【最新版!】アメリカの主要教育企業12選〜幼児教育・学習塾業界〜

アメリカ 幼児教育・学習塾業界 業界地図

アメリカの幼児教育・学習塾業界は、フランチャイズ展開するプリスクールチェーンが全米各地に店舗網を広げる市場です。共働き世帯の増加を背景に、主要企業は保育の質向上と施設拡大、フランチャイズ加盟店の拡大に投資しています。

今回は、そんなアメリカの幼児教育・学習塾業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて12社の最新情報をお届けしていきます!

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目次

アメリカの主要幼児教育・学習塾企業8選〜ローカル編〜

The Goddard School (ゴッダードスクール)

1986年、ペンシルベニア州マルバーンにて創業。創立者ロイス・ゴダード・ヘインズが考案した保育メソッドを起源とし、1988年よりフランチャイズ方式での展開を本格化させた。

2022年には投資会社シカモア・パートナーズに買収され、その完全子会社となった。プレミアム早期教育センターの最大手フランチャイザーとして知られる。

生後6週間から6歳児までを対象とし、遊びを基盤とした独自の「FLEX学習プログラム」を提供する。2025年時点で全米37州とワシントンDCに660校以上を展開し、約10万人の園児が在籍している。

2025年には60件の新規フランチャイズ契約を締結し、その半数超を既存オーナーが占めた。2026年にはユタ州やニューヨーク州ブルックリンへの新規進出を計画するなど、拡大基調を維持している。

出典:https://www.goddardschool.com/

Primrose Schools (プリムローズ)

1982年、ジョージア州マリエッタにて創業。当初はプリムローズ・カントリー・デイスクールの名称で運営され、半日保育から全日制へ移行するとともにフランチャイズ方式を採用して事業を拡大した。

経営コンサルタント出身のジョー・キルチナーがCEOとして経営を主導し、2001年からは独自の「バランス学習カリキュラム」を研究・導入している。

現在は投資会社ロアーク・キャピタルの傘下にあり、全米で約500校を展開する早期教育フランチャイズの大手である。生後6週間から幼稚園児までを主な対象とする。

2025年には全米各地で新規フランチャイズ契約の獲得を加速させ、年央までに19件を新たに締結するなど主要市場での出店を進めている。専用の研究機関を通じたカリキュラムの高度化も継続しており、2026年時点でも成長基調にある。

出典:https://www.primroseschools.com/

The Learning Experience (ラーニング・エクスペリエンス)

1987年、北米2位規模の営利保育事業者であったラーニング・ケアグループから「チューター・タイム」ブランドを買収したことに始まる。ワイズマン家が中心となって事業を築いた。

2002年、ワイズマン夫妻が培ったノウハウをもとに現在の社名で保育事業へ再参入した。本部はフロリダ州ディアフィールドビーチに置き、投資会社ゴールデンゲート・キャピタルの傘下にある。

生後6週間から5歳児までを対象とし、STEMを基盤とした学習を追加料金なしで提供する点を特徴とする。自主性を重んじる教育方針を掲げている。

近年は出店を加速させており、2025年から2026年にかけてメリーランド州やマサチューセッツ州、ウィスコンシン州などで新規センターの開設を相次いで発表している。2026年の年次大会では優秀フランチャイジーの表彰も行った。

出典:https://thelearningexperience.com/

Kiddie Academy (キディアカデミー)

1981年、メリーランド州アビンドンにてミラー夫妻により設立された。生後6週間から12歳児までを対象とする早期教育・学習事業を展開している。

1993年に初のフランチャイズ契約を締結して以降、州外へと拡大を続けてきた。同社のプログラムは全米幼児教育協会の基準に照らして開発されており、複数の認定を取得している。

拠点数は着実に増加しており、直近では通算350校目のアカデミー開設という節目を迎えた。2020年代半ばの時点でも全米各州で新規出店が続いている。

放課後の学習プログラムやサマーキャンプなど、幼児教育にとどまらない多様なサービスを提供する。経済誌のフランチャイズ関連ランキングでも継続的に高い評価を得ており、2025年時点で優良フランチャイズとしての地位を保っている。

出典:https://kiddieacademy.com/

Kids ‘R’ Kids Learning Academies (キッズRキッズ)

起源は1961年、ジョージア州ディケーターでビンソン夫妻が始めた保育園にさかのぼる。長年の運営を経て、1985年に都市部でキッズRキッズを設立した。

1988年にフランチャイズ方式での契約を開始し、以降は全米へと展開を広げてきた。運営会社はKids ‘R’ Kids International, Incorporatedである。

現在は北米に約170校を展開するほか、中国にも進出する大手へと成長している。生後6週間からの乳幼児を主な対象とする。

カリキュラムはピアジェやヴィゴツキーらの主要な教育理論に基づいて設計されている。2025年時点でも主要成長市場を定めた全米規模のフランチャイズ拡大を進めており、新規出店を継続している。

出典:https://kidsrkids.com/

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Children’s Lighthouse (チルドレンズライトハウス)

1997年、ブラウン兄弟が自らの子どものために開校した幼稚園を起源とする。人格と価値観の育成に重点を置いた早期教育機関としてテキサス州で創業した。

独自の「Lighthouse Pathways」学習アプローチを採用し、乳児向けのLighthouse BRIGHTから12歳児向けのxSTREAM Questまで、年齢に応じたプログラムを体系化している。

生後6週間から12歳児までを対象とし、幼児教育と放課後の学習支援を組み合わせて提供する。経済誌でも優良フランチャイズとして評価されてきた。

2025年は新本社の設置や記録的な数のフランチャイズ契約締結など、事業拡大が加速した一年となった。テキサス州シリーナなど各地で新規校を開設し、2026年に向けて豊富な出店パイプラインを確保していると発表している。

出典:https://childrenslighthouse.com/

Lightbridge Academy (ライトブリッジ・アカデミー)

1997年、ニュージャージー州アイセリンにてファルザラノ夫妻により創業された。子どもとその家族、教師、地域社会を重視する独自のメソッドを掲げる早期教育機関である。

2011年に独自コンセプトを中部・大西洋岸地域へ広げるためフランチャイズ化した。急成長する早期教育フランチャイズの一つに数えられている。

生後6週間から幼稚園児までを対象とした早期教育に加え、10歳児までの特別プログラムを提供する。コロナ禍を機に遠隔学習プログラムも開発した。

2025年上半期には新規フランチャイズ契約や業界表彰の獲得など著しい成長を示し、その勢いを2026年へと引き継いでいる。ニュージャージー州を基盤に、新規出店を軸とした拡大を継続している。

出典:https://www.lightbridgeacademy.com/

Discovery Point (ディスカバリーポイント)

ジョージア州を拠点とする育児・幼児教育のフランチャイズ事業者である。35年以上の歴史を持ち、1980年代後半の創業以来、南部を中心に展開を続けてきた。

乳児から就学児までを対象とし、月齢・年齢に応じたインファント、トドラー、プリスクール、プレキンダーガーテン、学童向けプログラムなどを提供する。

保育を必要とする家庭のニーズに対応する地域密着型のセンター運営を特徴とする。フランチャイズ加盟による拠点拡大を成長の柱としている。

直近では2025年にフロリダ州レイクウッドランチで2施設目のセンター開設を発表するなど、既存市場での深耕と新規エリアへの進出を並行して進めている。2026年時点でも南東部を中心に事業を継続している。

出典:https://www.discoverypoint.com/

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アメリカの主要幼児教育・学習塾企業3選〜日系編〜

Kumon Institute of Education (公文教育研究会)

1958年、数学教師の公文公が考案した学習法を起源として日本で創業した。公文教育研究会(Kumon Institute of Education)を運営母体とする、世界最大級の学習塾フランチャイズである。

算数・数学と国語(英語圏ではリーディング)を柱とする自学自習型の教育メソッドで知られる。2020年代半ばの時点で世界62の国・地域に23,500以上の教室を展開し、350万人を超える生徒が学ぶ。

北米では早期教育・学習塾市場の中核を担い、2025年には60の新規教室を開設した。フロリダ州やジョージア州、ニューヨーク州、トロントなどで拠点を広げている。

2026年に発表されたEntrepreneur誌のフランチャイズ500ランキングでは総合5位、児童向けビジネス部門で1位に選ばれた。北米の学習塾ブランドとして高い評価と成長を維持している。

出典:https://www.kumon.com/

Nishiyamato Academy of California (西大和学園カリフォルニア校)

奈良県を拠点とする学校法人西大和学園が運営する海外校である。1993年に設立され、カリフォルニア州ロミタに全日制校を構える。

西海岸唯一の全日制日本人学校をうたい、幼稚園から中学部までの児童・生徒が学ぶ。全日制に加え、平日の授業を終えた子ども向けの補習授業校も運営しており、幅広いニーズに対応している。

直近の在籍状況では、全日制校に約130人、ロミタ・ランチョパロスベルデス・アーバインの3拠点で運営する補習校に合わせて約750人の子どもが在籍している。

日本の教育課程に準拠した指導を行い、日本への帰国を見据えた駐在員家庭を中心に支持を集めている。2025年5月には全日制校のオープンハウスを開催するなど、現地日本人コミュニティ向けの募集活動を継続している。

出典:https://www.nacus.org/

Lyceum Kennedy International School (リセケネディ日本人学校部門)

ニューヨーク・マンハッタンに拠点を置く国際学校の日本人学校部門である。フランス系の教育機関を母体とし、在米日本人家庭の子女向けに日本語教育プログラムを提供してきた。

運営母体は近年、名称をLyceum Kennedy International SchoolからKennedy International Schoolへと改めた。ナーサリーから12年生までを対象に、フランス・アメリカ式のバイリンガル教育やIBプログラムを展開している。

日本人向けには「土曜日本語プログラム(リセ・ケネディ日本人学校)」を設け、日本語・日本文化を学ぶ機会を提供している。

校舎はマンハッタン東部の43丁目および2番街に置かれている。2026年時点でも日本語プログラムを継続して運営しており、駐在員家庭を中心とした需要に応えている。

出典:https://www.kennedyinternational.org/

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アメリカの主要幼児教育・学習塾企業1選〜外資編〜

Maple Bear international schools (メープル ベア インターナショナル スクール)

2004年、カナダのブリティッシュコロンビア州ノースバンクーバーで創業した。カナダ式の教育手法を各国の教育制度と融合させて提供するフランチャイズ型の教育サービスであり、本社はオンタリオ州トロントに置く。

カナダの教育システムはOECDのPISA調査で英語圏1位と評価されており、これを強みとしたバイリンガル教育を展開する。アメリカでは幼児教育・学習塾が中心となる。

2026年4月時点で世界37カ国に500校を展開し、7万人を超える生徒が在籍する。2019年以降、拠点数は約7割増加し、在籍生徒数はほぼ倍増した。

アメリカではアリゾナ州・テキサス州・フロリダ州などに開講し、生後6週間から6歳児までを対象とする。フロリダ州では乳児専用カリキュラムも導入するなど、幼児向けバイリンガル教室として拡大を続けている。

出典:https://www.maplebearusa.com/

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FAQ

アメリカの幼児教育・学習塾業界の特徴は何ですか?

アメリカの幼児教育・学習塾業界は、革新的なカリキュラムやテクノロジーを活用したプログラムを持つフランチャイズチェーンの急成長が見られ、STEM教育やバイリンガル教育、社会情動的学習を導入しながら、多様な学習ニーズに対応しています。

主要なアメリカの幼児教育企業にはどのようなものがありますか?

アメリカの主要幼児教育企業には、The Goddard School、Primrose Schools、The Learning Experience、Kiddie Academy、Kids ‘R’ Kids Learning Academies、Children’s Lighthouse、Lightbridge Academy、Discovery Pointの8つのローカル企業があります。

日系の幼児教育企業にはどのようなものがありますか?

日系企業には、公文式教育研究会や西大和学園カリフォルニア校など、日本の教育方法を導入した幼児教育機関があります。これらは高い教育水準と日本の教育理論に基づいています。

外資系の幼児教育企業にはどのようなものがありますか?

外資系企業には、中国系の中国系アメリカ人インターナショナルスクールや、カナダの教育方法を取り入れたMaple Bearインターナショナルスクールなどがあります。これらは多言語教育や異文化交流を重視しています。

アメリカの幼児教育業界の今後の展望は何ですか?

アメリカの幼児教育業界は、テクノロジーと革新的な教育プログラムの融合により、さらに多様な学習ニーズに対応していくと予測されており、STEMやバイリンガル教育などの革新的アプローチが今後も重視されるでしょう。

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吉岡 直人 US-Based Industry Analyst
ワシントン在住の日本人。日本では外資系メーカーにて営業およびマーケティングを経験し、現在は米国でスタートアップ向けにマーケティングおよびマーケティングリサーチを提供している。
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