今回は、台湾の主要家電量販店に焦点を当て、ローカル・外資合わせて11社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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目次
台湾の主要家電量販店9選〜ローカル編〜
燦坤實業股份有限公司(TK3C)
親会社は燦坤跨國集團。本部は台北市內湖區にある。従業員数は2700人。
1978年に創業した家電量販チェーン。台湾全土に店舗を構えており、300店舗近くの直営店がある。2018年の売上高は300億台湾ドルを超える。
3C商品をメインに取り扱っており、Apple Shop、各種スマートライフ生活家電、スマートテレビ・ビデオ機器、キッチン家電、健康美容家電などの関連商品を販売している。
出典:https://www.tkec.com.tw
全國電子(イーライフメール)
1975年に創業した家電量販チェーン。開始当時は電子計算機専門店だたが、今では全国に320店舗を展開。2018年の売上高は129億台湾ドルを超える。ネットショッピングも充実。
トレンド商品、スマート家電、テクノロジー3C家電商品の販売及びサービスを行なっている。
全國電子 Digital-Cityでは、さらに広い空間でのショッピングが楽しめ、「体験型」サービスを受けられる。2017年5月に1店舗目である高雄民族店「全國電子 Digital-City」が設立され、現在は20店舗以上まで展開している。
出典:https://web.elifemall.com.tw/zh/index.php
NOVA(ノバ)
1996年に設立された台灣初の家電及びパソコンの複合施設で、複数の企業が出店している。主要従事事項は販売スペースの貸し出しと販売管理。台北市中山區に本部を置いている。
桃園、中壢、新竹、台中、東海、嘉義の都市で5ヵ所有り。1つ1つのショッピングモールの坪数は400〜1800坪。総合営業面積は1万坪近くで、ショッピングモールへの出店は260店近くに及ぶ。
現在は新しい場所でのショッピングスペースを計画中。
出典:https://www.nova.com.tw
憶聲電子(アクション)
1976年に設立された。当初は消費性電子関連製品を生産していたが、独自開発、生産、世界中に販売まで展開した。
販売生産拠点はマレーシア、中国に拡大している。 市場や世界クラスの顧客に愛され、認められている同社は、モバイルオーディオおよびビデオ製品の大手で有名なメーカーになり、海外への投資と建設で成功を収めている多国籍グループへと成長している。
ブランド経営にも範囲を拡大し、台湾市場を耕すため、 2012年に台湾の老舗ブランド「kolin 歌林」のブランド所有権を取得。2013年に有名アーティスト「Selina 任家萱」を起用し、家電市場への参入を正式に発表し、ブランド経営を開始。完全な製品計画とデジタルメディアマーケティングを通じて、毎年新製品を発表している。
出典:http://www.action.com.tw
愛買(aマート)
台湾の大型家電量販店。遠東百貨股份有限公司の100%子会社として1990年に創業。ネットショッピングも充実している。
「愛買線上購物(愛買オンラインショッピング)」は2012年以来、生鮮食材や生活日用品を販売し、ここ2年間で業績は2倍に成長した。EZprice評選では2015年にB2Cオンラインショッピングプラットフォーム業界で成長率が最も高いと評価され46.33%まで成長した。
出典:https://www.fe-amart.com.tw
光華商場(グァンファマーケット)
パソコンや家電のショップが立ち並ぶ商業ビルとして出店。6階建てのビルにはマニアックな商品も多数陳列されており、台湾の秋葉原とも言われる。
2008年7月19日、新ビル(台北市中正区市民大道3段8号)が完成しオープンした。周辺地域(八徳路一帶)はパソコン店などが集中して出店する電気街となっている。なお日本の電気街と同じように、近年では同人誌やアニメなどオタク向けの商品を取り扱う店が増加している。台北の秋葉原と言われている。
出典:https://www.gh3c.com.tw
大潤發(RTマート)
1996年に設立された大型量販チェーン。臺北市中山區に本部を置いている。台湾で二番目にランクされる量販店となっている。
食料品や生活雑貨など幅広い商品を揃えており、家電も取り扱う。国内の店舗数は22店舗。
2021年4月28日には、IKEA內湖店の中に初めての「大潤發鮮食集」を開業。生鮮食品スーパーとフードコートなどを再結合した新型フードコート経営形態をスタートした。
出典:https://www.rt-mart.com.tw/direct/index.php?
大買家(セイブ&セイフ)
1993年に設立された台中発の大型量販チェーン。台中市西區に本部を置いている。
ネット通販も2010年から始め、食料品や生活雑貨を含む17万点以上の商品を取り扱う。国内に2店舗構える。
食品、保健栄養食品、生活用品、キッチン用品、家電/3C製品、文房具、アートデザイン商品などを販売している。
出典:https://www.savesafe.com.tw
順發3C(サンファー)
1995年に創業した家電量販チェーン。本部は高雄市三民區に置いている。従業員数は800人。台湾全土に70店舗以上の直営店とオンラインプラットフォームを展開している。2018年の売上高は100億台湾ドルを超える。
営業項目の大半である79.92%は個人PC、コンピュータハードウェア、その他周辺機器が占めており、その他PC用品、消耗品、ソフトウェア、修理サービスなどを提供している。
出典:https://www.sunfar.com.tw
台湾の主要家電量販店2選〜外資系編〜
高雄市三民區(カルフール)
フランスの小売グループ。世界30カ国に展開しており、合計12,300店舗を展開している。ヨーロッパ州で第一位、世界で第二位の小売商。
台湾では最大規模の量販店となっており、300店舗以上を展開。家電の販売額も高い。
店は量販型、スーパーマーケット型、コンビニ型の3形態がある。
出典: https://www.carrefour.com.tw
Costco(コストコ)
世界第3位のアメリカの会員制倉庫型の卸売・小売企業。1976年にPrice Club公司が設立されたのが前身。1997年に現在のCostco Wholesale Corporationに改名。
現在台湾で14店舗を展開しており、人気が絶えない。
2019年8月27日に中国の上海でコストコがオープンした。これは中国初のコストコオープンとなった。2022年にニュージーランドのオークランドに進出予定。
出典: https://www.costco.com.tw