マレーシアのスーパー・コンビニエンスストア業界は、急速に進化しており、多くの企業が競争を繰り広げています。2025年を見据えた市場動向を把握することは、ビジネス拡大を目指す日本企業にとって極めて重要です。本記事では、マレーシア市場で注目すべき主要企業を厳選し、それぞれの特徴や戦略について詳しくご紹介します。
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マレーシアの主要スーパー・コンビニエンスストア11選〜ローカル編〜
Econsave Cash & Carry Sdn Bhd(エコンセーブキャッシュ&キャリー)
Econsave Cash & Carry Sdn Bhdは、セランゴール州を拠点にする大手小売業者で、1955年にポートクランで木工製品を取り扱う雑貨店として創業された。その後、同社は事業を拡大し、現在ではクアラルンプールを含むマレーシア国内12の州で99店舗を展開するまでに成長している。
スローガン「Bandingkan Harga Kami(価格比較)」のもと、Econsaveは他のスーパーマーケットと比較して低価格の商品提供を目指しており、特に生鮮食品や食料品の価格面で競争力を持っている。2017年には、価格比較サイト「ハガペディア」から「最低価格の生鮮食品」と「最低価格の食料品」のカテゴリーにおいて、5回にわたり「価格比較チャンピオン」として表彰されている。
さらに、Econsaveは積極的に新規市場への進出を進めており、2015年12月にはタマン・クラン・ウタマに「パサ・エコノミー(エクスプレス)」店舗を開設。また、2013年にはサラワク州に、2015年にはサバ州に進出し、地方市場の開拓を進めている。
Econsaveでは、食用油や洗剤などの生活必需品をはじめ、自社ブランドの「エコンセーブブランド」を展開しており、衣料品やアクセサリーには「E&S」ブランド、キッチン用品には「Shamoji」ブランドを取り扱っている。これらの自社ブランドは、品質と価格のバランスを重視した商品群として、多くの消費者に支持されている。
出典:https://econsave.com.my/
The Store Corporation Sdn Bhd(ザ・ストア・コーポレーション)
The Store Corporation Sdn Bhdは、1968年に設立されたマレーシアの地場スーパーマーケットで、最初の店舗はペナン州のブキットマータジャムに開業された。1994年には、マレーシア証券取引所に上場し、その安定した成長と経営の実績を示している。
同社は、マレーシア・ブック・オブ・レコードから「現存する最大かつ最古のスーパーマーケットおよびデパートメントチェーン」として認定されており、その歴史的な存在感を誇る。
現在、The Store Corporationグループは、マレーシア国内で75店舗を展開しており、総小売スペースは約100万平方メートルに達している。内訳としては、グループの主力業態である「ザ・ストア」スーパーマーケット・百貨店が49店舗、1995年に設立された「パシフィック・ハイパーマーケット&デパート」が9店舗、そして2005年にグループに加わった「ミリメワスーパーストア」(東マレーシア)が17店舗を占めている。
取り扱い商品は非常に多岐にわたり、生鮮食品、各種食品・飲料、電化製品、衣料品、靴、バッグ、家庭用品、ベビー・子供用品、化粧品などを揃えている。幅広い商品ラインアップにより、日常的な買い物において非常に便利な選択肢を提供している。
また、2019年12月には、クアラルンプールのミッドポイントで「スーパージマットRM2.10」を開業し、キッチン用品や文房具、装飾ステッカー、おもちゃ、日用品などを2.10リンギットという低価格で販売することを発表した。この新しい取り組みは、低価格で手軽に購入できる商品を提供し、消費者の注目を集めた。さらに、同社は全国のザ・ストアスーパーおよびパシフィック・ハイパーマーケット全店に「スーパージマットコーナー」を設置する計画も発表しており、全国的に低価格で便利な商品提供を拡大している。
出典:https://www.tstore.com.my/
GCH Retail Malaysia Sdn Bhd(GCHリテール・マレーシア)
GCH Retail Malaysia Sdn Bhdは、1944年にクアラルンプールで創業された食料品店からスタートし、1982年には「ジャイアン・スーパーマーケット」を初めて開業した。2000年には、デアリ・ファーム・インターナショナル・ホールディングスが同社の90%の株式を取得し、同社の子会社となった。
現在、GCH Retailはマレーシア国内で66店舗のスーパーマーケットを展開しており、特に「ジャイアン・スーパーマーケット」として親しまれている。また、同社は「ジャイアン・ミニ」と呼ばれるワンストップミニマートをクアラルンプールおよびセランゴールで22店舗運営しており、便利なロケーションで手軽にショッピングを楽しめる環境を提供している。
さらに、GCH Retailはマレーシア国内だけでなく、シンガポールやインドネシアにも事業を拡大しており、地域を超えた顧客層へのサービスを展開している。
2018年には、マレーシア小売業協会から「2018年の小売りとトップ競争」で金賞を受賞するなど、その実績が評価されている。
また、同社はマレーシアイスラーム開発庁(JAKIM)から認定を受けた製品の提供にも力を入れており、ハラール認証を取得した鶏肉やベーカリー製品を取り扱っている。これにより、イスラム教徒を中心に、安全で信頼のおける商品を提供することに努めている。
出典:https://www.giant.com.my/
Trendcell Sdn Bhd(トレンドセル)
Trendcell Sdn Bhdは、2000年代半ばにクランバレーで創業し、日常的なニーズに応える高品質な生鮮食品や家庭用品を提供することを目的とした企業であり、スーパーマーケット「ジャヤ・グローサー」を展開している。
2007年3月には、ペタリンジャヤのジャヤ33に同社の最初の店舗を開業し、マレーシアを拠点とする唯一のプレミアムスーパーマーケットとして、輸入生鮮食品や家庭用品を豊富に取り揃える。ジャヤ・グローサーは、質の高い商品を提供することを強みとしており、特に都市部の消費者に支持されている。
現在、Trendcellはクランバレーを中心に、ペナン、ジョホールといった他の地域にも35店舗を展開しており、地域密着型の運営を行っている。また、同社は「ジャヤ・グローサー・オンライン」というオンラインストアも運営しており、これにより消費者は自宅で便利に商品を購入できる。オンラインストアでは、生鮮食品、肉類、冷凍・冷蔵商品、ベーカリー、家庭用品、美容・健康関連商品、ペット用品、さらにはアルコール飲料まで、幅広い品揃えを誇っている。
出典:https://jayagrocer.com/
TFP Retail Sdn Bhd(TFPリテール)
TFP Retail Sdn Bhdの起源は1950年代にさかのぼり、クアラルンプールのゴンバック地区で創業した小さな食料品店から始まった。2000年にはスントゥル地区、2003年にはプチョン地区に店舗を開業し、順調に拡大してきた。その後、2004年には高級食材を取り扱う店舗をバンサー・ビレッジに開業し、さらに成長を遂げた。現在、同社は国内で21店舗を展開している。
TFP Retailは、クランバレー全体にプレミアム食料品店を展開するチェーン店として、特に高品質な食材を提供することに重点を置いている。マレーシアを代表するプレミアムスーパーマーケットチェーンとなることを目指しており、その成長を続けている。
同社はまた、ブランド価値の向上にも積極的に取り組んでおり、2017年にはブランドローリャト・コーポレート&ブランディング・アワード(小売-プレミアムグローサー)を受賞し、SCBEA 2017では小売&ビジネス優秀賞を獲得した。さらに、SOBA 2017では「プラチナアワード(ベストブランドカテゴリー)」を受賞し、その業績が高く評価されている。
出典:https://villagegrocer.com.my/
The Food Purveyor Sdn Bhd(ザ・フード・パーベイヤー)
The Food Purveyor Sdn Bhdは2017年に設立された企業であるが、その事業は1997年にまで遡る。現在、同社は「ビレッジ・グローサー」、「ベンズ・インデペンデント・グローサー(B.I.G.)」、「パサラヤOTK」の3つのスーパーマーケットブランドを運営しており、これらのブランドはいずれも高品質な食品を提供することで広く認知されている。
The Food Purveyorは、生鮮食品や人気ブランド商品に加え、希少価値の高い食品を取り揃えたリーディングカンパニーを目指しており、世界中から集められた最高の食品を厳選して提供している。特に、プレミアムな商品ラインとその品質へのこだわりが、多くの顧客から支持を受けている。
現在、同社はクランバレーを中心に、ジョホール、ペナンにも事業を展開しており、31店舗を運営している。さらに、2018年にはデジタルロイヤルティプログラム「バイツ・デジタルロイヤルティプログラム」を開始し、これにより25万人以上の会員を獲得している。
また、同社は環境への配慮も重要な施策として掲げており、2020年には「2023年までに全ての使い捨てプラスチックを排除する」という目標を発表した。これに基づき、2021年6月からは使い捨てビニール袋の提供を廃止している。さらに、オンラインショッピングの利便性を向上させるため、2020年には「バイツ・ショップ」を立ち上げ、顧客にオンラインでの購入体験も提供している。
出典:https://thefoodpurveyor.com/
PETRONAS Dagangan Bhd(ペトロナス・ダガン)
PETRONAS Dagangan Bhdは、ペトロナスのマーケティング部門として1982年に設立された。現在、同社は国内に1,000を超えるガソリンスタンドと800店舗以上のコンビニエンスストア「クダイ・メスラ」を展開しており、マレーシア国内で広範なネットワークを持つ。
同社は「ワンストップコンビニエンスセンター」というコンセプトで、ガソリンスタンドに加え、日常的なニーズを満たす商品を提供するため、便利でアクセスしやすいサービスを提供している。特に「クダイ・メスラ」は、消費者にとって親しみやすい店舗であり、食品や日用品などの広範な商品ラインアップが特徴だ。
2020年度には、クランバレーでクダイ・メスラの新コンセプトの試験運用を開始し、2020年10月には「マカン@メスラ」をスタートした。この新しいコンセプトは、店内ですぐに飲食できる製品を提供するものであり、外出先でも手軽に食事を楽しめるサービスを提供している。2021年度には、このサービスを大幅に拡張する計画が発表されており、ますます便利で多機能な店舗として進化している。
さらに、PETRONAS Daganganは社会的な責任にも力を入れており、2021年1月には国内貿易・消費者省およびマレーシア農業・食品産業省と共同で、地元で生産された鶏肉、魚、野菜、果物を手頃な価格で販売する「セガール@メスラ」を発表した。この取り組みは、低所得者層および中間所得者層をターゲットにしており、パイロットフェーズとして4つの店舗で販売が行われている。
出典:https://www.mymesra.com.my/
99 SPEED MART Sdn Bhd(99スピード・マート)
9 SPEED MART Sdn Bhdは、1987年にクランで雑貨店として創業し、その後急成長を遂げたミニマートチェーンである。特に食料品や日用雑貨、事務用品、機器など、日常生活に必要な商品を幅広く取り扱っている。同社は、2017年に国内1,000店舗を達成し、その後も急速に店舗数を増加させている。
2002年10月には、同社は650万リンギットを投じて、広さ8万平方フィートの流通センターを立ち上げた。これにより、効率的な物流体制を確立し、現在ではセランゴール、ヌグリ・スンビラン、ペラ、ジョホール、ペナン、サバの13ヶ所に自社倉庫を持ち、その倉庫容量は100万平方フィートを超えている。物流網の強化により、同社は250台以上のトラックを所有し、配送効率の向上とコスト削減を実現している。
この物流センターでは、小分け包装や輸送、サプライヤーとの連絡など、さまざまな業務が行われており、効率的な配送センター運営により、商品の適正価格を維持している。また、これにより消費者にとって手頃な価格で商品を提供できる仕組みが作られている。
現在、99 SPEED MARTは、クアラルンプールを含む国内11の州で1,992店舗を展開しており、その店舗数は引き続き増加傾向にある。さらに、2019年12月にはシンガポールへの進出を果たし、海外市場にも展開を始めた。
出典:http://www.99speedmart.com.my/
myNEWS Holdings Bhd(マイニュース・ホールディングス)
myNEWS Holdings Bhdは、1996年12月に新聞・雑誌類を取り扱う売店として創業し、現在では大手小売コンビニエンスストアチェーンへと成長を遂げた。従業員数は2,000人以上にのぼり、毎月600万人以上の顧客にサービスを提供している。同社は、国内に542店舗を展開しており、広範なネットワークを持つコンビニエンスストアブランドとして知られている。
さらに、myNEWSは、英WHスミス・トラベルとの合弁により、国内でWHスミスブランドを運営している。また、同社は日本のグルメ杵屋との提携を通じてコンビニエンスストア向けの調理済み食品を提供し、リョーユーパンとの提携によりベーカリー製品を製造している。これらの提携により、myNEWSは独自の食品ラインを強化し、顧客に新たな価値を提供している。
2020年度の業績では、収益は4億8,939万リンギットとなったが、税引後損失は1,590万リンギットを計上した。店舗数はその年度末で542店舗に達しており、国内での成長を続けているものの、利益面では苦戦を強いられた。
また、myNEWSは国際展開にも力を入れており、2020年10月には完全子会社であるMYCUリテールを通じて、韓国最大のコンビニエンスストア運営会社であるBGFリテールとライセンス契約を締結した。この契約により、myNEWSは「コンビニエンスストアブランドCU」を国内で展開し、サブフランチャイズを運営することとなる。契約期間は10年間で、これにより同社の国際的な成長が期待されている。
出典:https://www.mynews.com.my/
KK Group of Companies(KKグループ・オブ・カンパニーズ)
KK Group of Companiesは、2001年に6万リンギットの投資でコンビニエンスストア事業をスタートさせ、現在ではマレーシア、ネパール、インドにおいて小売業を展開している。グループは、コンビニエンスストアの「KKマート」、生鮮食品を中心に取り扱う「KKコンセプトストア」、さらにはレストラン、バドミントンセンター、ホテル、カフェなど、さまざまな業態の事業を展開しており、幅広い業務領域をカバーしている。
特に「KKマート」は、セランゴール、クアラルンプール、プトラジャヤ、マラッカ、ヌグリ・スンビラン、ジョホール、パハン、サラワクなど、マレーシア国内の主要都市に518店舗以上を展開しており、1,000店舗の開設を目指している。KKマートは、人口密集地をターゲットにした出店戦略を取っており、最大9,000品目の日用品を競争力のある価格で提供していることから、地域住民にとって非常に便利な存在となっている。
また、KK Groupはテクノロジーにも積極的に投資しており、2020年11月にはセキュリティ強化を目的として、80万リンギットを投じて顔認識技術を導入した。この技術は、100店舗のKKマートで使用されており、顧客と従業員の安全を確保し、さらに効率的な店舗運営を支援している。
出典:https://kkgroup.my/
7-Eleven Malaysia Holdings Bhd(セブンイレブン・マレーシア・ホールディングス)
7-Eleven Malaysia Holdings Bhdは、1984年6月に設立され、同年10月にクアラルンプールで1号店を開業したコンビニエンスストアチェーンである。現在、国内で2,400店舗を展開し、毎日90万人以上の顧客にサービスを提供している。
2024年度の決算では、売上高が29億3,000万リンギット(約5.6%増)を記録し、税引後利益は3,535万リンギットとなった。
2024年1月、リスク委員会の独立非執行委員としてプアン・スリ・ダト・スリ・ロハニ・パーカシュ・ビンティ・アブドゥラ氏が就任。同年1月、環境・社会・ガバナンス(ESG)への取り組みを強化するため、「7EGOGREEMキャンペーン」を開始。
同社はその企業ブランドの強化にも力を入れており、2020年には「第6回ワールドワイド・エクセレンス・アワード」でエクセレント・ブランドを受賞し、「2020年プトラ・ブランド・アワード」ではリテール部門でプラチナ賞を受賞した。このような業績は、消費者からの信頼と評価を示している。
出典:https://www.7eleven.com.my/
マレーシアの主要スーパー・コンビニエンスストア2選〜日系編〜
AEON CO. (M) Bhd(イオン・マレーシア)
AEON CO. (M) Bhdは、1984年9月15日にマハティール首相(当時)の要請を受けてマレーシア市場に参入し、現在では国内9つの州で事業を展開。
AEONグループはマレーシア国内で35店舗の総合スーパー、28店舗のショッピングモール(総貸出可能面積1,340万平方フィート)、7店舗のマックスバリュ、64店舗のAEON Wellness、44店舗のダイソーを運営する。
2023年12月31日締めの会計年度で、AEON CO. (M) Bhdの収益は41億リンギットを記録し、総資産は609億3,390万リンギットに達した。現在、AEON CO. (M) Bhdは、国内で約1万300人以上の従業員を擁している。
2021年9月、同社はタッパーウェア・ブランズ・マレーシア社と協力し、持続可能性を追求する顧客ロイヤルティプログラムを展開していることを発表した。プログラム期間中、タッパーウェア容器を持参してイオン店舗で食品を購入した顧客は特別割引を受けることができる。
出典:https://www.aeonretail.com.my/
ISETAN OF JAPAN Sdn Bhd(伊勢丹・オブ・ジャパン)
ISETAN OF JAPAN Sdn Bhdは、1990年にマレーシアのクアラルンプールにあるロット10ショッピングモールに進出し、以後同国におけるプレゼンスを拡大してきた。特に1998年には、ペトロナスツインタワー近くのスリアKLCCに25万平方フィート以上の広さを誇る旗艦店を開業し、その規模と立地で注目を集めた。
さらに2007年には、クアラルンプールのミッドバレーに位置するザ・ガーデンズに15万平方フィートの店舗を開設。2012年には、セランゴール州のワンウタマショッピングセンター内に9万9,000平方フィートの店舗を新たに開業し、現時点では全4店舗を展開している。
スーパーマーケットは、スリアKLCCとロット10の店舗内で運営しており、日本から直輸入された食料品が豊富に取り揃えられている。特に日本食の需要が高まり、これらの店舗では日本食レストランが出店しており、食文化の交流を促進している。また、ISETAN OF JAPANでは顧客向けに伊勢丹メンバーカードを提供しており、利用者には伊勢丹リベートバウチャーや駐車場の払い戻しサービスなど、便利で魅力的な特典を提供している。
出典:https://www.isetankl.com.my/
マレーシアの主要スーパー・コンビニエンスストア〜外資系編〜
LuLu Hypermarket Malaysia(ルル・ハイパーマーケット・マレーシア)
LuLu Hypermarket Malaysiaは、アブダビを拠点とするルル・グループ・インターナショナルの小売部門として、マレーシアでのハイパーマーケット運営を展開している。マレーシア進出に際しては、同社はマレーシア連邦土地開発庁(FELDA)と覚書を交わし、事業展開に向けた協力関係を築いている。
2016年、同社はクアラルンプールのジャラン・ムンシ地区に、最初の店舗を開業した。この店舗は、25万平方フィートの広さを誇り、開業式にはマレーシアの首相、アラブ首長国連邦大使、インド高等弁務官などが出席し、国際的な注目を集めた。
その後、2店舗目としてクアラルンプールの「1シャメリンモール」に8万平方フィートの広さを持つ店舗を開設。これにより、同社はマレーシア国内での足場をさらに強化した。現在、これらの2店舗で300人以上のマレーシア人が雇用されており、地域経済にも貢献している。
さらに、LuLu Hypermarketはオンラインショッピングにも対応しており、生鮮食品、エレクトロニクス、モバイル機器など、幅広い製品を提供している。このオンラインプラットフォームは、消費者に利便性を提供し、特に都市部以外の地域へのアクセスを強化する役割を果たしている。
出典: https://www.lulugroupinternational.com/
https://www.luluhypermarket.com/
クアラルンプール在住4年目の日本人。大学卒業後、東京で飲料メーカーの営業を担当。その後、マレーシアのクアラルンプールへ移住し食品商社の営業及び購買のサポートを担当。