今回は、シンガポールの主要シンガポールの主要消費財メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて11社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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シンガポールの主要消費財メーカー6選〜ローカル企業編〜
UIC Consumer Products (UICコンシューマープロダクト)
Universal Integrated Corporation Consumer Products Pte Ltdは、UICCPとも呼ばれ、シンガポールに本社を置く消費財企業。UICCPは、シンガポール最大のホームケアおよびファブリックケア製品のメーカーであり、シンガポールにおける食品、ベビーケア、フェミニンケア、およびアダルトケアの大手販売代理店。
シンガポールの信頼できるブランドとして、多くのUICCP製品は、1964年の設立以来、何百万ものシンガポールの家庭の棚に飾られてきた。同社は、貿易パートナーと協力し、消費者のフィードバックに応え、研究開発に投資することにより、消費者のために革新的で高品質な製品を作成するよう努めている。
UICCPの継続的な取り組みにより、UIC、SPINmatic Low Suds、Sofsil、SoftScrubなどの多くの人気のある家庭用ブランドが生まれた。主な製品は洗濯洗剤、柔軟剤、食器用洗剤、クリームクレンザー、掃除機などがある。
出典:https ://uiccp.com/
FAR EAST DISTRIBUTION (ファーイーストディストリビューション)
2007年に設立されたFarEast Distribution Pte Ltdは、酒類販売業者を超えて、さまざまなプレミアム飲料の多様なワンストップ統合卸売業者および販売業者に成長している。
Far East Distribution Pte Ltdは国際市場向けの幅広い消費財および商品の大手ソリューションプロバイダー、卸売パートナー、およびディストリビューターの1つ。
インドネシアの石炭およびパーム油産業への投資を通じてビジネスサービスの足がかりをさらに多様化し、全国的な信頼できるサービスネットワークを通じてさまざまな文化の顧客を支援することを目指している。
出典:http://www.fed.com.sg/
Alfa Tradelinks (アルファトレードリンクス)
シンガポールに本社を置き、日用消費財(FMCG)やその他の一般商品の輸入、輸出、卸売業、小売業を扱っている企業グループ。
フリーザートラック、コールドルーム、PVC床材、食用油、砂糖、木炭などのさまざまな製品を供給する海外のクライアントの調達代理店としても機能している。クライアントは、メーカー、FMCG卸売業者、スーパーマーケット、小売チェーンで構成されている。
Alfa Tradelinks Pte Ltdは、卓越性と長年にわたる世界クラスの基準への強い順守で定評があり、FMCG流通業界のマーケットリーダーとしての地位を確固たるものにしている。
Alfa Tradelinksは、顧客にふさわしい最高のソリューションを提供するために、国際的なFMCG組織や評判の高い地元および地域のメーカーによって製造された高品質の製品を扱っている。
出典:http://www.alfatradelinks.com/
Natuzi Trading (ナツージトレーディング)
Natuzi Trading Pte Ltdは、15年以上の経験と、アジアで最も有名な消費者ブランドの立ち上げと代表として成功した実績がある、日用消費財、たばこ製造、F&B、小売の流通を専門とする確立された販売および流通会社。
長年にわたりブランドは拡大し、アジア全体で強力なブランドプレゼンスを構築してきた。現在、Natuzi Trading Pte Ltdは、シンガポール、マレーシア、カンボジア、タイ、オーストラリア、ニュージーランドにオフィスを構えている。
Natuzi Trading Pte Ltdの目標は、アジアとオーストラリアで最大のディストリビューターになること。これを達成するために、ブランドは常に新しい成長の機会を模索している。
出典: https://www.natuzitrading.com/index.php
SUTL (エスユーティーエル)
1968年に船舶のシャンデリングと免税の供給商社としてスタートし、今日ではアジア全体の多様なビジネスポートフォリオにまたがる成功した企業になった。
SUTL Groupは、アジア全体に多様な事業ポートフォリオを持つ確立された企業。同グループは、SUTL消費財の下で消費財およびライフスタイル商品およびサービスの流通に従事しており、タバコ、ワイン、スピリッツ、ビールおよび飲料から家庭用品、化粧品および香料に至るまで、世界で最も愛されているブランドおよび製品のいくつかの代表となっている。
SUTLはまた、SUTL Lifeメンバーシップによって提供される、シンガポールとマレーシアでのナイキのみの店舗・小売チェーンの最大の運営者でもある。
出典:https ://www.sutl.com/
Hanwell Holdings (ハンウェルホールディングス)
ハンウェルホールディングスは、消費者の必需品の大手プロバイダー。安全で高品質な消費者向け製品を幅広く製造、流通、販売している。1974年にProvisionsSuppliersCorporationとして設立され、2003年にPSC Corporation Ltdに社名を変更し、2012年にHanwellHoldingsにブランド名を変更した。
ハンウェルは最高の価値で高品質の消費者製品を提供することにより、顧客の日々の本質的なニーズに応えることを目標としている。また顧客のニーズと関心をビジネスの中心に据え、常に革新を続け、新しいより優れた製品を市場に投入している。
消費者必需品事業に注力する一方で、同社はまた、当社の豊富なリソースと能力を活用して、主にヘルスケアと不動産開発などの他の事業セグメントへの戦略的投資も行っているを行っている。
出典:https://www.hanwell.com.sg
シンガポールの主要消費財メーカー2選〜日系企業編〜
KAO (カオー)
花王は1887年に日本で設立された。シェアランキングで化粧品は日本国内2位、世界では化粧品・トイレタリー企業のシェアランキング7位となっている。
2018年4月15日よりシンガポールで、「ソフィーナ」の販売を開始した。「SOFINA iP(ソフィーナiP)」(土台美容液)、「ソフィーナ ボーテ」(基本ケア)、「ソフィーナ プリマヴィスタ」(ファンデーション)、ほかを導入。
ASEAN(アセアン)においては初導入となり、これによりソフィーナの海外での展開は、台湾、香港、中国大陸に続き、4カ国・地域目となった。
出典:https://www.kao.com/sg/index.html
Unicharm (ユニ・チャーム)
1961年に「大成化工」の名で木毛セメント板を製造する建材メーカーとして創業した現ユニ・チャームは、1963年の生理用ナプキンの製造・販売を皮切りに、生理用品メーカーに業態を転換。
1974年に生理用品メーカーとしてふさわしい名前に変更しようということで社名をユニ・チャームに変更。同年、生理用タンポン、化粧パフの販売を開始した。
ユニ・チャームの海外進出は、アジアへの進出がポイントとなっていて、1984年、国内の人口減少と市場の成熟化を予測し、著しい成長が見込まれるアジア地域を重点市場と位置付け、台湾に現地法人を設立したところからスタートする。
ユニ・チャームは、近年降水量が増えていることから、After COVID-19におけるデング熱の拡大が懸念されているマレーシア・シンガポールにおいて、デングウイルスを媒介する蚊をおむつに寄せつけない、世界初※アンチモスカプセル搭載の紙おむつ「MamyPoko Extra Dry Protect」を、2020年9~10月に発売した。
出典:https://www.unicharm-sg.store
シンガポールの主要消費財メーカー3選〜外資系企業編〜
C Melchers (Cメルシャス)
ブレーメンに本社を置くC.Melchersは、1806年以来、所有者が管理する民間のパートナーシップとなっている。強力な資本基盤のおかげで、国際市場で自由かつ独立してビジネスを行うことができる。
メルシャスは選択された市場セグメントに高品質の製品とサービスを特定し、調達し、供給するために存在するサービス指向の会社。強みは、アジアでプレミアム製品を販売および販売し、アジア以外のお客様にソーシングサービスを提供すること。
これをサポートするために、すべてのビジネスコミットメントを尊重し、高品質のソリューション、製品、サービスの革新的で献身的で信頼できるサプライヤーとして取り組んでおり、顧客やビジネスコミュニティから認められている。
製品のマーケティングという相互に利益のあるビジネスにおいて、専門的かつ積極的なパートナーとして認められている高級感のある消耗品を製造している。
出典: https ://www.melchers.com.sg/en/home/
DKSH Singapore (DKSHシンガポール)
DKSHはスイス企業であるDKSHグループの一員であるが、1865年に日本で設立された。DKSHシンガポールは2002年に設立。シンガポールでビジネスを成長させたい企業向けの主要な市場拡大サービスプロバイダー。
アジア全体で成長している消費財ビジネスでもあり、DKSHは、日用消費財、食品サービス、高級品、ファッション、ライフスタイル製品、ヘアケアとスキンケアの化粧品に焦点を当てた、アジアの市場拡大サービスの大手プロバイダー。
当社の広範な提供は、製品の実現可能性の調査と登録から、輸入、通関、マーケティング、販売、フィールドマーチャンダイジングおよびプロモーターサービス、倉庫保管、物流、請求、現金回収、アフターセールスおよびその他の付加価値サービスにまで及ぶ。
出典: https://www.dksh.com/sg-en/home
McPhersons (マクパーソンズ)
1860年に設立されたMcPherson’sは、オーストラリア、ニュージーランド、アジアで事業を展開する、オーストラリアの健康、ウェルネス、美容、家庭、パーソナルケアの大手サプライヤー。
マクファーソンは、ビューティーケア、ヘアケア、スキンケア、フレグランス製品の範囲、ベーキングペーパー、クリングラップ、アルミホイルなどのキッチンの必需品、おしりふき、コットンパッド、フットコンフォート製品などのパーソナルケアアイテムを販売している。
さらに、主要な国際ブランドを小売業者の自社ブランドとともに管理および代表することにより、製品の革新や範囲の開発から範囲の提供方法のメニューまで、完全なカテゴリ管理の1つのソースの機会を小売顧客に提供できる。
出典: https://www.mcphersons.com.au/
2017年よりシンガポール在住の日本人。元客室乗務員。大学ではマーケティングと経済を学び、卒業後は海外での生活と旅行を重ね、さまざまな国の文化や人々、食に関する豊富な知識を身につける。シンガポール人の旦那との結婚を機にシンガポールに移住し、現地で就労。現在はライター業と翻訳業を行っている。