【最新版!】フィリピンの主要加工食品メーカー14選〜飲食・製造業(食品)業界〜

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今回は、フィリピンの主要加工食品メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて14社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

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フィリピンの主要加工食品メーカー9選〜ローカル編〜

Universal Robina Corporation (ユニバーサルロビーナ)

大手食品および飲料加工会社売上第3位のユニバーサル・ロビーナ・コーポレーション(URC)は、1954年にスタート、当時は貿易業務を行っていた。加工業としては、トウモロコシ製粉工場を建設し、ユニバーサルコーンプロダクツ(UCP)と名付け、会社の最初の要となった。

70年代後半、Robina Farmsは豚関連の事業に参入し拡大、1966年に現在のユニバーサルロビーナコーポレーションが設立された。事業の多様化が進み、2005年にはグループの現在の構造が完成し、ユニバーサルロビーナコーポレーションの傘下で組織される。URC製品は、世界各国へURCタイオフィスを通じて輸出されている。

フィリピン最大の菓子会社として、スナック、チョコレート、キャンディー、ビスケット、ベーカリー製品、飲料、インスタントラーメン、パスタなど様々な加工食品や配合飼料を販売している。日清と合弁会社を設立。売上:134,175百万PHP(2019/12)。

出典:https://www.urc.com.ph/

Monde Nissin Corporation (モンデニッシン・コーポレーション)

大手食品および飲料加工会社売上第5位のモンデニッシンは1970年代から40年以上にわたり、生産ラインから出た最初のビスケットから、幅広いポートフォリオに至る製品を提供している。麺類、スカイフレーククラッカー、フィタクラッカー、モンド焼き菓子、クォーンミートフリー製品など主に9つのブランドを持つ。

モンデニッシンは、即席麺市場でトップのシェアを有する。ビスケット市場でも約30%のシェアを有している。ニールセンによれば、モンデニッシンは2020年までにインスタントラーメンとビスケット、オイスターソースとヨーグルト飲料でフィリピンの小売売上高で第1位にランクされている。 2020年、モンデニッシンのインスタントラーメンは68%、ビスケット30.5%、ヨーグルトドリンク73.2%、オイスターソース56%のシェアを持っている。

売上規模:2020年503.6億PHP、2021年514.5億PHP

出典:https://mondenissin.com/
https://mondenissin.com/disclosures-sec-filings/

Century Pacific Food (センチュリーパシフィックフード)

2013年設立、大手食品および飲料加工会社売上第7位のCENTURY PACIFIC FOODは、フィリピンで最大のブランド食品会社の1つであり、主にマグロの加工食品を製造をしている加工業者である。売上の大部分は、主に国内市場向けのもの、また、国際市場向けにOEMを行う事業から来る部分もある。

ブランド:加工分野のローカル製品には、シーチキン・イワシ・肉・ミルク・ココナッツ・食物繊維がある。80カ国にまたがる顧客を持ち、北米のウォルマート、セーフウェイ、アルバートソンズ、中東のカルフールとジャイアント、中国や一部のヨーロッパ諸国、アジア太平洋のデイリーファームグループ、太平洋のウールワースとコールズ、シンガポールのNTUCに製品を提供している。

会社規模:従業員数1,112人、年間売上は2019年405億6千万PHP、2020年483億200万PHP、ファミリー会社は24社ある。世界中に合計14の有料製造施設を採用している。

出典:https://centurypacific.com.ph/

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Magnolia (マグノリア)

1981年設立、大手食品および飲料加工会社売上第20位であるマグノリアは、フィリピンで最大の乳製品会社の1つである。親会社は、主にバターやマーガリンなどの乳加工品や油を取り扱うSan Miguel Foods,Inc.(SMFI)である。フィリピンの非冷蔵マーガリン市場の90%以上、冷蔵マーガリン市場の80%以上を占めている。

SMFIは、フィリピン最大のビジネスコングロマリットの1つであるSan Miguel Corporationの食品部門で、SanMiguel Pure Foods Company,Inc.(SMPFC)の子会社。農業産業部門、特に商業用飼料、家禽、豚肉、牛肉に従事しており、これらの各産業セグメントで市場シェアをリードしている。

SMFIの主なブランドである豚肉と牛肉のMAGNOLIAFRESH CHICKENは、生肉カテゴリーで国内をリードする製品群である。企業規模:San Miguel Foods,Inc. →2021年9月: 749億5500万PHP、2021年6月: 704億2900万PHP、2021年3月: 763億6200万、2020年12月: 847億3100万PHP。

出典:https://magnoliachicken.com/company-profile
https://bit.ly/3neJn5i

Bounty Agro Ventures (バウンティ・アグロ・ベンチャーズ)

Bounty Agro Ventures(BAVI)は1997年設立で、約2,000の小売店を持っている。フィリピンでナンバーワンのロティサリーチキン会社の1つである。姉妹会社のBounty Fresh Foods Inc.(BFFI)とともに、国内で2番目に大きな家禽インテグレーターでもある。BAVIの小売ブランドには、Chooks-to-Go、Uling Roasters、Adobo Connection、HeiHeiなどがある。

同社はまた、マニラ首都圏以外のスーパーマーケット、ウェットマーケット、ホテル、レストランで、バウンティフレッシュチキンブランドでドレッシングチキン製品を販売している。2017年、BAVIは、No Antibiotics Everチキンテクノロジーを使用して、ゼロ抗生物質チキンを製造した最初のフィリピンの家禽会社となる。

同社は、2018年にAsia CEO AwardsからMost Innovative Company of the Yearに選ばれ、 2019年には、その卓越した人材管理慣行により、Investors inPeopleからゴールド認定を受けた。鶏肉加工食品を中心に販売する。企業規模:ローストチキン10万匹(売上)/日。販売ルート1800。

出典:https://bavi.com.ph/about/

PUREFOODS HORMEL (ピュアフーズ ノーマル)

フィリピンのマニラにあるPurefoods-Hormel Companyは、Hormel Foods Internationalが、Ayala Groupが所有するPure Foods Corporationとの合弁会社として1999年に設立された。この設立は、米国外での最大の合弁事業であった。

Hormel Foodsは、ハムやソーセージなど食肉加工品、高品質のブランド食品や肉製品をグローバルに製造および販売しているFortuneのトップ500企業の1つである。また、2001年にAyala CorporationからSan Miguel Purefoodが買収したHormel USAのジョイントベンチャーである。代表的なブランドでSPAMがある。これらはフィリピンの全ての飲食店の棚に並ぶ、フィリピンで最も有名なブランドである。

買収後、SMCの食品部門全体がPure Foods Corporationに統合され、San Miguel Pure Foods Company,Incに社名が変更された。企業規模:社員数3000名、同社のブランドの40以上は、そのカテゴリーで1位または2位であり、同社の製品は、中国、日本、オーストラリア、韓国、フィリピンを含む80か国以上で販売されている。

出典:https://www.hormelfoods.com/about/our-family/hormel-foods-international/philippines/

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Phil Union Frozen Foods (フィル ユニオン フローズン フーズ)

Phil-Union Frozen Foods,Inc.(PUFFI)は、2007年12月に運営ライセンスを受け設立された。PUFFIは、低温殺菌されたカニ肉の缶づめや、新鮮な冷凍真空パックマグロカット、殻付き冷凍エビ、急速冷凍された皮むきエビおよびタコなどのシーフード製品を製造している。米国、日本、シンガポール、韓国、香港、およびアジアの他の地域にあり、将来の市場計画はヨーロッパに向けられている。

PUFFIには、サンボアンガに位置する関連会社Phil-Union Canning Company Inc.があり、イワシの缶詰も製造している。工場は3交代制の8時間労働で1500名の人員がいる。1日に7トンのカニ肉、3トンのマグロ、4トンのエビ原料を加工する能力がある。

企業規模:建物を含むすべての施設はPUFFIが所有し、総敷地面積22,730平方メートルの大規模企業として評価されている。欧州地域への進出も計画している冷凍食品会社である。

出典:https://phil-union.com/about-us/

Maunlad Canning Corporation (マウンラドカンニング・コーポレーション)

Maunlad Canning Corporationは、主に缶詰(イワシ、サバ、コンビーフ)の製造を行う家族経営の企業で、同社は1968年にEarldon Enterprisesの名前で日本からYoung’s Town Sardines(イワシ)の輸入を開始した。後にラパズセールスセンターに変更される。1988年にフィッシュウェルス カニング コーポレーションが設立され、マラボンに最初の工場を建設し、CおよびD市場向けのYoung’s Town Sardines生産を始めた。

その後、2番目の工場がMaunlad Canning Corporationの下でNavotasに建設され、3番目に建設された工場はコンビーフ缶詰の工場であり、最終的に2007年に4番目の最新の工場がミンダナオの市場需要への対応のためにZamboangaに建設され、水産加工会社としての地位を固めた。

企業規模:社員数150名以上、ファミリー企業は2社あり、主にイワシの加工食品を製造。水産加工以外にも食肉加工を行なっている。

出典:www.youngstown.com.ph

Monde M.Y. San Corporation (モンデMYサン・コーポレーション)

MONDE MY SAN CORPORATIONは、ベーカリーおよびトルティーヤ製造業の一部である。2008年12月31日にフリースラントフーズとカンピーナが合併して誕生した。1935年に設立された同社は、リサールのカインタに拠点を置いている。 世界最大級の酪農共同組合であり、年商110億ユーロを叩き出す世界でも5本の指に入る酪農会社である。

Monde MY San Corporationは、Sky FlakesクラッカーおよびFitaクラッカーの主力ブランドの下で、ビスケットクッキー、クラッカー、プレッツェル、および同様のドライベーカリー製品のベーキングに取り組んでいる。MONDE MY SAN CORPORATIONは、フィリピン市場において各カテゴリーでナンバーワンの地位を占めている。

ブランドの人気により、国内市場・海外市場ともに、そのブランドで数々の賞を受賞しているだけでなく、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどの市場を獲得している。企業規模:社員数1100人、グループ会社21社に及ぶ。

出典:www.mysan.com.ph

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フィリピンの主要加工食品メーカー〜日系編〜

Ajinomoto Philippines ( 味の素 )

味の素フィリピン株式会社(APC)は、1958年5月9日に設立された。APCは長年にわたってより多くの味の素製品をフィリピンの家庭に普及させ、食品とウェルネスに貢献している。1950年代からフィリピン全土に直売方式を行い、売上を伸ばしてきた。味付けもフィリピン仕様に仕上げている。

APCの高品質な食品および調味料製​​品の製品ラインは、味の素のライセンス、品質基準および技術的専門知識を使用して、自社の工場や国際的な関連会社、地元の有料メーカーによって製造されている。APCは、スーパーマーケット、卸売業者、公的市場、および食品サービス業界に直接サービスを提供しており、原材料、特に加工食品、動物栄養、医薬品の原料のサプライヤーとして、産業顧客との販売およびサポートサービスを確立している。

企業規模:資本金798億円、社員数連結32,509名、本社グループ売上:11,480億円 (2021年)。フィリピン法人には約200名の社員がいる。販路などのファミリー企業は343社ある。

出典: https://www.ajinomoto.com.ph/about-us/

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フィリピンの主要加工食品メーカー4選〜外資系編〜

Nestlé SA(ネスレ SA)

食品および飲料加工会社国内売上1位のネスレは、150年以上前に設立されたスイスの町ヴヴェイに本拠を置く世界最大の食品および飲料会社。ネスレには2000以上のブランドがあり、ネスカフェやネスプレッソなどの世界的なアイコンから、MILOやMAGGIなどの地元の人気ブランドまで多岐にわたる。

Nestlé Philippines,Inc.(NPI)は、フィリピンでの事業開始から100年以上が経過している。MILO、Maggi Magic Mealなどのブランドで、様々な加工食品を販売。加工食品市場でフィリピントップクラスのシェアを誇る。特にフィリピン国内では、何世代にもわたるフィリピン人家族を育てるという使命に基づいて、ネスカフェ、ニド、ミロ、ネスティ、マギー、ベアブランド、ネスレ、ピュリナなど、国内で有名なブランドの製品を製造、販売している。企業規模:2021年売上 930億ドル(2021年8月リリース資料)、社員数273,000人、44.7%のシェア率。

出典:https://www.nestle.com.ph/
https://www.statista.com/topics/1439/nestle/#dossierKeyfigures

Mondelez International Inc (モンデリーズ・インターナショナル)

2000年設立、大手食品および飲料加工会社売上第14位のモンデリーズインターナショナルは、世界中の150か国以上に製品を提供している。同社は、子会社を通じて、世界中でスナック食品および飲料製品を製造・販売している。

クッキー、クラッカー、塩味のスナック、チョコレート、ガムやキャンディー、チーズ、粉末飲料製品を提供。同社のスナックブランドポートフォリオには、キャドバリー、ミルカ、トブラローネのチョコレートが含まれる。世界最大のスナック会社の1つであり、2019年の世界の純売上高は259億ドル、純利益は34億ドルである。

フィリピンでは450人の従業員が、本社と製造施設のあるパラニャーケ市に勤務しており、2021年にフィリピンで最も働きがいのある会社のひとつに選ばれた。企業規模:グループ売上265.81億USD(2020/12)

出典:https://www.mondelezinternational.com/Philippines

ROYAL FRIESLANDCAMPINA N.V. (ロイヤル・フリースランドカンピーナ)

ロイヤル・フリースランドカンピーナは、オランダの多国籍企業である酪農協同組合に基づいて、2008年12月31日にフリースラント食品とカンピーナが合併した会社である。世界トップ5の乳製品会社の1つである。

その主なブランドは、Friesche Vlag、Chocomel、Fristi、Friso、Dutch Lady、Milner、Campina、Landliebe、Optimel、Mona、Mix’itである。製品はフィリピンを含む100か国以上で販売されている。フィリピンにおけるプレセンスは、ロイヤル・フリースランドカンピーナが2012年アラスカミルクを買収し、同社が運営を行っている。

オランダ本社がアラスカミルクの株式を60%所有しているため、ロイヤル・フリースランドカンピーナは、オランダのアメルスフォールトに拠点を置く。企業規模:純利益7,900万ユーロ(2020年)、従業員数23,783人FTE(2020)、酪農メンバーは38ヵ国に16,995ヵ所ある。

出典:https://www.frieslandcampina.com/about-frieslandcampina/our-brands/

DELFI LIMITED(デルフィ・リミテッド)

インドネシアで設立されたDelfi Limitedは、50年以上にわたり、チョコレートを中心として顧客に提供してきた。1984年にはシンガポール法人を設立し、上場の準備を始めた。1950年代にチュアン家によってインドネシアのチョコレートメーカーとして設立され、インドネシアとフィリピンのコア市場で強力な存在感を示すようになる。

「SilverQueen」、「Ceres」、「Delfi」などの10のマスターブランドと20以上のサブブランドを含むチョコレート菓子ブランドを持つ。1980年代後半、同グループはフィリピンのカカオ加工工場でカカオ原料事業に参入した。これに続いて、メキシコ、ブラジル、ヨーロッパの加工工場が次々と買収した。世界第4位のチョコレート企業となり、60か国以上の企業にカカオ原料を提供している。このグループは、2004年にシンガポール証券取引所のメインボードに上場。現在は、シンガポールを拠点に東南アジア各地に展開している。

企業規模:グループ売上:2018年426.97ミリオン米ドル、2019年440.69ミリオン米ドル、2020年385.12ミリオン米ドルとなる。社員数5970名。

出典:https://www.delfilimited.com/

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