今回は、台湾の主要介護施設に焦点を当て、ローカル・日系合わせて12社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
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台湾の主要介護施設9選〜ローカル企業編〜
雙連安養中心(シュアンリエン)
2000年に設立された介護施設。短期、デイケア、認知症、地域ベースなど、多様な体制で介護サービスを提供。
元々は雙連教會が1913年に設立され、福音を述べ伝える以外にも、教育や慈善活動など公益事業を行なってきた。1988年に松年大學を設立。生徒の熱烈な参加や状況、高齢者の生活ケアのニーズに対応するため、この雙連安養中心を設置することが決定された。在宅ケア、軽重度の介護、長期ケア、認知症のユニットケア、短期ケア、デイケアなどを計画し、1995年に敷地を購入。高齢者介護のための432床の準備が承認された。182床建設の第一段階が完了し、2000年に開業。
2003年に安養は184床に拡張され、2010年には580人収容可能な多機能チャペルと66床の認知症ケアのための特別エリアが拡張された。同時に、サービスに関連する研究センターが開設された。
出典:https://www.slehtaiwan.com
財團法人獎卿護理展望基金會 (チャン・チンファウンデーションオブナーシングパースペクティブズ)
1993年に設立された財団法人。老人ホームや介護施設などを運営しており、政府によって承認された最初の独立型老人ホーム。本部は高雄市にあり、台北に支部がある。
台湾国内、中国、日本などの学生に教育訓練や実習も行っている。
長期滞在型老人ホーム、在宅ケア、コミュニティ総合型サービスセンターなどのサービスを提供している。
出典:https://www.ccfnh.com.tw/index.html
永信松柏園養護中心(ヨンシンソンバイ)
2001年に設立された介護施設。障害者や高齢者ケアのために設立された非営利施設。165以上のベッドを設置している。
前身は永信藥品グループの設立者である李天德が1952年に永信西藥房を経営したことから始まった。1978年には高齢者の福祉、青少年の福祉、児童の福祉、児童の福祉、障害者の福祉を促進することを目標に、「永信社會福利基金會(永信社会福利基金会)」を設立し、低所得者ケアと貧しい患者への医療支援福祉と慈善活動に取り組んでいる。
老人ホームは臺中市大甲區に位置しており、60歳以上の人を対象に入居が可能。
出典:https://www.ysswf.com/service_detail.php?id=8CECA682-FD2E-A29F-47FC-004A494CF1A1
悠然山莊安養中心(ユーゼン)
1989年に「樹河社會福利基金會(樹河社会福利基金会)」を設立したのが前身。
台湾国内の高齢者社会への突入に伴い、介護を必要とする高齢者が増えていることから、ヨーロッパ、日本、アメリカ、中国の有名な介護施設を見学した後、1992年に現代的な建設と設備を整えた介護施設「悠然山莊安養中心」を建設した。
健康な高齢者に余暇と教育の場を提供し、国内の高齢の人々も威厳のある老後生活を送ることができるように取り組んでいる。
出典:http://www.yuzen.org/service.php
私立高雄仁愛之家(KHJA)
1921年に「高雄慈惠院」という名前で誕生した介護施設。高齢者や障がい者ケア、精神病患者の治療などを行う。1982年2月16日に「財團法人台灣省私立高雄仁愛之家」に改名。高雄市大寮區に位置する。
慈惠醫院が附属病院であり、精神疾患、児童・青少年、および地域住民の健康増進、疾病予防、医療、リハビリテーションと長期ケアを提供している。
慈愛老人養護中心(慈愛老人養護センター)では、障害者や認知症の高齢者に介護サービスを提供。
玫瑰園養護所(バラ園養護所)では、精神障害を持つ人への生活訓練、健康トレーニング、社会適応、リハビリ関連のサービスを行っている。
出典:http://www.khja.org.tw
瑪利亞老人長期照護中心(カトリックマリアンロングタームケアセンター)
1989年に羅東鎮北成街に設立された介護施設。元々は修道院で、110以上のベッドを構える介護サービスを提供している。
1994年5月21日に団体名を「財團法人天主教靈醫修女會」に改名し、1998年05月04日に竣工し100床となった。
2012年10月01日、老人福利法の新しい公布に伴い、衛生設備や消防等の修繕を行い、施設名を現在の「瑪利亞老人長期照顧中心(養護型)」に改名した。
出典:http://www.mdb1989.org.tw/index_3.html
財團法人天主教失智老人社會褔利基金會(タイワンカトリックファウンデーションオブアルゼイマーズディサースアンドリレイテドデメンティア)
1998年9月21日に設立された、カトリック教の高齢者、及び認知症のための社会福祉財団。天主教を宣べ伝えるカトリック宣教師の姉妹たちは、認知症患者の増加とケアの必要性を感じ、天主教耕莘病院と永和分院の下に「財團法人天主教失智老人社會福利基金會」を共同成立した。
またこの時期に国内初の認知症専門介護センターを積極的に設置し、2001年に「聖若瑟失智老人養護中心」を開設した。
多様化した教育や戦況活動を行なっており、認知症関連の出版物や教材を発行している。また全国で認知症ケアコースを提供し、専門家向けの基本コースと上級コースや、学者や専門家を招待して国際セミナーを実施している。
出典:https://www.cfad.org.tw
龍江老人長期照顧中心(エルダー)
1989年に設立された長期介護向け施設。「台北市私立安養護機構評鑑優等獎」に数年連続で表彰されており、健康雑誌評価でもトップ10に選ばれている。登録ベッド数は37床。移動が不便でお世話が必要な高齢者向けに特別に設計されている。
台北の中心部に位置し、いくつかのMRT駅に隣接しており、67種類のバス停の標識に10分以内でアクセスできる。交通機関は便利で、家族も便利に訪れることができる。
特色としては、全方位からの完璧なサービス、親切なサービス、毎日看護スタッフによる血圧や体温などの健康管理、プロのシェフの駐在、医師や栄養士、リハビリ師の巡看がある。
出典:http://www.elder.com.tw
竹林養護院(ジュリン)
1991年に設立された介護施設。5階建ての建物内に100以上のベットが設置されている。宜蘭縣礁溪鄉六結村に位置する。
医師、栄養士、治療師、ケアサービス員、行政人員、介護員などのスタッフがおり、多方面からサポートしている。
遠東傑出建築賞や内政部による福利機構評価での優秀賞、在宅介護での一流賞など様々な表彰がされている。
出典:https://www.juan-ilan.org.tw/julin_index.php
台湾の主要介護施設3選〜日系企業編〜
太陽照服(タイヨウ)
山形県で介護施設を運営する株式会社タイヨウが2015年1月22日に台湾で太陽照服股份有限公司を設立した。親会社である「日本太陽グループ」は、2001に設立され、子会社に太陽株式会社、太陽社会福祉法人、大洋医療法人団体などがある。
2001年以来、「高齢者ケアは「住む」の観点から設計されるべきである」と信じて、山形県宮城県に老人長期介護施設を建設した。現在は長期介護施設、デイケアセンター、小規模多機能介護サービスマンションや在宅医療など、高齢者向けの介護施設は全部で20か所ある。
2020年3月には林口に開設しており、2021年夏に龍潭で長期介護施設を開設。今後は龜山、八德でも開設予定である。
出典:https://www.taiyocare.com.tw
台灣善合(サンガタイワン)
サンガ株式会社は2015年台湾に設立。日本の元気グループであるサンガ株式会社と台湾の介護施設の合同経営。日本の台南市東區に位置している。日本での先進専業長期介護経験を台湾でも生かしている。
現在、台湾の65歳以上の高齢者の割合は台湾の総人口の14.9%に達している。2026年までに、高齢者の割合は20%を超え、いわゆる「超高齢社会」に入ると推定されており、高齢化の規模は急速に拡大しているが、「台湾で長寿・共生の調和のとれた社会の実現」を目指し、事業計画の推進に努めている。
同社は、「家族主義」という長期的な経営理念を守り、お互いを最も大切な人として扱い、共感を持って自分自身として扱っている。これは、対人コミュニケーションにおいて最も重要なことであるという私たちのグループの信念である。
出典:https://www.sangataiwan.com.tw
亜洲福祉諮詢(AWC)
エフビーホールディングス株式会社の子会社としてAWC – Asia Welfare Consultants Co., Ltd.を2014年2月に設立された。
台湾では2014年2月に亞洲福祉諮詢株式会社を設立。
本社である日本エフビー介護サービス株式会社は1987年に長野県佐久市で設立され、2002年から介護用品レンタルなどの事業に参入した。
現在、長野・群馬・栃木・新潟・埼玉において事業を展開し、福祉用具事業、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、訪問介護、訪問看護、小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援、給食サービス、海外事業を運営している。
出典:https://fb-kaigo.co.jp