今回は、台湾の主要携帯キャリアに焦点を当て、ローカル5社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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台湾の主要携帯キャリア5選〜ローカル企業編〜
中華電信(チュンファテレコム)
2019年6月時点で1000万を超える利用登録数を誇る台湾最大の携帯キャリア。1996年に電信事業の民営化に伴い誕生した会社で、現在も政府機関が35%の株式を保有する。台北市中正區に本部を置いている。
事業内容は、固定電話、無線通信、インターネット、電子商務、スマート型インターネットなど。従業員数は約22,000人。
2021年12月には、中華電信と國立陽明交通大学が協力してAIスマート医療サービスについて「2021台灣醫療科技展」に出展し、「AIスマート分析プラットフォーム」を披露している。
出典:https://www.cht.com.tw
台灣大哥大(タイワンモバイル)
台湾第二の携帯キャリアで、2019年6月時点で約720万の利用登録数。台北市信義區に本部を置き、従業員数は約3,500人。1997年2月25日に設立された。
T.I.M.E(Telecom(電信)、Internet(インターネット)、Media & Entertainment (メディア&娛樂)、E-Commerce (電子商務)などの4大産業の多角化経営を行っている。また、M+ Messenger、MyVideo、MyMusic、MyBook、myfoneショッピング、MySports、Smarter Home、ゲーム経営など新しいサービスも展開している。
Carbon Disclosure Project評価は最高レベルの「A」で、SDGsにも力を入れている。
出典:https://www.taiwanmobile.com/index.html
遠傳電信(ファーイーストーン)
台湾第三の携帯キャリアで、2019年6月時点で約710万の利用登録数。遠東グループと米AT&Tの合弁により設立された会社であるが、現在は米国側は撤退しており、NTTドコモが4.7%を出資している。台北市內湖區に本部を置き、従業員数は約6,300人。
2016年、遠傳電信は正式に4.5G時代に入り、アジアの通信市場で700/1800/2600 MHzの最も優れたサービスを提供した最初の業者。
企業ユーザー向けにはICT業界の垂直統合を強化。ビッグデータ分析を通じてエンタープライズ市場向けのより柔軟で完全かつ安全なエンタープライズクラウドサービスをカスタマイズしている。今後は台湾をハブとしてアジア太平洋地域、さらにはヨーロッパ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアへと発展し、国際通信サービスの品質と通信プラットフォームサービスを強化し、スマート関連アプリケーションを積極的に開発していく予定。
出典:https://www.fetnet.net/content/cbu/tw/index.html
台灣之星電信(T STAR)
台湾第四の携帯キャリアで、2019年6月時点で220万強の利用登録数を持つ。2013年3月に設立された会社で同年11月に威寶電信を買収。台北市內湖區に本部を置いている。
2020年10月、台灣之星は、アジアのベンチマーク人材誌「HR Asia」に評価され、「2020 Asia’sBestEmployersAward」を受賞した。
コンサルタントとして2014年6月4日に900MHz周波数帯4Gフランチャイズライセンスを取得し、同年8月25日に正式にオープン。「ルールを覆し、世界に挑戦する」という精神を貫き、 2020年7月29日、3.5GHz帯の5Gフランチャイズライセンスを取得し、同年8月4日にオープン。
出典:https://www.tstartel.com/CWS/
亞太電信(Gt)
台湾第五の携帯キャリア。2019年6月時点で200万の利用登録数を持つ。最大の株主は半導体製造のFoxconnで、台灣大哥大も出資している。2000年に設立された。
2007年から2011年にかけて子会社である「亞太行動寬頻」、「亞太線上」と次々に合併し、Broadband Fixed Lines、Broadband Wireless、Broadband Internetを含む主要なブロードバンドビジネスを統合した。2020年より5Gの営業を開始。
出典:https://www.aptg.com.tw