今回は、フィリピンの主要文房具・事務用品メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて19社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
読了時間の目安:5分
目次
- フィリピンの主要文房具・事務用品メーカー10選〜ローカル企業編〜
- Amalgamated Specialties(アマルガム・スペシャリティーズ)
- office warehouse(オフィス・ウエアハウス)
- Times Trading Corp(タイムス・トレーディング)
- National Book Store(ナショナルブックストア)
- OfficeMan(オフィスマン)
- Fully Booked(フリー・ブックド)
- Office Works(オフィスワークス)
- REX BOOKSTORE(レックス・ブックストア)
- LSG Industrial & Office Products Inc.(LSGインダストリアル&オフィスプロダクツ株式会社)
- iBITS Company(iBITS カンパニー)
- フィリピンの主要文房具・事務用品メーカー4選〜日系企業編〜
- フィリピンの主要文房具・事務用品メーカー5選〜外資系企業編〜
フィリピンの主要文房具・事務用品メーカー10選〜ローカル企業編〜
Amalgamated Specialties(アマルガム・スペシャリティーズ)
1963年に設立されたAmalgamatedSpecialties Corporation(AMSPEC)は,フィリピンのマニラ首都圏にある筆記具・文房具製造業の1つである。AMSPECは、60年に及ぶの専門的な経験を有し、Crayola、Li’l Hands、TPencil、Jumbo Pencils、Magic Touch、Touch and Go、Gold Medal、Old Town、AMSPEC Jotなどの筆記具、Elephantなどの高品質のブランドで文房具業界で最もよく知られている。
AMSPECは、創業以来、鉛筆とクレヨンを製造・販売し、教育ブランドの強力な市場プレゼンスが背景にある。同社は、ハードウェアビジネスの機会を見て、配管用のClarisseとBrasscraft、家庭用家具の付属品用のWeylan、ローラーとブラシ用のLinzer、ブレード用のMagicut、ファイヤースターター用のEZFireなど、高品質でありながら手頃な価格の製品も提供している。
AMSPECは、フィリピンの1つの文房具会社Arts and Crafts Materials Institute(ACMI)によって正式に承認されており、CE認定を受け幼児に対する安全性も提供している。企業規模:社員数130名以上、関連企業2社。
出典:https://amspec.ph/about.php
office warehouse(オフィス・ウエアハウス)
1997年設立のOffice Warehouseは、品質、コスト効率、および付加価値のあるオフィスソリューションを保有し、中小企業のプロバイダーおよびオフィスコンサルタントを務めてきた。最高級のオフィス用品や学用品、家具、そして幅広いテクノロジー製品の提供するとともに、世界最高のシュレッダーブランドFELLOWESとドイツのトップブランドSCHNEIDERの独占的に販売権も保有している。
Office Warehouseは、カスタマーサービスとサポートのため、店舗でコピー、カラーおよびモノクロ印刷、製本、ラミネート、スキャン、ファックスなどのビジネスサービスも提供している。流通は直営店とオンラインサービス(shopeeやlazadaなどの有名オンラインサービス)で3,000.PHP以上の購入に対して無料配送を行っている。
企業規模:店舗数は、マニラ首都圏に70以上の有店舗を保有し、全国の主要都市にも拡大している。企業規模:100MUSD以上 700名以上のランクにある(BIZ DIRCTより)
出典:https://bit.ly/3Heddhp、https://www.officewarehouse.com.ph/
Times Trading Corp(タイムス・トレーディング)
1945年に設立のTimes Trading は、フィリピンの学校用品および事務用品の主要な販売代理店の1つであり、全国の学生、サラリーマン、専門家、および企業に、それぞれの生産性を高めるための高品質のツールと用品を提供している。Elmer’s Glue、Artline High Performance Markers、Maped School and Office Productsなど、国内で最も有名なブランドのいくつかを代表している。
同社は、フィリピン全土の厳選されたディーラーグループと協力し、高品質の学校用品や事務用品を普及している。常に認定ディーラーをオンラインで募集も行っている。製品とサービスは、全国のすべての主要な書店、小売店、学校および事務用品のディーラーで利用できる。取扱製品:接着剤や学校用品文房具など幅広く販売。ブランド製品は44種類取り扱っている。
77年間営業を続けており、全国の学生や企業に高品質の学校用品やオフィス用品の時計を提供することで、より良いフィリピンの構築に貢献。企業規模:従業員89名 売上1,700万ドル、店舗数1店舗
出典:http://www.times.com.ph/
National Book Store(ナショナルブックストア)
National Book Storeは、1942年に設立され、60年代にNational Book Storeの9階建てのビルを建設、1980年代には、総収入3,470万ドルで100万ドルの利益を獲得し、フィリピンの上位100社の名簿に加わる。以後も順調に支店を増設し、2015年には200店舗に及んでいる。さらにマンダルヨン市のクアッドアルファセントラムビルに本社を設けた。
1995年National Book Storeは、学校用品や事務用品の自社ブランドであるBestBuyを立ち上げる。2013年National BookStoreはeコマースサイトを立ち上げ、オンライン販売に力を注ぐ。日本のプレミアムブランドであるフィリピン国内のイトヤの独占販売代理店に任命された。2016年 National Book Storeは、フィリピン小売業者協会の殿堂入りを果たす。
National Book Storeは、フィリピンのカランダッシュ製品の独占販売代理店に任命を受け、さらにディズニーから製品を設計および配布ライセンスを取得するなど多くの信頼を得ている。企業規模:2022年ブックタイトル数90,000 以上、学校および事務用品100,000 以上、店舗数200店舗、従業員3,000名
出典:https://www.nationalbookstore.com/
OfficeMan(オフィスマン)
1997年に設立されたOffice Man Inc.は、ワンストップショップの利便性を念頭に置き、フィリピン国内でオフィスおよびIT製品の開発・流通において最も認知された企業の1つとして成長した。Office Manは、オフィスおよびコンピューターブランドで有名なディストリビューターとして、手頃な価格で効率的なテクノロジーを提供しているビジネスセンターである。
さらに、ラミネート技術の世界的リーダーであるGMPラミネート製品および機器の信頼できるマスターディストリビューター(MD)として認定を受け、キヤノンビジネスアライアンスパートナー(CBAP)として、さまざまなビジネス自動化および機器にも対応している。
製品及びコアビジネス:文房具の他、コピー機などオフィス家具などA. ビジネスマシン、B. コンピュータ製品・消耗品、C. 紙製品、D. ラミネーション&ファイリングシステム、E. オフィス家具・設備、F. 企業ノベルティ、G. 印刷サービス
出典:http://www、.officeman.com.ph/about.do
Fully Booked(フリー・ブックド)
2003年に設立されたFullyBookedは、ロックウェルに最初の店舗を開設してから、世界クラスのタイトルを持つ全国30店舗を有する企業に成長した。Fully Bookedは、複数のジャンルにわたる10万冊以上のタイトルを持ち、グラフィックノベルから料理、建築、デザインに関する本まで、あらゆる年齢に対応している。
Fully Bookedは、読者のライフスタイルに合わせたユニークな商品を提供するように拡張され、高品質の文房具、芸術品や工芸品、ノベルティノート、ビニールレコードなどユニークな他の収集品も提供している。
同社の主な競合相手は、TOMMY HILFIGER、ENHANCED MEDICAL&INDUSTRIAL ENTERPRISES、SUCCESS OPTIONS、INC。、SKETCH BOOKS,INC、WISSEN BOOKHOUSEなどであ。企業規模:28店舗(2022年現在)の店舗を国内各地に持つ。フィリピン最大級の書店チェーンである。特にマニラを中心エリアに18店舗を展開している。社員数:501〜1000人レベル。
出典:https://www.fullybookedonline.com/
Office Works(オフィスワークス)
Office Worksは、フィリピンで最も信頼されているビジネス管理システムのワンストップショップであるMustard Seed Systems Corporationの新しいブランド。製品は、紙、ペン、インクとトナー、オフィス家具、以外にもコンピューターとタブレットなども取り扱う。
親会社のMustard Seedは、1999年に2人の大学生によって設立された。同社は、既製の会計およびPOSソフトウェアであるMYOB(現在はABSS)を配布および販売することから始めた。カスタマイズされたシステムとは対照的に、既成のプログラムには、その速度と実装の容易さのために利点がある。これらの製品を国内の中小企業(SME)に人気のあるものへ高め、拡販した。
現在のMustard Seedは、Microsoft、Oracle などのオフィスネットソリューションと日本事務ブランドに加えて事務用品ブランドofficeworks(豪州ブランド)を導入している。アジア太平洋地域にサービスを提供するためにフィリピンと香港の7つの主要都市に支店を確立している。豪州のブランドOffice worksの企業規模:収益23億1,000万豪ドル(2019年)、従業員9500名
出典:出典:https://www.officeworks.com.au/、https://www.officeworks.ph/、https://www.mseedsystems.com/
REX BOOKSTORE(レックス・ブックストア)
1950年に創業し、1988年設立のREX BOOKSTORE INC.(RBSI)は、フィリピンのマニラのケソンにあり、新聞、定期刊行物、書籍、ディレクトリ出版業界たフィリピン各地に店舗を展開する。教育書を主に扱い、フィリピンの教育出版業界のパイオニアの1つとなっている。R開発においては、評価、実験的学習、デジタル学習、コミュニティ、学校、教師、保護者、および学習者に提供している。
基礎教育(小学校前、小学校、高校)、高等教育、法律、専門書、参考書、子供向けの本などを発行設置している。RBSIは、アクティビティポスター、チャート、その他の紙ベースの資料などのインタラクティブな資料とともに、教師用マニュアルも発行している。製品への最新の追加は、教師と学習者がそのWebサイトから入手できるオンラインブックサポート資料によって行われている。
K12から法学教育、書籍や電子書籍、デジタル製品まで、あらゆるレベルのコア学習教材を提供している。企業規模:従業員1500名、子会社に First Eduspec, Inc.がある。
出典:ttps://www.rexestore.com/、https://craft.co/rex-book-store
LSG Industrial & Office Products Inc.(LSGインダストリアル&オフィスプロダクツ株式会社)
2001年設立のLSGは、パンパンガ州クラークフリーポートゾーンにある工業用品、学校用品、事務用品の最も有力な地元サプライヤーの1つである。入手困難な最先端の事務用品・工具や機器からハードウェア製品や梱包材まで、提供している。
同社は、世界中の高品質の製造業者および販売業者と提携することにより、顧客に100%の満足を提供するというコミットメントし、2010年時点では定評のある会社の1つとなる。また、同社は新しいベンチャーに参入し、様々な産業部門の1,000社を超える企業に供給している。
LSGチームは、社内教育を重んじ「チームワークとオープンなコミュニケーションが企業の勝利の重要な鍵である」を信条とし、有能で献身的で熟練した専門家で構成される。フィリピンで唯一のGoldtouch(人間工学マウス)の認定企業でもある。企業規模:従業員数69名、売上14億円
出典:http://lsgindustrial.net/、https://bit.ly/3M33m1x
iBITS Company(iBITS カンパニー)
2016年設立のiBITS Companyは、フィリピンで最大のオフィス製品サプライヤーの1つである。事務用品の完全なソリューションを提供し、製品とサービスの包括的なポートフォリオにより、顧客に単一のソースを提供している。iBITSのサービスポートフォリオには、文房具、コンピューター消耗品、オフィスデザイン、改修、家具の設置、デザインと印刷、オーディオビジュアルが含まれる。
同社のクライアントは、マニラ首都圏の企業、政府機関、学校、その他の中小規模のオフィスなど、幅広い顧客にサービスを提供している。製品:事務用品・備品(紙・文房具)、ビジネスインテリア(オフィス家具&デザイン)、コンピューターの消耗品(インクトナーとカートリッジ)、オフィステクノロジー(プリンター、オフィスマシン、オーディオビジュアル、コンピューター)、デザイン、印刷管理、印刷(名刺、印刷、レターヘッド、招待状など)、施設管理製品、掃除用品と休憩室用品。
企業規模:従業員74名、売上98,800,569 PHP(22億円)2019年。
出典:https://ibitsphil.com/about-us-2/、https://bit.ly/3K0Hl1y
フィリピンの主要文房具・事務用品メーカー4選〜日系企業編〜
Mitsubishi Pencil(三菱ペンシル)
三菱鉛筆株式会社は、1887年に日本初の鉛筆メーカーとして東京に設立された。1927年までに、三菱鉛筆の製品は北米への輸出流通を開始し、その後世界中の地域への輸出流通を開始する。1959年、三菱鉛筆がボールペンの製造を開始し、ユニブランドが誕生した。
フィリピンにおいては、1971年以来Lupel Corporationが、フィリピンの三菱鉛筆の独占的企業である。同社は、Uniブランドを全国で利用できるようにマーケティングに注力拡散し、顧客に可能な限り最高のサービスを提供し続けている。
Lupel Corporationの市場への参入方法は、世界的に有名なJetstreamやSigno 207のブランドを浸透させた。フィリピンでの三菱鉛筆の一連の製品を提供、三菱鉛筆が提供する最新かつ最高の製品ラインナップを継続的に更新している。企業規模:会社名三菱鉛筆株式会社 (MITSUBISHI PENCIL CO., LTD.)、設立1925年、資本金4,497百万円、従業員数単体: 591名 連結: 2,955名、連結売上高 55,180百万円。
出典: https://www.uniball.com/home/index.html、http://www.uniball.com.ph/
Pilot(パイロット)
パイロットのフィリピンにおける独占代理店COSMOS BAZARは、おもちゃや化粧品を専門とする雑貨店として1926年に設立された。長年にわたり、同社は一般的な商品を販売する典型的な「バザール」から、フィリピンでパイロット筆記具とニチバン粘着テープの独占販売代理店を担うまで成長した。
COSMOS BAZAR INC(1948年設立)で、海外ブランドの家庭用品や化粧品を輸入・販売する会社であり、パイロットの他に乳液、ローション、口紅などの化粧品、豆腐や食用油などの食品、サンダルやクリーニング用品などの家庭用品を扱っている。長年にわたり、同社は、一般的な商品を販売する典型的な「バザール」から、フィリピンでパイロット筆記具やココリュウ化粧品の独占販売代理店になるまで、大きな変革を遂げてきた。
コスモスバザールは、ビゲン染毛剤、化粧品、タンチョヘアグルーミング製品など、日本のブランドの他の高品質製品も扱っている。特にPILOTは100年続く伝統のあるブランドである独占販売代理店。コスモバザール企業規模:社員数60名
出典: https://www.pilot.co.jp/、https://www.cosmos-bazar.com/
Pentel(ぺんてる)
ぺんてるは、70年以上前に設立され、世界に最高品質のライティングおよびアート製品を提供している。ローラーボール技術を発明し、スーパーハイポリマーリードはマーケットリーダーとなった。シャープペンシルの発明は、業界の最も大きな特徴であり続けている。ぺんてるシャープペンシル、鉛、消しゴム、ペン、修正液はすべて自社工場で製造されている。
50%以上のリサイクル素材で作られた製品で構成される、Recycologyと呼ばれる社内プログラムを開発した。総売上の半分を海外で上げているため、海外事業を積極的に進行している。ぺんてるは2011年コクヨS&Tがぺんてると東欧、ロシアを含む欧州全域、中東、アフリカで、文具製品の販売について業務提携開始した。
フィリピン国内での販売での代表的な企業には、Artillery Philippinesがある。同社は多くのブランドを有し、ぺんてるもその一つであるが、各オンラインショップ・全国の書店で販売している。いずれもオンラインショップが盛んで、iprice、shopee、Lazadaなどぺんてる商品を手にできる。企業規模:資本金4億5000万円、従業員数2020年度実績 (連結)2,751人(単体)707人、売上高2020年度実績 (連結)31,434百万円 (単体)17,965百万円
出典: https://www.pentel.com/collections/pens、https://iprice.ph/pentel/、https://www.artilleryphilippines.com/en/
KOKUYO(コクヨ)
KOKUYOは、日本の事務用品最大手であり、ステーショナリー紙製品でのシェアのトップ企業の1つである。また、オフィス家具、オフィス用品の製造販売及び通販に力を注いでいる。2020年一時的に落ち込むも現在堅調である。ステーショナリー用品及びファニチャー用品の製造販売を主とし、各事業に関連する物流、研究、その他サービスの事業活動も展開している。
フィリピンにおける代理店は、KOKUYO Beawmont Philippinesとされているが、そのURL及びホームページは長期に亘り更新されていない。現在は、シンガポール・マレーシア・タイなどの近隣諸国のKOKUYO現地法人及び日本からの製品供給。流通経路は、各オンラインショップ・有名書店・有名モール・デパートでの販売、フィリピン国内及び中国ルートにも安価な事務製品もおおいためコンペテティターとなっている。
企業規模:英文社名KOKUYO Co.,Ltd.、従業員数 連結 6,882名(2020年12月末現在)上場市場東京証券取引所市場第一部、資本金158億円、3156.22億円(2017)、3151.55億円(2018)、3202億円(2019)3006億円(2020)3201.7億円(2021)である。
出典: https://www.kokuyo.com/、https://profile.yahoo.co.jp/fundamental/7984
フィリピンの主要文房具・事務用品メーカー5選〜外資系企業編〜
Hallmark Cards Inc(ホールマークカード)
米国発祥のHallmarkは、1910年に10代の起業家JC Hallによって設立され、100年以上続く親族企業として非公開であるもののギフトブランドとして世界に普及している。Hallmarkは、ホールマークのカード、アクセサリー、ギフトバッグ、ギフト包装紙、ホールマークパーティーパーティーのニーズの豊富な品揃えは、ホールマークのギフトを受け取る人々に喜びと笑顔を提供している。Hallmarkには、さまざまな事業ポートフォリオがあり、フィリピンにもその他のギフト製品も輸入されている。
クリスチャン国家であるフィリピンには、1993年に上陸した。グリーティングカードは、クリスマス、バレンタイン、父と母の日、結婚式、キリスト教などの機会およびその他の年間を通してのライフイベントに必ず使用する。ギフトバッグとギフト包装紙などのツールも提供している。
企業規模:Hallmarkの事業は、世界中で約27,000人を雇用し、約35億ドルの収益を上げている。フィリピンではオンラインを始め、各大手モール・デパート・ショップで提供されている。
出典:https://corporate.hallmark.com/、https://hallmarkphilippines.com/
Staedtler Marketing(ステッドラー・マーケティング)
Staedtler Marketingは、1835年ドイツで創業し、創業者Staedtlerは、「鉛筆作りの職人」として働いていたが、1853年にニューヨークの万国博覧会で同社の製品を展示を切っ掛けとして成長する。180年以上の伝統を誇り、高品質で創造性あふれるドイツ製文房具用品を生産している。同社はシャープペンシルメーカーとしてヒトラーにも認められた歴史があり、鉛筆や消しゴムなどを主力商品としている。
同社は、製品の販売とともに教材の計画、編集、構築、製品開発、グラフィックデザインにも取り組んでいる。書き込み、描画、色付け、モデリング用のSTAEDTLER製品は、創造的な思考の流れを促進するための便利なツール。STAEDTLER(PHILIPPINES),INC.新製品の企画開発や販促に関するコンサルティングサービスを行う会社として、フィリピン国内で同社製品を提供。流通ルートはオンライン販売とともに国内の大手モール・デパートで販売されている。
企業規模;生産拠点:合計9社、ドイツ4社 、世界中のスタッフ: 合計2,300人以上、( ドイツ1,200)、世界中のSTAEDTLER26か国、市場150か国以上 、輸出シェア(ドイツ 80%以上、売上高(2020年)3億1900万ユーロである。
出典:https://bit.ly/3IzfGEJ、https://bit.ly/3vfMDSL
Newell Rubbermaid Inc(ニューエル・ラバーメイド)
米国Newell Brands Inc.は、世界中の消費者向け製品および商業用製品を設計、製造、調達、および販売している。商用ソリューション、家電製品、家庭用ソリューション、学習と開発、アウトドアとレクリエーションの5つのセグメントで運営されている。学習と開発のセグメントでは、マーカーや蛍光ペン、ペン、鉛筆などの筆記具とアート製品と接着剤および切断製品などがある。2017年には文房具以外にもフレグランス製品やキャンドル製品の取り扱いを始める。
フィリピンでの流通経路は、倉庫クラブ、デパート、ドラッグ/食料品店、量販店、ホームセンター、オフィスのスーパーストアとサプライストア、契約ステーショナリー、ディストリビューター、eコマース、スポーツ用品、専門店、旅行小売店を通して、顧客に提供されている。
売上規模 105.89億ドル(2021年)93.85億ドル(2020年)97.14億ドル(2019年)86.63億ドル(2018年)従業員数32,000名 (2022年2月現在)である。
出典:https://www.newellbrands.com/、https://finance.yahoo.com/quote/NWL/profile?p=NWL
Société Bic( ソシエテビック)
Société Bic SAは、75年の歴史を持つフランス企業で文房具、ライター、シェーバーの製造に特化している。Bicは、フランス・クリシーに本拠を置き、世界160カ国以上で筆記具およびライター・シェーバーを販売するメーカーである。日本法人はBICジャパン株式会社がある。フランス本社は、世界大陸の各地域に多数の子会社を持ち、全世界で事業を展開している。2020年11月、米国の主要なスマートで再利用可能なノートブックブランドであるRocket bookを買収した。
ボールペンブランドで有名なBIC、BIC Kidsを始め、Wite-out、Pimaco、Tipp-exなどを世界中に提供している。販売チャネルは、文房具店、オフィス用品店、量販店、コンビニエンスストア、卸売業者、キャッシュ&キャリーアウトレットであり、フィリピン国内においても同様に各小売店で取り扱っている。さらに近年はオンライン販売での供給が盛んである。
急成長しているArts&Crafts、Skin Creative、Digital Writingの市場スペースなどの隣接する市場の開拓を狙い2025年までに800億ユーロを目指す。企業規模:資本金83.3ミリオンユーロ、18.62億ユーロ(2020年)18.3億ユーロ(2021年)従業員数: 11,246 (2020年)
出典:https://ph.investing.com/equities/societe-bic
Faber-Castell AG(ファーバーカステルAG)
Faber-Castell AG は、1761年に設立されたドイツの文房具会社で、主に執筆、描画、クリエイティブデザイン、装飾化粧品向けの高品質な製品を提供している。2000万本以上の木製ケース入り鉛筆の世界的な生産能力を 年間20億本以上(世界最大の鉛筆)また高額商品のプレミアムファウンテンとローラーペンのGrafvon Faber-Castellラインは、最大800ドル(限定版2000ドル)で販売されている。
特に芸術家向けの製品として、アーティスト品質の色鉛筆とパステル、マーカー、製図用鉛筆がある。子供向けの製品も製造しており、約120ヵ国で販売されている。フィリピンにおいては、オンラインインフォメーションのiPriceフィリピンなどeコマースでファーバーカステルカラーが106.00ポンドから28,956.00ポンドの価格帯で提供されている。フィリピン国内での学生及びアーティストの誰もが知る製品として普及している。
企業規模:従業員約 8.000名、生産拠点は10ヵ国に及ぶ。 販売会社22ヶ国代理店は120ヵ国、グループの収益は、売上高6億2,779万 ドル(2020年)である。
出典:www.faber-castell.com 、https://bit.ly/3vhJfGR