【最新版!】フィリピンの主要酒類製造メーカー15選〜飲食・製造業(食品)業界〜

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今回は、フィリピンの主要酒類製造メーカーに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて15社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

読了時間の目安:5分

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フィリピンの酒類業界 業界地図はこちら!
目次

フィリピンの主要酒類製造メーカー10選〜ローカル企業編〜

San Miguel Brewery (サンミゲイル・ブルワリー)

San Miguel Brewery Inc.(SMB)はフィリピン最大のビール生産企業である。1963年に、San Miguel Corp.(SMC)に社名を変更した。同社は、フィリピンの飲料業界でその量と市場シェアをさらに拡大している。

SMCはビール事業の堅調な伸びに加え、食品、飲料、包装から電力、石油、航空会社、インフラストラクチャーへと事業拡大し、SMCは国内最大のコングロマリット企業となった。その後、SMBのすべてのビール事業は、SMCのビジネスユニットであるSan Miguel Beer Divisionの傘下に置かれ、2007年7月26日にSMBが法人化され、2007年10月1日に国内ビール事業がSMCからSMBに分割された。

2010年にSanMiguel Brewing International Limited(SMBIL)を買収したことにより、SMBは現在、アジア太平洋地域全体で象徴的なSanMiguelブランドを築いた。企業規模:6つの生産施設、約471,000の小売店にサービスを提供。売上:1,079.28億PHP(2020年)、1422.72億PHP(2019年)

出典:https://www.sanmiguelbrewery.com.ph/

Emperador Inc (エンペラドール)

Emperador Inc.(EMP)は、フィリピンとヨーロッパからの蒸留酒やその他のアルコール飲料の製造、瓶詰め、流通の統合事業を運営する持ち株会社である。EMPは、Emperador Distillers(EDI)を通じて、高品質の酒の着実な成長と生産により、フィリピンのアルコール飲料事業でポジションを確立した。EDIは、世界最大のブランデー生産企業でありワインの製造も行う。これらの企業の親会社は、Alliance Global Group,Inc.(グループ系列34社)である。

ポートフォリオは国内外の有名ブランドで構成され、ダイナミックなマーケティングと品質の確立で、EDIはフィリピンの蒸留酒市場のトップに立っており、販売量は世界でも最大のブランデーとしての地位を確保、現在、アジア、北米、アフリカ、中東、ヨーロッパの40か国で販売されている。

EMPは世界的なスコッチウイスキービジネスに参入のため2014年と2015年に、ホワイトアンドマッカイとボデガスファンダドールを買収し、グローバル企業として、さらに市場を拡大した。企業規模:売上:502.6億PHP(2019/12)、514億PHP(2020/12)、2021年1月〜9月までの売上383.6億PHPである。

出典:https://www.emperadorbrandy.com/

Asia Brewery (アジアブルワリー)

1982年設立のASIA BREWERY,INC(ABI)は、フィリピンのラグナ州にある飲料製造業の1つであり、ABIは、現在、フィリピンの飲料および工業用包装業界の主要なプレーヤーでもある。またフィリピンで最大のアルコール・ノンアルコール飲料のプレーヤーの1つである。

所有ブランド名にはanduay・Absolute Distilled Drinking Water・Summit Natural Drinking Water・Cobra Energy Drink・Creamy Delight Yogurtがある。ABIは、2012年以降に華僑系のTanduay Holdingsに買収される。さらにその親会社がLT Groupである。LTグループ売上:942.44億PHP(2019/12)931億PHP(2020/12)669億PHP(2021年1月〜9月まで)従業員1000名、ABIは、ファミリー企業に482社あり、フィリピン第2位のビールメーカーとして、ハイネケン・Tigerの製品も販売する。

ABI系列の会社Tanduay Distillers(TDI)は、LTG・ABIに帰属する収入に602百万PHPを追加した。酒類の販売量が13%増加し、バイオエタノールの販売が55%増加したため、6か月間の純利益は2020年の5億4,300万PHPから11%増加して6億500万PHPとなる。

出典:https://asiabrewery.com/

Ginebra San Miguel (ジンブラ・サンミゲル)

Ginebra San Miguel Inc.(GSMI)は、世界で最も売れているジンGinebra San Miguelのメーカーであり、フィリピン及び世界最大のジン製造会社で最も多様な複合企業であるSan Miguel Corporation(SMC)の傘下にある。主力製品であるGinebraSan Miguelは、1834年にマニラの家族経営の蒸留所で最初に製造され、フィリピンの先駆的なジンとなった。

1987年8月からGSMIとSMCのパートナーシップにより、フィリピン全土に戦略的に配置された5つの瓶詰め施設を運営している。GSMIの子会社には、蒸留所Distileria Bago Inc.(DBI)と、タイのカンチャナブリにある蒸留所および瓶詰め施設であるThai San Miguel Liquor Co., Ltd.(TSML)がある。国際標準化機構(ISO)、適正製造基準(GMP)、(HACCP)を取得している。

企業規模:SMCグループ235億.53億PHP(2019年)、274.14億PHP(2020年)GSMI売上:108.58億PHP(2020/12期)、113.38億PHP(2021年3月期)202.28億PHP、104.92億PHP(2021年9月期)

出典:https://www.ginebrasanmiguel.com/、https://bit.ly/3ge4K2I

AWC Philippines (AWCフィリピン)

AWCフィリピンは、2013年に設立されたフィリピンの独立したワイン輸入業者およびワイン販売業者である。AWC Philippinesは、世界の主要なワイン産地からの著名なワイナリー400以上のワインの国内での独占販売代理店で、マカティにあるビール、ワイン、蒸留酒の卸売販売業者の1つである。

同社の主な事業は、フィリピン全土のホテル、レストラン、カジノ、個人顧客に配布する高級ワイナリーと高級ワインを輸入することであり、30以上のワイナリーと、5つの異なるボルドーネゴシアンと直接提携している。

同社のパートナーとサプライヤーは、フランス、スペイン、イタリア、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカの各国から独占権を得てフィリピンで販売している。

出典:http://www.awc.com.ph/

COSCO CAPITAL (コスコキャピタル)

1988年1月1設立。Cosco Capital,Inc.として誕生する以前は、Alcorn Gold Resources Corporationとして知られており、Cosco apital,Inc.は、Lucio Coの多様なビジネスグループを統合した新会社となった。 2008年設立のMONTOSCO INCORPORATIONが主に酒類業務を行っている。MONTOSCOには、70人の従業員と企業ファミリーが317社がある。

同社は、石油・鉱物探査開発会社という本来の目的を超えて成長することを構想し、2000年1月13日に小売持株会社となり、社名をCOSCO CAPITA INCORPORATEDに変更した。さらに事業ポートフォリオを拡大し、小売、不動産、酒類流通、石油および鉱物探査およびその他の専門事業の分野で拡大・成功してきた。

同社は、小売部門として2つのパートがあり、Puregold Price ClubとS&R Membership Shoppingを所有。輸入ワイン・酒類流通事業において主導的地位を占めている。世界有数のブランドの独占的なフィリピン販売代理店を保有している。売上規模:168.39億PHP(2018年)169.33億PHP(2019年)180.47億PHP(2020年)

出典:https://bit.ly/35ERUII、https://www.coscocapital.com/

Tanduay Distillers (タンデュアイ・ディストラーズ)

1988年5月、LucioTanが所有するTwin Ace Holdings Corporation(TAH)は、Tanduay DistilleryのTanduayブランドおよび関連資産をElizalde&Companyから買収した。蒸留所の生産能力はほぼ50倍となった。1999年7月30日、株式交換で100%の所有権を得て、同時にTAHは社名をTanduay Distillers,Inc.に社名変更した。ラム酒の他に、ジン、ウォッカ、ブランデー、ウイスキーも製造している。

同社ブランドのTanduay Rumは、 160年以上の歴史を持つフィリピンのブランド、ドリンクインターナショナルが2020年の量で3年連続で世界一のラム酒として宣言して以来、今日ではラム酒ブランドチャンピオンとしての地位を維持している。

タンデュアイグループ売上:75,559百万PHP(2018/12)2021年9月30日228億PHP,2021年6月30日220.47億PHP,2021年3月31日220.92.億PHP,2020年12月31日242.93.億PHP

出典:https://ph.tanduay.com/
https://www.investing.com/equities/lt-group-financial-summary

Booze Shop(ブーズショップ)

2001年設立のBooze Online Inc.は、世界各国のワイン、リキュール、プレミアムビールの輸入と流通に携わる大手企業の1つである。同社は、輸入生ビールのパイオニアであり、フィリピンで最大の輸入ビール販売業者の1つである。Hoegaarden、Stella Artois、Becks、Leffe、Paulaner、Chimay、Delirium Tremenesなどの独占販売ブランドを含む、100を超えるさまざまなブランドをフィリピン国内に提供している。

同社が提供しているポートフォリオには、ジョニーウォーカー、ヘネシー、バカルディ、シーバスリーガル、ジャックダニエル、ベイリーズ、アブソルート、バレンティン、レミーマーティン、ホセクエルボ、キャプテンモルガン、マーテル、グレンリヴェット、グレイグースも含まれる。また、Russian Standard Vodkaその他、地元のプレミアムラム酒DonPapaのマーケティングと流通にも大きな役割を果たしている。

ホテル、レストラン、大手スーパーマーケットにも対応、輸入生ビールのパイオニアであり、フィリピンで最大の輸入ビール販売業者である。企業規模:社員数60名、全国に350を超える中間業者の顧客を抱える。

出典:https://boozeshop.ph/

Alcoline Corporation (アルコリン・コーポレーション)

1996年Alcolineは小売店としてスタートした。同社はウォークインの顧客だけでなく、フィリピンの各地域に位置のバーにも提供していた。会社が成長するにつれて、顧客のリストも増加し、スーパーやホテルにアルコール飲料の供給を始める。2002年事業の拡大に伴い、ケソンシティ、マニラ、マカティに多数の店舗をオープンした。

2006年アルコリンは戦略を変更し、スーパー、コンビニ、法律・会計事務所、ケータリング会社などの企業にアルコール飲料を供給をメインとした。2008年マカティに本社を設立し、各州のクライアントへのケータリングも開始した。2010年には、タイガービールと契約を結び、フィリピンで独占販売業者となる。2017年ビサヤでの製品やサービスのためにセブに支店を開設。主に輸入ビール、Hennessyなど高価な酒がメインである。

関連のClink.phは、Alcolineが10年以上にわたって所有運営し、オンライン販売を行っている。企業規模:ファミリー企業2社

出典:https://alcoline.ph/about-us/、https://clink.ph/pages/alcoline-corporation

WERDENBERG INTERNATIONAL(WIC) (ヴェルデンベルク・インターナショナルコーポレーション)

1987年設立のヴェルデンベルクグループ企業は、飲料と食品のコングロマリットで、同社とEuro-Swiss Food Inc.(ESFI)は1984年から1987年にかけて提携から始まる。1987年に最初のSäntis Delicatessenがオープンした。ヴェルデンベルクは、さまざまな国からの食品、ワイン、機器製品の輸入販売業者であり、業界で比類のないトップ企業の1つである。

輸入された生鮮・加工食品、ワイン、F&B機器を同じ敷地内に自社のソーセージ工場とともに継続的に供給し、流通チャネルとして小売店にSäntis Delisを設立した。1987年〜2020年の間に、合計12のSantis Delicatessenショップを開設した。飲料製品は世界各国のワイン製品を取り扱う。

企業規模:470人以上の従業員、飲料を含む食料品店舗12か所、ファミリー企業は5社。

出典:https://www.werdenberg.com/

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フィリピンの主要酒類製造メーカー3選〜日系企業編〜

Kirin (San Miguel Corp内) (キリン・ブランド)

キリンはコングロマリットのサンミゲルのユニットの約48%の株式を保有しており、ビールの製造と販売で協力している。(San Miguel Brewery Inc.は、SMC(51%)とKirin Holdings Company(48%)が共同所有。2019年より日本ビールKIRINICHIBANが生産販売も行うようになった。

サンミゲルコーポレーション(SMC)は、もともとフィリピンの単一の醸造所として1890年に設立された。それ以来、同社は飲料、食品、包装事業から、燃料および石油、エネルギー、インフラストラクチャー、不動産業界の事業を持つ多様な複合企業へと変貌を遂げた。当社の製品ポートフォリオにビールが含まれ、キリンブランドはこの分類に含まれている。その他アルコール類・ノンアルコール類ともに同社にて取扱フィリピン市場に展開している。

モルツビール・KIRIN ICHIBANは、オンライン通販などでも人気がある。330mlの ボトルの価格は77ペソを75ペソ。企業規模:1兆249億PHP(2018年)1兆205億PHP(2019年)7,257億PHP(2020年)でパンデミックにおいて売上はダウンした。

出典:https://www.smfb.com.ph/、https://www.sanmiguel.com.ph/storage/images/article/file/SMC%20AR%202020_0601Aforweb.pdf

Asahi( アサヒ)

2013年アジア醸造所とアサヒビール(日本ではアサヒビール株式会社)の新たなパートナーシップとしてのAsia Breweryが、選ばれ消費者に高品質の飲料製品を提供することになる。Asia Breweryは、新しいアサヒスーパードライを地元の市場に導入することで、高品質の飲料のポートフォリオをアップグレードした。日本一のビールであるアサヒをフィリピンの目の肥えたビール愛好家に普及させることで、フィリピンの消費者が世界クラスの製品を利用できるようにした。

Asia Breweryとアサヒビールは、アサヒグループホールディングスがフィリピンの有力財閥ルシオ・タングループと提携した。タイにあるアサヒの委託工場で生産した商品をルシオ・タン傘下のビールメーカーから供給で売り出した。スーパードライの海外販売量は日本メーカーのブランド。

フィリピン国内に50カ所以上の営業拠点をもつアジアブリュワリーの販売網を生かす。この提携は、アサヒのスーパードライを中心とし、国内のキリンシェアを奪回するための方針。缶・瓶どちらも価格は高いが海外ビールに興味のある富裕層向けに人気を出している。アサヒビールグループホールディングス売上は1兆8203億円(2021年)連結で29850名、アサヒビール単独売上:7,583億円、社員数:社員数5,949名。

出典:https://www.asahigroup-holdings.com/

SAPPORO(サッポロ)

サッポロビールは、フィリピン国内のオンライン及び小売店を通して、サッポロビールのプレミアムビアなどを販売している。その中心になっているのは、提携しているPhilippine Wine Merchantsを通して、販売している。大手との資本提携をしているキリン・アサヒに比べるとその知名度はまだまだ低い。

日本最古のビールブランドであるサッポロビールはアルコール度数5%で、瓶詰めされたサッポロプレミアムがフィリピンでも定評がある。クラシックでフルーティで甘い味わいのラガーを好むフィリピン人に対して、Boozy Online・Winery.Ph・マニラワインをShopee MAllやLAZADAの有名オンラインサイトなどを網羅しての販売戦略によって売上を伸ばしている。

サッポロプレミアムビールの缶タイプ500mlが、一本179PHP(約404円)で販売、瓶ビールタイプのサッポロプレミアムは、一本330mlで119PHPで販売している。パックであれば、マニラ首都圏であれば配送料金は無料で届けてくれる。

出典:https://sapporoproducts.com/

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フィリピンの主要酒類製造メーカー2選〜外資系企業編〜

Hitejinro Philippines Inc. (ハイツジンロ・フィリピン)

2019年 設立のHITEJINRO PHILIPPINESは、フィリピンのマニラのマカティにあるビール、ワイン、蒸留酒の卸売業者の1つである。フィリピン全拠点に合計20名の従業員を擁している。企業ファミリー・取引企業には57社がある。韓国本社のHitejinroは、1968年初めて輸出を開始し、現在ではヨーロッパや東南アジアを含む80か国で販売されている。

JINROは、米国、中国、日本の地域の嗜好に合わせた新しい焼酎でシェアを拡大​​している。2001年以来、世界の蒸留酒市場を上回り、ウイスキー、ウォッカ、ラム酒、ジンをはるかに上回っている。HITEは1962年に操業を開始し、韓国で最初に製品を輸出した企業であり、そのシンプルで新鮮な味わいにより、日本、モンゴル、中国、イラク、北米で急速に人気を博した。

HITEJINROは1977年に日本に進出し、1998年に日本で86の蒸留酒会社の中で最初の輸出としてトップシングルブランドとなる。韓国のトップビール・焼酎メーカー。企業規模:2020年のHITEJINROの連結売上高は約2.26兆ウォン。売上高は3年連続で横ばいで、前年の2.04兆ウォンから増加した。従業員は、3,189人。

出典: https://en.hitejinro.com/

DIAGEO PHILIPPINES, INC. (ディアジオ フィリピン)

1997年設立の英国のディアジオは、蒸留酒とビールの優れたブランドを保有している。業界の巨人としてローカルの200以上の優れたブランドがあり、180か国で販売されている。ブランドには、ジョニーウォーカー、シングルトン、ギネスなど多くが含まれる。

DIAGEO PHILIPPINES.は、フィリピンのマニラにある、ビール、ワイン、蒸留酒の卸売業者のひとつである。2021年12月にディアジオ・フィリピンとディアジオグローバルビジネスオペレーションの両方が、フィリピンで働く最適な場所のトップ10となった。マーケティング事業体であるDiageo Philippines と、300人以上の従業員を合わせた同社の共有サービス事業体であるDiageo Global Business Operationsは、従業員調査を含む認定プロセスに基づいて個別に認定された。

企業規模:本社グループの売上2020年117.52億EURO、2021年127.33億EURO、社員数27,650名、毎年、30か国の150以上の製造拠点から、2億4000万本以上のブランド品を生産しているDIAGEO PHILIPPINESのファミリー企業・リレーションカンパニーには524社がある。

出典: https://www.diageo.com/、https://bit.ly/3oeluvb、https://bit.ly/3ucOpDp

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