今回は、台湾の主要食品卸業者に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて11社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
読了時間の目安:5分
[toc]
台湾の主要食品卸業者8選〜ローカル企業編〜
台灣糖業股份有限公司(タイシュガー)
日本統治時代に盛んであった製糖業を引き継いだ会社。現在では加工食品、健康食品、生鮮食品など幅広く扱う。
1950年代から1960年代にかけて台糖は大量の砂糖製品を輸出し、当時台湾の最大企業となった。台糖は現在でも台湾最大の地主であり、農場を主に台湾各地に土地を所有している。
最近では本業である製糖の営業収入が衰退してきたため、1990年代から多角的経営に乗り出し、観光産業、花の栽培、バイオテクノロジーや小売業(コンビニエンスストアや量販店)を開始。ガソリンスタンドチェーンを経営したり、台湾高速鉄路公司の株主でもある。 台糖公司は小売業、バイオテクノロジー、精緻農業(科学的農業)、畜産、商品販売、石油類販売、レジャー産業、砂糖等の八大事業部に分かれ、砂糖以外の事業は分社化して持株会社化する方向に予定している。
出典:https://www.taisugar.com.tw
大統益股份有限公司(TTETユニオンコーポレーション)
1982年5月に設立され、臺南市官田區に本部と工場を置く植物油や大豆加工食品を得意とするメーカー。統一企業が主要株主の一つ。
設立当時は統一企業、大成長城、益華、泰華などの合資会社だった。
現在は台湾で有名な大豆加工工場であり、台湾最大の油脂メーカーである。大豆粉とサラダ油の市場シェアは30%を超えており、アジア最大の大豆油工場でもある。
出典:https://www.ttet.com.tw
福壽實業股份有限公司(フゥソゥインダストリー)
起源は日本統治時代の1920年に台中沙鹿にて洪斗など6兄弟で共同設立された搾油会社だった。1955年に洽發製油廠股份有限公司を設立し、1985年に改名し福壽實業股份有限公司となった。
食用油、穀類、調味料、ペット用食品、畜産関連業の飼料から屠殺・加工まで手がけている。
出典:https://www.fwusow.com.tw
南僑集團(ナンチョウホールディングス)
1952年に設立された食品会社。油、アイス、麺などメインに卸している。当初は石鹸を生産していたが、1956年に油脂生産事業に参入。
1988年に南僑化工が皇家可口股份有限公司を設立しアイスブランド「杜老爺」のアイス、クリーム、キャンディー、コーンを生産。
1991年にタイ工場の正式営業運営がスタートし、インスタントラーメン、赤ちゃん用煎餅などの生産を開始。
2014年に南僑日本株式会社を設立し、日本のレストランや食品関連業務、経営を開始。
出典:http://www.namchow.com.tw/
樹森開發(ローズキッチン)
1989年に誕生した食品会社。台北市內湖區に本部を置き、従業員は約500人。専用冷凍配送者は100台以上擁している。台湾国内のBtoCオンラインショッピングに深く関わっている。
主にアメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、台湾、および中南米などで冷凍食品、冷凍肉をメインに販売している。年間営業収入は63億台湾ドル。
出典:https://www.rosekitchen.com.tw/
福懋油脂(FOPCO)
1986年に創業した食品会社。台中市大肚區に本部を置いている。
主に小麦粉・飼料・サラダ油・オートーミールなどを提供。年間営業収入は112億台湾ドル。
同社は、油脂工場、穀物工場、飼料工場は、16,000平方メートル以上の敷地があり、主な製品には、大豆粉、サラダオイル、飼料、穀物、とうもろこし粉、動物用飼料などがある。
出典:http://www.fopco.com.tw/
農生企業(ノンシェン)
1983年に設立された畜産会社。高雄市路竹區に本部を置き、従業員数は350人。
「農林牌」という企業ブランド名で、畜産向けの飼料から鳥肉の冷凍・加工食品を提供。年間営業収入は98億台湾ドル。ローカライズされたビジネスモデルで品質とサービスの向上を続けている。
長年の深耕を経て、国内外で徐々に事業領域を拡大し、業界でも広く認知されるようになり、市場の需要拡大。有路竹本社工場、永安廠、屏東廠、以及彰化廠などの生産・保管拠点を設立。
出典:http://www.non-sheng.com.tw/
中聯油脂(セントラルユニオンオイル)
台湾の有名油脂工場3社(泰山、福壽、福懋)によって1995年に設立された食品会社。台中市清水區に本部を置く。従業員数は120人。
大豆、サラダ油、特選豆、遺伝子組み替えでない大豆を主に提供する。年間営業収入は66億台湾ドル。2019年にTTQS銅賞を獲得。
出典:http://www.cuoc.com.tw/
台湾の主要食品卸業者2選〜日系企業編〜
台湾伊藤忠股份有限公司(タイワンイトウチュウ)
台北と高雄にあり、多くの品目を取り扱っているのが特徴。現地企業とも多く提携している。台北市忠孝西路に本部を置いている。
食料部では、販売拠点の拡充にて、世界各地の安全、安心で、多様性に富む食品原材料を、台湾各地に広めることを重点としている。
また、企業と企業との提携にも重点を置き、台湾における食品流通の良好な基礎を築いている。
出典:https://www.itochu.com/tw/zh/
台湾三菱商事股份有限公司(タイワンミツビシ)
日本の総合商社である三菱商事によって台湾に設立された100%法人。
食品・コンシューマー産業本部があり、穀物(とうもろこし、大豆、小麦)、小麦粉、でんぷん、油、飼料原料、砂糖などの食品原料、チーズ、調味料酢、即席めんなどの加工食品などを取り扱っている。
原材料の生産や開発などの上流分野から完成品の加工と生産、そして最終的にはロジスティクスを通じて下流の消費者に至るまで、一貫した商品サプライチェーンの構築に取り組んでいる。
出典:https://www.mitsubishicorp.com/tw/zh/bg/living.html
台湾の主要食品卸業者〜外資系企業編〜
台灣卜蜂企業(cptwn)
1921年設立のタイ大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループ会社。台湾法人は1977年に設立され、台北市松江路に本部を置いている。その他アメリカ、メキシコ、ベルギー、トルコ、シンガポール、日本、トルコなどに展開している。
動物製品を主に取り扱い、年間営業収入は212億台湾ドル。
鶏肉、豚肉、鴨肉、混合飼料、冷蔵鶏肉、冷蔵豚肉、肉加工品、動物栄養薬品、飼料添加物輸入代理販売、農業食品、化学工業原料輸入代理などを取り扱っている。
出典: http://www.cptwn.com.tw/cpwebsite/default.html

台北在住の台湾人。日本の東北大学で修士号取得後、7年以上IT企業でマーケティングを担当。デジタルマーケティングと市場分析の専門家として、製品の市場導入とブランド戦略を得意とする。

