【最新版!】タイの主要家具メーカー・ホームセンター13選〜製造業界〜

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今回は、タイの主要家具メーカー・ホームセンターに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて13社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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タイの家具・インテリア・生活雑貨・ホームセンター業界 業界地図はこちら!
目次

タイの主要家具メーカー・ホームセンター10選〜ローカル企業編〜

Mega Home Center Co., Ltd. (メガ・ホーム・センター)

2012年に設立されたホームセンター。タイ証券取引所SETに上場している大手家電量販店のHome Product Center PCL. (HomePro) の傘下である。建築資材、修理・リノベーション用工具、農業用製品、インテリア装飾品、家具・家電、キッチン用品など、住宅や生活に関わる製品を一通り取り扱っている。卸売、小売ともに対応し、建築業者、修理業者から一般消費者まで幅広い層の顧客に利用されている。2013年にバンコク北郊パトゥムタニ県ランシットに第一号店をオープンし、現在ではタイ全国各地に計14店舗を展開する。店舗は主に2万平方メートルを超える敷地を持つ大型の独立店舗となっている。

2020年度の売上高は前年比6.2%減の6,905百万バーツ、純利益は前年比3.9%増の396百万バーツであった。

出典:http://www.megahome.co.th/

CRC Thai Watsadu Co., Ltd. (シーアールシー・タイ・ワサドゥ)

2010年に設立されたホームセンター。タイの小売り大手セントラル・グループの傘下、セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)が運営している。建築資材、修理・リノベーション用工具、農業用製品、インテリア装飾品、家具・家電といったホームセンターならではの製品に加え、自動車用品、ホテルやレストラン用のインテリア製品、旅行用品(スーツケースなど)まで様々なものを取り扱っている。商品は計5万点以上の品揃えがある。大型の独立店舗をメインに全国に60店舗が存在する。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。また、ホーム・インプルーブメントストアとして、リノベーションに特化したBaan & Beyondブランドを展開し、タイ・ワサドゥの店舗のうち8店舗に併設されている。

2020年度の売上高は前年比0.6%増の29,224百万バーツ、純利益は前年比10%減の1,126百万バーツであった。

出典:https://www.thaiwatsadu.com/

Dohome PCL. (ドゥーホーム)

1983年に東北部ウボンラチャタニにS. Ubon Watsadu Partnership Ltd.として創業したホームセンター。2007年にDohomeとなり、2019年にタイ証券取引所SETに上場した。建築資材、修理・リノベーション用工具、農業用製品、インテリア装飾品、家具・家電、キッチン用品、スポーツ・フィットネス用品など幅広い商品を取り扱う。現在は大型店舗のDohomeが14店舗、小型店舗のDohome ToGoが12店舗の計26店舗が存在し、バンコクを含めた14の都県に展開している。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比5.3%増の18,925百万バーツ、純利益は前年比0.2%増の727百万バーツであった。

出典:https://www.dohome.co.th/

Index Living Mall PCL. (インデックス・リビング・モール)

親会社に家具の製造・卸売を行うIndex Interfurn Co., Ltd.を持ち、2003年に設立されたインテリア用品の小売店。2019年にタイ証券取引所SETに上場した。家庭用のインテリア装飾品、家具・家電、キッチン用品、オフィス用の家具・内装品などに加え、トラベル用品、キッズ用品(おもちゃなど)も取り扱っている。商品は自社ブランドのIndexfurnitureをはじめ、国内外の選りすぐりのブランドを取り揃えている。また、顧客を訪問してのエアコンのクリーニングサービスや、家具の移動サービスも行う。現在ではバンコクを中心にタイ各地に計26店舗を展開している。店舗は大型店がメインとなっている。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比17%減の8,193百万バーツ、純利益は前年比29%減の421百万バーツであった。

出典:https://www.indexlivingmall.com/

SB Designsquare Co., Ltd. (エスビー・デザインスクエア)

1967年にShorebrothers Furnitureという名の小さな家具店として創業した。現在ではベッドルーム、ダイニングルーム、リビングルーム、オフィス用のインテリア製品全般の製造・販売を行う。店舗はSB Design Square、SB Furniture、Konceptの3つのブランドで、タイ国内に計24店舗を展開する。大型の独立店舗およびショッピングモール内のテナント店舗の双方を持つ。海外展開も積極的に進めており、自社製品の輸出だけでなく、SB FurnituireとKonceptブランドの店舗をフランチャイズ展開し、現在ではASEAN諸国、日本、サウジアラビア、アメリカなど30か国以上に拡大している。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比15%減の3,995百万バーツ、純損益は452百万バーツの赤字であった。

出典:https://www.sbdesignsquare.com/

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Officemate (Thai) Ltd. (オフィスメイト・タイ)

1994年に設立されたオフィス用品店。タイの小売り大手セントラル・グループの傘下、セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)が運営している。デスク・チェアなどのオフィス用家具、ノートや文房具、プリンターなどのオフィス用家電を取り扱う。他にもベッドやTV、キッチン用品など家庭用の商品やギフト類など、幅広い品揃えがある。また、ソフトウェア製品のインストールオフィスのクリーニング、ITソリューションなどのサービスも提供する。店舗はタイ全国に105店舗を展開しており、セントラルやその他のショッピングモール内に存在する場合が多い。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比10%増の3,750百万バーツ、純利益は前年比93%減の12百万バーツであった。

出典:https://www.officemate.co.th/th

East Coast Furnitech PCL. (イースト・コースト・ファーニテック)

1992年に創業した家具メーカー。2013年より、中小企業向けの証券取引市場maiに上場している。パーティクルボードやゴムの木を素材とした家具、および家具の表面に使用されるホイル紙の製造・販売を行っている。家具は棚や机、テレビ台、ダイニングテーブルセット、リビングルームセット、ベッドセットなど木の特徴を活かしたものとなっている。東部ラヨーンとバンコク北郊パトゥムタニに工場、オフィス合わせて3か所の拠点がある。また、グループ会社のGreen Earth Power (Thailand) Co., Ltd.にて、太陽光発電システムを用いた再生可能エネルギーの普及を進めている。

2020年度の売上高は前年比9.2%増の1,409百万バーツ、純利益は前年比2.2%増の41百万バーツであった。

出典:https://www.eastcoast.co.th/en/

Siam Global House PCL. (サイアム・グローバル・ハウス)

1995年に創業したホームセンター。2009年にタイ証券取引所SETに上場した。セメントや金属などの建築資材、修理・リノベーション用工具、農業用製品、インテリア装飾品、家具・家電、キッチン用品などを取り扱う。また、スポーツ用品や子供用のおもちゃ、水やコーヒーも販売している。販売以外にも部屋の消毒、エアコンのクリーニング、家具や家電の据付工事といったサービスも行う。現在はタイ全国に75店舗を展開する。店舗は大型の独立店舗が多い。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比6.3%減の27,354百万バーツ、純利益は前年比6.6%減の1,956百万バーツであった。

出典:https://www.globalhouse.co.th/

Chic Republic PCL. (シック・リパブリック)

2009年に創業したローカル系のインテリア用品店。ホーム・ファッション・ストアとしてファッション性の高い家具、寝具、インテリア装飾品などを提供する。商品はChic Republic、Rina HeyおよびAshleyのブランドで展開している。また、インテリアデザインやフラワーアレンジメントといったサービスも行う。店舗はバンコク首都圏および東部のリゾート地パタヤに計5店舗、カンボジアにも1店舗を展開し、主に独立型の店舗となっている。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比13%減の681百万バーツ、純利益は前年比37%減の37百万バーツであった。

出典:https://www.chicrepublicthai.com/

Podium Home Center Co., Ltd. (ポディウム・ホーム・センター)

1983年に創業したローカル系のインテリア用品店。椅子やソファ、ベッド、各種テーブル、収納用品、キッチン用品、装飾品などの製造・販売を行う。家具は専属のデザイナーによりつくられた、高機能かつ洗練されたデザインとなっている。各デザイナーの家具は「CURIO」や「CANE」など、コレクションとして提供されている。製品は日本やアメリカなどにも輸出した実績を持つ。バンコクにオフィスおよびショールームが存在する。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。

2020年度の売上高は前年比0.9%減の84百万バーツ、純利益は前年比477%減の8.8百万バーツであった。

出典:https://podium.co.th/

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タイの主要家具メーカー・ホームセンター〜日系企業編〜

Komeri (Thailand) Ltd. (コメリ・タイランド)

日系のホームセンター、コメリのタイ拠点。2021年6月に東部チャチュンサオに第一号店をオープンした。400坪の独立店舗で、建築資材、修理・リノベーション用工具、農業用製品、インテリア装飾品、家具・家電、キッチン用品などを取り扱う。日本の製品も数多く取り揃えている。

コメリは1952年に新潟県で創業した。現在は東証一部に上場している。DIY用品や園芸用品を中心に取り扱うホームセンターで、低価格で品揃え豊富な「パワー」、利便性の高い「ハード&グリーン」、インテリア用品を取り扱う「アテーナ」、資材や建材、工具、金物の専門店「PRO」の4ブランドを展開する。国内では1,200店舗以上が存在し、海外ではタイに加え、ベトナム、中国、台湾で計5か所に拠点を展開する。

出典:http://www.komeri-thailand.co.th/

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タイの主要家具メーカー・ホームセンター2選〜外資系企業編〜

MR. D.I.Y. Trading (Thailand) Co., Ltd. (ミスター・ディーアイワイ・トレーディング・タイランド)

マレーシア系のホームセンター、MR. DIYのタイ拠点。工具などのDIY製品、農業用製品、インテリア装飾品、家具・家電、キッチン用品、自動車用品、スポーツ用品、IT製品など幅広い商品を安価で提供している。国内外のブランドを取り揃えているほか、プライベートブランドも展開する。通常のMR. DIYと高級路線のMR. DIY Premiumがあり、タイ全国に398店舗を展開している。店舗は提携しているLotus’s、Central、Big Cのショッピングモールの中にテナントとして存在する。2020年度の売上高は前年比33%増の3,411百万バーツ、純利益は前年比53%増の58百万バーツであった。

MR. DIYはマレーシアで2005年に創業した。現在ではマレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピン、カンボジアのASEAN7か国に1,739店舗を展開する。一店舗当たりの売り場面積は約1万平方メートルであり、18,800種類以上の商品を取り扱っている。1年の利用客数は188万人にのぼる。

出典: https://www.mrdiy.com/th/

Ikano (Thailand) Ltd. (イカノ・タイランド)

スウェーデン系の家具メーカー、IKEAのタイ拠点。タイでは2007年に設立された。ベッド、リビング用家具、オフィス用家具、キッチン家具・家電などインテリア製品を全般的に取り扱っている。また、店舗ではレストランも併設されており、スウェーデンの料理やお菓子、飲み物も提供している。タイではバンコク東郊サムットプラカーン、北郊ノンタブリ、南部プーケットの3店舗がある。公式サイトではオンラインショッピングにも対応している。2020年の売上高は前年比8.3%減の5,643百万バーツ、純利益は前年比154%増の337百万バーツであった。

IKEAは1953年にスウェーデンで創業した。洗練されたデザインの家具を良心的な価格で提供し、世界中の人々に親しまれている。現在では世界50のマーケットで450店舗以上を展開している。

出典: https://www.ikea.com/th/en/

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