今回は、シンガポールの主要レストラン・飲食企業に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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シンガポールの主要レストラン・飲食企業3選〜ローカル編〜
Wee Nam Kee Hainanese Chicken Rice (ウィーナムキー ハイナンチキンライス)
1987年に設立されたWee Nam Keeは、1989年にWee Toon Ouutによって創業された家族経営で店舗を行う小さなチキンライス専門店。シンガポール政府が国賓をもてなすときにも「Wee Nam Kee」のチキンライスが振る舞われるなど、政府高官やシンガポールセレブリティをも魅了し、誰からも愛される人気店へと発展。その人気は世界へと広がり始めている。
2010年から海外進出を始めフィリピン、日本、インドネシアにフランチャイズレストランを20以上の店舗を展開している。
このシンプルで伝統的な業態は、20年間の間に徐々にNanyang(南洋)スタイルを料理に取り入れ、東南アジアで多くの人に愛される海南料理を幅広く提供するレストランへと進化した。シンガポーリアンが選ぶ、ローカルフードナンバー1ブランドにも選ばれた実績を持つ。
出典:http://wnk.com.sg
PEZZO (ペッゾ)
2012年8月17日(金)にシンガポールで設立されたピザを専門とするファストフード店で、副次的な活動として調理済み食品の製造(例:冷凍ディナー)がある。
シンガポールにキオスクアウトレットタイプの店が30あり、今後さらに店舗を増やしていく予定。
リップスマッキンのピザは個別のスライスとして提供されているので、1つのスライスだけにするか、さまざまな種類のピザのスライスを組み合わせて食事を作るかを選択できる。また特別な要望にもリーズナブルに対応している。
出典:https://www.pezzo.com.sg
Bread Talk (ブレッドトーク)
2000年に設立されたブレッドトークグループは急速に拡大し、シンガポールトップクラスの外食ブランドとなった。
パン屋のBread Talkをはじめとして、 Toast Box, Food Republic, Food Junction, Bread Society, Sō Ramen, Thye Moh Chan, The Icing Room, Butter Bean, Charlie Teaなどの直営ブランドとDin Tai Fung1, Song Fa Bak Kut Teh2 and Wu Pao Chun Bakery3などの加盟店がある。
現在15の国際市場に900近くの店舗を構え、5,000人近くの従業員を擁するグローバルなスタッフを擁する当グループは、シンガポール、タイ、英国、中国、香港、マレーシア、台湾、タイ、カンボジアにブレッドトークグループの店舗がある。
出典:https://www.breadtalk.com/
シンガポールの主要レストラン・飲食企業4選〜日系編〜
CoCo ICHIBANYA (CoCo壱番屋)
1982年に愛知県名古屋市で設立2004年には1000店舗を達成し、2005年5月2日には東京証券取引所第一部・名古屋証券取引所第一部上場を果たした)。
2013年1月17日、「ギネス世界記録」は、カレーハウスCoCo壱番屋を「最も大きいカレーレストランのチェーン」に認定した。
海外店舗は、ハワイ・オアフ島、アメリカ・カリフォルニア州3、中国大陸、香港、台湾、韓国、タイ、がある。シンガポールは現在6店舗展開していて、日本式の料理とサーピスを提供している。
2019年7月8日、インドでの直営・フランチャイズ店舗展開に向けて、シンガポールのアジア・大洋州三井物産と合弁で6月28日付でニューデリーにICHIBANYA INDIA PRIVATE LIMITEDを設立したと発表した。
出典: https://www.ichibanya.co.jp
YAYOI (やよい軒)
やよい軒はプレナスがフランチャイズ展開する、定食や丼物を中心とする外食チェーンストアで日本においては2019年12月現在、38都道府県で、380店舗が営業している。
シンガポールでは2011年1号店が開店して以来、現在シンガポールに9軒の店舗がある。シンガポールでの飲食事業展開を目的として、タイ王国のMK RESTAURANT社と合弁会社「PLENUS&MK PTE.LTD.」を設立した。
国によってやよい軒はローカルの味にあわせているところもあるが、やよい軒は日本で食べる味そのままで、日本のファミレス気分をシンガポールで味わえると評価が高い。
プレナスはやよい軒の他に中食の「ほっともっと」もシンガポールで出店している。
出典: https://www.yayoi.sg
Pepper Lunch (ペッパーランチ)
ペッパーランチは株式会社ホットパレット (Hot Palette Co., Ltd.)が展開するステーキ専門の飲食店チェーン。 1994年に神奈川県の大船で1号店をオープン。直営とフランチャイズ両方でチェーン展開しており、日本国内の40都道府県に出店している。
2003年に韓国に出店したのを初め、インドネシア、オーストラリア、タイ、フィリピン、香港、マカオ、マレーシア、ベトナム、台湾、中国、などアジア各国にも出店。
2005年7月シンガポールの第一号店としてニーアンシティー店がオープンして以来、2020年現在シンガポールで39店舗を展開している。
出典: https://pepperlunch.com/commitment/wing
SUKIYA (すき家)
ゼンショーホールディングス傘下の株式会社すき家が運営する牛丼チェーン店で1982年に横浜にオープンした。 2019年の時点で47都道府県・日本国内店舗数最多の合計1,930店舗を展開している。
すき家は2008年から海外に進出して以来、世界に2,500を超える店舗を持つ日本を代表する牛丼レストランチェーンとなっている。
すき家は現在現在シンガポールを含む、東アジア、東南アジア、中南米に600店舗以上の店舗がある。
出典:https://www.sukiya.com.sg
シンガポールの主要レストラン・飲食企業5選〜外資系編〜
SUBWAY (サブウェイ)
サブウェイは、1965年に設立のアメリカに本社を置くファーストフードチェーン店。
店舗数は41,600店とマグドナルドよりも世界最大のチェーン店で、104の国と地域に約41,600の場所を持っている。
2015年には、「トップグローバルフランチャイズ」リストで3位、「最も急成長しているフランチャイズ」で1位にランクされた。
シンガポールには現在20ほどの店舗を保つ代表的なファーストフードのひとつ。
出典: https://subway.com.sg
Pizza Hut (ピザハット)
ピザハットは、1958年にアメリカで設立されピザを中心にパスタ、バッファローウィングなどを宅配とテイクアウトで販売するファーストフードチェーン。
テキサス州プレイノに本社を構える世界最大のピザチェーンで、米国内に7200店舗以上、そのほか世界90の国と地域に5600店舗以上を運営している。
1981年にJalan Jelitaに最初の店舗をオープンしたピザハットシンガポールは、現在77店舗のシンガポール最大のピザチェーン店となっている。
2011年、ピザハットはAPSNデルタ高等学校(DSS)の大使に任命さた。DSSの学生に、日常生活で役立つスキルを確実に身に付けるために、独立してチームで働く機会を提供することに取り組んでいる。現在、ピザハットのレストランで働いているDSSの学生は約7人。
出典: https://www.pizzahut.com.sg/
KFC (ケンタッキーフライドチキン)
KFCはフライドチキンを主力商品としたファストフードチェーン店で1952年アメリカで設立。世界で初めてフランチャイズビジネスを創始した。
「11種のハーブとスパイスからなるオリジナルレシピ」は現在でも米国ケンタッキー州の本社にあり厳重に保管され、一部の人しか知らされていない。
KFCは1977年にシンガポールで最初の店舗ががサマセットロードにオープンした。
現在KFCはシンガポール全土の80を超える店舗を通じて毎月100万人以上の顧客にサービスを提供していて、国内最大のファストフードチェーンの1つになっている。
出典: https://www.kfc.com.sg
McDonald (マクドナルド)
1955年にイリノイ州デスプレーンズに開店したマクドナルドは、現在世界118か国以上にある36,000以上のレストランがあり、想定売り上げは2兆円を超える世界最大の売り上げを誇るファーストフードチェーン店。
1979年にシンガポールに最初のレストランをオープンし、世界最大のハンバーガーが10月のLiat Towersで提供されたというイベントを行った。現在島全体で120を超えるマクドナルドのレストランが毎週120万人の顧客にサービスを提供している。
また、約9,000人の従業員が、シンガポールで人気のレストランを船の形で運営している。
出典: https://www.mcdonalds.com.sg/
Long John Silver’s (ロングジョンシルバーズ)
ロング・ジョン・シルヴァースは、ヤム・ブランズが経営する、北アメリカを代表するファーストフードチェーンレストラン。会社は1969年設立。日本にもあったが、1984年に撤退している。
シンガポールでは、クイックサービスレストランに対する消費者の需要の高まりに応えて、1983年に最初のロングジョンシルバーのレストランがオープンした。
特製の濃厚なトーストとフレンチトーストを備えた朝食を提供し、「グリルプレート」カテゴリーでは、地元の味と西洋スタイルの経験を融合させるためのパングリルメインを備えている。
現在島中に20以上のロングジョンシルバーのレストランがある。手頃な価格で素晴らしいシーフードとチキンを楽しめる。
出典: https://www.longjohnsilvers.com.sg