【最新版!】タイの主要美容サロン23選〜製造業界〜

タイ 美容業界 業界地図

タイの美容業界は、ヘアサロン・スパ・ネイル・メディカルエステが複合的に発展する、東南アジア屈指のビューティ産業の集積地です。カーマートなどSET上場企業を含む23社の主要プレイヤーが、低価格チェーンから高付加価値サロンまで多様なニーズに対応しています。

今回は、そんなタイの美容業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて23社の最新情報をお届けしていきます!

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目次

タイの主要美容企業17選〜ローカル編〜

Karmarts PCL (カーマート)

Karmarts Public Company Limited(カーマート)は、化粧品・美容製品の製造・輸入・流通を主力とするタイ証券取引所(SET)上場企業である。タイ国内外のドラッグストアや量販店を通じた販売に加え、グローバルECも活用し、世界36カ国以上に事業を展開している。

主要ブランドとして、Cathy Doll、Baby Bright、Browit、Boya、Jejuvita、Skynlabなど14ブランド以上を保有し、合計3,000品目超の美容製品を展開している。特にBrowitは著名メイクアップアーティスト「Nongchat」との共同開発ブランドとして、タイのZ世代を中心に高い認知度を誇る。

2025年度の連結売上高は約3,432百万バーツ(約1億米ドル)を記録しており、製造・倉庫・不動産の4セグメントで安定的な収益を上げている。2026年度株主総会においても積極的な海外展開を表明した。

国内では化粧品製造業のOEM・ODM受託も手がけており、コスメ市場の川上から川下まで統合的に事業を展開するプラットフォーム型の美容企業として成長を続けている。

出典:https://www.karmarts.co.th/en/home

Easy Cut (イージー・カット)

Easy Cut(イージー・カット)は、バンコクの都市型交通インフラ周辺を主要立地とするタイ発の低価格ヘアカット専門チェーンである。MRTスクムウィット駅地下のメトロモールをはじめ、通勤者や地元住民が日常的に利用しやすい駅近立地への出店を基本戦略とする。

主なサービスはカット・シャンプーで、1回150〜280バーツという手頃な価格設定が最大の特徴である。予約不要・短時間での施術という利便性を強みとし、日常的に美容院に通うタイ都市部の生活者の需要を着実に取り込んでいる。

大型チェーンによる高品質施術よりも、利便性と価格で選ばれる「コンビニエンス型ヘアカット」というコンセプトを掲げており、タイの消費者の日常生活に密着した存在感を示している。

SNSを通じた口コミ評価も蓄積されており、バンコクの節約志向の利用者や在住外国人からも「隠れた穴場」として認知されている。

出典:https://www.facebook.com/easycutthai/

Cut and Curl Co., Ltd. (カット・アンド・カール)

Cut & Curl(カット・アンド・カール)は1984年に設立されたタイの老舗高級ヘアサロンチェーンである。「タイの美容業界における新しいスタンダードの確立」をミッションに掲げ、40年以上にわたって専門的なヘアドレッシングサービスを提供し続けてきた。

現在、バンコク・チェンマイ・パタヤ・プーケットの4都市に16拠点を展開し、CentralWorld・Siam Paragon・EmQuartierといった主要プレミアムモールへの出店を通じて高所得層や在住外国人を主要顧客として取り込んでいる。カット・カラー・パーマ・ストレート・トリートメントなど幅広いメニューを提供する。

サステナビリティ経営にも注力しており、ガバナンス・顧客対応・スタッフ育成・社会貢献・環境保全の各領域で継続的な改善を進めている。世界水準の製品を使用し、熟練スタイリストによるパーソナライズされたアドバイスと接客を強みとする。

バンコクの高級ヘアサロン市場において先駆者的存在として長年の信頼と顧客基盤を保有しており、タイの美容サロン業界のスタンダードを牽引するブランドとして評価されている。

出典:https://www.cutandcurl.co.th/en/homepage/

Chalachol Co., Ltd. (チャラチョン)

Chalachol(チャラチョン)は1988年にバンコクで創業したタイのプレミアムヘアサロンチェーンである。タイの美容サロン業界において初めて完全予約制を導入した先駆け企業として知られ、「サロンビジネスの革命と標準の転換」を標榜し続けてきた。

現在バンコク都内に10拠点以上を展開し、Icon Siam・Siam Center・CentralWorld等の一等地商業施設内に出店している。カット・カラー・パーマ・ストレート・エクステ・トリートメントなど多彩なメニューを提供し、営業時間は8時から22時と生活者のライフスタイルに対応した長時間営業を実施している。

独自の美容教育プログラム「Chalachol Academy」を運営し、タイのヘアドレッシング業界の人材育成にも積極的に関わっている。英語での教育プログラムも提供するなど、国際水準のサービス品質向上を追求する姿勢が特徴的である。

高いブランドの信頼性と40年近い実績で、国内外の富裕層顧客や専門家から支持され、タイの上質なヘアサロンとしての地位を確立している。

出典:https://www.chalachol.com/en

Thann Oriza Co., Ltd. (タン・オリサ)

Thann Oriza Co., Ltd.(タン・オリサ)は2003年にバンコクで設立されたタイ発のプレミアムナチュラルスキンケア・ウェルネスブランド「THANN」の運営会社である。米ぬか油由来のビタミンE豊富な成分を核として、タイで初めてナノシソエキスを美容製品に活用するなど独自の処方技術を強みとする。

現在タイ・中国・香港・日本・モンゴルに実店舗を展開し、14カ国以上で流通する。タイ国内ではバンコクの直営店に加えてアユタヤにウェルネスデスティネーションを運営し、アジア各地に16カ所のスパ施設を展開している。

2026年1月、日本の大手製薬・美容企業ロート製薬がThann Oryza社の51%株式の取得について株式購入契約を締結(クロージングは2026年3月)し、THANNはロート製薬のグループ企業となった。ロート製薬はTHANNのブランド哲学を尊重しながらグローバルウェルネス戦略の強化を図る方針を示している。

アジア発プレミアムウェルネスブランドとして、日系資本との融合により新たな成長フェーズに入っており、タイ国内外での認知度・市場規模の拡大が期待される。

出典:https://www.thann.info/

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Harnn Global Co., Ltd. (ハーン・グローバル)

Harnn Global Co., Ltd.(ハーン・グローバル)は1999年にバンコクで創業したタイ発のプレミアムナチュラルビューティーブランド「HARNN」の運営会社である。タイの伝承植物療法と職人的製法を組み合わせた石けん・ボディケア・スキンケア製品で「現代的タイらしさ」を体現するブランドとして国際的な評価を得ている。

2018年10月にタナチラ・グループが約3,030万米ドルで買収し、シンガポール直営店の開設や中国・日本・スイス・ベトナムなど16カ国以上での展開拡大、60以上の専用リテーラーを通じた販売体制を整えた。

スパ部門では「SCape by HARNN」ブランドのもとANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパなど国際高級ホテルとの提携実績を積む。タイ国内30拠点以上で販売し、ホスピタリティと自社リテールの両輪で認知度を高めている。

2025年度の年間売上高は540万米ドルと報告されており、HARNN・Harnn Heritage Spa・Vuudh・Tichaa・Jarittの5ブランドを展開するウェルネス複合企業として成長を続けている。

出典:https://www.harnn.com/

Puri Co., Ltd. (プリ)

Puri Co., Ltd.(プリ)は、タイ発のクリーンビューティー・ウェルネスブランド「Panpuri(パンプリ)」を運営する持株会社である。Panpuriは2003年にバンコクで創業し、天然由来の植物エキスと東洋の伝統療法を組み合わせたフレグランス・ボディケア・スキンケア製品を展開する。

2024年の売上高は約3,200万米ドルを達成し、同年12月には日本の大手化粧品メーカーであるコーセーが株式79.89%を約120〜130億円で取得し子会社化した。タイ発ビューティーブランドとしては異例の大型M&Aとして注目を集めた。

コーセーとの連携を背景に2026年はアジア16店舗の新規出店を計画し、2029年には9カ国80店舗以上・売上30億バーツという長期目標を掲げる。

ゲイソン・ヴィレッジの2,000平方メートル超の大型ウェルネス施設や高級ホテルへのスパ出店を通じ、製品とスパ体験を一体化したプレミアムポジションを確立しており、コーセーの研究開発力・グローバルネットワークとの融合による成長が期待される。

出典:https://panpuri.com/

Nitipon International Group Co., Ltd. (ニティポン・インターナショナル・グループ)

Nitipon International Group Co., Ltd.(ニティポン・インターナショナル・グループ)は、1991年にバンコクで設立されたタイ最大手の医療美容スキンケアクリニックチェーンである。創業者Dr. Nitiponがタイ初の専門スキンケアクリニックとして設立し、フェイシャル・ボディトリートメント・レーザー・フィラー・ボトックス等の美容医療サービスを提供する。

タイ国内142拠点以上、アジア全体では150拠点以上を展開し、ベトナム(2016年進出・ホーチミン市9拠点)・ラオス・ミャンマーへも事業を拡大している。年間売上高は約1,800万米ドル(2026年)と報告されている。

2015年にはアジア太平洋専門の大手プライベートエクイティ投資会社ナビス・キャピタル・パートナーズが創業者から70%株式を取得し、組織強化・海外展開を加速させた。

GMP認証取得の自社コスメ製造工場も保有し、最先端医療技術と国際水準の安全基準を両立させた施術提供により、タイの美容クリニック市場でリーダー的地位を確立している。

出典:https://www.nitiponclinic.com/

Aesthetic Answer Co., Ltd. (エステティック・アンサー)

Aesthetic Answer Co., Ltd.(エステティック・アンサー)は2004年に設立されたタイの大手美容医療クリニックグループ「SLC(Siam Laser Clinic)」の運営母体である。バンコク・スクムウィット18番地を本社に置き、皮膚科・レーザー治療・美容外科を中核に包括的な美容医療サービスを提供している。

アメリカ認定委員会(AACI)による国際認証を取得しており、最先端医療機器と医師の専門性を強みとする。ウルセラピー・クールスカルプティング・フィラー・ボトックスなど多彩な非侵襲・低侵襲施術を展開し、バンコクの美容クリニック市場で高い知名度を誇る。

2025年にはアジア太平洋地域の「Outstanding Aesthetics Healthcare Provider」賞を受賞した。タイの美容医療クリニック市場は年率約10〜11%の成長を見せており、SLCはその恩恵を享受しながら顧客層の拡大を図っている。

SNS・デジタルマーケティングを積極活用し、タイの芸能人・インフルエンサーとのコラボレーションでブランド認知の向上にも取り組んでいる。

出典:https://www.slcclinic.com/en/

Pruksa Clinic Holding Co., Ltd. (プルクサ・クリニック・ホールディング)

Pruksa Clinic Holding Co., Ltd.(プルクサ・クリニック・ホールディング)は2011年9月1日にタイで設立された美容医療・スキンケアクリニックの持株会社である。「Pruksa Clinic(プルクサ・クリニック)」ブランドのもとでフェイシャル・ボディ・レーザー施術から美容医療処置までを包括的に提供する。

現在バンコクを中心に全国18拠点を展開しており、アリ・シアムセンター・シーロムコンプレックス・フューチャーパーク・ランシット等の主要商業施設への出店を通じて幅広い顧客層にアクセスしている。2022年度の売上高は332百万バーツを記録した。

GMP(適正製造基準)認証を取得した自社コスメ・化粧品製造工場を保有しており、スキンケア製品の製造から店舗での施術・販売まで一貫した事業体制を構築している。アクネ治療・ボトックス・フィラー・皮膚再生・リフトアップ・スリミングなど多様な施術メニューを展開する。

タイの美容クリニック市場の成長を取り込みながら、医療品質の高さと商業施設立地の利便性を組み合わせた独自のポジションを確立している。

出典:https://www.pruksaclinic.com/en/

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Novavida (Thailand) Co., Ltd. (ノヴァヴィダ・タイランド)

Novavida (Thailand) Co., Ltd.(ノヴァヴィダ・タイランド)は、バンコクのフォタライ・ゴルフ・パーク・ビルを拠点とするタイ初の自社研究ラボ併設型統合医療・アンチエイジングセンターである。ISO 5規格およびNEBB基準を満たした認定クリーンルームラボを保有し、幹細胞・免疫細胞の分析・処理・保存を自社で完結させる体制を構築している。

主要サービスは幹細胞療法・がん免疫療法・アンチエイジング医療の3分野であり、顔面若返り・骨関節回復・性機能改善などの個別化プログラムを提供し、従来の美容クリニックを超えた先進的なウェルネス体験を実現している。

自社ラボで生成した細胞製品を外部の病院・美容クリニックへも供給し、B2B分野での事業拡大も進めている。「新しい希望、新しい人生」を掲げ、健康寿命の延伸と生活の質向上を実現する総合的なウェルネスソリューションを志向する。

アジア全体でロンジェビティエコノミーへの関心が高まる中、タイにおける先端医療ウェルネスの先駆者として独自の存在感を示している。

出典:https://novavidath.com/?lang=en

Body Shape Corporation Group Co., Ltd. (ボディ・シェープ・コーポレーション・グループ)

Body Shape Corporation Group Co., Ltd.(ボディ・シェープ・コーポレーション・グループ)は1993年5月に設立されたタイの大手スリミング・スキンケアサービス企業である。創業から30年以上にわたり体型管理・スキンケア・体重管理の専門施設として業界をリードしてきた。

主力のクリニック事業では、最新のボディコンタリング技術・超音波・RF(高周波)機器を活用した非侵襲的な脂肪除去・引き締め施術を提供する。タイ人女性の美意識と健康志向の高まりを背景に、スキンケアから全身の体型管理まで一貫したサービスを展開している。

近年はFMCG分野へも進出し、機能性飲料・食品サプリメントを新たな事業の柱として育成。7-Eleven・Tops・Villa Market・Eve and Boyなど主要小売チェーン網を通じた販売体制を構築し、クリニック来院に留まらない顧客接点の拡大を図っている。

栄養学と最新技術の融合を基本方針に、安全性・透明性・手頃な価格を三位一体で追求する姿勢が幅広い消費者層からの信頼を支えている。

出典:https://www.bodyshape.co.th/

Panpuri (パンプリ)

Panpuri(パンプリ)は2003年にバンコクで創業したタイ発のクリーンビューティー・ウェルネスブランドである。天然由来の植物エキスと東洋の伝統療法を組み合わせたフレグランス・ボディケア・スキンケア製品を展開し、ゲイソン・ヴィレッジの2,000平方メートル超の大型ウェルネス施設や高級ホテルへのスパ出店を通じ、製品とスパ体験を一体化したプレミアムポジションを確立している。

2024年売上高は約3,200万米ドルを達成。同年12月に日本の化粧品大手コーセーが運営会社Puri Co., Ltd.の株式79.89%を約120〜130億円で取得し子会社化した。タイ発ビューティーブランドとしては異例の大型M&Aとして業界の注目を集めた。

コーセーとの連携を背景に2026年はアジア16店舗の新規出店を計画し、日本・中国・香港・シンガポール・マカオへ急速に展開する。2029年には9カ国80店舗以上・売上30億バーツの長期目標を掲げている。

コーセーの研究開発力・グローバルネットワークとの融合により、タイ国内外での認知度・市場規模のさらなる拡大が期待される。

出典:https://panpuri.com/

Let’s Relax Spa (レッツリラックス・スパ)

Let’s Relax Spa(レッツリラックス・スパ)は1998年にチェンマイで創業したタイ式マッサージ・スパチェーンである。タイ証券取引所(SET)上場のSiam Wellness Group(ティッカー:SPA)の主力ブランドとして、スパ専門上場企業の先駆けとして業界をリードしてきた。

現在タイ国内8府に60拠点以上を展開し、バンコク・チェンマイ・プーケット・パタヤなど主要観光地を網羅する。タイ式マッサージ・フット・アロマ・ハーバルコンプレスなど多彩なメニューを標準化された品質で提供する。

2025年12月にル・メリディアン・バンコク店、2026年1月にロイヤル・オーキッド・シェラトン・リバーサイド店、続いてルネッサンス・バンコク・ラチャプラソン店と、高級ホテルスパ3拠点を相次いで開業した。

ホテルスパ需要の取り込みと国内観光回復を追い風に積極的な拡大を続けており、株式公開ブランドとしての経営の透明性と財務基盤の安定性も強みである。

出典:https://letsrelaxspa.com/

Health Land (ヘルスランド)

Health Land(ヘルスランド)は1999年にバンコクで設立されたタイ式マッサージ・スパの大手チェーンである。「本格的なタイ古式マッサージを手頃な価格で」というコンセプトのもと、25年以上にわたりバンコク市内および周辺都市で安定的な運営を続けてきた。

現在の拠点はバンコク8店舗(アソーク・サートーン・エカマイ・スリナカリン等)、パタヤ2店舗、チェンマイ1店舗の計11拠点以上であり、主要BTS・MRT駅近くに立地し高い利便性を誇る。タイ式マッサージ・フットマッサージ・アロマセラピー・アーユルヴェーダに加え、2023年からはカンナビスエッセンシャルオイルを用いたマッサージコースも開始した。

手頃な価格帯と安定した品質で観光客・在住外国人・タイ人ビジネスパーソンを幅広く取り込んでおり、TripAdvisorでも高評価を維持している。

新規出店よりも既存店の品質維持と顧客満足度向上を経営軸とする着実な運営が特徴であり、バンコクのスパ・マッサージ市場における認知度の高いブランドとして地位を保っている。

出典:https://www.healthlandspa.com/

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divana Spa (ディバナ・スパ)

divana Spa(ディバナ・スパ)は2001年にバンコクで設立されたタイ発の高級ラグジュアリースパブランドである。現在バンコク市内5拠点(Scentuara・Divine・Virtue・Nurture・Dii Wellness Med Spa)、チェンマイ1拠点(Lana)、プーケット1拠点(Laguna内Anda)の計7拠点を展開する。

2024年に創業25周年を迎え、同年売上高約3億バーツを達成。2025年には6億バーツへの倍増を目標に掲げ、パタヤとチェンマイへの新規スパ2拠点・コンセプトリテール4店舗の開業を計画した。2025年11月にはdivana ANDA Spa Phuketが正式オープンした。

製品面では25周年記念として100%植物由来のパフュームオイル「Scentology」を発売し、2024年8月にはサステナブル製品ラインもローンチ。サステナビリティを新たなラグジュアリーと定義する経営方針を鮮明にしている。

観光業の回復を追い風に、スパ体験と自社製品販売の相乗効果を追求するビジネスモデルで着実な成長を続けるタイ高級スパの代表ブランドである。

出典:https://www.divanaspa.com/

Oasis Spa (オアシス・スパ)

Oasis Spa(オアシス・スパ)は2003年8月にチェンマイで創業した高級デイスパブランドである。ランナー王朝に伝わる古式マッサージの知恵と現代的なウェルネス技術を融合させたサービスで、タイのデイスパ業界を革新したブランドとして評価されている。

現在バンコク・チェンマイ・パタヤ・プーケットの4都市に計11拠点を展開する。各拠点はガーデンや伝統建築を活かした非日常空間にこだわり、チェンマイの2拠点は観光客に定番スパとして長年高い評価を得ている。

2009年には品質維持・人材育成を目的に「Thai Oasis Spa School」を開設。独自の教育プログラムによるセラピスト育成がサービス品質の一貫性を担保し、TripAdvisorやKKdayなど旅行プラットフォームでも高評価を維持している。

インバウンド観光客を主要顧客層とするプレミアムポジションを確立しており、ウォームハーバルコンプレス・アロマセラピー・フェイシャルなど定番コースへの根強い需要を享受している。

出典:https://oasisspa.net/

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タイの主要美容企業3選〜日系編〜

Moga Thailand (モガ・タイランド)

Moga Thailand(モガ・タイランド)は、タイで初めて本格的な日本式ヘアサービスを提供した先駆けヘアサロンであり、20年以上の運営実績を誇る。1920年代に伝統的ヘアスタイルに革命をもたらした日本のモダンガール「モガ」に名称の由来を持つ。

現在バンコク市内7拠点(Central Chidlom・CentralWorld・Central Embassy・EmQuartier・Iconsiam・Siam Paragon等)を展開する。プレミアムモールへの集中出店により高所得層・在住外国人・観光客を主要顧客とし、VIPルームも備えた高品質なサービス体験を提供する。

タイ唯一のAVEDA正規パートナーサロンとして認定されており、Central Embassy・EmQuartier・Iconsiam店でAVEDA製品を使用したサービスを展開している。

付設の「MOGA Academy」では業界向けの人材育成プログラムを運営し、日本式の技術と接客マインドのタイ市場への浸透に貢献している。

出典:https://moga.co.th/en/home-en/

Shiseido Professional (Thailand) Co., Ltd. (シセイドウ・プロフェッショナル・タイランド)

Shiseido Professional (Thailand) Co., Ltd.(シセイドウ・プロフェッショナル・タイランド)は、資生堂が展開するプロフェッショナルヘアケアブランド「Shiseido Professional」のタイ事業を担う現地法人である。SublimiやPrimienceをはじめとする業務用ヘアケア・ヘアカラー・スタイリング製品をタイ国内サロンへ供給する。

2022年2月にドイツの消費財大手ヘンケルが資生堂のアジア太平洋プロフェッショナルヘア事業を買収し、タイでは同年7月に完了した。ヘンケルはこの取引によりタイで業界リーディングポジションを確立したと発表している。

「Shiseido Professional」ブランドはヘンケルのポートフォリオのもとSchwarzkopf Professionalなどと並んで継続展開されており、タイ国内サロン向けのヘアケア製品市場での供給・支援体制は維持されている。

プロフェッショナルヘアケア市場において資生堂ブランドとしての認知度と製品力は依然高く、タイのサロン業界で広く使用されている。

出典:https://www.shiseido-professional.com/th

Matsumoto Kiyoshi Thailand (マツモトキヨシ・タイランド)

Matsumoto Kiyoshi(マツモトキヨシ)は1932年に千葉県松戸市で創業した日本の大手ドラッグストアチェーンであり、2015年10月にバンコク・セントラルプラザ・ラートプラーオに海外初出店を行った。タイ進出にあたってはセントラル・リテール・フードコープとの合弁会社「Central & Matsumoto Kiyoshi Corp.」(セントラル51%)を設立している。

現在タイ国内で30店舗以上を展開し、バンコク首都圏を中心にチェンマイ・プーケット・ナコンラチャシマ・チョンブリにも出店する。セントラル系モールへの出店のほか、Tops Supermarket館内のミニストア形態も採用し多様な立地に対応している。

日本から直輸入の約3,000品目を取り扱い、スキンケア・メイクアップ・ヘアケア・健康食品など幅広いカテゴリを網羅する。訪日経験のあるタイ人客や在タイ日本人を主要顧客とし、日本コスメ需要を安定的に取り込んでいる。

マレーシア・シンガポール・台湾・ベトナム・香港にも展開しており、タイはアジア海外戦略の重要な先行市場として位置づけられている。

出典:https://www.matsumotokiyoshi.co.th/

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タイの主要美容企業3選〜外資編〜

Phillip Wain (Thailand) Ltd. (フィリップ・ウェイン・タイランド)

Phillip Wain(フィリップ・ウェイン)は1977年に香港で設立されたアジア太平洋地域を代表する女性専用高級ヘルス&ビューティークラブである。フィットネス・スパ・美容サービスを一つの施設に統合した「6つ星」会員制モデルで、1990年にバンコクへ進出した。

タイではバンコクのチャトゥチャック地区に拠点を構え、エアロビクス・ピラティス・ムエタイ等のフィットネスに加え、フェイシャル・ボディマッサージ・スリミング等のスパ・美容サービスを提供する。グループは香港・シンガポール・マレーシア・タイの4カ国に8拠点の6つ星クラブを展開する。

高所得層女性を主要顧客とするプレミアムポジションが際立ち、2026年5月時点でも「Summer Fit 2026」など定期的なサービス刷新を継続している。会員制モデルにより長期的な顧客リテンションを維持し、バンコクの富裕層女性向け総合ウェルネスクラブとして30年以上の実績を積んでいる。

フィットネスと美容・スパを完全統合したワンストップモデルはアジア各都市の高所得者層から確固たる支持を集めている。

出典:https://phillipwain-thailand.co.th/en/

Yves Rocher Thailand (イヴ・ロシェ・タイランド)

Yves Rocher(イヴ・ロシェ)はフランスのYves Rocherが1959年に創業したボタニカルビューティーブランドであり、植物由来成分にこだわったスキンケア・コスメ・ヘアケア製品を世界展開する。

タイへは1990年代に参入し、30年以上にわたって存在感を築いてきた。現在タイ国内では75拠点以上を展開し、バンコクを中心にチェンマイ・プーケット・パタヤ・ナコンラチャシマにも出店している。大半の店舗にはビューティーインスティチュートを併設し、フェイシャル・スリミング・ワックス脱毛などの施術を女性限定で提供するハイブリッドモデルが特徴である。

製品販売と美容サービスを組み合わせた業態はタイ消費者に定着しており、ドラッグストアや百貨店コスメとは異なる独自のポジションを確立している。

2024〜2025年にはeコマース・マーケティング職を中心に採用を強化しており、デジタル戦略を拡充しながら国内店舗網の拡大を継続中である。

出典:https://www.yves-rocher.co.th/

Watsons Thailand (ワトソンズ・タイランド)

Watsons(ワトソンズ)は香港に本拠を置くASウォトソングループ傘下のヘルス&ビューティーリテーラーであり、1996年にタイへ進出した。現在タイ国内750店舗以上を展開するアジア最大手のヘルス&ビューティー専門小売チェーンとして、スキンケア・化粧品・健康食品・日用品を幅広く取り扱う。

親会社のASウォトソングループは29市場・12ブランド・17,000店舗以上を展開し、2025年度グループ売上高は260億米ドル超を記録した。タイはグループの重点市場の一つとして位置づけられている。

2025年11月にはCEVAロジスティクスとの提携でEV配送を本格導入し、2026年3月に拡充を正式発表した。「O+O(Offline plus Online)」戦略によるデジタル強化と店頭体験の刷新も推進中で、2025年にはHR Asia「タイで働きがいのある企業」賞を受賞した。

タイの美容市場において圧倒的な流通力・サプライチェーン優位性を背景に、他の美容サロン・スパ企業にとって重要な販売チャネルとしての役割も担っている。

出典:https://www.watsons.co.th/

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FAQ

タイの主要美容サロンについての情報はどのように提供されていますか?

この記事では、ローカル・日系・外資系を合わせて15社の主要美容サロンの詳細な企業情報や事業内容を紹介しています。読了時間は約5分です。

タイの主要美容サロンに関する業界地図はどこで入手できますか?

業界地図は資料ダウンロードリンクから無料でダウンロード可能です。ページ内の「お役立ち資料をダウンロードする」をクリックしてください。

タイの美容サロンの中でも特に歴史が長い企業はどれですか?

最も歴史が長いのは、1991年創業のNitipon International Groupで、さまざまな美容サービスやクリニックを展開しています。

外国資本が運営する美容サロンの特徴は何ですか?

外資系企業は、高品質なサービスや先進的な美容技術を取り入れており、ショッピングモール内の高級スパやフィットネスといった多様なサービスを提供しています。

タイの美容業界の中で日系企業はどのような役割を果たしていますか?

日系企業は高い美容技術と流行のスタイルを提供し、タイの顧客に高級な美容体験を提供しています。モガ・タイランドや資生堂のタイ拠点などが代表例です。

投稿者アバター
スラシット チャンペッチ Thailand-Based Industry Analyst
バンコク在住のタイ人。6年以上にわたり、タイにおける日系企業向けの翻訳・通訳業務に従事。経済・ビジネス・IT分野を中心に、企業調査や情報収集を得意とする。
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