ベトナムの加工食品業界は、都市化や中間層の増加、健康志向の高まりを背景に急成長を遂げています。2025年には市場規模が5億600万米ドルに達し、2033年には21億1,400万米ドルへと拡大が予測されています。この記事では、ベトナム市場の最新動向や主要企業の特徴、日本企業が直面する課題とビジネス拡大のポイントを詳しく解説します。
今回は、ベトナムの主要加工食品メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて16社を厳選してお届けしていきます!
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ベトナムの主要加工食品メーカー7選〜ローカル企業編〜
Masan Group Corp (マサングループ)
マサングループ(Masan Group Corporation)は1996年に設立されたベトナムを代表する民間コングロマリットであり、食品・飲料、小売、鉱業、金融など多岐にわたる事業を展開している。法人化は2004年で、本社はホーチミン市のMPlaza Saigonに所在する。創業者であり会長を務めるグエン・ダン・クアン氏のもと、同社は2009年11月5日にホーチミン市証券取引所(HOSE)に上場し、証券コードは「MSN」である。従業員数は約37,000名にのぼり、ベトナム国内でのプレゼンスは非常に高い。
食品・飲料事業は、Masan Consumer Corporationを通じて展開しており、魚醤、醤油、チリソースなどの調味料から、インスタントヌードル(Omachiブランド)、コーヒー(Vinacafe)、ビール、シリアル食品、さらには日用品まで幅広く製造・販売している。ベトナム国内では同社製品が98%以上の世帯で使用されているとされ、その市場浸透率の高さが際立っている。加えて、アメリカ、カナダ、フランス、ロシア、日本など世界各国への輸出も積極的に行っており、グローバル展開を進めている。
小売部門では、WinCommerce社を中核とし、スーパーマーケット「WinMart」およびコンビニ型店舗「WinMart+」を全国に展開している。2020年にはVingroupからVinMart(現WinMart)を買収し、小売分野への進出を強化した。現在ではベトナム最大の小売プラットフォームの一つに成長しており、都市部から地方まで幅広い消費者にサービスを提供している。
また、2011年に設立されたMasan MEATLife Corporationは、2018年にベトナム初の冷凍肉製品「MEATDeli」を市場に投入し、衛生的で高品質な食肉製品の提供を目指している。食の安全が注目される中で、信頼性の高いブランドとしての地位を確立している。
鉱業分野では、Masan High-Tech Materials Corporationがタングステンを中心としたハイテク素材の生産・販売を行っており、世界的なサプライヤーとしての地位を築いている。英国のNyobolt Limitedへの投資を通じ、急速充電バッテリーシステムの開発にも取り組んでおり、再生可能エネルギーと電動モビリティ市場への進出を図っている。
金融分野では、マサングループが約14.4%の株式を保有するTechcombank(ベトナム技術商業銀行)を通じ、個人向けローン、デジタルバンキング、資産運用サービスなど多様な金融商品を展開している。特にモバイルバンキングの普及に力を入れ、若年層や都市部を中心に顧客基盤を拡大している。
2023年の事業別売上構成は、小売事業(WinCommerce)が38%、食品・飲料部門(Masan Consumer)が35%、資源開発(Masan High-Tech Materials)が18%、畜産・飼料(Masan MEATLife)が6%、その他が2%となっている。この数字からも、Masanが多角的に事業展開を行っていることが明らかである。
同社は「ベトナムの50社」ランキングにおいて9年連続で選出されるなど、企業としての評価も非常に高く、2024年には持続可能な経営を実践する企業として「Sustainable Company of the Year」に選ばれた実績もある。今後はオンラインとオフラインを融合させた次世代型消費者プラットフォームの構築を目指し、AIやフィンテック技術を活用したサービスの開発に注力する方針である。
出典:https://www.masangroup.com/vi/
Vissan (ヴィッサン)
VISSAN(ヴィッサン)は1974年に設立されたベトナムの大手食肉加工企業であり、国営企業であるサイゴン商業公社(Satra)の子会社として発足した。本社はホーチミン市ビンタイン区に位置し、国内外で高いブランド認知を持つ企業である。
同社の主力事業は、豚肉、牛肉、鶏肉といった精肉の生産・加工であり、これに加え、ソーセージ、ハム、缶詰、冷凍食品、春巻き、パテなど多彩な加工食品を展開している。特にソーセージ市場においては国内シェア首位を誇り、ベトナム全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、伝統的な市場など広範な販路を持つ。2023年時点でもこの優位性は維持されており、同社ブランドは食品業界での信頼性が極めて高い。
国際市場への進出も積極的であり、冷凍加工品や加工肉製品は北米、オーストラリア、韓国、台湾、シンガポール、ドイツ、ロシア、ラオス、カンボジアなどへ輸出されている。2023年度の年間生産量は、生鮮食品で18,552トン、加工食品で28,021トンと報告されており、これは同業他社と比較しても高水準である。
2016年10月21日にはUpcom証券取引所に上場(証券コード:VSN)しており、透明性の高い経営を実現している。上場初年度の年間売上高は約5兆1,680億VND、税引前利益は約2,050億VNDであった。フォーブス誌が選出する「ベトナムのトップ50企業」にも名を連ねており、業界内外で高い評価を得ている。
VISSANの特徴として、「クローズドモデル」と呼ばれる家畜の飼育から屠殺、加工、流通、販売までを一貫して行うサプライチェーンを構築している点が挙げられる。この体制により、品質管理の徹底および食品安全性の確保を実現しており、消費者からの信頼も厚い。従業員数は300名以上で、国内の食肉加工産業において重要な役割を担っている。
出典:https://www.vissan.com.vn/vn
Tuong An Vegetable Oil JSC (トゥオンアンベジタブルオイル)
Tuong An Vegetable Oil Joint Stock Company(トゥオンアン植物油株式会社)は、1977年に設立されたベトナムの大手植物油メーカーである。元は国営企業として発足し、現在は民営化されている。本社はホーチミン市1区のハイバーチュン通りに位置し、国内外で高いブランド認知度を有している。
同社の主力製品は、植物油、動物性油、油糧種子、マーガリン、ショートニングなどであり、これらの製品はベトナム全国の200以上の販売代理店、100以上の事業者、400以上のスーパーマーケットやレストラン、飲食店などを通じて販売されている。年間生産量は24万トン以上に達し、ベトナム国内の調味料市場において約20%のシェアを占めている。
また、同社は日本、中東、東欧、香港、台湾などの海外市場にも製品を輸出しており、国際的な展開を進めている。2020年の年間売上高は5兆2,470億VND(前年比+26.67%)、営業利益は7,620億VND(前年比+15.22%)であった。2021年には、年間売上高5兆2,660億VND(前年比+0.36%)、税引前利益2,320億VND(前年比+5%)を目標として設定している。
同社は、ベトナム最大企業のランキングであるVNR500に選出されるなど、ブランドに関する表彰を受けており、2006年にはホーチミン市証券取引所に上場している。従業員数は1,400名を超え、品質管理と食品安全性の確保に注力している。
出典:https://www.tuongan.com.vn/
Kinh Do Corp (キンドコーポレーション)
Kinh Do Corporation(キンドー・コーポレーション)は、1993年に設立されたベトナムの食品メーカーである。同社は、クッキー、レイヤーケーキ、クリームケーキ、ウエハース、クラッカー、スナック、キャンディー、月餅、飲料水、ジュース、アイスクリームなどの菓子およびノンアルコール飲料の製造、卸売、小売を手がけている。また、生地の貿易や不動産事業にも従事しており、商業構造の開発プロジェクトなどを展開している。同社は、4つの子会社と3つの関連会社を有している。
2015年、Kinh Do Corporationは米国の食品大手モンデリーズ・インターナショナルに製菓部門を売却し、以降は食用油事業とアイスクリーム事業に注力している。同社は、ベトナム国内に2つのアイスクリーム製造工場と4つの食用油製造工場を有しており、アイスクリーム市場で43.5%、食用油市場で30%以上のシェアを占めている。
2020年の年間売上高は8兆3,220億VND(計画比+101.1%)、税引前利益は4,180億VND(前年比+47.4%)に達した。2021年の目標として、年間売上高11兆5,000億VND(前年比+38.2%)、税引前利益8,000億VND(前年比+91.5%)を掲げている。
同社は、全国に15カ所の自社倉庫を持ち、約300の物流業者を通じて、全国で45万カ所の乾物販売店および12万カ所の冷蔵品販売店を通じて商品を効率的に流通・販売している。
本社はホーチミン市に所在し、2006年にホーチミン市証券取引所に上場している。グループ企業および子会社は10社を数える。
出典:https://www.kdc.vn/
Asia Food Corp (アジアフードコーポレーション)
Asia Foods Corporation(アジアフーズ・コーポレーション)は、1990年に設立されたベトナムの大手インスタント食品メーカーである。本社はビンズオン省トゥアンアン市に所在し、国内外で高いブランド認知度を有している。
同社は、インスタントラーメン、即席お粥、即席フォーなどの製品を製造・販売しており、年間生産量は40億食以上に達する。ベトナム国内市場では即席麺市場第3位のシェアを誇り、特に「Gấu Đỏ(レッドベア)」「Hello」「Hảo Hạng」「Vifood」などのブランドが広く知られている。
国内には近代的な設備を備えた4つの大規模工場を保有しており、ビンズオン省のAn Phu工場、Nam Tân Uyên工場、バクニン省のBắc Ninh工場、ダナン市のĐà Nẵng工場が稼働している。これらの工場では、最新の生産ラインと高度な技術を導入し、高品質な製品を安定的に供給している。
また、同社は海外市場への展開にも積極的であり、カンボジア、ラオス、台湾、韓国、キューバ、ハンガリー、スロバキア、ロシア、ウクライナなど、多くの国々に製品を輸出している。特にカンボジアの即席麺市場では、50%以上の市場シェアを占めるなど、圧倒的な存在感を示している。
出典:https://www.asiafoods.vn/Trang-Chu
Vinamilk (ビナミルク)
1976年創業。主な事業は乳製品の製造及び販売。ベトナム国内の乳製品市場でトップシェアを獲得している。ベトナム国内の液体ミルク市場では54.5%以上、粉末ミルク市場では40.6%、飲用ヨーグルト市場では33.9%、食用ヨーグルト市場では84.5%、凝縮ミルク市場では79.7%の市場シェアを獲得している。また、世界56の国と地域に製品を輸出している。9,300名以上の従業員を抱える。
傘下にベトナム国内に13の工場、6つの子会社及び関連会社、4つの海外子会社及び関連会社を持つ。ベトナム国内で12の酪農場を所有しており、合計132,000頭の牛を飼育している。全国の約25万の小売店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアに製品を供給している。
同社は常に売上額と利益額を伸ばし続けている優良企業である。2020年の連結売上高は59兆7,230億VND(前年比+6.5%)、税引後利益は11兆2,360億VND(前年比+5.9%)であった。
同社は世界で最も収益の高い乳製品会社のトップ50社の36位にランクインした。2006年にホーチミン市証券取引所に上場。
出典:https://www.vinamilk.com.vn/
TH Group (THグループ)
2009年創業。ベトナム最大級の生乳会社。生乳以外にもナッツミルク、果物や野菜、ハーブやミネラルウォーター、お茶などの製造・販売なども手掛けている。
同社はフレッシュミルクをベースにした100以上の製品を市場に投入しており、18のプライベートブランドを展開している。ベトナム国内に加えて米国や中国、東南アジアにも製品を輸出している。
同社は7つの酪農場を所有しており、年間2億ℓの牛乳、7.3億トンの砂糖、815トンの野菜や果物を生産している。また、同社は2020年に世界記録連合(World Records Union) が選定している「世界最大規模のクローズド生産プロセスを備えた高度技術を導入している世界最大の酪農場」に関する世界記録を樹立した。
2018年に27億USD規模の酪農プロジェクトがロシアで開始した。同社では国内外で様々な表彰を受けており、常に収益は拡大している優良企業である。2020年にベトナム政府に6000億VND以上を寄付した。本社はゲアン省。
出典:https://www.thmilk.vn/
ベトナムの主要加工食品メーカー3選〜日系企業編〜
エースコック
1995年設立。同社はアジアで最大の11のインスタントラーメン工場の1つ。ベトナムの即席麺市場で43%以上のシェアを獲得している。ベトナム国内に11の自社工場があり、300の代理店や小売店を通じて製品を販売している。6,000名の従業員を抱えている。
同社の最も人気が高い製品はインスタントラーメン「HaoHao」で、年間平均30億食近くの製品が販売されている。同社の売上の約60%をインスタントヌードル「Hao Hao」が占めており、残りの40%は他の製品である。
ベトナム国内の工場で生産した製品は、世界の47の国や地域に輸出されている。同社の年間売上額は2017年~2020年にかけて平均8.2%で増加しており、2020年の総売上額は11兆531億VND(前年比+8.3%)、税引後利益は1兆892億ドン(前年比+14.0%)で利益率等は同業他社よりも非常に高い優良企業である。
同社は国内外の様々な表彰を受賞している。本社はホーチミン市。
出典:https://acecookvietnam.vn/
味の素
1991年設立。100年以上の歴史を持つ日本の大手調味料・加工食品メーカー(味の素株式会社)のベトナム法人。ベトナムへの初期投資額は800万USD以上。ベトナム法人では継続的な商品開発、生産規模の拡大・増強を行っており、現在までの累計投資額は7000万USDに達している。
ベトナム国内では主力商品である「味の素」を含めて酢やマヨネーズ、飲料(コーヒー、抹茶等)も販売している。同社の製品はベトナム国内で広く普及しており、高いシャアを確保している商品も多い。ベトナムでは35種類以上の製品を取り扱っている。
ベトナム国内ではドンナイ省に2か所の工場、ハノイとホーチミン市に2つの支店、3つの流通センター、62の営業所を展開している。全国で2,300人以上の従業員を抱えている。本社はホーチミン市。
出典:https://www.ajinomoto.com.vn/vi
日清食品
2011年設立。世界80か国以上で販売されているインスタントラーメン業界のパイオニアである日清食品グループのベトナム法人として設立された。
2014年に三菱商事と即席麺事業での戦略的アライアンスを締結した。
ベトナム国内では日清食品が自社工場(面積:60,000㎡)をVSIPII-A工業団地(ビンズオン省)に約4,100万USDを投資して建設した。ビンズオン省の工場では日本の最先端技術を導入している。
本社はホーチミン市。従業員は500名以下。
出典:https://nissinfoods.vn/
ベトナムの主要加工食品メーカー6選〜外資系企業編〜
Royal FrieslandCampina (ロイヤルフリースランドカンピーナ)
1995年設立。オランダ系企業。ベトナムで長年存在感のある国際ブランドとして、着実にシェアを伸ばしている。有名なダッチレディ乳製品ブランドを持つベトナムの大手乳製品企業の1つ。本社はビンズオン省。
同社では主に乳児用ヨーグルトなどの乳製品を生産・販売している。ベトナム国内に最新設備を導入した自社工場を2箇所展開している。
同社では1日当たり約170トンのミルクを生産しており、ベトナム国内で生産されるミルクの約23〜25%を生産しており、ベトナム国内のミルク市場では最大手のVinamilkに次ぐ2番目のシェアを獲得している。
同社では過去4年間の総売上額は常に9兆VNDを超えており、2020年の総売上額は9兆VND以上、純利益額は871億VND(前年比+15%) に達した。
出典: https://www.dutchlady.com.vn/
Nestlé SA (ネスレSA)
同社は世界最大の食品会社(Nestlé S.A.)のベトナム法人。ベトナム法人ではミネラルウォーターやコーヒー、乳製品、アイスクリームなどを販売している。ベトナム市場では特に“Milo”の製造販売会社として認知度が高い。
ベトナム国内では約2300人の従業員を抱えており、4つの自社工場を所有している。ベトナム国内での累計投資額は6億USD以上。
同社ではベトナム市場の加工食品市場で45%のシェアを獲得している。毎年の総売上は常に10兆VND以上を超えており、純利益額も1兆VNDを超えている。
ベトナム国内の工場で生産した製品は米国やオーストラリア、日本、東南アジアなど、世界中の多くの国に輸出されている。本社はホーチミン市。
出典: https://www.nestle.com.vn/vi
CALOFIC (カロフィック)
1996年設立。シンガポール企業(Wilmar InternationalGroup)と国営企業(VOCARIMEX)の合弁企業として事業を開始した。
同社はベトナムの植物油生産・加工産業の基盤を築いた企業の1社。同社はベトナム国内の植物油市場で1位を占めている。
有名な植物油ブランドの市場シェアの40%近くを占めており、「Nepture」や「MEIZAN」、「Simply」などの植物油ブランドが主力商品でベトナム国内で高い認知度を誇る。
ホーチミン市及びクアンニン省で24時間稼働する自社工場を運営しており、2箇所の工場を合わせて最大で2,300トン/年の生産能力がある。
ハノイ市及びホーチミン市に2つの事務所を置いており、ベトナム国内で1,000名以上の従業員を抱える。本社はクアンニン省。
出典: https://www.calofic.com.vn/
Abbott Laboratories (アボットラボラトリーズ)
1995年設立。アメリカ系の大手食品会社。同社では子供向けや高齢者向けの健康食品を製造、販売している。
同社では“Ensure Gold”、“Similac”、“Gain”、“Grow”、“Pediasure”等の有名な健康食品を製造している。
ベトナム国内で3,400名以上の従業員を抱えている。本社はホーチミン市。
出典: https://www.vn.abbott/
PepsiCo Vietnam (ペプシコベトナム)
2013年設立。同社はアメリカ系大手食品飲料メーカー(PepsiCo Inc.)と日本の大手飲料メーカー(サントリーホールディングス) が合弁で設立した企業。
同社はベトナムの飲料市場で大きなシェアを持っている。ベトナム国内ではPepsi、7UP、ツイスター、スティング等の製品の人気が高い。同社は2021年のベトナムのTOP10飲料メーカー(アルコール飲料メーカー除く)にも選ばれている。
ベトナム国内に5つの自社工場があり、2,800人以上の従業員を抱えている。2019年時点で同社の年間売上額は18兆VND以上(前年比+14%) に達している。本社はホーチミン市。
出典: https://suntorypepsico.vn/
Lotte Vietnam (ロッテベトナム)
1988年設立。当初は合弁企業として設立されたが、2007年に100%外国企業(LOTTE Vietnam)になった。ベトナムではキシリトールガムやコアラのマーチ、 TOPPOといった菓子類を展開している。
ベトナム国内の拠点で製造したガム製品は海外にも輸出されており、アジアやその他の地域で事業を拡大に貢献している。同社のガム製品はベトナム国内でも高いシェアを獲得している。
また、同社は毎年堅調に売上を拡大している。ベトナム国内では1,420名の従業員を抱えている。本社はホーチミン市。
出典: https://lotte.com.vn/

ハノイ在住のベトナム人。名古屋大学で文部科学省奨学金の日研生として留学経験有り。日越の翻訳、通訳などが得意で、日本語教師の経験有り。ハノイで日系IT企業に入社後、主に総務・人事、日本親会社との取引業務を約3年経験し、その後長野県で日本企業で勤務。

