【最新版!】インドネシアの主要化粧品メーカー12選〜製造業界〜

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今回は、インドネシアの主要化粧品メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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インドネシアの主要化粧品メーカー5選〜ローカル企業編〜

PT Paragon Technology and Innovation (パラゴン・テクノロジー&イノベーション)

1985年に設立されたインドネシアの化粧品会社。設立当初に社名はPT Pusaka Tradisi Ibuであった。

1995年に「Wardah Cosmetics」ブランドを立ち上げた。「Wardah」は、1999年にハラール認証を取得したインドネシアのハラール化粧品のパイオニアであり、自然の純度とハラール、モダンで信頼性の高いプロセスを組み合わせて、高品質のハラール製品を製造している。2010年には「Make Over」ブランドを立ち上げた。「Make Over」は限りなく女性を美しくする化粧品。

2011年には、社名を現在のPT Paragon Technology and Innovationに変更。2015年には「Emina」ブランドを立ち上げた。「Emina」はティーンエイジャーや新しいメイクアップユーザーに非常に簡単に使えるスキンケアとメイクアップ用品。2020年には「Kahf」ブランドを立ち上げた。「Kahf」は男性向けのハラールグルーミングブランドで、天然、ハラール、皮膚科学的にテストされた成分を使用している化粧品。 

出典:https://www.paragon-innovation.com/ 

PT Martina Berto Tbk (マルティナ・ベルト)

1977年に設立されたインドネシアの化粧品会社。1981年には東ジャカルタのプロガデゥン工業団地に設立した第1工場で「Sariayu Martha Tilaar」というブランドで化粧品を生産開始した。1986年には増産のため第2工場を建設。

1995年にはハーブの生産をボゴールのグヌンプトゥリに移した。そして、第1工場は子会社のPT Cempaka Belkosindo Indahに譲渡したが2005年に吸収合併し、化粧品生産を第2工場に統合した。1993年には事業拡大の一環として化粧品の請負生産を行うPT Cedefindoを買収。2011年にはインドネシア証券取引所(IDX)に上場。IDXコードは「MBTO」である。筆頭株主はPT MARTHANA MEGAHAYU INTIが66.82%を保有している。

現在、Marthaの専売店である「Martha tilaar Shop」は全国に18店舗ある。また、支店は23の大都市にあり、全国への製品供給ネットワークが完備されている。2020年のMartina Bertoの売上高は2,972億ルピアであった。 

出典:https://www.martinaberto.co.id 
https://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/202106/5501fffe14_69d6ffac9b.pdf 

La Tulipe Cosmetiques(ラ・チューリップ・コスメティクス)

1980年に設立されたインドネシアの化粧品メーカー。「LaTulipe Cosmetiques」は、効果を強調し、副作用を引き起こしにくく、熱帯気候に適した化粧品というシンプルなアイデアから始まった。「LaTulipe」の名前の由来は「チューリップ」が、直立し、しわになりにくい美しい花の名前であるということ。

「La Tulipe Cosmetiques」は、クレンジング、フレッシュ、モイスチャライジング化粧品を製造することから始めた。La Tulipeの製品は、国内および国際的なメイクアップコンテストを含め化粧品分野の美容師や医師によってますます使用されるようになり、1987年には全国レベルの大会で「チャンピオン」の称号を獲得し、同年、ASEANレベルのチャンピオンの称号も獲得した。 2001年にはインドネシア食品医薬品局からCPKB(Good Cosmetics Manufacturing Practice)証明書を取得。また、2009年にはインドネシアウラマー評議会(MUI)よりハラール証明書を取得。消費者の認知が進む。

出典:https://latulipe-id.com/

PT Mustika Ratu Tbk(ムスティカ・ラテゥー)

1975年に設立されたインドネシアの化粧品会社。1978年には営業を開始。1981年には東ジャカルタのシラカスに第1工場を設立。1995年にはインドネシア証券取引所(IDX)に上場。IDXコードは「MRAT」である。筆頭株主はPT Mustika Ratu Investamaが71.262%を保有している。

1996年にはISO14001およびISO9002を取得。2000年には東南アジアおよび東アジア諸国へのスパ製品の販売およびフランチャイズ展開を開始。2018年にはカナダ、米国、中国、イラク、ニュージーランド、ブルガリアなどの国々に輸出を拡大。 Mustika Ratuの市販ブランドには、「mustika ratu」:女性用スキンケア、ボディケア、ヘアケア、オーラルケア、ハーブドリンクと基礎化粧品。「Mustika Puteri」:少女用リップクリームとフレグランス。「Bask」:男性用フレグランス、フェースケアとヘアケアがある。Wellness & Spaには「Taman Sari Royal Heritage Spa」がある。2020年のMustika Ratuの売上高は3,184億ルピアであった。

出典:https://tsrh.tamansariroyalheritagespa.com/ 
https://www.idx.co.id/StaticData/NewsAndAnnouncement/ANNOUNCEMENTSTOCK/From_EREP/202106/cfccf736a9_f5a76eaf2d.pdf 

EMINA COSMETICS(エミナ・コスメティクス)

インドネシアの化粧品ブランド。ティーンエイジャーに人気のローカルの化粧品ブランド。また、「Emina」は安いだけでなく、ハラール認証を取得しており、BPOM(医薬品食品監督庁)にも登録されているので、安心して使える。

「Emina」の製品は多様で、メイクアップ製品には、フェース用:ルースパウダー、パウダーコンプレクション、リキッドコンプレクション、チークとハイライター。リップ用:リップグロス、リップスティック、リキッドリップスティック、リップティント、リップマットとリップケア。アイズ用:アイシャドウ、アイライナー、アイブロー、マスカラとコンシーラー。スキンケア製品には、洗顔剤、メイク落とし、日焼け止め、保湿剤、トナー、スポットジェルとマスクなど幅広い品揃えがある。 「Emina」の専売店は全国に15店舗ある。また、ホームページでネット販売しているだけでなく、tokopediaやshopeeなど大手ネット通販にオフィシャルストアを開設している。

出典:https://www.eminacosmetics.com/ 
https://www.tokopedia.com/blog/top-brand-kosmetik-lokal-terbaik/ 
https://www.tokopedia.com/emina-official
https://shopee.co.id/eminaofficial 

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インドネシアの主要化粧品メーカー4選〜日系企業編〜

PT Shiseido Cosmetics Indonesia(資生堂コスメティクス・インドネシア)

資生堂はインドネシア市場で 1958 年に販売開始。1994 年からシナルマスグループ傘下の PT Dian Tarunaguna社を代理店として販売を拡大。インドネシアではグローバルブランド「SHISEIDO」のほか、2010 年には最高級ブランド「クレ・ド・ポーボーテ(cledepeau-beaute)」も発売し、デパートチャネルでプレステージマーケティングを展開をしている。

2014年には、グローバルブランド「SHISEIDO」の育成に加え、ボリュームゾーンであり、継続して大きな伸長が期待できるマス・プレステージ領域へさらに注力するため、資生堂が65%、シナルマスグループが35%で合弁会社「PT Shiseido Cosmetics Indonesia」を設立。

資生堂ブランドでは、「スキンケアー」「メイクアップ」「サンケアー」「フレグランス」「MENS」製品が販売されている。クレ・ド・ポーボーテブランドでは「スキンケアー」「メイクアップ」「シナクティフ」製品がジャカルタの4店舗とスラバヤの1店舗の合計5店舗で販売されている。

出典:https://www.shiseido.id/
https://corp.shiseido.com/jp/releimg/2288-j.pdf 
https://www.cledepeau-beaute.com/id/ 

PT Kao Indonesia(花王インドネシア)

1985年に花王はディノ洗剤粉末を製造しているPT Dino Indonesia Industrial Ltd へ出資比率50:50で資本参加することでインドネシアに進出。1990年にはPT Dino Indonesia Industrial Ltd.の製品を販売するためにPT Dinokao Indonesiaが設立された。

1997年にはPT Dino Indonesia Industrial Ltd. とPT Dinokao Indonesia が合併してPT Kao Indonesiaが誕生した。

現在、インドネシアで「ビオレ」が販売されている。「ビオレ」は美しく健康な肌が保存状態の良い自然な状態から生まれることから、ビオレのフェイシャルフォームとボディフォームは、肌の自然な良さを維持するのに役立つだけでなく、クレンジングだけではなく治療も行う柔らかいフォームで、肌を美しく健康にする。「ビオレ」の製品ラインナップには「フェイシャルクレンジングフォーム」「パック」「メイク落とし」「UVプロテクション」「ハンドソープ」と「リキッドバスソープ」がある。

出典:https://www.kao.com/id/en/about/outline/history/ 
https://www.kao.com/id/id/products/biore/ 

PT INDONESIA KOSÉ(インドネシア・コーセー)

2014年に設立された日系の化粧品会社。インドネシアで販売されているコーセーのブランドは「SEKKISEI CLEAR WELLNESS」「ONE BY KOSE」「INFINITY」「SEKKISEI」と「ESPRIQUE」の5つ。

「SEKKISEI CLEAR WELLNESS」は肌のバリア機能とKOSÉの研究結果である「クラリティ方程式」との関係に焦点を当て、健康的な透明感を生み出すスキンケア商品。「ONE BY KOSE」はすべての卓越性を集めた究極の品質の製品を提供するブランド。「INFINITY」は無限の美しさを意味する美容製品。「SEKKISEI」は東洋のハーブ成分の力で黒点や経年によるダメージを最小限に抑え世界中の女性が美しく半透明の肌を実現するための製品。「ESPRIQUE」は「メイクに革命を起こす」をコンセプトにした化粧品に対する先入観を一変する製品である。 販売は、SOGO百貨店、SEIBU百貨店、AEONモールを始めとする百貨店・ショッピングモールの12店舗で行なわれている。

出典:https://www.kose-id.com/ 
https://www.kose.co.jp/company/ja/info/history

PT Mandom Indonesia Tbk(マンダム・インドネシア)

1969年にPT Tancho Indonesia Co.Ltd.としてインドネシアに設立された日系化粧品メーカー。1987年にはインドネシアの女性化粧品市場に「PIXY」ブランドで本格的に参入。

1993年にはインドネシア証券取引所(IDX)に上場。IDXコードは「TCID」である。筆頭株主はMandom Corporationで64.72%を保有している。2001年に社名を現在のPT Mandom Indonesia Tbkに変更。

PIXYは、スキンケア製品ではインスタントリッチマイクロバブルフォームを使用して皮膚の毛穴まで油や汚れを洗浄できる革新的な洗顔製品ホワイトアクアポアクレンザーミセラーフォームが人気。メイクアップ商品では、より明るく12時間持続するリキッドタイプのUVホワイトニングステイラストセラムファンデーションが人気。衛生用品は、コロナ禍を反映して75%のアルコールと抗菌フォーミュラで強化されたハンドジェルやハンドミストが人気。2020年のMandomの売上高は1兆9,890億ルピアであった。

出典:https://www.pixy.co.id/ 
https://mandom.co.id/ 

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インドネシアの主要化粧品メーカー3選〜外資系企業編〜

L‘Oréal Indonesia(ロレアル・インドネシア)

1979年に設立された外資系化粧品会社。1986年には製造会社のL’Oréal Manufacturing Indonesiaが設立され現地生産が開始された。L’OréalはインドネシアでNo.2の化粧品メーカー。

しかし、プロフェッショナル美容室ビジネスではインドネシアでNo.1。高級化粧品、男性スキンケア商品、そして、特にスキンケアブランドの「Garnier」についてはインドネシアでNo.1である。過去10年間、L’Oréalは市場の発展よりも高い成長性を一貫して達成してきた。 L‘Oréalは4つの部門で構成されている。美容師をサポートし髪産業を発展させる「プロフェッショナル製品部門」、L’Oréal Paris、Maybelline New York、Garnier、NYX Professional Make Upブランドを含む「消費者製品部門」、Lancôme、Yves Saint Laurent、Giorgio Armaniなどの主要ブランドを含む「ロレアルラックス部門」と薬局でも扱われる皮膚化粧品を世界的にリードする「アクティブコスメティック部門」である

出典: https://www.loreal.com/id-id/indonesia/

Make up forever(メイクアップ・フォーレバー)

1984年にフランスで設立された化粧品メーカー。ステージに向けて変身するために必要なメイクとツールをパフォーマーに提供するプロのメイクブランド。「Make up forever 」は、1999年以来世界をリードするラグジュアリーグループ「LVMH」のメンバーとなった。

「Make up forever 」は、60か国以上で販売されており、世界中の2,200以上の販売拠点で販売されている。 インドネシアには、「Make up forever」がジャカルタ、バンドン、バリ、マカッサールに7店舗、「Sephora」がジャカルタ、スラバヤに3店舗、「Autre」がジャカルタ、スラバヤに9店舗、合計19店舗ある。 主な商品は、フェース用:ファンデーション、プリメール、ブラッシェス、ブロンザー、コンシーラー、ハイライター、パウダーとシーラー。アイズ用:アイライナーとペンシル、アイシャドー、アイブロー、マスカラ、プリメールとシーラー。リップス用:リップスティック、リップケア、リップライナーである。

出典: https://www.makeupforever.com/id/en 

MAC Cosmetics(MAC・コスメティクス)

1984年にカナダで設立された化粧品ブランド。「M・A・C」は世界をリードするプロのメイクアップオーソリティ。多様性と個性を尊重し、すべての年齢、すべての人種、すべての性別を対象としている。

「M・A・C」はファッショントレンドセッティングの最前線に立ち、ファッション、アート、大衆文化の第一人者たちとコラボレーションし、M・A・C のアーティストたちは、世界中のファッションウィークの舞台裏でトレンドを生み出している。1994年以来、エスティローダーカンパニーの一部となった。「M・A・C」は現在、世界105か国以上で販売されている。毎年、新しいカテゴリー、製品、50以上のコレクションの開発に取り組んでいる。 インドネシアでは、バリに2店舗、ジャカルタに8店舗7、中部ジャワのスマランに1店舗と東ジャワのスラバヤに2店舗と合計13店舗がある。個性と自己表現を何よりも尊重しており、M・A・Cの店舗ではメークアップサービスも行われている。

出典: https://www.maccosmetics.co.id/

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