社であるフレゼニウスカビは、点滴、輸血、臨床栄養のための救命薬と技術を専門とする世界的なヘルスケア企業。同社製品ポートフォリオは、IVジェネリック医薬品、輸液療法、臨床栄養製品、およびこれらの製品を投与するための医療機器の包括的な範囲で構成されている。

輸血技術の範囲内で、血液成分の収集と処理、およびアフェレーシスシステムによる患者の血液の治療的治療のための製品を提供している。バイオシミラーの分野では、腫瘍学と自己免疫疾患に焦点を当てた製品を開発し提供している。

出典: https://www.fresenius.com/Group-Overview、Fresenius Medical Care Philippines

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Becton Dickinson &Company Philippines, Inc. (ベクトン・ディッキンサー・フィリピン)

Becton Dickinson Philippinesは、1982年に設立された。同社の事業分野には、外科およびその他の医療機器、装置、および機器の卸売販売がある。1897年、マクスウェルベクトンとフェアリーディキンソンはBecton Dickinson &Companyを設立し、120年の歴史を誇る。

本社は米国企業で、医学研究や感染症、がん診断の強化、投薬管理の改善等、様々な革新的なソリューションを提供している。Becton Dickinson &Company Philippinesは、本社傘下として約50名の社員を配し、世界中の組織と提携して、フィリピン国内の健康ソリューションに取り組んでいる。

同社の経験とグローバルなリーチにより、BDは患者と医療従事者の安全性、および医学研究と臨床検査室を可能にするテクノロジーをリードしている。BDには、190か国に70,000人のアソシエイト 2020年5月株式発行で3000億円調達、2019年グループ売上171億USD(1兆9,028億円)ニューヨーク市場NYSE上場企業。

出典: https://www.bd.com/en-ph

General Electric Philippines, Inc. (ジェネラル・エレクトリック・フィリピン)

フィリピンでのGEは、1890年にまでさかのぼり、インフラストラクチャの強化、エネルギーおよびヘルスケアソリューションの提供、人材育成、企業市民活動の観点から、国への取り組みを着実に実行してきた。現在までに、航空、電力、再生可能エネルギー、ヘルスケアの各事業に約100人の従業員を配している。

GE Healthcareは、革新的な医療技術とサービスを提供している。2016年3月、メトロパシフィックホスピタルホールディングス社のGEディスカバリーPET / CT710システムがカーディナルサントスメディカルセンターで正式に発売されるなど、最先端医療機器を提供している。

スキャナーの革新的なQ.Clear機能により、地元の医師は腫瘍の発生を綿密に監視し、癌の早期発見を支援できる。フィリピンのGEHealthcareは、北部のトゥゲガラオ市から南部のジェネラルサントス市まで、全国の省庁、病院、医療、研究、トレーニング施設と提携し、最新の画像診断装置と医療情報システムを提供するなど、フィリピンの不足している医療ニーズに対応し、医療に貢献している。グループの売上:756億米ドル(8兆4,126億円)、従業員数: 205,000 (2020年)

出典: https://www.ge.com/apac/our-company/philippines

Johnson & Johnson(ジョンソン&ジョンソン・フィリピン)

ジョンソン&ジョンソン・フィリピンは、1956年にマニラのサンタクルス地区の片隅のオフィスでJohnson&Johnson Philippinesとしてスタートした。1999年にジョンソン&ジョンソン・アセアングループは、フィリピン、シンガポール、マレーシア、インドネシア、インドシナの企業で構成され、フィリピン人のディオサドC、サルバドルJrが代表となる。また、2004年ジョンソン&ジョンソン・フィリピンは、「トータルウェルネス」プログラムを開始する。

同グループは、革新的なアイデア、製品、サービスを提供して人々の健康と福祉を向上させ、ヘルスケアのパートナーと協力し、世界中の10億人を超える人々の生活に触れている。世界で6番目に大きいヘルスケア会社、世界最大の医療機器会社、世界第5位の生物製剤会社・世界第8位の製薬会社であり、60か国に250以上の事業会社を保有、約116,000人を雇用している。(米国本社)グループ売上:(2020年)825億8400万米ドル(9兆1,898億円)

出典: https://www.jnj.com.ph

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