【最新版!】フィリピンの主要化粧品メーカー19選〜製造業界〜

今回は、フィリピンの主要化粧品メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて19社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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フィリピンの化粧品業界 業界地図はこちら!
目次

フィリピンの主要化粧品メーカー11選〜ローカル企業編〜

Sunnies Face (サニーズ・フェース)

2018年に設立のサニーズフェイスは、ラグジュアリーな処方とあらゆる肌色に対応する色調で、世界中で話題を呼んでいる。サニーズフェイスの製品はすべて動物実験を行わず、オーナー自身とその友人や家族によってのみテストされてきた。

すべての製品はパラベンを含まず、妊娠中や授乳中の女性にも安心して使うことができる。有名オンラインショップモールで専用ページを開設し、フォロワー数228,900中81,400が評価4.9と高評価を得ている。また、有名店舗のワトソンのオンライン・オフラインショップで店頭に並びここでも高評価を得ている。

看板商品であるFluffmatte Lipsticksは、ベストセラーとなり同ブランドの知名度を上げた。2022年現在、15店舗がSMモール・アヤラセンター等にロケーションされている。企業規模:社員数は、当初の10名から34名(2022年)となっている。

出典:https://www.sunniesface.com/

SkinPotions (スキンポーションズ)

SkinPotionsは、姉妹のJonalynとAileen Sisonによって2013年に設立された。スキンケアとメイクアップを通じて人々の生活を変革したいという思いから、製品を開発。彼女らの興味は、10代のにきびからのJonalynの個人的な希望と彼女の肌に役立つ適切な製品を見つけることであった。

設立後、世界中の100以上の再販業者/販売業者として、経験を養い、2015年にリリースされて以来、ベストセラーとなった。2015年、群衆のお気に入りのスノーベリースリーピングクリームマスクが誕生し、発売以来大きな売上を上げる。やがて、SkinPotionsは、米国、イタリア、日本、アブダビ、台湾、オーストラリアに進出した。

2016年SkinPotionsは、SMスーパーモールズに3つのキオスクを開設した。2017年FC化を導入した。オーガニックスキンケアアイテムをメインに取り扱う国産ブランドとして、スノーベリークリームマスク・ローション・メイクアップベースなどの化粧品や美容機器も販売している。また、美容院の経営支援やB TO B事業も行っている。店舗数は3店舗。

出典:https://skinpotionsph.com/

Ever Bilena Cosmetics Inc (エバービレナコ・スメッティクス)

創業者のディオセルドは、彼の経験、成功への強い決意によって、ヘンリー・シーやジョン・ゴコンウェイなどの大物からの指導を受け、1983年にエバービレナ・コスメティックス社を設立した。Ever Bilenaは、現代的で勤勉なフィリピン人を念頭に置いて作成された化粧品ブランドである。

14のブランドを展開し、口紅などのカラー化粧品が人気。化粧品だけでなく、バス用品など品種も多岐に及んでいる。リップ製品は、エバービレナ・コスメティックスとして、2021年3月8日「あなたの肌のトーンを補完する完璧な口紅の色合い」を提供している。リップキットは、クリスマットリップリキッドリップスティック、クリスマティックリップスティック、クリスマットリップライナーなどがある。いずれも赤い色合いを基調としている。

インフルエンサーViy Cortez(24歳)は、Youtubeで390万人、Instagramで150万人、Tiktokで170万人の加入者ベースを獲得している。 Ever Bilenaのアンバサダーとして、同社の売上に貢献している。拡販手段は、有名オンラインショッピングのLazada・Shopeeに公式ページページで発信。本社には約400〜500人のアクティブなスタッフ全就業者数は1,800名。

出典:https://everbilenacosmetics.com.ph/

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Colourette Cosmetics (カラーレット・コスメティックス)

2015年に設立されたColourette Cosmeticsは、多目的メイクを手頃な価格で専門とするフィリピンの美容ブランドで、性別、性的指向、年齢、職業、民族などに関係ないコンセプトで製品を作る。同社は地元ブランドであり、夢を持った女性の小さなグループとして始まったが、現在では数百人のスタッフチームに成長した。

Colourette Cosmeticsは、PETAのGlobal Beauty Without Bunnies Programによって動物虐待のないことが認定されている。このプログラムは、現在から将来にわたって、製品開発または販売プロセスのどの時点でも動物実験を一切取り入れていない企業としてのポリシーでこのブランドを表彰受けている。

目、頬、唇に使用できる多機能メイクを専門として取り扱っている。製品は世界標準で作られ尚且つ、フィリピン人が購入しやすい手頃な価格で販売されている。オフラインでは、SMモール及びロビンソンに店舗を9店舗開設している。

出典:https://www.colourette.ph/

Happy Skin (ハッピースキン)

Happy Skinは、世界クラスの品質のメイクアップを提供することを目的としたフィリピンのブランドである。Happy Skinは、世界の美容の中心地である日本、韓国、台湾から調達した世界クラスの高品質な製品をOEMブラントとした美容ブランドで、2013年10月に立ち上げた。国内でトップのローカル企業のプレーヤーの1つである。

すべての製品は、PS市場に出る前に、製品テストを実行しており市場の要望に対応する。売れ筋商品は、1番目にauthencity ジェネレーションハッピースキンマイリップスで、399 PHPと安価である。2番目はスキニーシッピング、 649PHPで2016年以来国内で最も人気が出た商品である。3番目にハネムーングローでシャットアップ&キスミーモイスチャライジングリッピー 、540PHPで、シアバターとコラーゲンが含まれており、しなやかで潤いのある製品である。いずれも欠品が続くこともある人気商品である。

肌にやさしく使いやすい化粧品に対するニーズに対応するため、現在は、メイクだけでなく、スキンケアやネイルケア製品も取り揃える。創業者のマナンキルトリロは、2021年方向性の違いで辞任している。

出典:https://www.happyskincosmetics.com/

Refinette Cosmetic Manufacturing Corporation (リフィネット化粧品製造)

1993年に設立されたリフィネット コスメティック マニュファクチャリングコーポレーションは、フィリピンのブラカン州ギグイントにあり、化粧品・石鹸・洗浄剤・トイレの部品及びパーツ製造の一部に従事している。

また、同社は革新的で効果的なスキンケア、健康、ウェルネス製品の研究開発契約メーカーとして高く評価されている。30年の経験のある同社は、企業方針の中心的かつ最前線として、プロ意識、適性、誠実さを提唱している。取扱製品:抗菌エッセンシャル・化粧品・石鹸・栄養化粧品で抗酸化物質を含むなど純粋な化粧品メーカ―プラス化学製品の製造販売を行い他者とは一線を画している。

化粧品製造業では、30年の実績を持ちコントラクトマニュファクチャリングのワンストップショップ販売を実現している。500人以上の専門家と熟練労働者を配し、FDAおよびGMPに準拠した製造プラントおよび施設を保有するBtoB企業である。社員数282名。

出典:http://www.refinette.net、https://bit.ly/35YEDec

Skin Solutions Cosmeceuticals Inc. (スキン ソリューションズ カスメシューティカルズ)

Skin Solutions Cosmeceuticals Inc.は、顧客(BtoB)の仕様に合わせてカスタマイズされたスキンケア製品であり、最先端の設備と革新的なソリューションを使用して創造的なアイデアから生まれた調合品を製造し、一般市場での競争力を高めている。同社は、操業初日からわずか2か月で生産量が4倍になるという快挙を達成した。

同社は、増加する顧客アカウントに対応するために従業員数を3倍にするなど快進撃であった。同社は急速に成長し続けており、その無数の石鹸ライン、幅広い優れた調製品、そして多種多様なスキンケア製品を誇っている。同社のスキンソリューション専任の専門家が、自身の自社ブランドの下で、科学的に優れ、収益性の高いスキンケア製品を提供している。

製品は、水系乳化技術による有機合成の合成技術など、有機合成関連技術の研究開発し、ファイシャルマスク・スキンケア・美容キット・ボディソープ・専門製品などである。企業規模:社員数700名以上、売上100ミリオン米ドル以上。

出典:https://bit.ly/35YEDec、https://skinsolutions.com.ph

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South Care Cosmetics (サウスケア・コスメティクス)

サウスケア コスメティックス マニュファクチャリング・インクは、2010年に設立されたローカル企業で、化粧品、スキンケア、パーソナルケア製品の研究開発から配合、設計、製造、流通までのワンストップソリューションを提供している。同社は、製品の優位性に起因して、創業からわずか2か月で生産量が4倍になった。従業員数は3倍となり、より大規模な研究所と工場を儲けた。

現在、同社は、成長とともに液体および粘性のスキンケア製品だけでなく、数多くの石鹸製品がラインナップされている。サウスケアコスメティックスの経験豊富でよく訓練されたチームは、科学的に優れ、視覚的で他者をリードするスキンケア製品としてユーザーから評価されている。成功したストックフォーミュラからの選択か、顧客ニーズと仕様に従いカスタマイズすることができる。これが同社の大きな特徴でもある。

OEM生産請負・ストックフォーミュラ・オールインワンマニュファクチャーリング・カスタムフォーミュラー・処方研究開発支援などワンストップサービスを行っている。

出典:https://southcarecosmetics.com、https://bit.ly/35YEDec

SCC Innovasia Inc. (エスシーシー・イノバシア)

1991年に設立されたSCC Innovasiaは、100%フィリピン人が所有するローカル企業である。国内で最大のパーソナルおよびスキンケア製品の契約メーカーの1つで、SCCは長年にわたり、プリンシパルの1つであるJohnson&Johnsonからのサードパーティメーカーオブザイヤー賞や、Paranaque商工会議所からのSalambao Award for BusinessExcellenceを受賞してきた。

2014年に労働雇用省から一般労働基準および労働安全衛生基準のコンプライアンス証明書を授与されたSCCは、500の強力な非組合製造企業でもある。カビテ州カルモナのゴールデンマイルビジネスパークにあるSCCの製造施設、「SCC Innovasia Global Inc.(SIGI)」は、PEZA登録企業で、輸出市場にサービスを提供する化粧品製造・石鹸・洗浄剤メーカーの1つ。

製造ラインは、業界の変化するニーズへの対応のため、製造施設のアップグレードを継続している。施設のアップグレードで注目に値するのは、施設の暖房、換気、および空調(HVAC)システムの改善であり、環境、健康、安全の分野にも継続的な改善を実施している。企業規模:従業員数155名

出典:http://scc.com.ph、https://bit.ly/35YEDec

Gold Win(ゴールドウイン)

1994年1月6日に設立されたGoldwin Manufacturing Laboratories Corp.は、フィリピンの現地市場向けの化粧品の流通に関わるパートナーシップとして始まった。その後、さまざまなスキンケア製品の委託製造に乗り出した。コールドプロセスによる石鹸製造も専門としている。その後、ファミリー企業として約100人の労働者を雇用する組織に成長した。

同社の技術研究所・製造・倉庫施設・オフィスは、フィリピンのマリキナ市の商業および工業用地内にある2つの高層ビルにあり、自社ブランドの有料/契約メーカーであり続けている。その製品ラインは、ハーブ石鹸と特殊石鹸、フェイシャルとボディクレンジングの準備、クリームとローション、ヘアケア製品、その他のケアと化粧品である。

事業提携先として、マリキナビジネスアンドインダストリークラブインク、フィリピン輸出業者連盟、フィリピン化粧品科学協会、フィリピン化粧品技術支援センター財団、海外では、フィリピン-サウジアラビア/カタール/南アフリカがある。企業規模:マリキナのオフィス及び工場に100名の従業員がいる。

出典:http://www.pureskin.com.ph

Kaiser Dream Cosmetics Manufacturing (カイザー ドリーム コスメティクス・マニュファクチャリング)

ラグナ州ビニャンのBrgyTimbaoにある当社の製造工場は、FDA基準に準拠しており、厳格な適正製造基準に準拠している。フィリピン国内で各企業へのOEM生産を行っている。

SPA製品・美白やアンチエイジングのスキンケア製品の製造も専門としている。主に小売、卸売、バルク、または顧客のオリジナルブランドの下で個人的にラベル付けされた製品を提供。KDSコスメティックスは、小規模企業が低資本投資で美容事業を開始できるよう支援することを目的としているため、最小注文要件なしで在庫のあるフォーミュラ製品を提供している。同社の製造能力は、小規模から非常に大規模まで、あらゆるサイズの実行に対応できる。

提供製品:美容石鹸、ボディローション、フェイシャルクリーム、ボディスクラブ、フェイシャルウォッシュ/クレンザー、トナー、収斂剤、フェイシャルマスク、香水、オードトイレタリー、ケルン、ボディミスト、ヘアケア製品など、さまざまなパーソナルケア製品。

出典:https://kdscosmetics.ph

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フィリピンの主要化粧品メーカー3選〜日系企業編〜

Shiseido Philiipines (資生堂フィリピン)

2019年新規に設立された資生堂フィリピン株式会社は、シンガポールの美容流通会社であるルクサシアとの合弁会社で、資生堂の100%子会社でアジアを統括する資生堂アジアパシフィック(シンガポール法人)との合弁会社である。資生堂は、フィリピンの既に3000億円に成長している市場の足場強化のために設立されたものである。

合弁前の資生堂は、2013年以降常に二桁の成長を続けていたが、さらに資生堂フィリピンは、プレステージ、フレグランス、コスメティックス&パーソナルケアのすべてのビジネスカテゴリーの製品を販売し、マーケティングへの投資を加速し、売上を伸ばしている。また、資生堂フィリピンは406件の特許を出願している。

グループ企業規模:46,000名(2021年)店舗数:資生堂の商品は、直営店を超えて、国内約83,000店舗、海外約39,000店舗で販売。売上:全体の2021年1~6月期は、売上高が21.5%増の5076億円。 前年同期は34億円の赤字だった営業利益も230億円へと回復した。(2021年)

出典:https://shop.shiseido.com.ph/

MANDOM Philippines (マンダム・フィリピン)

1992年設立されたMANDOM PHILIPPINES CORPORATIONは、フィリピンのマニラのマカティに所在し、コスメタリー、スキンケア化粧品、化粧品関連業界の1つとして機能している。MANDOM PHILIPPINES CORPORATIONには、合計50人の従業員がいるマニラには15名関係会社は27社ある。また、日本本社の子会社は国内に3社、海外にグループ会社を13社をアジア各国に配置して傘下に置いている。

Mandom Philippines Corporationを現地に設立。男性向けスキンケアやコロンなどのトイレタリーを中心にフィリピン人の嗜好に合わせた商品を展開している。製品:GATSBY・LUCIDO・MANDOM・BIFESTAなどがある。フィリピン国内への販売は代理店流通を通している。

企業規模:資本金310,000,000フィリピンペソ(2020年12月31日現在)フィリピン法人としての本社登録は正社員15名(2020年12月31日現在)グループ売上:2019年3月期決算789.97億円、2020年3月期817.74億円、2021年3月期633.1億円、社員数2316名(2021年)

出典:https://www.mandom.com.ph/

KOSE (コーセー)

株式会社コーセーは、主に化粧品の製造、販売を行う日本の企業である。 2003年にフィリピンでの販売を開始した。フィリピンでコーセー化粧品を探す場合は、コーセーフェイススキンケアとコーセーアイケアから選択し、アクセスする。「SEKKISUIホワイトフェイスウォッシュクリーム80g / 120g【日本直送】」、「コスメポートソフティモホワイト薬用クレンジングフォームフェイシャルウォッシュ(190g)」と「ソフティモクレンジングフォームホワイト」が人気。 120.00PHP〜 6,500.00PHPの価格帯で販売。

コーセーでは、特に現地法人を設立せず、FACEBOOKとの連携でオンライン販路であるPerfumestore,Happy bueaty、Shopee、Lazada、Caloussel、フィリピンCosmo Store、My bentaなどで販売している。最近の傾向として、オンライン販売はボーダーレスであり、特定のオンラインショップとの連携を強化することで、市場に参入できる。

企業規模グループ売上: 2794億円20201年3月期前年10%以上ダウン、社員数14,403名、純利益: 119.9億円

出典:https://www.cosmeticsnow.ph/items/kose、https://www.kose.co.jp/company/ja/info/bases/

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フィリピンの主要化粧品メーカー5選〜外資系企業編〜

Revlon(レブロン)

1878年エリザベスアーデンが美を追求し伝説的な起業をした後、1932年にレブロンとして登場し、ドラッグストアとデパートに事業を拡大した。1942年までに、レブロンは数百万ドル企業となり、第二次世界大戦の終わりまでに、米国のトップ5の美容ブランドとなる。

1960年代初頭までに、レブロンはフランス、イタリア、アルゼンチン、メキシコ、アジアに子会社を持ち、フレグランス市場への参入。現在、レブロンは150か国で販売され、永続的な美容ブランドの1つを生み出している。リップ製品は米国で作られ、一部のレブロンファンデーション、コンシーラー、パウダーは中国製である。

フィリピン国内への販売は、他社の業界コンペティターと同様オンラインと大手ドラッグストアやデパートで販売されている。企業規模:150か国、社員数:7300名(2019年)グループ売上:27億ドル(2018年)、24億ドル(2019年)、19億ドル(2020年)総資産:5億7000万ドル。

出典: https://www.revlon-japan.com/、https://www.revlon.com/

L’Oréal(ロレアル)

ロレアルは、フィリピンにおいて1989年に法人を設立した。フィリピンで利用可能なブランドは10種類ある。フランスのクリシーに本部を置く世界最大の化粧品会社であり、化粧品、ヘアカラー、ヘアケア、スキンケア、日焼け防止、香水の分野を中心に発展してきた。また、皮膚病学や調剤の分野の業務活動にも力を注ぐ。(ユーロネクスト・パリ上場企業)

ロレアルフィリピンは、1989年に参入後、33年目を迎えた。設立以来、マスマーケット、デパート、ドラッグストア、ヘアサロン、旅行小売店舗、eコマースなどのすべての流通ネットワークで見られる10種の多様で無料ブランドのユニークなポートフォリオを提供している。フィリピン事業の中心は、フィリピン人の美の願望に取り組み、美の未来を発明するために機敏で創造的な文化の中で成長する170人以上優秀なスタッフで構成されている。

米国、日本、ブラジル、中国、インド、南アフリカの各市場に1つずつ、リサーチ&イノベーションとマーケティングハブの世界的なネットワークを構築している。企業規模:売上収益: 298.7億ユーロ、従業員数: 88,000 (2019年)、創設者: ウージェンヌ・シュエレール

出典: https://www.lorealparisusa.com/、https://www.loreal.com/en/、https://www.loreal.com/en/philippines/

Avon Cosmetics Inc. (エイボン化粧品)

会社概要:AVON COSMETICS INC.は、フィリピン、マニラのマカティにあり、化粧品、香水、スキンケア製品、ヘアケア製品を製造、販売企業の1つである。フィリピンでは、1978年エイボンが地元の美容会社Beautifontを買収して市場参入した。社名は1983年にAvonによるBeautifontからAvon Cosmetics Inc.に正式に変更された。

本社のニューヨーク州にあるイノベーションセンターには、科学者、エンジニア、美容専門家の世界クラスのチームがあり、科学的専門知識を活用して、最先端の高品質な製品を提供している。アルファヒドロキシ酸(侵襲的なフェイシャルトリートメントのより手頃な代替品)をすべての女性が利用できるようにした最初のスキンケアブランドでもある。750を超える特許 をライセンス供与し、 世界初の 特許技術であるAnew’sを所有している。

企業規模:68か国に500万人を超える営業担当者。フィリピンの従業員の70%、マネージャーの65%は女性であり、シニアリーダーの58%も女性である。グループ売上: フィリピン法人には、282人の従業員。卸代理店などには1,800社。化粧品、香水、スキンケア製品、ヘアケア製品を製造、販売。

出典: https://www.avon.ph/avon-ph/about-us.html

Estee Lauder (エスティローダー)

Estee Lauderは、美容業界の世界的リーダーで、革新的な製品と経験で顧客に満足感と個々の美しさを表現する手段を提供している。70年以上にわたる歴史を積み上げてきた。エスティローダー夫人が1946年に会社を設立し、揺るぎない信念で女性がより美しくなることができるという信念を忠実に継続してきた。

エスティローダーは、エレガンス、ラグジュアリー、優れた品質で世界的に高い評価を得ている。同社は、プレステージメイク、スキンケア、フレグランス、ヘアケアのみに焦点を当てた唯一の企業である。現在、約150ヵ国と地域で販売されている25以上のブランドの多様なポートフォリオを持っている。

アメリカの化粧品会社で有名ブランドはEstée Lauderは、高級路線を取っている。同社の平均年齢は25歳プレステージブランドは150ヵ国、企業規模:売上高142.9億(2021年)、世界中の従業員:60,000名。

出典: https://www.esteelauder.com/

Chemico(CMC) (ケミコグループ)

1994年設立のChemico(CMC)グループは、中東やヨーロッパを含むアジアの化粧品、在宅ケア、食品、栄養補助食品業界の専門代理店である。400人以上の従業員と、そのうち170人のスタッフが健康と美容の機器とサービス業務を行い各製品を提供している。タイに本社を置き、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、インド、ロシアの7か国に8つの関連会社がある。

Chemicoグループの研究所は、化粧品、在宅ケア、食品、およびダイエット製品のサービスを提供することを目的としている。Chemico Philippinesは、2001年にタイのChemico Inter Corporation の下で、化粧品および在宅ケア用の高品質材料の輸入および販売業者として、フィリピンのマカティに2002年設立された。設立後3年連続で大成功を収めた事業は、食品、栄養補助食品、健康・美容機器にまで拡大した。

企業規模: フィリピン法人50名、グループ400名、グループ売上165億円

出典: http://www.chemicogroup.com、https://www.chemicogroup.com/page-company/22/Chemico-Philippines.html

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