フィリピンの文房具・事務用品業界は、ナショナルブックストアなど地場大手小売に、三菱鉛筆やパイロットなど日系メーカーが加わる主要企業の市場です。教育需要の高さを背景に、新学期シーズンには文具需要が大きく伸びる特徴があります。
今回は、そんなフィリピンの文房具・事務用品業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて18社の最新情報をお届けしていきます!
読了時間の目安:5分
フィリピンの主要文房具・事務用品企業9選〜ローカル編〜
Amalgamated Specialties Corporation (アマルガム・スペシャリティーズ)
Amalgamated Specialties Corporation(AMSPEC)は1963年にマニラ首都圏で設立された筆記具・文房具メーカーである。創業60年以上にわたり、教育向け鉛筆およびワックスクレヨンの製造・販売を中核事業として展開し、「フィリピンNo.1ステーショナリーカンパニー」を標榜している。
代表ブランドはCrayola、Li’l Hands、T-Pencil、Gold Medal、Old Townなどであり、ACMI(Arts and Crafts Materials Institute)承認・CE認定を取得して幼児向け製品の安全性を担保している。
2004年以降は米国・欧州・オーストラリア・日本向けにワックスクレヨンを輸出する主要サプライヤーとしても実績を重ねており、国内製造拠点を活かした海外事業が収益の柱の一つとなっている。
2026年5月時点での公式サイト情報によれば、従業員130名以上の中規模企業として安定した事業運営を続けており、品質と価格競争力の両立を経営方針として継続的に掲げている。
出典:https://amspec.ph/
Office Warehouse (オフィス・ウエアハウス)
Office Warehouse, Inc.は1997年にフィリピンで設立された、中小企業向けオフィスソリューションの総合プロバイダーである。オフィス家具・学校用品・テクノロジー製品の3カテゴリーを軸に全国展開しており、メトロマニラを中心にリサール、カビテ、ラグナ、ブラカン、パンパンガなど10以上の地域に60店舗超を運営している。
ドイツのシュレッダーブランドFELLOWESおよびSCHNEIDERの独占販売権を保有し、各店舗でコピー・製本・ラミネート・スキャンといったビジネスサービスも提供している。
2025〜2026年にかけてはオンライン販売を強化しており、公式ECサイトに加えShopee・Lazadaでの展開も積極化している。バック・トゥ・スクールシーズンに合わせたプロモーションを展開し、2026年5月時点でも新製品(昇降デスク・ゲーミングチェア等)を継続投入している。
フィリピンのオフィス用品市場は2024年にUSD53億超規模に達しており、同社の成長もこれに連動して継続中と見られる。
出典:https://www.officewarehouse.com.ph/
Times Trading Corp (タイムス・トレーディング)
Times Trading Co., Inc.は1945年の設立以来、フィリピンにおける学校用品・事務用品の主要ディストリビューターとして80年の事業継続実績を誇る企業である。本社をマニラに置き、全国の学生・ビジネスパーソン・企業に対して高品質な製品を供給している。
事業の強みは国際ブランドの独占・準独占代理店契約にある。Elmer’s Glue(接着剤)、Artline High Performance Markers(マーカー)、Maped School and Office Products(学校・事務用品)など44種類以上のブランドを代表し、全国の主要書店・小売店・ディーラーを通じた流通網を整備している。
従業員数は約89名、2025年の推計年商はUSD1,720万であり、フィリピン国内の卸売・代理店市場における安定したポジションを確立している。
2026年5月時点で公式サイト(times.com.ph)は稼働中であり、教育市場における長年のブランド信頼を武器にフィリピン文具市場での事業展開を継続している。
出典:http://www.times.com.ph/
National Book Store (ナショナルブックストア)
National Book Store(運営:Abacus Book and Card Corporation)は1942年に設立されたフィリピン最大の書店・文房具チェーンであり、2024年時点で全国260以上の店舗を展開している。図書・文房具・学校用品など幅広い商品ラインナップを持ち、フィリピン国内の学習・文具リテール市場において圧倒的なシェアを誇る。
2022年には会員向けロイヤルティプログラム「Laking National」のモバイルアプリを刷新し、Sulit Coins付与・デジタルウォレット連携を実装した。
2024年5月には新業態「National Everyday」をSM Hypermarket FTIにオープンし、フィジカルとオンラインを融合したハイブリッドリテールを推進している。BINIなどアーティストとのコラボマーチャンダイジングでGen Z層への訴求も強化している。
2026年5月時点では「Back to School 2026」キャンペーンを展開中であり、Shopee・Lazada・TikTokを通じたオムニチャネル戦略を推進している。
出典:https://www.nationalbookstore.com/
OfficeMan (オフィスマン)
OfficeMan, Inc.は1996年にフィリピンで設立された、オフィス製品・ソリューション・サービスの総合プロバイダーである。マニラのビノンドを拠点に、自動化機器・オフィス家具・紙製品・ラミネーション・コンピューター消耗品・企業向けノベルティ・印刷サービスの7分野を中核事業として展開している。
キヤノンビジネスアライアンスパートナー(CBAP)として認定を受けており、GMPラミネート製品のマスターディストリビューター(MD)資格も保有する。2023年にはヨーロッパ大手製紙企業UPM Raflatacのメンバーとして認定され、グローバルサプライヤーとの連携を強化した。
2024年は同社の27周年にあたり、「アジア域内でのグローバルパートナーシップ強化」を経営方針として発表している。B2Bオフィス市場を主要顧客層とし、ビノンドという商業中心地に拠点を構えることで企業顧客への迅速対応を強みとしている。
2026年5月時点でもYelp等の口コミサイトで継続営業が確認されており、フィリピンの法人向けオフィス用品市場での存在感を維持している。
出典:https://www.officeman.com.ph/
Fully Booked (フリー・ブックド)
Fully Bookedは2003年にロックウェルに第1号店をオープンしたフィリピンの高品質書店・文房具チェーンであり、2025年末までに49店舗体制を目標に全国展開を加速している。10万冊以上のタイトルに加え、文房具・アート用品等のライフスタイル商品も幅広くラインナップしている。
2022年に日本の紀伊國屋書店(Kinokuniya)とのコラボ店舗「Fully Booked x Kinokuniya」をMitsukoshi BGCに開設して以降、展開を加速させた。2025年6月にはグロリエッタ4(マカティ)に約300平方メートルの新店舗をオープン、同年8月にはセブ市SM City Cebuにコラボ店舗の地方初進出を実現した。
実店舗拡大と並行し、Lazada・Shopee・TikTok Shopでのオンライン販売も強化している。2023〜2025年でバコロッド・ブラカン・バタンガス・パンパンガ等に新規出店し、メトロマニラ圏外への積極展開が成長を牽引している。
2026年5月時点では追加出店計画が進行中であり、フィリピンの高品質書店・文房具小売市場における存在感を高め続けている。
出典:https://fullybookedonline.com/
REX Book Store (レックス・ブックストア)
Rex Book Store, Inc.(RBSI)は1950年代にマニラで創業した、フィリピン有数の教育出版・書店チェーンである。70年以上にわたって国内教育市場に寄り添い、現在は全国24支店をルソン・ビサヤ・ミンダナオにわたって展開している。
事業の主軸は教育出版であり、幼稚園前教育から基礎教育・高等教育・法律・専門職向けまで1万タイトル超の教科書・参考書・マニュアルを自社出版している。Rex Digital、First Eduspec Inc.、Rex Printing Company Inc.などのグループ会社を通じて事業を多角化し、デジタル学習コンテンツの開発・提供にも注力している。
各支店では教育関連の文房具・学用品を幅広く取り扱い、教育機関・教師・保護者への直接販売チャネルとして機能している。グループ全体の従業員数は約1,500名である。
2026年5月時点での公式サイト(rex.com.ph)ではデジタル教育ソリューションへのシフトを中期的な成長戦略として位置付けており、フィリピンの教育用文具・書籍市場における老舗ブランドとして確固たる地位を築いている。
出典:https://rex.com.ph/
LSG Industrial & Office Products Inc. (LSGインダストリアル&オフィスプロダクツ)
LSG Industrial & Office Products Inc.は2001年にパンパンガ州クラーク・フリーポートゾーンで設立された、フィリピン北部を代表する産業用品・事務用品のB2Bサプライヤーである。100%フィリピン資本の地場企業として、製造業・物流・建設・政府機関を中心に1,000社超の企業顧客を持つ。
取扱製品は産業用安全機器・手工具から紙製品・家具・文房具まで幅広い。3M公認ディストリビューターとして認定されているほか、HenkelやSMCなど多数のグローバルブランドを取り扱い、フィリピン唯一のGoldtouch(人間工学マウス)認定企業でもある。
2025年2月には、フィリピン初のB2B産業用品デジタルプラットフォームを発表し、迅速配送・見積依頼・クイックオーダー機能を備えたデジタル調達サービスを開始した。クラーク経済特別区での外資系製造業顧客を主要ターゲットとした専門性の高い事業モデルが差別化要因となっている。
2026年5月時点では公式サイト(lsgindustrial.com)が稼働中であり、B2Bプラットフォームを通じた調達サービスの拡充が進行中である。
出典:https://lsgindustrial.com/
iBITS Company (iBITSカンパニー)
iBITS Company(International Business & Information Technology Solutions)は2016年にフィリピンで設立されたオフィス用品・ITソリューションの総合プロバイダーである。マカティを拠点に、メトロマニラの企業・政府機関・学校・中小規模オフィスを主要顧客層としてサービスを提供している。
事業領域は文房具・紙製品などのオフィス用品にとどまらず、コンピューター消耗品(インク・トナー)・オフィス家具・内装設計・プリンター・AV機器・デザイン印刷管理・清掃用品まで幅広いポートフォリオを有する。ワンストップショップとしての利便性がB2B顧客から支持を集めている。
2025年の推計年商はUSD1,410万、従業員は74名規模である。設立から約10年でB2Bオフィス用品市場において急速に存在感を高めている。
2026年5月時点で公式サイト(ibitsphil.com)は継続的に更新されており、オフィス用品の完全ソリューション提供という差別化戦略のもとで事業を継続している。
出典:https://ibitsphil.com/
フィリピンの主要文房具・事務用品企業4選〜日系編〜
Mitsubishi Pencil / uni (三菱ペンシル/ユニ)
三菱鉛筆株式会社は1887年に日本で設立された筆記具メーカーであり、「uni(ユニ)」「uni-ball(ユニボール)」ブランドで世界150カ国超に展開するグローバルカンパニーである。連結売上高は2021年度実績で約551億円(連結従業員2,955名)。
フィリピン市場ではAsiatrends Import & Export Corporation(マニラ・スタメサ拠点)が販売を担い、公式サイト(mp-uni.com/ph)を通じてJetstream・Signo 207をはじめとする幅広い製品を提供している。National Bookstoreとの協業やブックフェアへの参加でブランド浸透を図っている。
2024年2月には独ファウンテンペンメーカーLamyを買収した。2025年1月にはLamy SafariにJetstreamインクを搭載した新製品を発売するなど、ブランド間シナジーを具現化している。
2024〜2025年にはフィリピン国内でマンガ・イラストのワークショップやペイントイベントを開催し、若年層への認知醸成にも注力した。2026年5月時点で公式フィリピンサイトは継続的に更新中である。
出典:https://www.mp-uni.com/ph/
Pilot (パイロット)
パイロット株式会社は1918年に日本で創業した筆記具メーカーであり、100年以上の歴史を誇るグローバルブランドである。フィリピンでは1926年設立のCosmos Bazar, Inc.(マニラ・ビノンド)が独占販売代理店として全製品ラインナップの流通を担っている。
Cosmos Bazarは当初、雑貨・化粧品の輸入販売会社としてスタートしたが、長年にわたりパイロット筆記具・ニチバン粘着テープの独占代理店へと成長した。現在はパイロットペンに加え、ビゲン染毛剤・タンチョヘアグルーミング製品など日本ブランドの消費財も取り扱っている。
パイロット製品はフォンテンペン・ボールペン・ゲルペン・修正具等幅広く、公式オンラインショップ(shop.cosmos-bazar.com)を通じたECにも対応している。フィリピン全土の書店・文具店・モール・オンラインプラットフォームを通じて販売されている。
2026年5月時点で公式サイト(cosmos-bazar.com)の著作権表示は2026年更新済みであり、2025年11月時点のFAQページも確認されることから、活発な事業展開が続いている。
出典:https://www.cosmos-bazar.com/
Pentel (ぺんてる)
ぺんてる株式会社は1946年に日本で設立された筆記具・文具メーカーであり、ローラーボール技術の発明やスーパーハイポリマー芯の開発など業界における多数の技術革新を主導してきた。2020年度の連結売上高は約314億円(連結従業員2,751名)。
フィリピン市場では、2014年設立のArtillery Philippines(日本文具専門店)がメカニカルペンシル・ブラッシュペン等を取り扱っており、Lazada・Shopee等のオンラインプラットフォームやNational Book Store等の大型書店でも広く販売されている。
2024〜2025年の輸入統計によれば、フィリピン国内でPentelペンを取り扱うバイヤーは11社に上り、複数経路を通じた安定した市場浸透が続いている。リサイクル素材50%以上使用の「Recycology」プログラムなどサステナビリティ対応製品の展開も積極的に進めている。
2026年5月時点でフィリピン国内での流通・販売は継続中であり、日本製高品質筆記具ブランドとして安定した需要を獲得している。
出典:https://www.artilleryphilippines.com/en/26_pentel
KOKUYO (コクヨ)
コクヨ株式会社は1905年に大阪で創業した日本最大手の文具・オフィス家具メーカーであり、ステーショナリー・家具・通販小売の3セグメントを中心に事業展開している。連結売上高は約3,202億円(2019年度)、東証プライム市場上場企業である。
フィリピン市場では公式グローバルオンラインストア(kokuyostore.com/en_PH)でPHP建ての直販を展開し、PHP6,000以上の注文に送料無料・関税負担というサービスを提供している。Campus(日本のノートシェアNo.1シリーズ)・Jibun Techoなどの主力製品が供給されており、現地小売業者経由でも購入可能である。
2025年12月にはコクヨ取締役会がベトナムの大手文具メーカーThien Long Group(TLG)の株式取得を承認し、アジア市場での事業拡大を加速させている。Shopeeでの公式販売も展開するなど、東南アジアEC市場への対応も強化中である。
2026年5月時点で公式サイトでは最新の経営動向が発信されており、フィリピン市場への製品供給も継続的に維持されている。
出典:https://www.kokuyostore.com/en_PH/
フィリピンの主要文房具・事務用品企業5選〜外資編〜
Hallmark Cards Inc. (ホールマークカード)
Hallmark Cards, Inc.は1910年に米国で設立されたグリーティングカード・ギフト製品の世界的ブランドであり、非上場の同族企業として100年超の歴史を誇る。世界約27,000名を雇用し、年間約35億ドルの収益を上げるグローバル企業である。
フィリピンには1974年に進出しており、2024年に現地法人が50周年を迎えた。Hallmark Philippines(パシッグ市)はグリーティングカード・ギフトバッグ・ラッピング等の製品を全国の大手モール・デパート等で販売している。クリスチャン人口が多いフィリピンでは、多様な祝祭機会に対応した商品展開がブランドの強みとなっている。
2024年10月には、米国本社の「Global Licensing Summit(カンザスシティ)」においてHallmark Philippinesが特別表彰を受け、50年にわたる現地への貢献が公式に認められた。
Shopee・Lazada・TikTokでのオンライン販売も展開しており、2026年5月時点で公式サイト(hallmarkphilippines.com)は更新中であり、事業は健全に継続している。
出典:https://hallmarkphilippines.com/
Staedtler Marketing (ステッドラー・マーケティング)
STAEDTLER Marketing GmbHは1835年にドイツで創業した文房具メーカーであり、180年超の歴史を持つ高品質筆記具・アート用品ブランドである。世界26カ国に販売会社・150カ国超に代理店網を持ち、従業員数は2,300名以上。2020年度の売上高は3億1,900万ユーロ。
フィリピン市場ではLazada公式ストア・National Book Store等の複数チャネルを通じて全国に販売しており、STAEDTLER PHILIPPINES, INC.が現地法人として販促を担っている。
2024〜2025年にかけてSTAEDTLERは「Go Beyond」成長戦略を発表し、2035年までの売上倍増と新市場開拓を目標に掲げた。2025年にはtriplusリニューアル・NORIX新投入・Noris 125周年記念製品の発売など積極的な製品展開を行った。
2026年5月時点で公式ニュースルーム(staedtler.com)には最新情報が公開されており、フィリピン向け製品供給も継続中である。
出典:https://www.staedtler.com/intl/en/
Newell Brands (ニューエル・ブランズ)
Newell Brands Inc.は米国に本社を置く消費財グローバル企業であり、Paper Mate・Sharpie・EXPO・Parker・Elmer’s・Dymoなど多数の著名文具・筆記具ブランドを傘下に持つ。2024年度の全社売上高はUSD76億(2025年2月発表)、ナスダック上場企業。
フィリピン市場ではボールペン・マーカー・蛍光ペン・修正製品・接着剤等の幅広い製品を、量販店・デパート・書店・ECプラットフォームを通じて供給している。現地ではTimes Trading Corp.がElmer’s Glueの代理販売を担うなど、ディストリビューターとの連携による流通体制を整えている。
企業全体ではターンアラウンド戦略を推進中であり、2025年第1四半期決算では売上減少の一方で利益率改善が報告された。地域別売上比率はアジア太平洋7%であり、フィリピンを含む同地域は成長余地のある市場として位置付けられている。
2026年5月時点での公式サイト(newellbrands.com)には2025年度通期・四半期決算の情報が公開されており、継続的な事業運営が確認されている。
出典:https://www.newellbrands.com/
Société BIC (ソシエテ・ビック)
Société BIC SAはフランスのクリシーに本社を置く1945年創業の消費財メーカーであり、筆記具・ライター・シェーバーの3事業を世界160カ国以上で展開している。ユーロネクスト上場企業。筆記具部門(Stationery)は全社売上の37.1%を占め、ボールペン・鉛筆・メカニカルペンシル・マーカー・修正製品が主力製品である。
フィリピン市場では「BIC」「BIC Kids」「Wite-Out」「Tipp-Ex」等のブランドを文具店・オフィス用品店・量販店・コンビニ・ECプラットフォームを通じて幅広く販売しており、特にボールペン市場での認知度は高い。
2024年12月にはプレミアム美容ブランドTangle Teezerを買収し、隣接市場への事業拡大も進めている。2025年度は高原材料コスト・関税・為替変動の影響を受けながらも粗利益率48.8%の健全性を維持した。またBICのCello(インド部門)売却を実施し、コアブランドへの集中化戦略が進行中である。
2026年2月には2025年度通期決算が公式発表されており、フィリピンを含むグローバル市場での継続的な事業展開が確認されている。
出典:https://corporate.bic.com/
Faber-Castell AG (ファーバーカステルAG)
Faber-Castell AGは1761年にドイツのニュルンベルクで設立された、世界最古かつ最大級の筆記具・文具メーカーの一つである。年間20億本超の木製ケース入り鉛筆を生産し、世界約8,000名の従業員・10カ国の生産拠点・120カ国超の代理店網を持つ。2020年度グループ売上高は約USD6億2,779万。
フィリピン市場では、Crown Supply Corporationが公式ディストリビューターとして同社製品の流通を担っている。Lazada公式ストア・SM Stationery・各モール文具コーナー等で幅広く販売されており、学生からアーティストまで認知度の高いブランドとして定着している。
アーティスト品質の色鉛筆・パステル・マーカー・製図用鉛筆等が特に人気を集めており、子ども向け製品とプロ向け製品の双方を展開している。2024〜2025年のフィリピン向け製品カタログは現地代理店を通じて提供されており、アジア太平洋市場向けのオンライン販売も強化中である。
2026年5月時点でもフィリピン国内での販売活動が継続しており、高品質な筆記具・アート用品ブランドとしての地位を維持している。
出典:https://www.faber-castell.com/
FAQ
フィリピンの主要文房具・事務用品メーカーにはどのような企業がありますか?
フィリピンの主要な文房具・事務用品メーカーには、ローカル企業、日系企業、外資系企業合わせて19社があり、それぞれの特徴や事業内容について詳しく紹介しています。
フィリピンの文房具・事務用品業界のリーディング企業について教えてください。
代表的な企業には、AMSPEC、Office Warehouse、Times Trading Corp.、National Book Store、OfficeManなどがあります。これらは品質の高い製品を提供し、国内外で高い評判を得ています。
ローカル企業と外資系企業の違いは何ですか?
ローカル企業はフィリピン国内で設立・運営されており、国内市場に焦点を当てています。一方、外資系企業は海外本社からの支援や資本参加を受けており、グローバルなネットワークやブランド力を生かして事業展開しています。
主要な日系文房具メーカーにはどのような企業がありますか?
代表的な日系企業には、三菱鉛筆(Mitsubishi Pencil)、パイロット(Pilot)、ぺんてる(Pentel)、コクヨ(Kokuyo)、ファーバーカステル(Faber-Castell)などがあります。これらは高品質な製品と長い歴史を誇ります。
フィリピンの文房具・事務用品業界の今後の展望について教えてください。
市場は多様なブランドと企業が競合し、オンライン販売やeコマースの拡大により成長が加速しています。持続可能性や革新を追求する企業も増えており、今後も堅調な進展が見込まれます。

