【最新版!】中国の主要食品卸業者10選〜飲食・製造業(食品)業界〜

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今回は、中国の主要食品卸業者に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて10社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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中国の食品卸業界 業界地図はこちら!
目次

中国の主要食品卸業者6選〜ローカル企業編〜

光明食品(グアンミン)

2006年8月に設立されて以降現代の農業、食品加工製造、食品流通を統合するなど食品産業チェーンを大々的に展開している。​

同社は高タンパク肉類産業チェーン、科学技術革新という二つの重要な戦略に焦点を当てて、The Smart Chain光明グローバル食品集成流通プラットフォームと光明グローバル食品と農業科学技術革新センターの建設を全面的に推進している。

現代科学技術で食品産業革新の発展を促して、光明ブランド価値を高め、国際的に影響力のある高タンパク肉類産業生態圏を建設することを目的としている。

出典:https://www.gmfintl.com/

天津食品(ティエンジン)

2015年3月に市委員会、市政府の承認を得て、天津農墾集団、天津二商集団、天津粮油集団と天津立達集団の四つのグループが共同で再編した国有法人独資企業。

登録資本金が18.18億元で、天津市が重点的に発展している産業集団の一つで、国有資産の保値付加価値責任を担っている。

食品産業の優位性資源に焦点を当て、民間の需要指向、農業・畜産漁業、食品生産加工産業、倉庫物流・貿易サービス、不動産開発を開発方向としている。​

出典:https://www.tjspjt.com/a/jtjj/zsdw/list_29_1.html

龙大(ロンダ―)

1993年に山東省で設立された。農業部、財政部などの国家八部委員会が共同で認定した最初の「農業産業化国家重点先導企業」、「食品農産物輸出検査免除企業」。

食品加工を主とする農業産業の主要企業である。32の子会社を管轄しており、総資産は80億元。

食品安全を保障とし、現代農業を重視し、グリーン食品産業を絶えず推進して新旧の運動エネルギーの転換を加速させている。

対日輸出(調理食品、冷凍野菜、FD製品、豆製品、水産物)、食糧製品、肉類製品などの合計500種類以上の規模化産業クラスターを完成させ、精深加工製品が日本に販売され、年間輸出量が7万トン余りに達した。

出典:http://www.longda.com.cn/

温氏(ウェンシ)

1983年に設立され、現在家畜や養鶏を主な産業とし、関連事業を支える。現代農業・畜産企業グループへと発展している。

全国20余りの省(市、自治区)に持株会社399社、協力家庭農場4.8万戸、従業員5.28万名以上を有している。

2020年に同社が上場した肉豚は954.55万頭、肉鶏は10.51億頭で、営業総収入は749.39億元を実現した。

家畜育種、飼料栄養、疫病予防治療などの重要な核心技術を把握し、国内外の先進的な育種技術をいくつか持っている。

出典:https://www.wens.com.cn/

达利食品(ダーリー)

1989年の設立以来、30年の急速な発展の後、中国の民間企業トップ500の総合近代的な食品企業グループに成長している。

全国18の省区に21社の子会社を有し、合計36の食品、飲料生産基地、1つのジャガイモの全粉生産基地、1つの包装カラー印刷会社を建設するとともに、グループは業界で有名な金販売ルートを構築して、全国をカバーするマーケティングネットワークを構成した。

2017年、グループは新しい消費トレンドを敏感に察知し、国民の健康と栄養に対する摂取ニーズに即して、天然無添加の「豆本豆」豆乳を発売し、飲料市場を急速に爆発させ、広く国民に愛される栄養飲料ブランドとなった。

出典:http://www.dali-group.com/cn/Index.aspx

天味食品(ティエンウェイ)

1993年に山東省で設立された。主に農業産業において国家主要企業になっている。会社の資金金は6.3億元以上で、現在の従業員は2740人余りである。

「おいしさで美しい生活を創造する」を使命とし、設立以来ずっと復合調味料の研究開発、制造、販売に専念しており、今では鍋調味料と中華料理調味料を主とする大規模な復合調味料制造企業に発展した。

「好人家」、「大紅袍」、「天車」の3大ブランドを持って、マーケティングのネットワークは全国の31の省、市、自治区に広がって、そして遠くアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの国家に販売している。

出典:https://www.teway.cn/

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中国の主要食品卸業者3選〜日系企業編〜

伊藤忠商事

上海・北京を中心として中国各地に7か所の基幹拠点があるほか、計96の拠点を有し、グローバルなサプライチェーンを提供している。

1972年の日中国交正常化後、総合商社としては初めて中国に進出した。

2015年、中国中信股份有限公司は日本の伊藤忠とタイのcpグループを戦略的投資家として正式に導入し、取引総額は800億香港ドル近くに達した。取引完了後、両大グループは中信の持分20.61%を保有し、3社の異業種、地域を越えた戦略的提携がしっかりと締結された。これは日本の総合商社が国内外で実施した出資の最高記録である。

出典:https://www.itochu.co.jp/cn/index.html

三井物産中国会社

1988年、重慶、成都に事務所を設立した。三井物産は近年、省内の希望や長虹などのグループと業務提携を結んでいる。

その他、北京・上海・広州・香港に支社を構える。中国発のグローバルビジネスの創造や、総合力を発揮した多面的な企業展開に取り組む。

有色金属、鉄鋼加工、食品、自働車制品などの分野で33社の出資に参加し、他の日本の有名企業をリードしている。石川島播磨重工業(IHI)、ロッテ(LOTTE)、森永乳製品(MORINAGA)、三井銅箔(Mitsui Foil)などが中国への投資を行っている。

出典:https://www.mitsui.com/cn/zh/index.html

国分グループ上海峰二食品

複数の現地企業を買収し、子会社化して、2010年に中国にて事業を開始後、中国で基盤を築いてきた。峰二食品はその内の1つである。

中国全土で卸売事業・物流事業での経験を積み、主要都市を結ぶ販売・物流ネットワークも構築出来きた。日本からの輸入食品のみならず、中国国内産の商品やASEAN地域からの輸入商品を中国全土のスーパー・CVS・外食産業・中小飲食業へ販売している。

また、中国で急成長を遂げているEC市場にも目を向け、専門プラットフォームを「アリババ天猫」「京東.COM」に開設、日本製品(ジャパンブランド)の啓蒙と定着に向け新たな取り組みをスタートした。

出典:https://www.kokubu.co.jp/chinese/

中国の主要食品卸業者〜外資系企業編〜

正大食品(CP FOOD)

タイの華人系企業。1979年に中国市場に参入。

正大グループの傘下の1つの食品ブランドであり、鶏、アヒル、豚などの生鮮食品と惣菜シリーズなどを取り扱う。

製品はタイと中国大陸の上海、山東、黒龍江、吉林、河北などにグループが持っている生産基地に由来している。

正大グループの「利国、利民福、利会社」の経営哲学を受け継ぎ、消費者のために「正大ブランド」の安全食品を提供している。

食品業界に力を入れている各方面の人材と共に中国の食品安全の美しい未来を切り開いていくことを目指している。

出典: http://www.cpgroup.cn/

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