【最新版!】フィリピンの主要百貨店・ショッピングセンター17選〜流通・小売業界〜

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今回は、フィリピンの主要百貨店・ショッピングセンターに焦点を当て、ローカル・日系合わせて17社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:10分

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フィリピンの百貨店・ショッピングセンター業界 業界地図はこちら!
目次

フィリピンの主要百貨店・ショッピングセンター16選〜ローカル編〜

SM Prime Holdings/SM Mall of Asia (SMモール・アジア)

SMグループはSMインベストメントコーポレーションをトップ企業とし、傘下に総合不動産開発会社であり、上場企業であるSMプライムホールディングス(SMPH)を有している。SMPHはフィリピン最大手の小売業者で、面積・店舗数にともに最大のショッピングモールのSMスーパーモール(SM Mall of Asia)を所有している。

SMスーパーモールは、フィリピンに77のモールと中国に7つ以上のモールを持つ、世界クラスのショッピングセンターである。SMスーパーモールは約5,000のテナントパートナーを擁し、全国で1日平均350万人の来客を生んでいる。

SMPHは、ケソンシティにフィリピン最大の「SMシティノースEDSA」49.7万㎡のショッピングセンターモールの他に、40万㎡以上のモールを3カ所と全国の延床面積で450万㎡を所有している(中国を含めると1000万㎡)。SMPHは1994年設立、テナント数17,257、スーパーモールズの社員数:11,660名、売上:17億米ドル。

出典:https://www.sminvestments.com/

Robinsons Retail Holdings (ロビンソンズ・リテール・ホールディングス)

Robinsons Retail Holdingsは、 1980年に故起業家で慈善家のジョンL.ゴコンウェイジュニアによって設立された。同社はロビンソンズデパートから始まり、食品や食料品の小売店、日曜大工、コンビニエンスストア、ドラッグストア、量販店や専門店へと多角化する。同社は、2013年には上場した。日本企業のテナントとして、資生堂・ダイソーが有名である。

Robinsons Retail Holdingsはまた、全国に百貨店を含むショッピングモールを52か所、スーパーマーケットも274ヶ所を保有しているフィリピン最大の小売業者の1つである。有名なトイザらス・ドラッグストア・ミニストップなども同モールのテナントとして入り、国内の各所で事業展開している。
ロビンソングループはコングロマリット企業グループであり、37企業を有する。モール数52カ所、スーパーマーケット店舗数274店舗、 グループ売上:2019年1,629.2億ペソ(3704億円)、2020年1,510.7億ペソ(3572億円)、社員数:21,000名、中国にもロビンソンガレリアとして4カ所進出している。

出典:https://www.robinsonsretailholdings.com.ph/our-company/organizational-structure

Festival Alabang (フェスティバル・アラバン)

フェスティバル・アラバンモールは、不動産大手のFilinvest Landの子会社であるFilinvest Alabangが運営するショッピングモールである。1998年5月にオープンし、40万平方メートルの総床面積を有する。フィリピンでは第5位の大型モールである。2014年~2018年にかけて、シアター・スーパーマーケット・食品センターを拡張し、全体工事を完成させた。

モールには2つの屋内遊園地、X-SiteとPixieForestがあり、8つの映画館(メインモールに6つ、拡張ウィングに2つ)と、ロビンソンズデパート、便利屋、エースハードウェア、セーブモアマーケット、ショップワイズスーパーマーケット、自動センター、ランドマーク部門を含む6つのアンカーストアがある。

出店している店舗は1300テナントで、パ―キングエリア4000台の収容キャパシティがある大型モールである。資本はFilinvest Landがモールに出資、売上:17.48 Bペソ約396億円(2020年)社員:2300名

出典:https://www.festivalsupermall.com/
https://filinvestland.com/

Ayala Land (アヤラ・ランド)

Ayala Land,Inc.は、フィリピンで最大の不動産開発業者の1つである。同社は持続可能な開発を促進し、居住者、投資家、および利害関係者に長期的な価値を提供するマスタープランにより、土地への付加価値の成長のために複合施設として百貨店・ショッピングセンター・スーパーマーケットなどの小売業のステージを作った。

12,483ヘクタールのランドバンク、30の不動産、そして国内の57の成長センターでのプレゼンスにより、住宅、ショッピングセンター、オフィス、ホテル、リゾートなど、バランスがとれた補完的な組み合わせを提供している。
アヤラランドは、グリーンベルトモール・グロリエッタ・モール・ボニファシオ・ハイストリート・トリノマ・UPタウンセンターなど有名なモールを傘下にしている。
売上:2018年1,662億ペソ(3,779億円)2019年1,688億ペソ(3,793億円)2020年963億ペソ(2,189.6億円)2020年パンデミックにより、売上はダウンしたが、2021年後半に入り回復基調。  

出典:https://ir.ayalaland.com.ph/wp-content/uploads/2021/04/ALI-AR-2020-20210420_WEB-1.pdf

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Greenbelt (グリーンベルトモール)

アヤラランドの代表的なモール1:フィリピンマニラのマカティ市の高級ショッピングモールで、5つの建物があり、ルイヴィトン、グッチ、エルメス、マークジェイコブスなどの高級ブランドがある。グリーンベルトは人々のステータス性を導き、オープンエリアとミニパークなど、他国の施設に比べても先進性のあるモダン的な場所である。

25万㎡の小売複合施設の周りに建てられたこのモールは、古い小さなアーケードとショップを統合したもので、1991年に一般公開された。2001年にはさらに改装され、複合施設が成長するにつれて、この地域の他のパイオニアショップに基づいて、2002年に2店舗と3店舗がオープンし、2004年と2007年にそれぞれ4店舗と5店舗がオープンしている。

経営は、アヤラグループのアヤラモールが行っている。アヤラモールは、グループの不動産子会社アヤラ・ランドの関連会社であるアヤラ・コーポレーションが所有している。モール及びしっぽイングセンターはアヤラコーポレーションの主力プロジェクトの1つである。現在、モールには5つのセクションがあり、2つの閉鎖エリア、2つの屋外ショッピングエリアがある。アヤラグループ売上:2019年2,649ビリオンペソ(6,023億円)、2020年1,936ビリオンペソ(4,402億円)、面積:17万㎡。

出典:https://www.ayalamalls.com/main/malls/ayala-greenbelt

Glorietta (グロリエッタ・モール)

アヤラランドの代表的なモール2:グロリエッタ・モールは、グリーンベルトと同様にアヤラグループの1つである。1990年、アヤラコーポレーションは、マカティコマーシャルセンターをアヤラセンターという名前で再開発することを決定した。新しいグロリエッタモールは1992年にオープンし、総賃貸可能面積は25万㎡である。

マカティの中央ビジネス地区の活気に満ちた収束点に位置しており、一流のオフィス、一流ホテル、主要な交通ターミナルの近くに戦略的に配置されている。戦略的なゾーンに編成されたショッピング、ダイニング、エンターテインメントの幅広い選択肢を備えている。モールは5つのセクション(グロリエッタ1〜5という名前)に分かれており、ショップやレストランのほか、映画館、ジム、アーケード、イベントのステージングがある。

オールドグロリエッタ1&2:1991年・グロリエッタ3:1992年・グロリエッタ4:1998年・グロリエッタ5:2009年にそれぞれ建設された。グループ売上はアヤラグループを参照

出典:https://www.ayalamalls.com/main/malls/ayala-glorietta

Bonifacio High Street (ボニファシオ・ハイストリート)

アヤラランドの代表的なモール3:ボニファシオハイストリートは、メトロマニラのタギッグ市の管理下にある複合用途開発であるボニファシオ・グローバルシティプロジェクト(BGC)内にあるモールである。ストリートは1キロメートルの長さの大通りのラインで、メインストリートのコンセプトを導入した国内初のショッピングセンターである。Serendra、マーケット・マーケット、SMオーラプレミアなどをアヤラ・コーポレーションの関連会社であるアヤラ・ランドの不動産子会社であるアヤラ・モールズが所有している。

2007年にメイン開発、2012年にハイストリートセントラル、2014年にセントラルスクエアをオープンし、アヤラコーポレーションの主力プロジェクトの1つである。このモールは、フィリピンの高級小売店、レストラン、アメニティ、レジャー、エンターテインメントを組み合わせて提供している。

現在、モールには4つのセクションがあり、1番目と2番目のブロックは屋外ショッピングで、3番目のブロックは「ボニファシオハイストリートセントラル」と呼ばれる屋外と屋内の商業ビルが混在している。BGCの面積:25万㎡。

出典:https://www.bgc.com.ph/

Trinoma (トリノマ)

アヤラランドの代表的なモール4:Trinomaはマニラ首都圏のケソン市にオープンしたショッピングモールで、フィリピン不動産開発会社であるアヤラ・ランドが所有している。2007年5月16日にオープンしたこのモールは、同じくケソンシティにあるSMシティノースEDSAとともに最大のモールの1つとして市場競争をしている。

TriNomaは、広々としたインテリア、落ち着いた風景、そして多様なショッピング、ダイニング、エンターテイメントのオプションが融合を特徴としている。TriNomaは、ショップ、手入れの行き届いた庭園、映画館、アクティビティセンターの完全な品揃えで、マニラ北部の独特の雰囲気を出している。

またTriNomaは、ケソンシティの中心部に戦略的に位置し、マニラ都市圏のアクションの中心であり、美しい造園と興味深い水の特徴を背景に、古い顧客のお気に入りの場所と新しい情報発信地区のダイナミックなミックスを提供している。面積:22.45万㎡、アヤラグループ・アヤラランド所有。4階建他駐車場3500台分。

出典:https://www.ayalamalls.com/main/malls/ayala-trinoma

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U.P. Town Center (UPタウンセンター)

アヤラランドの代表的なモール5:UPタウンセンター(UPTC)は、2013年9月にオープンし、マニラ首都圏のケソンシティにあるショッピングセンターである。アヤラモールグループによって管理されている。UPタウンセンターは、アヤラランドとフィリピン大学と25年間の賃貸契約を締結し、大学のキャンパスの一部である7.4ヘクタール(18エーカー)の敷地を開発し、ショッピングモールの複合施設を建設した。

第1フェーズにおいてテナントの多くはレストランやその他の飲食店で、テナント数は30店舗で、そのうち28店舗が飲食店、2店舗のみが小売店だった。第2フェーズに入り、ミレニアム世代を対象としたファッション、スポーツ、ハイテク、文房具の商品やサービスを主に販売する多数の小売ブランドがUPタウンセンターに出店している。また、Merkadoスーパーマーケットはブランドとなった。

UPタウンセンターコーポレートセンターは、PEZA認定の3階建てのオフィス施設で、総賃貸可能面積は5,800平方メートル。このコミュニティの学生、労働者、居住者向けのサービスを特徴としている。

出典:https://ayalalandoffices.com.ph/offices/quezon-city/up-ayala-land-technohub-corporate-center

Uptown Mall Bonifacio (アップタウンモールボニファシオ)

アップタウンモールボニファシオの位置づけは、アライアンスグローバルグループ(フィリピン市場にPSE上場)→メガワールドコーポレーション(不動産事業)→不動産事業の一環として、モール事業があり、アライアンスグローバルグループ(AGI)のコングロマリットの1つである。

メガワールドコーポレーションは、モール(メガワールドライフスタイルモール)、オフィス、タウンシップ、ホテル、リゾート、ゲームサービス、住宅開発に至るまで、フィリピン全土で数多くの開発を行っている。ボニファシオグローバルシティ(BGC)内に位置するアップタウンモールボニファシオは、同社のライフスタイルとレジャーの究極の目的地である。モール面積: 8.5万㎡ 店舗数:150店舗以上、BGCには、アップタウンモールボニファシオ(AGC経営)とアヤラが経営するボニファシオハイストリートがある。H&M、ユニクロ、ベースロンドン、アディダスオリジナルス、アディダスNJE、ダニエルウェリントン、@東京、マーサーストリートが所在する。

AGIは、1993年10月12日にフィリピンで設立され、ラグナ州カンルバンのガラス製造工場を買収した後、1994年にガラス容器メーカーとして操業を開始した。1999年にPSEに上場した後、当社はフィリピンSECから承認を得て、主要事業を拡大し、持ち株会社となる。

出典:https://www.megaworldcorp.com/
https://www.allianceglobalinc.com/our-subsidiaries

Rustan’s (ルスタンズ)

Rustan’sの百貨店としての歴史は1952年の創業に遡る。かつてはリビングルームで販売されている鞄をセットしたRustan’sは、フィリピンを代表する高級小売店となり、一流ブランドと高品質な商品で知られている。Rustan’sは、クラス、テイスト、スタイルへのこだわりが強い。主要都市の中心部に店舗を構えるRustan’sは、洗練されたサービス、エキサイティングなイベント、上質なアメニティで定評がある。

Rustan’sは、世界初のギフトサーティフィケート、世界初のウェディングレジストリー、世界初のロイヤルティプログラムであるFrequent Shoppers Plus(FSP)など、フィリピンで初めての試みを数多く行ってきた。
現在、Rustan’sファミリーは、RUSTAN GROUP OF COMPANIES (RGOC)に成長し、中間層〜富裕層を中心に人気があり、値段は少し高めに設定されている。店舗数:36店舗 社員数:30000名 2018年にRobinsonグループの傘下に入る。

出典:https://rustans.com/

Shangri-La Plaza (シャングリラ・プラザモール)

シャングリラプラザは、フィリピンのマニラ・マンダルヨンにあるオルティガスセンターのショッピングモールである。シャングリ・ラホテルズアンドリゾーツのワールドワイドチェーンのオーナーであるクオクグループオブカンパニーズが所有および運営している。シャングリラプラザは1991年11月21日にオープンし、300以上のショップやレストランがある。

シャングリラプラザは、国内で最も洗練確立された高級ショッピングとライフスタイルを提供している。またマニラの最高の文化と芸術を紹介する選択イベント、パフォーマンス、展示を行っている。

シャングリラプラザコーポレーションは、成長する商業および金融地区の8.6ヘクタールの土地に構築された統合コミュニティであるシャングリラプレイスを所有する不動産開発、不動産管理、投資持株会社であるシャングプロパティーの子会社である。オーナー:クオクグループ、開発:シャングプロパティ、面積:17.5万㎡。

出典:https://www.shangrila-plaza.com/

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New City Commercial Corp (ニューシティ・コマーシャル)

ニューシティコマーシャルコーポレーション(NCCC)は過去40年間、ダバオ市で最も一般的な代名詞となっている。華僑の起業家が小売業界の主要なプレーヤーとしての地位を確立し、国内最大の小売企業としてダバオで対峙している。2003年、NCCCはマティーナにこれまでで最大のモールであるNCCCモールダバオを設置する計画を立てた。

40年近くにわたって高品質の製品とサービスを提供してきたNCCCは、NCCCモール、NCCCスーパーマーケット、NCCCデパート、NCCCのChoice Mart、HB1 + Pharmacy、HardwareMaxx、Breadfactory、Citifoods、PrintLifeなどのビジネスユニットを多様化した。2016年、NCCCは、ブヘンジンの最新のモールに着手し、2018年7月にオープンした。広さ約8,700㎡の4階建てのモールには、屋上庭園エリア、映画館、一流および地元ブランドの小売店、地下駐車場がある。

2019年3月、NCCCはさらなる拡大を目指して、1993年にオープンしたダバオ初のモールであるビクトリアプラザの経営を買収し、引き継ぐ。9ヘクタールの複合施設は、今後数年間で段階的に開発される予定。現在、同社は全国に100を超える店舗をあらゆる形式で展開している。社員:2000名。

出典:https://nccc.com.ph/

Citymall Commercial Centers (シティモール・コマーシャルセンター)

CityMall Commercial Centers Inc.(CMCCI)は、Double Dragon Properties Corp.(DD)の子会社であり、国内のすべてのCityMallコミュニティモールプロジェクトの統括会社である。CMCCIは、66%がDDによって所有され、34%がSM Investments Corp.(SMIC)によって所有されている。CityMallの店舗それぞれの床面積は、7,000〜10,000平方メートルで、主にビサヤとミンダナオの主要な場所に配置されている。2020年までに100のCityMallをオープンすることを目標としている。

CityMallは、ジョリビー、マンイナサル、チャウキング、グリニッジ、レッドリボン、ハイランズコーヒーなどのフィリピンのトップファーストフードブランドだけでなく、セーブモアなどのSMグループブランドと提携しているものを含むさまざまな非食品小売業者にも最高のスペースを提供している。 

CityMallは、最初の7年間の運営で、ファーストフードチェーンのマンイナサルの338店舗の展開を成功させた原動力となった。創業から11年の現在、マンイナサルは全国に456の支店を持っている。同社は、シティモールの敷地を合計47箇所確保しており、現在25箇所のシティモールを同時に建設中である。2019年売上13.37億ペソ2020年16.85億ペソ。

出典:https://www.doubledragon.com.ph/page/investors

Gaisano Grand Group(ガイサノグランドグループ)

Gaisano Grand Malls は、フィリピンを拠点とするGaisano Grand Group of Companiesの傘下のショッピングモールのチェーン店である。ガイサノグランドモールは、ビサヤとミンダナオに37のモールを保有し、国内有数のショッピングモールの1つとなっている。

ガイサノはセブでスタートし、ガイサノモールの前身である1970年代にホワイトゴールドスーパーストアを設立した。1981年にガイサノ家の息子であるデビッド、スティーブン、ヘンリー、ビクター、ジョンが業界でそれぞれのブランド企業の数に発展させた。→ガイサノブランドの確立
現在、ガイサノグランドグループはフィリピンで有数の小売業者の1つであり、ガイサノブランドとして全国に126店舗を展開している。(37店舗はモール運営、59店舗はデパート、18店舗はハイパーマーケット、12店舗はスーパーマーケット)
ガイサノブランドグループ会社のうち、メトロリテールストアグループは、フィリピン証券取引所に上場している。社員:20,000名。

出典:https://gaisanograndmalls.com/
http://www.gaisano.org/

Metro Retail Stores Group (メトロリテール・ストアーズグループ)

1982年、ビクター・ガイサノ家が、セブ市コロンに最初のガイサノ・メトロ・デパートメント・ストアとスーパーマーケットを建設した。ファミリーで事業を拡大し、現在の「メトロデパート&スーパーマーケット」へと発展し、セブ島の国産小売業の第一人者となる。メトロがガイサノ・メトロとしてスタートしてから、38年の歴史がある。百貨店分野では、基本的な生活必需品からスタイリッシュな商品まで、ユーザーのあらゆるニーズに対応、効率的なカスタマーサービスで知られている。

その後、積極的な事業拡大により、メトロはセブ島とビサヤ地方以外の主要都市の中央ルソン、南ルソン、首都圏、カラバルソン、ビコール地域に進出した。同グループは、メトロリテールストア、スーパーマーケット、ハイパーマーケット複数の店舗形態を持つ企業となっている。

Metro Retail Stores Group, Inc. オーナービクター・ガイサノ社員:6,000人、店舗数:56の店舗(スーパー31ヵ所,デパートメント12ヵ所、ハイパーマーケット13ヵ所)を擁している。売上:2018年33050百万ペソ、2019年36,790百万ペソ、2020年31,286百万ペソ。

出典:https://www.metroretail.com.ph/images/Investor_Relations/Annual_Report

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フィリピンの主要百貨店・ショッピングセンター〜日系編〜

三越伊勢丹フィリピン

日本最大の百貨店チェーンである三越伊勢丹は、BGCにあるフェデラルランドのグランドセントラルパークコミュニティに旗艦モールをオープンする予定。日本を代表する百貨店チェーンのオーナー兼運営会社である三越伊勢丹ホールディングスは、フェデラルランド株式会社、野村不動産株式会社と提携し、フィリピン初のミツコシモールをボニファシオグローバルシティにオープンする。オープン予定は2022年である。

スーパーマーケットは、健康をテーマにするなど、日本式の商品管理を取り入れて地元の食材の品質を向上させている。買い物客は、地元の農場から直接配達された果物、野菜、乳製品などの新鮮な農産物を見つけることができる。日本の基準に合わせて、すべての食品は注意深くチェックされる。

また、小売と住宅を組み合わせている。スーパーマーケットとフードホールのほかに、この4階建てのモールには、日本のブランドを扱う優れたブティックのセレクションと、世界の小売店が並ぶ。一方付帯する住宅設備は、1500戸の大型開発40階建てマンション、15,000㎡の面積を持ち、総事業費は500億円である。

出典: https://www.nomu.com/pro/tsr-natsu/

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