【最新版!】アメリカの主要語学学校企業14選〜教育業界〜

アメリカの語学学校は世界中に多数の拠点を展開し、多様な言語プログラムやオンライン学習を提供しています。少人数制や独自の教育メソッドを採用し、質の高い語学教育を実現しています。また、大学進学支援や企業向けトレーニングなど、幅広いサービスを展開し、国際的な認証を取得してアメリカの語学学校としての信頼性を高めています。

今回は、アメリカの主要学校企業に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて13社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

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目次

アメリカの主要語学学校企業8選〜ローカル企業編〜

Berlitz (ベルリッツ)

Berlitzは、1878年に設立され、本社はアメリカのニュージャージー州にある。世界中の多国籍企業、政府、および個人の学習者に向けて、言語学習プログラムの提供、ビジネス向けトレーニング、クロスカルチャートレーニング、翻訳 サービスなどを提供する、世界最大の語学教育会社のひとつである。

全世界で約 20,000 社の法人顧客と500校以上のランゲージセンターを有し、70か国以上で事業を展開している。 また、Berlitz独自の教育アプローチであるBerlitz Method®を提供している。

最大100時間のレッスンスキル向上のワークショップを受けた多国籍な講師によるレッスンなので、レベルの高い  コースを受講できる。

語学学習プログラムでは、初心者から上級者レベルまでの英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語などに対応している。また、独自のオンラインプラットフォームを持ち、学習者が自宅やオフィスから学べるオンライン学習プログラムもある。

出典: https://www.berlitz.com/

Kaplan (カプラン)

Kaplanは、1938年に設立され、本社アメリカのニューヨークにある。高等教育(大学や専門学校)から、専門プログラム(ファイナンス等やメディカル)、テスト対策コース、英語学校等を経営・運営している。

Kaplanは、教育サービス、テレビ放送、オンライン、印刷物、地方テレビのニュース、在宅医療とホスピスケア、製造などを主な事業とするGraham Holdings Companyを親会社に持っている。

世界7ヵ国に複数のセンターを持ち、特にアメリカ・カナダ・イギリス・アイルランドの英語圏4か国では、合計19校を展開しており、約100か国から毎年約75,000人の留学生が英語を学びに来ている。

Kaplanは、10,000人以上の従業員と100万人の生徒、13000法人の顧客、4,000の教育パートナーを有している。

Newsweekで、2023年「世界で最も愛される職場」トップ100に選出、Best Practice Instituteによって「最も愛される職場」として2年連続で選出、ATDによって栄誉ある2023年度最優秀賞を受賞など、これまでも数多くの受賞歴がある。

出典:https://kaplan.com/

ELS (イーエルエス)

ELSは、1961年に設立され、英語学校としてアメリカのワシントンDCに最初のセンターが開校した。1997年には、  ベルリッツの子会社となり、現在本社はアメリカのニュージャージー州にある。世界143ヵ国以上で120万人以上に、 高等教育機関への進学サポート、留学生への英語学習サポートを行う教育機関である。

言語教育プログラムでは、英語の基礎から高度なレベルまで幅広いプログラムを提供しており、主に留学生を対象にしている。また、試験対策コースやアカデミックコースなど、レベル別で学習することができる。

ELSは、アメリカ国内に多くの言語センターを有しており、これらは大学キャンパス内に位置していることが一般的である。また、アメリカおよびカナダには13のセンターを有し、世界650校以上の大学と提携している。

カナダを拠点に世界8都市にキャンパスを展開し、カナダ国内で最大規模の学生数を誇る語学学校ILSCとESLが合併した2022年には、The Study Travel Star Awardで優勝した。

出典:https://www.els.edu/

Mentor Language Institute (メンター・ランゲージ・インスティテュート)

Mentor Language Instituteは、2002年に設立され、本社はアメリカのカリフォルニア州にある。ウェストウッドキャンパスとハリウッドキャンパスの2拠点と、アメリカ国内に10以上の提携校を有している。

主なサービスには、語学支援・運営以外にも、英語講師の派遣、カリキュラム開発、英語教育アプリの開発などがある。また、語学支援には、第二言語としての英語 (ESL)、学術目的英語 (EAP)や特定目的英語 (ESP) の指導、TOEFLやIELTSなど、アメリカ大学進学に必要な試験対策コース、TOEICのようなビジネスに必要な英語力を高める学習コースがある。

午前・午後・夜のクラスから自由に選べることや、1ヶ月の短期留学が1,172ドル、1週間の授業が201ドルと、人気で 利便性の高い立地で格安なサービスを提供している。

これまで17,000人以上、毎年1200人以上の卒業生を輩出していることや、LanguageBookings.com Quality School Awardの受賞、ACCET、BPPE、NAFSAから認定されていることなど、多くの実績がある。

出典: https://mliesl.edu/

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FLS International(エフ・エル・エス インターナショナル)

FLS Internationalは、留学プログラム、英語学習プログラム、大学進学サポートプログラムなどを提供する教育機関である。CEAによって認定されている機関であり、毎年300人以上が大学やカレッジに編入し、150以上の提携校を有している。

カリフォルニア州にはシトラス・カレッジ、マサチューセッツ州にはボストン・コモンズの2つのキャンパスを有している。特に、シトラス・カレッジでは、セメスターに13,000人以上の生徒が在籍しており、多くの学生がカリフォルニア州立大学へ編入している。

18の英語レベルがあり、英語以外にも15か国語に対応している。また、平均10人のクラスで構成されており、講師は 全員TESL 証明書または修士号を取得している。

大学進学サポートプログラムである「パスウェイプログラム」では、FLSの姉妹会社であるUPPと共にアメリカのカレッジや大学進学希望者をサポートしている。また、FLSで8週間以上の英語研修を受ける生徒は、サポートを無料で受けられる。

出典:https://www.flsinternational.org/

The Language Company (ザ・ランゲージ・カンパニー)

The Language Companyは、1983年に設立され、本社はアメリカのオクラホマ州にある。主に英語を中心とした言語学習プログラム、留学サポートなどを提供している私立語学学校である。

代表的な校舎がある、テキサス州、ミズーリ州、インディアナ州をはじめ、アメリカ国内に14校を展開し、200 以上のパートナーを有している。

1クラスの平均人数は8名程度で、最大は13名で構成されている。また、クラスでの学習以外に、プライベートレッスンもある。

英語学習では、9段階のレベルが用意されており、英語入門者から上級者まで誰でも入学できる。また、短期間で集中的に英語力の向上を目指すインテンシブ英語やビジネス英語、基礎英語、試験対策コースなども開講している。

TLCは、TESOLやACCETから認定されている。また、語学指導とサービスの質において、一定以上の基準を満たす 学校のみで構成される教育連盟AAIEPの加盟校でもある。

出典:https://www.tlc.edu/

American English Institute (アメリカン・イングリッシュ・インスティテュート)

American English Institute は、1978年に設立され、本部はアメリカのカリフォルニア州立大学フレズノ校のキャンパス内にある。大学への入学からパイロットや看護師の資格取得などの広範囲なプログラムを提供している。また、空港への送迎、住居の斡旋、大学や高校の斡旋、試験サービスなど、語学支援以外にも充実したサービスを提供している。

平均生徒数 5~8人の少人数クラスや1対1のセッションなど、生徒のスケジュールやレベルに合わせて対応している。

英語学習支援では、一般英語と試験対策のプログラムを提供している。試験対策では、TOEFL、IELTS、GRE、GMATなどの試験対策が可能である。

10年間にわたりCEA 、BPPEや SEVIS によって運営が承認されている。また、過去 5 年間にわたり、世界55か国以上から学生を受け入れている。

インテンシブ・イングリッシュ・プログラムを受講する学生には、毎年Janet Hughes Mersereau奨学金を提供されている。さらに、2022年にはPresident’s Team Achievement Awardを受賞している。

出典:https://www.american-english-institute.com/index

College of English Language (カレッジ・オブ・イングリッシュ・ランゲージ)

lCollege of English Languageは、1981年に設立され、アメリカのカリフォルニア州にある。カリフォルニア西海岸に、サンタモニカ校、サンディエゴ校、パシフィックビーチ校の3キャンパスを有する語学学校である。特に、サンタモニカ校はヨーロッパや南米の学生に人気がある。

年間を通して100人前後の学生が入学している。また、1クラスの人数が最大10名で、平均7人程度の超少人数制で、20年以上勤めている講師が授業を担当している。

3つのレベル別一般英語コースをはじめ、TOEFL試験対策、ケンブリッジ試験対策、プライベートレッスンなどの  コースなどがある。また、サーフィンと組み合わせた英語学習コースもある。

lCELは、CEAの認定校であり、SEVISにも認められたEnglish USAの会員である。

l語学支援以外にも、ホームステイやシェアアパートなどの滞在先の紹介もしている。

出典: https://jp.englishcollege.com/

Human Academy (ヒューマン)

ヒューマンアカデミーは、2010年に設立され、本社は、日本の東京都にある。全国各地に校舎を持ち、社会人向けの教育サービスを提供する大手企業である。また、海外の教育機関と提携した国際人教育事業、通信教育、児童向けのロボット教室も展開している。

2010年には、語学学校のNET PACIFIC GROUPを買収し、アメリカのカリフォルニア州に子会社を構えた。また、講師は、採用率2%と厳選されたネイティブ講師を採用している。

これまでにも海外大学への進学支援事業を展開しており、「ヒューマン国際大学機構」では、1990年の開校以来、一貫して海外大学への正規留学を支援し、これまで5,000人近くの学生を送り出してきた。

800以上の講座・カレッジと国内校舎数1,700以上を有し、44,300人以上が在籍している。また、修了生・卒業生数173万人以上、資格・検定試験では260,000人以上の合格者を輩出している。

2023年の収益は、91億5740万円であった。また、2024年第2四半期の収益は、4,727億4000万円であった。

出典:https://manabu.athuman.com/

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アメリカの主要語学学校企業3選〜日系企業編〜

AEON (イーオン)

1979年には、アメリカのカリフォルニアではじめて採用活動が行われた。1987年にはロサンゼルスに、1996年にはニューヨークに人材採用オフィスを開設した。直近の2022年には、海外の人材採用をテキサス州のオフィスに統合した。

AEONは、2011年からチャンス・フォー・チルドレンに協力し、被災家庭への教育支援として、英会話学習希望者を受け入れ続けている。また、日本ラグビーフットボール協会のオフィシャルサポーターとして契約を結び、日本代表選手、審判、協会職員にスクール通学、インターネットレッスンなどを提供し、英語力向上を支援した。

8年連続で「イーオンと英字新聞ジャパンタイムズ共催セミナー」を開催している。

出典:https://www.aeonet.com/

Inlingua (インリンガ)

Inlinguaは、1968年に設立され、本社はスイスのベルンにある。

英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語などに対応した言語学習プログラム、ビジネスコミュニケーションやプレゼンテーションのスキル向上を目的としたビジネス向けトレーニング、オンライン学習プラットフォーム、留学プログラムなどを提供している。

世界30カ国に250以上のランゲージセンターを持ち、世界最大の言語サービスプロバイダーのひとつでもある。

Inlinguaは、会話を重視した「インリンガ・メソッド」、教室での指導とコンピューターでの個別トレーニングの両方の利点を組み合わせ、2 つのアプローチを融合させた「inlingua Online Learning」など、独自の教育方法を提供している。

アメリカ国内には8の拠点を有している。また、1986年に設立されたInlingua ® Washington DCには、アメリカ最大の公式 IELTS 試験センターがあり、英語プログラムの認定機関であるCommission on English Language Program Accreditationから認定を受けている。

出典:https://www.inlingua.com/

EF Education First (イー・エフ エデュケーション ファースト)

EF Education First は、1965年にスウェーデンで設立され、本社は現在スイスにある。英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語などに対応した言語学習プログラムの提供、無料の英語力測定テスト「EFSET」の提供もしている。

留学プログラムでは、世界50都市以上で10言語を学べるEF直営語学学校への留学サポートを行っている。また、世界20か国にある直営校のEFスクールで、10か国語のプログラムも展開している。さらに、語学学習や異文化理解を中心とした幅広い教育プログラムも提供している。

100以上の国と地域に、600以上のオフィスと学校と、52000人の従業員を有す、世界最大級の語学学校である。また、1979年には、アメリカに支社が設立され、現在はアメリカ国内に10の拠点を有している。

2021年以来、EFフォレスト・イニシアティブは、パートナーであるEden Reforestation Projectsと、ケニア、マダガスカル、モザンビークの地元コミュニティと協力して、900万本のマングローブの木を植樹した。

出典:https://www.ef.com/wwen/

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アメリカの主要語学学校企業2選〜外資系企業編〜

Chinese American International School(中国系アメリカ人インターナショナルスクール)

カリフォルニア州監査委員のキャロル・ルース・シルバー氏が台湾人の用紙のために設立した学校。1981年設立。当時はフレンチアメリカンインターナショナルスクールの地下の教室を間借りして開校していた。開校は4人の幼稚園在籍生から始まった。サンフランシスコ州立大学中国語学部の教員だったシャーリー・リー氏が学校長兼教員として在籍。

1989年に同市プレシディオ地区に校舎移転。1992年には中学部が加わった。1997年にはカリフォルニア州立大学との提携により、経営が安定。メインキャンパスを同市オークストリートに移転した。

同校は英語と中国語のイマージョン教育である。アメリカではじめて、中国語集中教育を実施した学校として知られている。幼稚園から8年生までの男女共学。1987年にアメリカ教育省から「小学校における中国語教育のモデル校」として指定された。

2021年、閉校したカトリック系女子高校の敷地を4000万ドルで購入。新しいキャンパスの場所として確保している。

出典: http://www.cais.org/

Maple Bear international schools(メープル ベア インターナショナル スクール)

同社はカナダ式バイリンガル教育方法と独自の専門家によってゼロから開発されたカリキュラムを幼稚園・小学校・中学校・高校向けに提供している。現在、インターナショナルスクールとして開校しているのは、アルバニアやインドなど27か国。アメリカは2014年に開校。

本社はカナダのバンクーバ・ウィニペグ・トロントにあり、カリキュラムのすべてはカナダでのみ開発している。カナダのウィニペグ大学教育学部と学術協力を行っており、同大学でのコースの一部をオンライン及び対面で指導者向けに提供している。

アメリカにある校舎はアリゾナ州テンピ市・テキサス州ルイスビル市・フロリダ州ジャクソンビル市にある。例えばテキサス州の校舎では、背後6週目の乳児から預けることができる。この校舎では5歳児までを対象としている。スペイン語のイマージョン教室もあり、また、春・夏・冬のキャンプは幼児から12歳を対象としたコースも用意する。

アメリカでも高校部までの開講が期待されている。

出典: https://www.maplebearusa.com/about-us/#Maple-Bear-USA

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