今回は、台湾の主要EC・ネット通販運営会社に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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台湾の主要EC・ネット通販運営会社9選〜ローカル編〜
PChome(PCホーム)
Chome Online網路家庭は、PChomeという愛称で親しまれる台湾最大級B2Cオンラインショッピングサイトの1つ。
1998年に「todo」を設立したのが前身で、2000年に今の名前に改名した。アメリカやタイにも進出している。
また、PChome運営会社でありながらSkypeの台湾の代理店でもある。
eBayと合資でC2Cプラットフォーム「露天拍賣」を設立している。
出典:https://shopping.pchome.com.tw
露天拍賣(ルーティエン)
2006年に誕生したECサイト。オークション機能もあり、2018年の総取引額は3,305億台灣ドル。月間のアクセス数は3,000万以上。
PChomeを運営している網路家庭國際資訊股份有限公司と、eBayが合資で開設したC2Cプラットフォームで、会社名は露天市集國際資訊股份有限公司である。
「台湾のNo.1オークションサイト」であるだけでなく、「取引額が1億元を超える台湾初の企業」でもある最大のeコマースプラットフォーム。サイト全体のアイテム数も4億2000万アイテムという新高値に達する見込み。
出典:https://www.ruten.com.tw
MOMO購物網(モモ)
テレビショッピング「MOMO購物台」もあり、台湾でネット販売第2位を誇っている台湾最大B2Cプラットフォームの一つ。
2004年9月27日に設立された。運営している会社は富邦媒體科技股份有限公司で、従業員数は約2400人。富邦集團という主に金融企業の団体の傘下にあり、主要企業の一つとなっている。
2009年に台湾で初めてISO27001情報安全認証に合格した仮想チャネル事業者。
出典:https://www.momoshop.com.tw/main/Main.jsp
Yahoo奇摩購物中心(ヤフー)
2001年にヤフー台灣と奇摩站が合併して運営を始めた。運営会社は香港商雅虎資訊股份有限公司台灣分公司。台北市南港區に本部がある。
同年10月にオークションという形でECを開始。事業内容は幅広く、高い人気を誇っている。2019年にはエッジコンピューティングを活用し、業界初のオークションサービスをリード。
2019年、新しいAI自動物流センターを開設している。
出典:https://tw.buy.yahoo.com
博客來(ブックス)
1995年に誕生した台湾のECサイトで、初のオンラインブックストア。2009年からは台湾最大の書籍チャネル。月間アクセス数は1,490万。
1995年、張天立が台湾・中国・香港で最初のオンライン書店を開設し、翌年博客来インターネット書店(博客來網路書店)を正式に運営。
2000年、統一超商が運営する台湾セブン-イレブンと協力して、「博客来で注文して7-Elevenで受け取り支払い」を実施開始。
2004年、中国大陸発行の「簡体字館」を設立した。
出典:https://www.books.com.tw/web/ovsjk
生活市集(バイ123)
創業家兄弟股份有限公司が運営している、コストパフォーマンスの高い日用品を提供するB2CECサイト。10,000以上のアイテムを提供している。月間アクセス数は580万。
2012年5月に設立された。台北市南港區に本部がある。
子会社に松果購物股份有限公司と新時代電商股份有限公司があり、どちらもB2B2Cオンラインショッピングプラットフォームである。
出典:https://www.buy123.com.tw
東森購物(ETモール)
1999年に設立された台湾初のTVショッピング会社。2008年からはEC業界に進出し、一定の地位を築いている。月間のアクセス数は396万。
自社ブランドには、東森De Mon SPA會館と優適活がある。
子会社には草莓網、東森蝶蒙股份有限公司、永亮社交電商股份有限公司、熊媽媽買菜網がある。
出典:https://www.etmall.com.tw
松果購物(PCone)
松果購物股份有限公司は、創業家兄弟股份有限公司の投資により2016年4月設立された。もともとは創宇行動股份有限公司という会社名だったが、2018年に今の社名に変更。
食品、家電、生活用品、家具、アパレルなど幅広い商品を扱う。2019年度の売上高は2億2600万台湾ドル。
出典:https://www.pcone.com.tw
pinkoi(ピンコイ)
Pinkoiは台湾発・アジア最大級のグローバル通販サイト。世界各国のデザインプロダクトをデザイナーから直接購入することができる。
台湾、香港、中国、タイ、日本などアジアの最新の雑貨やファッションに出会うことができ、会員数は全世界で約400万人に上る。PinkoiはECサイト事業の他、ワークショップ、文化創造産業への投資などのサービスをグローバルに展開している。
アジアを中心としたデザイン市場のビジネスエコシステム(事業生態系)を広げ、国を越えた理想的なライフスタイルを提案できるサービスを目指している。
出典: https://www.pinkoi.com
台湾の主要EC・ネット通販運営会社〜日系企業編〜
台灣樂天市場(ラクテン)
2007年に楽天が台北市にて統一企業と契約を交わした。楽天にとって台湾は初めてとなる海外進出でもある。日本企業だけあって、台湾でも高い人気。
楽天独自のオンラインショッピングプラットフォームとeコマースコンサルタントでは、店舗が新しいビジネスモデル成功のために支援してくれることが特徴。また、独自のサービスとソーシャルインタラクションにより、熱心な顧客ファンベースと独自のショッピング体験を育んでいる。
子会社には樂天Kobo電子書、樂天旅遊、樂天信用卡、樂天書城がある。
出典:https://www.rakuten.com.tw
台湾の主要EC・ネット通販運営会社2選〜外資系編〜
蝦皮購物(ショッピー)
本社がシンガポールにあり、2009年に設立された。マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、台湾へ展開をしていて、華人を中心に利用されている。台湾人がよく利用するオンラインショッピングサイトの一つである。
Shopeeは当初消費者対消費者 (C2C)市場を中心としていたが、後に C2CとB2Cの両方のハイブリッドモデルへと移行した。
2019年9月3日に、Shopeeはシンガポール・サイエンスパークに新しい6階建ての地方本社を正式に開設した。新しい建物は3000人の従業員を収容可能な22700㎡のスペースがある。
出典: https://shopee.tw
京東商城(ジンドン)
中国で360buyを経営していた劉強東が設立をしたWebサービス会社。家電・PC・家具・衣類・食品・書籍などを販売している。2015年時点で中国国内のシェアの56.3%を占めている。
2004年に正式にeコマースの分野に参入した。2014年5月、京東グループは米国のナスダック証券取引所に正式に上場している。
2017年の初め、全面的にテクノロジーへ方向転換し、これまでテクノロジーの研究開発に700億元近くを投資している。
現在の事業は小売、技術、ロジスティクス、健康、保険、生産・開発、海外の各分野に及んでいる。
出典: https://tw.jd.com

台北在住の台湾人。日本の東北大学で修士号取得後、7年以上IT企業でマーケティングを担当。デジタルマーケティングと市場分析の専門家として、製品の市場導入とブランド戦略を得意とする。

