【最新版!】台湾の主要ドラッグストア12選〜流通・小売業界〜

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今回は、台湾の主要ドラッグストアに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

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目次

台湾の主要ドラッグストア8選〜ローカル編〜

大樹連鎖藥局(グレートツリー)

大樹醫藥股份有限公司が運営するドラッグストアチェーン。2021年に創立、2016年に上場し本社は桃園市にある。台湾で最も豊富な健康ケア商品チャネルとなっている。

現在台湾国内に約500店舗あり、中大型店舗からコミュニティ区型まで積極的に展開している。2025年までに1000店舗開店する見込みで、毎年営業運営が安定し成長している。

店舗の拡大を継続するほか、オンラインピックアップが可能になる予定。オンラインeコマースアプリは現在85項目の生理学的データと8つの測定項目を提供しており、自動的にアップロードされる。2020年の収益は全体売り上げの4%を占め、営業収入は3億円だった。今年のeコ マース事業は成長が見込まれている。

出典: https://www.greattree.com.tw

獅股份有限公司(イェス)

1989年10月に創立時、台湾の薬剤師自身が対応する初めての薬局チェーンだった。台湾企業であるが、本部はタックスヘイブンであるイ ギリス領バージン諸島に登記されている。当時はWHOと協力して偽造医薬品に対するキャンペーンを行い、本物の処方薬供給の物流を設立させた。

2018年7月には盛弘醫藥集團(ShareHope)が躍獅を買収し、台湾の薬局チェーントップ3にラインクインした。

今後は薬品マーケットがeコマース時代に突入していくと見込み、新しいシステムを計画している。盛弘醫藥股份有限公司は2003年に成立しており、医師、薬剤師、看護師などプロ集団を基礎として、健康管理と経営の発展に取り組んでい る。2011年3月1日に正式上場した。

出典:https://www.yeschain.com.tw

大豊開發股份有限公司(ロングチェーン)

1993年に創立され、25年以上が経った。長青薬局を運営する企業で、約185店舗を展開している。

バイオテクノロジー企業と健康製品の研究開発を行っている。 主要製品は「普健バイオ乳製品」保健食品「倍佳」「健康密碼」、ダイエット商品「倍力纖」などがある。その他サプリメントやシャンプーも取り扱っている。

出典: http://www.longchain.com.tw/m/404-1700-71795.php

統一生活事業股份有限公司

台湾最大手のドラッグストアチェーン「康是美」を運営を運営する企業で、台湾国内に約400店舗展開している。外資系のWatson’sと台湾最大手の位置を争う。康是美は1995年に設立され、「統一超商」の子会社である。全体の営業運営は安定している。

2020年にはサービス評価でゴールドメダル大賞を受賞している。

オンラインショッピングも充実しており、「康是美網購eShop」「shoppe」「セブンイレブンオンラインショップ」で購入が可能。

出典:https://www.cosmed.com.tw

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安德生物科技股份有限公司(アンデバイオ)

安德は台中市西屯區で2007年に設立された。医療産業・医療サービスを提供しており、ブランド薬局チャネルチェーンと医薬品の物流、eコマースB2BとB2Cサービス、整合性の取れた健康産業サービスを行っている。

現在台湾国内に7つの直営店と、7つの加盟店があり、150を超える医薬品物流パートナーがいる。中部地方ではリードするブランド薬局チェーンとなっている。安德は2013年にISO 9001:2008 品質管理システム認証を取得し、台湾医療保険物流を導く1つのブランドである。

出典: https://www.andebio.com

日藥本舖股份有限公司(ニチヤクホンポ)

日本製もしくは日本企業の製品のみを扱うドラッグストアチェーン。台北市大同區に本部を置く。

医薬品も台湾での認証を取得している日本製品である。台湾の製品は置かず、直接日本から輸入している。台湾人が外国に行かなくても日本製品を買えるよう設立された。その他健康食品や美容保養品、生活雑貨、食品も輸入している。

主要販売メーカーは、武田薬品工業、大正製薬、大幸製薬、龍角散、Lion Corporation、小林製薬、久光製薬、Earth Chemical Co.,Ltd、ROHTO Pharmaceutical Co., Ltd.、佐藤製薬、BIOFERMIN製薬、WAKAMOTO Co., Ltd.、広貫堂、田邊製薬、Eisai Co.,  Ltd、Tsumura & Co.、井藤漢方製藥、養命酒、資生堂、花王、Bigen、PAON、SUNSTAR、LIONなど有名どころ。

出典:https://www.jpmed.com.tw

諾貝兒寶貝股份有限公司(ノーベルベイビー)

1983年に高雄市にて設立された当時は伝統型薬局チェーンだった。住宅地で展開し、丁丁薬局を運営する。

大型の店舗が多く面積は70-450坪あり、品揃えが豊富。約80店舗を展開している。

1993年には複合型薬局となり、薬品、医療機材、成人栄養品、ベビー栄養品、ベビー食品・用品、おむつ、化粧品を取り扱い始めた。台北市、新北市、桃園市、新竹市、台中市、彰化、南投草屯、台南、高雄、屏東、花蓮、台東に展開している。

出典: https://www.norbelbaby.com.tw/TinTin/

寶雅國際股份有限公司(POYA)

台湾女性に人気のドラッグストア「POYA」は国内外のコスメや日用品、医療美容ブランド、ファッション、アクセサリーを取り扱っており、5万項目以上の優良厳選商品を提供している。

1985年に設立されて以来順調に成長してすでに台湾国内に252店舗を展開している。会員数は600万人で、年度営業収入および市場比率は業界トップ。

デジタル化に伴い、2021年には正式にデジタル支払い機能「POYAPay」を打ち出し、POYA傘下の生活用品ショップ「POYA HOME寶家」 でも支払いが可能。

出典:https://www.poya.com.tw

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台湾の主要ドラッグストア3選〜日系編〜

Tomod’s(トモズ)

2012年より台湾に進出。日本のみならず、韓国や欧米の有名なブランドを広範囲に販売。デパートや駅など好立地に店舗を構える。台湾国内には20店舗以上展開。

「医療の一端を担う小売業としてお客様の健康で豊かな生活に役立つ、かかりつけ薬局を目指す」という経営理念の下、調剤併設型ドラッグストアを展開。2020年末には美廉社と協力して初めての複合式店舗を開店。店內にはTomod’sの商品と美廉社の日用品が並び、お客様が日用品と薬品の買い物を1ヶ所で済ませられるようになった。

出典: https://www.tomods.jp

マツモトキヨシ

2018年に進出し、台湾の臺隆工業股フン有限公司と共にドラッグストア事業展開する。現在は台北を中心に18店舗展開しており、台湾でも認知度が高い。

日本では1700店舗以上店舗があり、日本でも全国的に有名なドラッグストアである。マツモトキヨシ独自のブランドを豊富に展開している。

出典:https://www.matsumotokiyoshi-tw.com

サツドラ

サツドラは、2018年に進出。サツドラホールディングス株式会社のグループ企業である台灣札幌藥粧有限公司(本社:台北市内湖区/代表者 高田 裕)と、業務提携している現地企業の勝霖薬品股份有限公司(本社:台中市)が運営している。

主に医薬品・化粧品・食品を取り扱う。2021年10月10日には、桃園市に10店舗目となる「札幌桃園遠百店」をオープンした。札幌桃園遠百店では、初めて「北海道くらし百貨店」のコーヒーを提供するcafeコーナーを設置。また日本の商品を中心に品揃えし、「日本に行けなくても日本を感じられるお店」「北海道に行けなくても北海道を感じてもらえるお店」がコンセプトとなっている。

出典:https://satudora.jp

台湾の主要ドラッグストア〜外資系編〜

Watsons(ワトソンズ)

香港発祥のドラッグストアチェーン。台湾で1番人気のドラッグストアであり、トップの店舗数で常に頭一つ抜けている。会員数は530万人を突破、ネット通販も便利で好評。

Watsonsは、アジア最大のオフラインおよびオンライン(O + O)の健康および美容製品の小売業者であり、アジアおよびヨーロッパの15か国 の市場で事業を展開。8,000以上の店舗を運営しており、そのうち1,500以上が専門の薬局サービスを提供している。健康と美容製品の小売業界をリードしており、顧客に個別の相談とアドバイスを提供し、同業他社よりも優れた多様な製品範囲を提供。2009年以来、ワトソンズはアジアでナンバーワンのパーソナルケアストア/薬局ブランドとなっている。

出典: https://www.watsons.com.tw

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