今回は、台湾の主要旅行会社に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて15社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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台湾の主要旅行会社9選〜ローカル企業編〜
雄獅旅遊(ライオントラベル)
1985年に創立された旅行代理店。103の国への団体旅行や小規模ツアーを提供し、台湾国内に21拠点と海外に10拠点を構える。
毎年平均7万団体が海外旅行しており、100万人以上にサービスを提供。
4年連続「商務人士理想品牌大調查」旅行会社第1位、TripAdvisor「国民と団体に愛される旅行会社ブランド」に選ばれ、台湾を代表する旅行会社になっている。
出典:https://www.liontravel.com/category/zh-tw/index
可樂旅遊(コーラツアー)
1978年に設立された旅行代理店。台湾に27以上の拠点を構え、毎年50万人以上に団体旅行を提案している。団体旅行、社員旅行、個人旅行、航空券などを取り扱う。
康福旅行社股份有限公司が経営しており、台北市に本社がある。
現在は海外旅行へ行くことが難しいため、国内ツアー、国内ホテル、航空券を中心にサービスを提供している。
出典:https://www.colatour.com.tw/
易遊網(ez Travel)
2000年に設立された旅行代理店。台北市中山区に本部がある。
30万を超えるホテル、360万のオプションから、自由度の高いサービスを提供する。450箇所以上の都市・地域へのチケットが購入可能。
2021年末には易遊網と星宇曙光号がコラボレーションして2021年〜2022年になる期間の特別な空の旅サービスを提供した。
出典:https://www.eztravel.com.tw/
東南旅行社(セットツアー)
1961年に設立された旅行代理店。台北精華に本部がある。
台湾国内に72以上の支店があるほか、海外の中国・日本・アメリカにも拠点がある。
60年以上の歴史があり、各界から好評価を受け、台湾最大規模の旅行会社となっている。特に1〜2日間の国内ツアーの種類が豊富で、キャンプツアーや自然ツアーが人気がある。
出典:https://www.settour.com.tw/
五福旅遊(ライフツアー)
1988年12月29日に設立された旅行会社。資本金は3億台湾ドルを超えており、300人以上の従業員を従えている。33年以上の歴史があり、台北、台中、台南地区に拠点がある。
経営は安定しており、利益は年々上昇。国内で優秀な業績を持っている企業の一つ。
世界のネットグローバル化に伴い、B to C、B to Bに対応。さらに便利で高品質な旅行・ツアー商品を販売し、幅広い顧客層に提供している。
出典:https://www.lifetour.com.tw/
山富旅遊(リッチモンドツアーズ)
1998年に設立された総合旅行代理店。台湾国内に19の販売拠点を構える。
海外団体旅行、国内ツアー、台湾入国観光接待、グローバルチケット、ホテル予約、観光チケット、新幹線チケットなど、24時間サービスを提供している。
2020年に台北市労働局エリート賞を受賞。
出典:https://www.travel4u.com.tw/
鳳凰旅遊(フェニックスツアーズ)
1957年に設立された旅行代理店。前身は亞洲旅行社で、初期にはインバウンド業務の経営を主にしていたが。
国内団体旅行、クルーズ、航空券、チケット手配などが主な事業。
1998年にISO9001認証、2001年11月30日には旅行会社として国内初めて正式上場。
鳳凰旅遊は全面かつ多様化旅行商品を包括し、世界各地、自由ツアー、社員旅行、ハネムーン、ゴルフ、台湾旅行、接待旅行など、新しい遊び方や観光内容を開発を続けている。
出典:https://www.travel.com.tw/
喜鴻旅遊(ベストツアー)
1995年に設立された旅行代理店。国内に6拠点ある。世界各国の団体旅行だけでなく個人向けも提供している。
創立以降、日本、ヨーロッパ、ニュージーランド、オーストラリア、東南アジア、中国大陸の旅行ツアー商品に力をいれてきた。
台北本部の他に台北松江支社,桃園支社、新竹支社、台中支社、台南支社があり、海外には北京連絡オフィス及び日本支社本部がある。
出典:https://www.besttour.com.tw/e_web/
活力假期(スーパーパワー)
1991年に設立された旅行代理店。台中市西区に本部がある。20年以上に渡り、市場を開拓してきた実績がある。従業員は30人ほど。
主な取り扱い項目はビザ、ビジネス、海外旅行、ハネムーン、社員旅行、接待ツアー、国内旅行、予約代行、ゴルフツアーなど。
台中に本部があることから台中出発の商品も豊富。
出典:https://www.super-power.com.tw/
台湾の主要旅行会社3選〜日系企業編〜
創造旅行社股份有限公司(クリエイティブトラベル)
1990年にJAA日本アジア航空の旅行会社として台北市南京東路に台湾法人が設立された。びゅうトラベルサービス 66.7%:ジャルパック 33.3%の資本を持つ。従業員数は30名ほど。
主な業務内容は世界各国の航空券販売、ビザ代理申請、宿泊手配、出張、社員旅行、奨励旅行手配、日本各地への個人・団体旅行手配、日本各地の鉄道商品・周遊券販売。
2019年に微風南山アトレ「JAPAN RAIL CAFÉ」内に南山支店をオープン。
出典:https://www.ctt.tw/about_us_jp.aspx
三賢旅行社股份有限公司(HIS)
株式会社エイチ・アイ・エス(は世界70カ国163都市に271拠点、日本に263拠点を持つ日本の代表的旅行会社。1980年12月19日に設立された。
台湾には1990年に進出。台北市南京東路に本部がある。台湾での会社名は三賢旅行社股份有限公司。
2021年には「リゾートホテル久米アイランド」の事業を継承、HOTEL VISON」、「旅籠ヴィソン」をオープン、 旅館再生事業第一号の「満天ノ 辻のや」スタート、「変なホテル ソウル 明洞」をオープンなど国内外でサービスの拡大を行っている。
出典:https://www.his-tw.com.tw/
世帝喜旅行社股份有限公司(JTB)
JTB台湾は、2004年4月、グループ71番目の在外拠点として営業を開始。それ以前の台湾におけるJTBグループの取扱は「東南アジアトラベルセンター」が行っており、現在の正式社名「世帝喜」は「STC」の中国語読み表記である。
JTB台湾の主な業務は、ルックJTBをはじめとする企画商品、個人旅行、団体旅行、教育旅行等の手配・斡旋、そして台湾から日本をはじめとした全世界へ旅行手配である。
2008年4月には、台湾の名産品販売を目的に「世帝喜商事」を設立し、マンゴーやライチの宅配、小籠包キューピー、春水堂のタピオカミルクティー風味チョコレート、可愛いパイナップルケーキなど、人気商品も増えている。
出典:https://www.jtbcorp.jp/jp/jtb_group/jtbtw/index.asp
台湾の主要旅行会社3選〜外資系企業編〜
歐美亞商務旅行社股份有限公司(グローバルビジネストラベル)
American Express Global Business Travelは2014年に設立。台北本社のほか、4つの子会社を構える。
クラス最高の予約テクノロジー、スマートアナリティクス、世界規模の戦略的パートナーシップ、卓越したケアを通じて、あらゆる規模のあらゆる業界の企業に、企業旅行および投資ミーティングなどを提供。
6大陸の約140か国に拠点を置き、顧客がどこでビジネスを行っていても、近くに拠点があり、顧客にすぐ対応が可能。
出典: https://www.amexglobalbusinesstravel.com/
格緻旅行社股份有限公司(S.H. Tours)
S.H. Toursは1980年に米国カリフォルニア州にて設立。前身はシャングリラトラベル。設立当初はアメリカでのインバウンドツアーを行なっており、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、香港、台湾からの顧客が多い米国華僑に愛用される老舗の旅行会社となった。
アウトバウンド部門では中国本土、香港、台湾、日本、シンガポール、マレーシア、タイなど、米国の現地ゲストの海外旅行を手配。今まで12万人以上が利用している。
インバウンドツアーでは毎年約2万人を受け入れている。
出典: https://bit.ly/35fhIv3
智遊網(エクスペディア)
Expediaは世界最大級の総合旅行サイト。2011年台湾にオフィスを設立。2014年からオンライン販売を開始。
アジアで急成長しているオンライン旅行サイトであり、旅行者に予算や旅程のニーズに合わせてさまざまなホテル、アクティビティ、旅行サービスを手頃な価格で提供している。
世界中に10万を超えるホテルパートナーがおり、旅行者は格安ホテルの予約、さまざまなアクティビティ予約、必要な旅行サービスの検索を行うことができる。
出典: https://www.expedia.com.tw/
台北在住の台湾人。日本の東北大学で修士号取得後、7年以上IT企業でマーケティングを担当。デジタルマーケティングと市場分析の専門家として、製品の市場導入とブランド戦略を得意とする。