【最新版!】インドネシアの主要携帯キャリア4選〜エンタメ・IT・個人サービス業界〜

インドネシア 携帯電話事業者業界 業界地図

インドネシアの携帯電話事業者業界は、大手3社が国内最大の携帯市場をリードし、5G展開とデータ通信の需要増加が市場成長を牽引しています。主要企業の合従連衡と基地局整備が今後の競争を左右しています。

今回は、そんなインドネシアの携帯電話事業者業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて4社の最新情報をお届けしていきます!

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目次

インドネシアの主要携帯電話事業者企業3選〜ローカル編〜

PT Telkomsel(テルコムセル)

PT Telkomsel(正式名称:PT Telekomunikasi Selular)は1995年に設立されたインドネシア最大手の携帯電話事業者である。PT Telkom Indonesia Tbkが65%、シンガポール通信(Singtel)が35%を出資する合弁会社で、ジャカルタに本社を置く。

2026年5月時点における加入者数は約1億5,610万件(2025年Q4)に達し、インドネシア全体の携帯電話市場で45〜47%の市場シェアを維持して業界首位の地位を堅持している。ネットワーク面では28万8,000超の基地局(BTS)を展開し、4G LTEカバレッジは全国人口の97%超に達する。5Gについても56都市・県にまたがる「Hyper 5G」ネットワークを構築し、1,400局以上の5G BTSを稼働させている。

2025年のモバイル部門(コンシューマーセグメント)売上高は約8兆1,400億ルピアを記録するなど、堅調な収益基盤を維持している。デジタル事業収益(ストリーミング・ゲーム・IoT・モバイルバンキングなど)が全体収益の主要ドライバーとなっており、AIを活用したパーソナライズドサービスへの投資も加速している。

親会社のPT Telkom Indonesia Tbkとともに、国営通信グループの中核として固定回線・FTTHサービス(IndiHome)との相互補完体制を構築し、法人向けICTソリューションや衛星通信にも注力している。

出典:https://www.telkomsel.com/

PT Indosat Ooredoo Hutchison Tbk / IOH(インドサット・オレドゥー・ハッチソン)

PT Indosat Ooredoo Hutchison Tbk(IOH)は2022年1月4日、PT Indosat Tbk(Ooredoo Group系)とPT Hutchison 3 Indonesia(CK Hutchison系)の合併により誕生したインドネシア第2位の携帯電話事業者である。インドネシア証券取引所(IDX)にティッカー「ISAT」として上場する。

2026年5月時点の加入者数は9,500万件超(2025年Q1で9,540万件)に達し、市場シェアは約27〜28%である。2025年通期の収益は5兆6,500億ルピア(約34億米ドル)、純利益は5,500億ルピアと前年比12.2%増を記録した。4G BTSは21万3,000局超、5G BTSは6,800局以上を展開し、全国カバレッジを着実に拡大している。

2025年7月にはインドネシア通信デジタル省・Cisco・NVIDIAと連携して「インドネシアAIセンター・オブ・エクセレンス」を立ち上げ、AI技術の実装を加速させている。ポストペイド加入者は前年比19.7%増で成長しており、2025年の設備投資は前年を大幅に上回るペースで推移した。

合併後のシナジー創出を完了した同社は、「AIネイティブ・テレコム」への転換を中期戦略の核心に据え、インドネシアのデジタル経済をリードする役割を担っている。

出典:https://ioh.co.id/

PT Telkom Indonesia (Persero) Tbk / Telkom(テルコム・インドネシア)

PT Telkom Indonesia (Persero) Tbkは1965年設立の国営通信会社で、インドネシア政府が52.09%を保有する国内最大の通信持株グループである。インドネシア証券取引所(IDX:TLKM)のほか米国NYSE(TLK)にもADRとして上場している。

2025年通期売上高は約14兆6,742億ルピアを記録した。事業はモバイル(Telkomsel)、固定ブロードバンド(IndiHome B2C)、B2B ICT、B2Bインフラ(データセンター・タワー・光ファイバー・衛星)、国際通信(Telin)の5部門で構成される。固定ブロードバンドIndiHomeの加入者は2025年Q4時点で1,030万件に達し、前年比7.4%増を記録した。

子会社のPT Dayamitra Telekomunikasi(Mitratel)は東南アジア最大規模の通信鉄塔事業者として機能しており、3万6,000塔超を運営する。B2B ICT部門はクラウド・セキュリティ・AIソリューションへの転換を進めているが、2025年には企業向け従来型ソリューションの需要減少を受け同部門売上高が3.1%減少した。

インドネシア政府の「デジタル・インドネシア」政策における中核インフラ企業として、農村部への光ファイバー敷設や政府DX支援で重要な役割を担っている。

出典:https://www.telkom.co.id/

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インドネシアの主要携帯電話事業者企業1選〜外資編〜

PT XLSmart Telecom Sejahtera Tbk / XLSmart(エックスエルスマート)

PT XLSmart Telecom Sejahtera Tbk(XLSmart)は2025年4月16日、PT XL Axiata Tbk・PT Smartfren Telecom Tbk・PT Smart Telecomの三社合併により誕生したインドネシア第3位の携帯電話事業者である。インドネシア証券取引所(IDX)にティッカー「EXCL」として上場し、AxiataグループとSinar Masグループが各34.8%を保有する共同支配構造を持つ。

合併により統合された加入者は約9,430万件で、市場シェアは約27%に達する。2025年通期売上高は4兆2,500億ルピア(約25億米ドル)で前年比23%増、EBITDAは2兆100億ルピア(マージン47%)と安定した財務基盤を確立した。XL・Axis・Smartfrenの3ブランドを維持して各顧客セグメントに対応し、2G GSM・4G LTE・5G NR・光ファイバーの複合インフラを展開する。

新CEOに就任したRajeev Sethi氏のもと、5Gネットワーク拡充・企業DX支援・AIサービス展開を成長戦略の三本柱に据えている。スラウェシ・カリマンタン・東ジャワ・バリ・NTB・NTTにおける市場シェア拡大を優先し、テルコムセル・IOHとの三強体制を形成している。

出典:https://www.xlsmart.co.id/

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FAQ

インドネシアの主要携帯キャリアについて教えてください。

インドネシアには12社の主要携帯キャリアがあり、それぞれの企業情報や事業内容について詳しく紹介しています。

インドネシアの携帯キャリアで最もシェアの大きい企業はどれですか?

2020年末現在、インドネシア最大のシェアを持つキャリアはPT Telekomunikasi Selular(Telkomsel)であり、国民の大部分が利用しています。

インドネシアの携帯キャリアが展開する主要なサービスやブランドは何ですか?

各キャリアはさまざまなブランドを展開しており、例としてTelkomselの「kartuHalo」、XL Axiataのサービス、Indosatの「IM3」、Smartfrenのブランドなどがあります。これらは料金プランやユーザー層に合わせて提供されています。

インドネシアの通信インフラはどのように発展していますか?

インドネシアは4G LTEサービスを全国で展開しており、一部の企業は5G技術の導入も進めています。通信タワーの整備も進んでおり、インフラの拡充が図られています。

インドネシアの携帯キャリアの今後の展望は何ですか?

今後も技術進歩やインフラ拡大により、通信速度の向上や新しいサービスの導入が期待されており、デジタル化の推進とともに競争も激化すると予想されます。

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アンディ ムハンマド Indonesia-Based Industry Analyst
インドネシア在住の観光ガイド・通訳者。 日本語学科卒業後、日本人向け観光案内や国際イベントでの日本代表団対応を経験。 現地視点と実務経験をもとに、インドネシアの観光・文化情報を日本語で発信している。
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