【最新版!】ベトナムの主要ドラッグストア17選〜流通・小売業界〜

ベトナム ドラッグストア業界 業界地図

ベトナムのドラッグストア業界は、Long ChouやPharmacityなどのチェーンが急拡大し、全国に数千店舗規模のネットワークを形成しつつある成長市場です。医薬品の正規流通強化と処方箋制度の整備を背景に、セルフメディケーション需要の取り込みを図る主要企業が存在感を高めています。

今回は、そんなベトナムのドラッグストア業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて17社の最新情報をお届けしていきます!

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目次

ベトナムの主要ドラッグストア企業12選〜ローカル編〜

Long Chau (ロンチャウ)

ロンチャウ(Long Chau)は、FPTリテール(FPT Retail)傘下のベトナム最大手ドラッグストアチェーンである。2017年時点でわずか8店舗だったが、2026年3月末時点では薬局2,517店舗とワクチン接種センター228拠点を全国で運営しており、店舗数においてベトナム最大のチェーンとなっている。

2026年第1四半期の売上高は前年同期比28%増の1兆343億ベトナムドンに達し、1店舗あたりの月間平均売上高は約13億ベトナムドンに上る。2026年の年間目標は3兆2,400億ベトナムドンである。

事業戦略では、ワクチン接種サービスの全国展開や希少疾患・難治性慢性疾患向け先進薬30種以上のベトナム導入を2026年計画として掲げる。世界の主要製薬企業との戦略的提携強化を通じ、次世代医薬品へのアクセス向上も推進している。

2026年中にさらに400〜500拠点の追加開設を予定しており、全国規模のヘルスケアインフラ拡充を目指している。

出典:https://nhathuoclongchau.com.vn/

Pharmacity (ファーマシティ)

ファーマシティ(Pharmacity)は、ホーチミン市を本拠地とするベトナム第2位のドラッグストアチェーンである。2009年に設立され、ミーコン・キャピタル(Mekong Capital)の出資を受けた2017年以降に急速な店舗展開を進め、2025年末時点で1,049店舗を全国で運営している。SKグループやアベニュー・キャピタル(Avenue Capital)など複数の機関投資家からも資本を調達している。

一時は1,100店を超えた店舗網を採算性の改善を目的として再編し、都市部の高収益拠点への集中を進めている。CEO Deepanshu Madan氏のもと、処方薬・OTC医薬品の品揃え強化と透明性の高いサプライチェーン構築を経営の中核に据えている。

2027年を見据えた中期計画では、クリニックとの統合、医療保険会社との提携、電子商取引の拡大、プライベートブランド強化を通じてヘルスケアエコシステムへの関与を深める方針を示している。

全国1,000店超のネットワークと高い認知度を背景に、消費者のヘルスケアニーズに応える重要な医薬品小売インフラとしての役割を担っている。

出典:https://www.pharmacity.vn/

An Khang (アンカン)

アンカン(An Khang)は、モバイル・ワールド・グループ(Mobile World Group、MWG)が運営するドラッグストアチェーンである。2002年に「Phuc An Khang」として設立され、2017年にMWGが買収した。OTC医薬品・処方薬・機能性食品・医療機器を主力商品とし、南部地域を中心に事業を展開している。

2023年に500店を超えていた店舗網は、採算の取れない拠点を順次閉鎖した結果、2024年末時点で326店舗にまで縮小している。5年間の累積損失は1,033億ベトナムドンを超えているが、MWGは売却・縮小の意図はないとしている。ハノイ市場からは一時撤退し、ホーチミン市および南部主要都市に展開を絞る戦略を取っている。

2025年の経営方針として、薬品ラインナップの整備・薬剤師の専門性向上・オペレーション能力の補強に注力し、各店舗の質の向上を通じた収益改善を目指している。

厳しい事業環境が続く中でも、MWGの小売ネットワークとの連携を生かした立て直しが図られている。

出典:https://www.nhathuocankhang.com/

Medicare (メディケア)

メディケア(Medicare)は、2001年にホーチミン市1区に第1号店をオープンしたベトナム初の近代的ドラッグストアチェーンである。日用品・化粧品・医薬品を一括して取り扱う近代的な小売業態を先駆的に導入した企業として業界では広く知られている。

ショッピングモール内へのテナント出店を基本戦略とし、主要都市の大型商業施設を中心に店舗展開を行っている。国内外合計で150店舗超を運営しており、ミャンマーにも進出している。ターゲット顧客は若年層を中心とした都市部の消費者であり、美容・スキンケア製品の品揃えにも注力している。

医薬品・サプリメント・機能性食品・化粧品・パーソナルケア用品など幅広い商品カテゴリーを扱い、薬剤師による専門的なカウンセリングサービスも提供している。2022年の税引後利益は約90億ベトナムドンであった。

近代的なドラッグストアの概念をベトナムに根付かせた先駆者として、業界における象徴的な存在であり続けている。

出典:https://medicare.com.vn/

ECO Pharmaceuticals (エコ・ファーマシューティカル)

エコ・ファーマシューティカル(ECO Pharmaceutical Joint Stock Company)は、2008年にハノイを拠点として設立されたベトナムのローカル薬局チェーンである。WHO-GSP・GDP・GPPの3基準をすべて満たすベトナム初の薬局チェーンとして業界に広く知られており、医療機関向け希少薬・専門薬の輸入・販売を主力事業とする。

店舗はホーチミン市・ハノイ等の主要都市に展開し、OTC医薬品・処方薬・医療機器・パーソナルケア製品を取り扱う。オンラインチャネルとしてECOGREEN(ecogreen.com.vn)を運営し、デジタル販売にも対応している。

2022年には大手チェーンとの競争激化を受け収益が圧迫されたが、医療機関との連携や特殊薬品の流通ネットワークを強みとして事業を継続している。大手チェーンほどの規模ではないが、品質基準への対応で差別化を図る専門薬局としての役割を担っている。

2026年5月時点で公式サイトでの店舗情報更新が確認されており、ベトナム薬局小売市場における中堅プレイヤーとして事業を続けている。

出典:https://ecogreen.com.vn/

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IDC Pharmacy (アイ・ディー・シー・ファーマシー)

IDCファーマシー(IDC Pharmacy)は、ホーチミン市を中心に展開するベトナムのローカル薬局チェーンである。主な店舗はホーチミン市第7区(クアン7)のトラン・スアン・ソアン通り615番地に所在し、各種医薬品・化粧品・医療用品の小売販売を事業の中核とする。

OTC医薬品・処方薬・パーソナルケア用品・美容関連商品など幅広い商品カテゴリーを取り扱い、地域住民の日常的な医療ニーズに対応している。Long Chau・Pharmacity・An Khangのような大手チェーンと異なり、地域密着型の中小規模の薬局サービスを提供することで一定の顧客基盤を維持している。

ベトナムでは薬局小売市場の近代化が急速に進んでおり、大手チェーンの全国展開が加速する中、独立系薬局や中小規模チェーンは差別化と効率化の双方を迫られている。IDCファーマシーはホーチミン市を中心としたローカル市場での顧客サービスに注力している。

2026年5月時点でFacebook公式ページを通じた顧客対応が継続されており、ホーチミン市内での薬局サービスを提供し続けている。

出典:https://www.facebook.com/Nha.Thuoc.IDC.Pharmacy/

Phano Pharmacy (ファノ・ファーマシー)

ファノ・ファーマシー(Phano Pharmaceutical Joint Stock Company)は、2007年にホーチミン市で設立されたベトナムのローカル薬局チェーンである。病院・クリニック内およびショッピングセンター内への薬局設置モデルを先駆的に採用し、医療施設との連携を重視した展開が特徴である。

マサン・グループ(Masan Group)が運営するウィンマート(WinMart)・ウィンマートプラス(WinMart+)との生態系連携が最大の特徴である。CVLifeコンセプト店舗ではウィンマートの食料品・テックコムバンクの金融サービス・フックロンのカフェとともに医薬品・機能性食品を一体的に提供する。2022年の税引後利益は15億ベトナムドンを計上した。

オンラインチャネルでは自社ECサイトに加え、eDoctor・Medigoとの連携により処方薬のオンライン注文・相談サービスを展開しており、デジタルとリアルを組み合わせた薬局サービスを提供している。

2026年5月時点で国内約40店舗のネットワークを維持しており、ウィンマート生態系との統合モデルで独自のポジションを確立している。

出典:https://phano.vn/

Sapharco (サファルコ)

サファルコ(Sapharco、Công ty TNHH MTV Dược Sài Gòn)は、1977年に設立されたホーチミン市人民委員会が100%出資する国有製薬企業である。ベトナム南部最大の政府系医薬品供給機関として、医薬品の製造・輸入・卸売・小売にわたる垂直統合型の事業体制を構築している。

連結子会社16社を含む企業グループを形成しており、医薬品原薬(API)・完成製品の製造、機能性食品・化粧品原料の製造、医薬品保管・試験・通関サービスを手がける。直近12ヶ月の輸入実績は788件に上り、中国・韓国・スペインを主要調達国とした国際調達網を維持している。

ホーチミン市政府の医療政策遂行機関として、必須医薬品の安定供給・公的医療機関向け供給・緊急時の医薬品備蓄確保において重要な役割を担う。活動は保健省およびホーチミン市人民委員会の指示のもとで実施される。

2026年5月時点でも公式サイト(sapharco.com)を通じた事業を継続しており、国有製薬インフラとして市場に不可欠な存在であり続けている。

出典:https://www.sapharco.com/

Siêu thị thuốc Việt (シュー・ティ・トゥオック・ベト)

シュー・ティ・トゥオック・ベト(Siêu thị thuốc Việt、ベトナム薬局スーパー)は、ホーチミン市1区サイゴンセンタータワー2・19階を登記住所とするローカル薬局チェーンである。医薬品・栄養補助食品・医療機器をスーパーマーケット形式で取り扱うことを事業コンセプトとする。

公式サイト(muathuoc.vn)を通じたオンライン販売に加え、ラザダ(Lazada)ベトナムのプラットフォームにも出品ストアを展開しており、EC販売チャネルを確保している。2024年11月に事業登記の第22回変更が実施されており、継続的な法人管理が行われていることが確認されている。

独立系の薬局スーパーとして、Long Chau・Pharmacityなどの大手チェーンが急速に全国展開する中で、地域密着型の小規模薬局スーパーとしてのポジションを維持している。ベトナムの薬局小売市場は2026年に総市場規模160億USDへの到達が見込まれており、市場全体の成長が続いている。

2026年5月時点でオンライン・オフラインの両チャネルでの薬局事業を継続しており、ローカルプレイヤーとして活動を続けている。

出典:https://www.muathuoc.vn/

My Chau Pharmacy (ミー・チャウ・ファーマシー)

ミー・チャウ・ファーマシー(My Chau Pharmacy / My Chau Investment)は、2012年にホーチミン市で設立されたベトナム南部を主要地盤とする独立系薬局チェーンである。医薬品・栄養補助食品・健康製品の小売販売を主力事業とし、オンライン相談・自宅配送サービスにも対応しているのが特徴である。

ホーチミン市および南部周辺都市を中心にチェーン展開しており、地域住民の日常的な医薬品・ヘルスケアニーズへのアクセス向上を事業ミッションとして掲げる。大型チェーンと競合しながらも、地域に根ざした薬局サービスの提供に特化している。

ベトナムの薬局小売市場はLong Chau・Pharmacity・An Khangへの集中が進む一方、地域密着型の中小規模チェーンも依然として一定シェアを維持している。My Chauはホーチミン市および南部において、地域密着型の医薬品アクセスを担う存在として機能している。

2026年5月時点で事業継続が確認されており、ベトナム南部エリアを中心に薬局サービスを提供している。

出典:https://nhathuocminhchau.store/

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MEKOPHAR (メコファー)

メコファー(MEKOPHAR、Mekophar Chemical Pharmaceutical Joint Stock Company)は、1977年に設立されたベトナム南部を代表する老舗製薬会社であり、約50年の歴史を持つ。ハノイ証券取引所(HNX)に上場しており、資本金は2,550億ベトナムドン超の上場製薬企業である。

ジェネリック医薬品・OTC医薬品・医薬品原薬(API)を中心に幅広い治療領域の製品を揃える。国内の病院テンダー・民間薬局・地域ドラッグストア・直販チャネルを通じ、製造から小売に至る統合的なサプライチェーンを運営している。2024年初頭には農業向けバイオ農薬・バイオ肥料の新製品ラインを発表し、事業多角化を進めた。

Traphaco・DHG Pharmaceutical・Imexpharm等と並ぶ国内製薬企業の主要プレイヤーとして、ジェネリック薬・大衆向けOTC薬の製造・流通で業界での存在感を維持している。

2026年5月時点でHNX上場銘柄として財務情報を開示しており、ベトナムの公衆衛生インフラを支える医薬品メーカーとして事業を継続している。

出典:https://www.mekophar.com/

Trung Son Pharma (チュンソン・ファーマ)

チュンソン・ファーマ(Trung Son Pharma)は、1997年にベトナム南西部(メコンデルタ地域)で設立されたドラッグストアチェーンであり、26年以上の業歴を持つ同地域最大級の薬局ネットワークを運営している。OTC医薬品・健康機能食品・化粧品・医療機器を主力商品として取り扱い、ホーチミン市および南部主要都市への展開も進めてきた。

2024年末、韓国の製薬大手ドンファ製薬(Dongwha Pharm)が約3,000万USDで同社株式の51%を取得した。この資本提携を機に積極的な店舗展開が加速し、2025年第1四半期で230店舗超、同年末に460店舗到達を目標として掲げている。

2025年2月にはスタダ・ピメファルコとの戦略的パートナーシップを締結し、医薬品の品揃え拡充と安定供給体制の強化を図っている。同年3月にはGS25ベトナムとの協業により、コンビニエンスストアと薬局を融合した新業態の実証店舗もホーチミン市内に開設している。

メコンデルタ発祥の地域密着型ネットワークと韓国資本の参画による成長加速により、ベトナムの薬局小売市場での新たな競争軸を形成しつつある。

出典:https://trungsonpharma.vn/

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ベトナムの主要ドラッグストア企業2選〜日系編〜

Matsumoto Kiyoshi Vietnam (マツモトキヨシ・ベトナム)

マツモトキヨシ・ベトナム(Matsumoto Kiyoshi Vietnam、現地名:MatsuKiyo)は、日本の大手ドラッグストアチェーンがベトナムのロータス・フード・グループ(Lotus Food Group)と合弁で設立した現地法人である。2020年10月にホーチミン市のビンコムセンター・ドンコイに第1号店をオープンしてベトナム市場へ参入した。

売場面積は約274平方メートルで、日本製の化粧品・スキンケア製品・サプリメント・日用雑貨を中心とした品揃えが特徴である。店舗は大型ショッピングモール内に展開されており、ハノイへの出店も実施している。ShopeeおよびLazadaを通じたオンライン販売にも対応している。

日本ブランドの品質に対する消費者の信頼を背景に、都市部の若年層・ミドルクラスを主要ターゲットとして事業を展開している。タイ・台湾・シンガポール・マレーシア等を含む東南アジア・東アジア各市場への展開の一環として位置づけられている。

現地のヘルス&ビューティー市場において、日本品質へのニーズを取り込む専門チェーンとして独自のポジションを確立している。

出典:https://www.matsukiyo.vn/

Tsuruha Vietnam (ツルハ・ベトナム)

ツルハ・ベトナム(Tsuruha Drug Store Vietnam)は、日本の大手ドラッグストアグループであるツルハホールディングス(Tsuruha Holdings)がベトナムに設立した現地子会社である。日本国内でドラッグストアおよび調剤薬局を展開するツルハグループの東南アジア進出の一環として、2025年8月にホーチミン市内に第1号店をオープンした。

2020年に参入したマツモトキヨシ・ベトナムに続く2社目の日系ドラッグストアチェーンとして、ベトナムの小売市場に新たな競争軸をもたらしている。子会社「TSURUHA DRUGSTORE VIETNAM CO.,LTD.」を通じた事業運営が行われている。

日本のドラッグストア業態の特徴である、医薬品・化粧品・日用品・食品・サプリメントを一店舗で扱う多品目型の小売フォーマットを現地に展開しており、日本ブランドへの親和性が高い都市部の消費者層を主要ターゲットとしている。

ツルハグループはカンボジアやミャンマーを含む東南アジア全域での事業拡大を中期戦略として掲げており、ベトナム市場における今後の展開が注目される。

出典:https://www.tsuruha-hd.com/

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ベトナムの主要ドラッグストア企業3選〜外資編〜

Century Healthcare (センチュリー・ヘルスケア)

センチュリー・ヘルスケア(Century Healthcare)は、インドネシアの大手医薬品企業Pharos Indonesia Groupが展開するヘルス&ウェルネス専門リテールチェーンである。25年超の業歴を持つ同グループがベトナム向けに2017年に参入した。

2017年にホーチミン市ビテクスコタワーに第1号店をオープンし、ホーチミン市内の主要ショッピングモールへ出店を拡大した。ギガモール(Gigamall)・サイゴンセンター・高島屋ベトナムなどのプレミアム商業施設内にテナントとして出店しており、医薬品・健康補助食品・パーソナルケア製品を幅広く取り扱う。

インドネシア国内で200店舗超のCentury Healthcare網を展開するPharos Indonesiaグループのノウハウを活かし、専門性の高いカウンセリングサービスを提供する「ウェルネスストア」として、ガーディアン・ワトソンズとは差別化されたポジションを確立している。

2026年5月時点でホーチミン市内の複数の大型商業施設で営業を継続しており、外資系ヘルス&ビューティーチェーンとしての存在感を維持している。

出典:https://gigamall.com.vn/en/beauty-health/century-healthcare/

Guardian Vietnam (ガーディアン・ベトナム)

ガーディアン・ベトナム(Guardian Vietnam)は、香港を本拠地とするDFIリテール・グループ(DFI Retail Group、旧デイリーファーム・インターナショナル)が運営するヘルス&ビューティーリテールチェーンである。アジア全域で6,000超の多業態店舗を展開するDFIグループのヘルス&ビューティー部門として位置づけられている。

2011年にベトナム市場に参入し、2026年5月時点では全国99店舗超を運営している。ホーチミン市・ハノイ市・ビエンホア・ブンタウ・ダナン等の主要都市に展開しており、主力商品はフェイシャルケア・化粧品・スキンケア・パーソナルケア・ヘルスケアである。

ショッピングモール内の好立地を中心とした出店戦略を採用し、都市部の中・高所得層の消費者をターゲットとしている。Shopee・Grabmart・Eshopを通じたオンライン販売にも対応し、全国配送サービスを提供している。

外資系ヘルス&ビューティーチェーンとしてベトナム市場での存在感を維持しており、同業のワトソンズとともに外資系2強の一角を占めている。

出典:https://guardian.com.vn/

Watsons Vietnam (ワトソンズ・ベトナム)

ワトソンズ・ベトナム(Watsons Vietnam)は、香港のCKハチソン・ホールディングス傘下のASワトソン・グループ(A.S. Watson Group)が運営するヘルス&ビューティーリテールチェーンである。ASワトソンはアジア・欧州・中東を含む16市場で8,000超の店舗を展開する世界最大規模のヘルス&ビューティーリテーラーである。

ワトソンズは2019年にベトナムに参入し、同グループの13番目の進出市場となった。ホーチミン市内を中心に19店舗を展開しており、主要ショッピングモールや商業施設内に出店している。化粧品・スキンケア・ヘアケア・パーソナルケア・サプリメント・医薬品等を幅広く取り扱い、プライベートブランド商品も展開している。

オフライン店舗と公式ウェブサイト・アプリを組み合わせたO+O(Offline plus Online)戦略を推進しており、デジタルチャネルを通じた顧客エンゲージメントの強化に注力している。

外資系ヘルス&ビューティーチェーンとして、ガーディアンとともにベトナム市場での主要プレイヤーとしての地位を確立している。

出典:https://www.watsons.vn/

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FAQ

ベトナムのドラッグストア業界の主要な企業はどれですか?

ベトナムの主要ドラッグストアにはローカル企業、日系企業、外資系企業を含めて多くの企業があります。特にECO Pharmaceuticals、IDC Pharmacy、Phano Pharmacy、Sapharco、Siêu thị thuốc Việtなどが注目されています。

ベトナムのローカルドラッグストアの中でも代表的な企業は何ですか?

ベトナムのローカルドラッグストアの代表的な企業にはECO Pharmaceuticals、IDC Pharmacy、Phano Pharmacy、Sapharco、Siêu thị thuốc Việt、My Chau Pharmacyなどがあります。これらは国内で広く展開しており、医薬品の輸入販売や調剤サービスを行っています。

日系のドラッグストアチェーンについて教えてください。

日系の代表的なドラッグストアチェーンには、マツモトキヨシベトナムがあります。ホーチミン市に本社を置き、化粧品や健康用品を中心に販売を展開しており、現地資本との合弁企業として運営されています。

外資系企業が運営するドラッグストアにはどんな企業がありますか?

外資系のドラッグストアには、香港のDairy Farm Groupが運営するガーディアンベトナムやワトソンズベトナムがあります。これらはアジア各国で展開しており、ベトナムでも多くの店舗を構えています。

ベトナムのドラッグストア業界の今後の展望について教えてください。

ベトナムのドラッグストア業界は都市化と医療ニーズの拡大を背景に、今後も成長が予測されます。国内外の投資や技術革新により、オンライン販売の強化や薬剤師による調剤サービスの充実など、サービスの多角化と効率化が進むと見込まれています。

投稿者アバター
ファム ティ ミン タム Vietnam-Based Industry Analyst
ハノイ在住のベトナム人。名古屋大学にて文部科学省奨学金の日研生として留学経験を持ち、日越の翻訳・通訳や日本語教育、日系企業での実務経験を活かして情報発信を行っている。
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