今回は、台湾の主要ホテルに焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて13社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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目次
台湾の主要ホテル7選〜ローカル企業編〜
福華大飯店(Howard)
1984年に創業した台湾最大の5つ星ホテルチェーン。台湾に10の拠点を展開している。台北、新中、台中、高雄のメトロポリタンビジネスホテルに加えて、エメラルドベイ、シーメン、ケンティンなどの有名な景勝地にレジャーリゾートホテルもある。
国際観光を発展させるという政府の方針に応えて、台北都市建設計画に沿って、ホテルは国際基準を満たす5つ星の観光ホテルを建設するために数年の計画を経て、ハワードプラザホテル台北は1973年に正式にオープンした。
ホテルには606の豪華で広々としたスイートがあり、ジム、サウナ、屋外スイミングプール、その他のレジャー施設が備わっている。また、宴会や大規模な会議用の宴会場もあり、700名収容可能。
出典:https://www.howard-hotels.com.tw/zh_TW
凱撒大飯店(CAESAR PARK)
1964年に創業したホテルチェーン。CAESAR PARKとHOTEL CHAM CHAM、arTree HOTELというブランドがある。1986年に1つ目のホテル「墾丁凱撒大飯店」を開設し、その後2020年まで長い期間をかけて9件のホテルを開設。
台北を中心に、板橋、墾丁、台南、台東、內湖に拠点がある。
2007年から2016年は台湾唯一の10年連続EIHRの会員となっている。
出典:https://taipei.caesarpark.com.tw
長榮國際連鎖酒店(エバーグリーンホテル)
台北市の金融と商業の中心地に位置し、2001年8月に誕生した5つ星のビジネスホテル。 スタッフの質が良く、 現在、基隆、台北、台中、バンコク、ペナン、パリ、上海にチェーンホテルがある。
一定期間でさまざまな専門スキルを身につけられるマルチスキルの人材育成に取り組んでいる。
エバーグリーングループは50年以上にわたり、陸上および航空輸送事業とホテルの国際チェーンで事業利益を多様化してきた。空の旅や海上貨物から地上輸送やホテルまで、Evergreenブランドは、安全性、信頼性、高品質のサービスと強く結びついて、世界中のお客様の心をつかんでいる。
出典:https://www.evergreen-hotels.com/chain2/index.jsp?lang=en
福容大飯店連鎖旅館事業(フーロン)
2002年に、台湾の建設グループ「麗寶集團」が設立したホテルチェーンブランド。
台湾では中壢、桃園、台北、墾丁、林口、深坑、福隆、花蓮、高雄、淡水漁人碼頭、月眉、福隆二及林口長庚A8、合計15拠点を持つ。
2016年には世界ブランド賞を受賞。将来は嘉義、埔里及び海外など国内外に展開していく計画。
出典:https://www.fullon-hotels.com.tw/tw/about/
洛碁大飯店(グリーンワールドホテル)
1969年に設立されたホテルチェーン。2008年以降複数のホテルを買収し、2015年に株式を上場させる。
2008年に洛碁大飯店、洛碁大飯店建北分公司、山水閣(協美、慶天閣)分公司、松江分公司、背包客棧分公司、南京東路分公司、驛分公司、洛碁中華大飯店、舞衣南京分公司が設立された。2016年から2017年には忠孝分公司、松山分公司、南港分公司の3つのホテルを新設しただけでなく、華華飯店を買収して洛碁花華飯店に改名。
2017年5月日本最大の旅行ツアーグループH.I.S.傘下のH.I.S. Hotel Holdings Co.,Ltd.が洛碁飯店の株式51%を取得を発表。台湾のH.I.S.の正式な子会社となった。
出典:https://greenworldhotels.com
力麗觀光集團(レア)
1990年に誕生したホテルチェーン。台湾に8ヶ所の拠点を構え、主に3~4つ星ホテルを開発している。高品質なブランドイメージで台湾のさまざまな人気スポットにリーチを広げている。
運営するブランドには、ビジネスツーリズム向けの「力麗哲園」、レジャーとバケーション向けの「力麗儷山林」、自然ツアーのための「力麗馬告生態園區」、および国際チェーンブランドホテル「宜蘭力麗威斯汀度假酒店」などには、花蓮館、日潭館、月潭館、日月潭館、墾丁館、棲蘭山莊、明池山莊、神木園、宜蘭威斯汀など9つの事業拠点がある。
グループ傘下には、力麗觀光、宜蘭力麗威斯汀、花蓮力麗華美達安可酒店がある。
出典:https://www.lealeahotel.com
圓山大飯店(ザグランドホテル)
1952年に設立され、台湾台北市に位置する中国建築が特徴の5つ星ホテル。14階建ての宮殿スタイル。剣潭公園に隣接し、台湾神宮の跡地に建設されており、台北のランドマークになっている。
円山大飯店は日本統治時代剣潭山に建立されていた台湾神宮の跡地を利用して建設された。地下道の存在も有名である。現在は、予約制で一般に公開されている。
英語、日本語によるサービスを受けることが出来る。
出典:https://www.grand-hotel.org/TW/index.aspx
台湾の主要ホテル2選〜日系企業編〜
台北大倉久和大飯店(オークラ)
2012年に台北にオープン。多くの日本人に利用されている。本部である日本のホテルオークラは、大倉喜八郎の長男で、大倉財閥の二代目である大倉喜七郎によって設立された。
同社のグループが運営するThe Okura Tokyo(虎ノ門二丁目)は、日本では「老舗ホテル」とされており、帝国ホテル東京、ホテルニューオータニとともに、ホテルの「御三家」と称される。
「帝国ホテルを超えるホテル」をコンセプトに設立されたホテルである。
出典:http://www.okurataipei.com.tw
王子大飯店(プリンスホテル)
西武グループのホテル。5つ星ホテルは台湾では台北華泰王子大飯店と耐斯王子大飯店の2つを構える。
日本のプリンスホテルは西武グループの中では西武鉄道とともに中核的企業である。グループ内でのホテル・レジャー事業会社であり、西武ホールディングスの子会社。国内のホテル・レジャー業界で最大の規模を誇り、東京都心部を中心としたシティホテルやスキー場・ゴルフ場などのレジャー施設、それに併設されたリゾートホテルなどを運営している。
2022年には沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん、プリンス スマート イン 京都三条(京都府京都市中京区)、プリンス スマート イン 博多(福岡県福岡市博多区) などの開業が計画されている。
出典:https://www.princehotels.com/zh-hant/
台湾の主要ホテル4選〜外資系企業編〜
台北W飯店(Wタイペイ)
ダブリュー・ホテル (W Hotels) は、アメリカ合衆国を中心に展開するマリオット・インターナショナル系列のブティックホテル(デザイナーズホテル)。全世界で6700軒のホテルを展開。
台北W飯店は2011年2月14日にオープンし、地下鉄MRT駅のビル内に併設されている。
ブランド名の由来は”Whatever / Whenever”(お望みの物を/お望みの時に)という経営理念から。また、当ホテルのコンセプトの産みの親は、スターウッドCEOのバリー・スターンリッヒ。
ターゲットとする客層はウェスティンよりも若い層で、デザインにこだわりを持つビジネストラベラー(個人客)としている。
出典: https://myclubmarriott.com/hotel/hoteldetail/co/w-taipei
皇冠假日酒店(クラウンプラザ)
クラウンプラザは、IHG(Intercontinental Hotel Group) が所有する高級ホテルチェーンで、全世界に3600のホテルと11万のベッドを提供している。
最初のクラウンプラザは1983年にメリーランド州ロックビルにオープンし、数年以内にブランドから独立。ポルトガルのマデイラに最初のクラウンプラザリゾートが1999年にオープンした。
1990年にIHG(Intercontinental Hotel Group) がクラウンプラザを買収した。
出典: https://www.crowneplazatainan.com
台北新板希爾頓酒店(ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ)
ヒルトングループは1919年に成立。米国カリフォルニア州ビバリーヒルズにあるヒルトンホテルカンパニーのブランドであり、世界最大のホテルチェーンの1つ。全世界で6100軒のホテルを展開している。
現在使用されている名前は、2006年2月に米国と英国のヒルトンホテルを含む2つの主要な支店が再統合されたことに由来している。
2019年末時点で118カ国で584軒のホテルが営業している。
出典: https://www.hilton.com.cn/zh-hk/hotel/taibei/hilton-taipei-sinban-tsatchi/index.html
台北君悦酒店(ハイアット)
ハイアットグループは全世界で600軒のホテルを展開。アメリカ合衆国に本拠地を置く国際的なホテルグループである。現在、ハイアット、アンダーズなどのブランドで、世界各地で500軒以上のホテルを展開している。
台湾にはグランドハイアット台北が1拠点ある。グランド ハイアット 台北は、世界的に有名な台北101とスカイウォークで直結している、贅沢な5つ星ホテル。MRTの駅にも近く、景色の良いさまざまな観光スポットへの移動も簡単である。台北世界貿易センター、台北国際会議センター&エキシビションホールにも直結しており、ビジネスや出張にも便利。
出典: https://www.hyatt.com/zh-HK/hotel/taiwan/grand-hyatt-taipei/taigh