今回は、医療機器業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて18社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
韓国の主要医療機器企業12選〜ローカル編〜
Humasis (ヒューマシス)
バイオテクノロジー技術を利用して、人類に現れる病気の原因を正確かつ迅速に分析できる新技術を開発する意志と、自律性と創造性に基づいた研究開発中心の会社だ。
2000年に迅速検査キット(Rapid Test)の専門会社として創業して以来ヒューマシスは絶え間ない研究開発を通じて、ウイルス感染性検査、女性ホルモン検査、急性心筋梗塞検査、がん検査など様々な検査分野で迅速検査キットを開発し、グローバル市場に進出してきた。
輸出国家74か国、生産品目163か品目、2021年基準 輸出額 3,000万ドル、本社延べ面積 11,931m2。
世界的に新型コロナ、インフルエンザ、デング熱のようなウイルス性Pandemic現象が発生しており、迅速かつ低コストの国家的な防疫システムが非常に切実な状況になった。ヒューマシスのPOCT迅速診断技術は、このような防疫システムで核心的な役割を果たしていく。
出典:https://www.humasis.com/kr/
BNC KOREA (ハングックビーエンシー)
韓国BNCは、生体材料であるヒアルロン酸、コラーゲンを加工して、医療機器、医薬品、生理活性物質を含有するコスメシューティカル(Cosmeceutical)製品など、次世代バイオ市場をリードする戦略的応用製品を研究、開発する企業である。
代表取締役 チェ・ワンギュ、設立日 2007年8月1日、役職員数 111人 (2020年度基準)、研究人材 21名、資本金 4,621 (単位: 百万ウォン、2020年4月基準)、主な事業 : 医療用生体材料の開発及び生産 機能性及び一般化粧品の開発及び生産。
HA Filler、HA癒着防止剤の自社開発技術力 ‘ヒアルロン酸誘導体の粒子製造装置及び方法’ 国内特許登録 コラーゲンを利用した創傷被覆材、組織補充材の独自開発技術力, 薬物を含むコラーゲン創傷被覆材及びその製造方法の国内特許登録。
出典:http://www.bnckorea.co.kr/web/?urlkeyword=BNC+KOREA
BioPlus (バイオプラス)
バイオプラス(株)は、生体材料応用分野の独歩的な技術と専門性を基にバイオ産業の新しいパラダイムを提示し、人類の生活の質の向上と健康な未来のために休むことなく挑戦している。
バイオプラスが研究開発を通じて完成したMDM®は、生体材料であるHA(Hyaluronic Acid)を最も適切に取り扱う独自の技術として、単なるフィラーに適用される技術ではなく、癒着防止剤、癒着防止剤、生体乳房及び人工軟骨製造など、様々なBio製品を生産するのに応用されるプラットフォーム技術として、海外市場からその技術力を認められて急成長している。
バイオプラス(株)は美の上方平準化を目指してバイオ製品を開発し、顧客感動の人間経営を追求する企業として国民医療分野の一翼を担っている。
出典:https://bioplus.co.kr/
OSSTEM (オステムインプラント)
国内初のインプラント国産化、インプラント技術を学ぶ国から教える国へと変化させ、今日、日常的な歯科治療として定着するまでに。オステムインプラントは、国内とグローバル市場で最も愛されるインプラントを作る韓国の代表企業として、歯科で必要な機材とITサービスを網羅する歯科総合ソリューション企業に飛躍した。
1997年 健康保険請求ソフトウェア開発及びリリースD&Dシステム設立。2000年 歯科統合管理ソフトウェア開発・発売インプラント教育機関OIC研修センター設立。2001年EU品質認証CE取得。2002年インプラント研究所設立米国FDA認証取得。2003年情報システム研究所設立。
設立日 1997年1月8日。従業員数 5,970名 (2023年、国内・海外従業員数基準)。資本金 74億ウォン売上高 1兆534億ウォン(2022年)。本社 ソウル特別市江西区。
出典:https://www.osstem.com/
legoChem Biosciences (レゴケンバイオ)
レゴケムバイオは、医薬化学(Medicinal Chemistry)を基盤にグローバル新薬R&Dに注力している研究中心型製薬会社である。
研究陣の新薬開発経験とノウハウが集約された薬物類似性を持つユニークな機能性化学構造物を活用したLegoChemistryを通じて、グローバル競争力を保有する抗生物質、抗線維化剤など多様な臨床段階のパイプラインを構築した。合成新薬基盤の当社の技術力とBiologicsの結合を通じた次世代ADCプラットフォームを活用したADC抗がん剤分野に研究開発力を集中。
2006年12月、延世大学分子設計研究所と共同研究契約)抗生物質及び抗凝固剤各1件特許出願、11月KISTと抗がん剤(DDR2)共同研究契約締結、5月レゴケムバイオサイエンス創業。
出典:https://www.legochembio.com/index.php
SEJONG (セジョンメディカル)
代表取締役社長キム・ビョンソン。資本金33.89億ウォン。従業員数129名。設立日1996年03月26日。会社沿革所在地本社 : 京畿道坡州市新村2路11番地。ソウル支社 : ソウル市江南区鶴洞路105 Jayビル4,5,6階アクセス。主要分野:腹腔鏡手術器具、微小侵襲機器、エネルギーデバイス医療機器の製造。
(株)世宗メディカルは、医療機器専門製造会社として1996年の設立以来、毎年高速成長を続け、韓国腹腔鏡手術器具のリーダーとして躍り出した。腹腔鏡手術分野で医療機器製品を開発、供給している。
2018年5月コスダック上場。(株)世宗メディカル医療工学研究所は、持続的な研究人材の拡充及び積極的な研究開発投資を通じ、世界最高の腹腔鏡医療機器を開発するために絶えず努力している。
出典:http://www.sejongmedical.com/kr/index.php
LAB.G (ラブジノミクス)
現在を超え、未来を見据えたグローバル分子診断ヘルスケア専門企業、株式会社ラボジノミクスは、遺伝子分析に基づき、病気の効果的な診断及び新しい診断法の開発を通じて、分子診断市場と共に成長してきた分子診断ヘルスケア専門企業である。
2002年から分子診断市場に焦点を当て、様々な分析技法を通じた診断サービスを開発・提供し、2007年からは、これまで蓄積された数多くの臨床データと分析技術及びノウハウを基に、DNA Chip、PCR kit、POCTに至る様々な分子診断製品と機器製造分野に多くの研究開発投資を支援し、製品化に成功した。
国内及び海外市場開拓のための橋頭堡を確保し、最近では次世代塩基配列分析NGS技術及びCancer pannelに至るまで、様々な診断サービスへと領域を拡大しており、多くの人々に質の高いヘルスケアを提供するために、日々努力を重ねている。
出典:https://www.labgenomics.co.kr/
Daewon (デェウォンチェヤク)
大原製薬は1958年に「人類の健康の実現」という創業理念をもとに設立され、多くの時代的環境変化の中でも純粋治療薬専門企業として人類の健康を守るために絶え間なく努力してきた。
大原製薬は、独自の研究開発及び投資を通じて国内12号新薬である「フェルビ」を開発し、多数の新薬及び改良新薬のパイプラインを通じて国民の健康で幸せな生活に貢献している。大原製薬は、顧客からの信頼と信用を得ることを企業経営の最も重要な原則としている。
急激に変化している製薬環境に能動的に対処するために「DAEWON、Let‘s Do 1T!」という中長期ビジョンを宣言して決意を新たにし、グローバル市場の開拓と新成長動力の発掘にも拍車をかけている。
出典:https://www.daewonpharm.com/main/index.jsp
NanoEntek (ナノエンテック)
ナノエンテックは21世紀の先端技術と呼ばれる超小型精密機械技術(MEMS:Micro-Electro-Mechanical-Systems)(MEMS:Micro-Electro-Mechanical-Systems)とバイオ技術を有機的に融合したBio-MEMSコア技術を保有しておりBio-MEMS核心技術を保有し、これを基盤に生命科学実験機器、医療用体外診断機器、関連消耗品とソリューションを研究開発、生産、販売する事業を営んでいる。
NT-IT-BT(ナノ-情報-生命)融合技術に関連する100以上の特許を国内外に出願・登録し国内外で100件以上の特許を出願・登録し、特に核心プラットフォームであるラボオンアチップ(Lab-on-a-Chip)を開発した。
プラスチック流体チップと光学技術を融合し、世界初の小型自動細胞計数機「Countess」を発売し、世界市場の30%を占有した。
出典:https://www.nanoentek.com/?lang=ko
SUGENTECH (スジェンテック)
スジェンテックは、バイオ・ナノ・IT融合技術を基盤に商用化したマルチプル免疫ブロット(Multiplex BLOT)、現場診断(POCT)、m-Healthなどのプラットフォームを相互補完的に活用し、個人に合わせた診断を行っている。
これにより、疾病の予測及び予防、診断、カスタマイズされた処方、治療後の観察(モニタリング)を可能にするスマート、モバイルヘルスケアシステムを実現している。現在、COVID-19迅速診断キット、心血管疾患、インフルエンザ(インフルエンザ)、糖尿病、感染症、妊娠、排卵などを診断できる診断キットと分析機器、100種類以上のアレルギーを診断できる診断キットおよび全自動分析システムなどを製造・販売しており、女性ホルモン測定を通じて女性の健康管理を支援するキットや機器などの開発にも力を注いでる。
出典:https://www.sugentech.com/kr/
Cellumed (セルメド)
(株)セルメッドは、人体由来の生体材料をベースに組織、同種骨及び異種骨移植材市場をリードしており、米国の人工関節生産業者を買収し、世界初の金属アレルギーのないTiNでコーティングされたチタン人工関節を国産化し、人工関節市場をリードしている。
人体由来の生体材料をベースに組織、同種骨及び異種骨移植材市場をリードしており、米国の人工関節生産業者を買収し、世界初の金属アレルギーのセルメッド生体材料医工学研究所は、人体組織加工処理のためのGTP施設及び医療機器製造のためのGMP施設を構築し、優秀な実力を備えた研究者によって生体材料、成長因子、細胞に関する研究が活発に行われている。Cellumed生体材料医工学研究所は、組織工学及び再生医療の必須3要素である支持体、成長因子、細胞開発のための研究資源及び基盤施設を基に、人類の生活をより豊かにする技術を開発するという誇りを持って運営しています。。
出典:http://kbb3.webbridge.co.kr/index2.php
ViOL (ビオル)
株式会社ビオールは、バイオ技術と電子技術が融合された医療機器を研究・生産する専門企業として、このような技術と製品を通じて疾病治療の新しい方法を提示し、さらに人類の生活と生活文化をより潤沢で豊かにするために、尽力している。
製薬は過去の化学からバイオ素材にパラダイムが変わりつつある。これに伴い、ビオールは新しい時代を開くバイオエレクトロのグローバルリーダーになるために絶え間なく研究し、施設投資も持続的に拡大している。 その最初の成果物であるSYLFIRM X、SCARLET SYLFIRM、SCARLETは、グローバル市場で優れた技術として認められており、今後、Violは企業のすべての能力と情熱を尽くして、単純な利益創出を超え、世の中に役立つ新しい技術を生み出し、それによって得た利益でより良い世の中、より良い生活を作るために努力している。
出典:https://viol.co.kr/
韓国の主要医療機器企業3選〜日系編〜
OLYMPUS (オリンパス)
1919年に設立されたグローバル医療企業、オリンパスグループの韓国法人であるオリンパス韓国は、医療用内視鏡、腹腔鏡などの優れた医療専門製品を通じ、韓国の医療界及び学界の発展を図っている。
オリンパスの主要事業分野である医療事業は、疾病診断のための内視鏡、各種治療のための処置具及び治療器具などを通じて、早期診断から最小侵襲治療まで様々な分野で革新的なソリューションを提供している。特に、持続的なR&Dを基に約7,800件の医療関連特許及び独歩的な技術を保有しており、世界最高の光学医療技術を通じて、がんをはじめとする多くの病気から人類の健康を守っている。
オリンパス韓国、㈱ 06655 ソウル特別市瑞草区瑞草大路38ギル12、3階(瑞草洞、マジェスタシティタワーワン)
出典:https://www.olympus.co.kr/Company/
TERUMO (テルモ)
テルモは「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、世界初のhollow fiber型人工肺や日本初の各種使い捨て医療機器など、人々の健康に役立つ様々な製品を世界160カ国以上に提供している。日本初の各種使い捨て医療機器など、人々の健康に役立つ様々な製品を世界160カ国以上で提供している。
テルモ韓国株式会社 大韓民国ソウル特別市瑞草区瑞草大路411 GTタワー23階
日本の研究開発センターを中心に、世界で広く必要とされる技術を発展、融合させながら、次世代の技術開発を進めており、次世代の技術開発を進めている。そして最近では、M&Aや提携を通じて開発をグローバル化しており、アメリカ、ヨーロッパなど世界中にある自社工場とも連携して開発領域を拡大している。
出典:https://www.terumo.co.kr/kor/main/
OMRON (オムロン)
韓国オムロン制御機器株式会社、代表取締役キム・ヨンホ、設立2006年4月3日、資本金9億5千万ウォン、事業概要世界の産業現場の革新的なパートナー オムロン産業現場が求める高品質と安全への期待に応えるため、オムロンのコアコンピタンスをベースに、いわゆる生産性向上を担う製造現場に、FA用コントローラから、センサー、スイッチ、リレー、安全機器まで、10万仕様を超える豊富な製品を提供する事業を展開してる。
市場ニーズの変化、技術革新、グローバル化、人手不足など社会の変化により、製造業を取り巻くビジネス環境も大きく変化している。 このような変化に対して、製造革新を実現していく拠点がAUTOMATION CENTER SEOULである。ソウル特別市瑞草区江南大路465、B棟18階(瑞草洞、教保タワー)
出典:https://www.ia.omron.co.kr/
韓国の主要医療機器企業3選〜外資系編〜
Medtronic(メドトロニックコリア)
メドトロニックコリアは2000年に発足したメドトロニックの韓国現地法人で、韓国の患者と顧客に先進医療技術と製品、サービスを提供しています。
メドトロニックコリアの「メドトロニックイノベーションセンター(Medtronic Innovation Center、以下MIC)」は、2017年7月25日に忠清北道五松先端医療複合団地に開館した。MICは、2013年にコビディエンイノベーションセンターとしてスタートし、国内医療従事者のための医療技術教育センターとして貢献してきた。 その後、コビディエンと合併してMICへの投資を毎年50億ウォン規模に拡大し、心血管、再建、糖尿病治療、体外臨床試験まで支援分野を広げる計画だ。 また、日本、中国、インド、トルコ、ブラジルなど海外各国に位置するグローバルMICとの交流も拡大する予定だ。
出典:https://www.medtronic.com/kr-ko/index.html
J&J (ジョンソンエンジョンソン)
ロバート・ウッド・ジョンソン1世がフィラデルフィアでジョージフ・リスターの石炭酸を利用した外科臨床への消毒法についての講演を聞き、1885年に弟のジェームズ・ウッド・ジョンソン、エドワード・ミード・ジョンソンと一緒に消毒された外科用包帯とガーゼ、糸などを生産する工場を設立し、翌年に最初の製品を生産した。その後、1921年に消毒された包帯が付いた使い捨て絆創膏、つまりバンドエイド(band-aid)などを商品化し、発展を続け、製薬および衛生関連製品会社として事実上全世界市場を席巻した。現在は製薬会社のヤンセン、医療機器を生産・販売するジョンソン・エンド・ジョンソン・メディカル、化粧品でおなじみのコンシューマー、アキュブレンズを生産・販売するビジョンケアの4つのビジネス領域を有している。韓国のジョンソン・エンド・ジョンソンは1982年に東亜製薬との合弁で進出した。
出典:https://www.ia.omron.co.kr/
FRESENIUS MEDICAL CARE(フレゼニウスメディカルケア)
フレゼニウスメディカルケアは、慢性腎臓病患者のために優れた製品とサービスを提供する世界最大の透析専門企業である。フレゼニウスメディカルケアの本社は、ドイツのバート・ホンブルクに位置している。北米地域とアジア太平洋地域の本社は、それぞれマサチューセッツ州ウォルサムと香港にある。
世界150カ国以上で透析に関連する製品とサービスを提供している。全世界で0.6秒ごとにフレゼニウスメディカルケアの製品を用いた透析治療が行われており、全世界で50カ国以上に約12万人のフレゼニウスメディカルケアの従業員が働いている。全世界で使用されている透析機器2台のうち1台はフレゼニウスメディカルケアの機器である。
フレゼニウスメディカルケアコリア、1997年7月9日設立。 ソウル市永登浦区汝矣島大路24、14階、4階。 主な事業内容 : 腎臓透析に関連する医療機器及び医薬品の輸入、販売主な取扱品目 : 腎臓透析器、人工腎臓、自動腹膜透析器。
出典:https://www.freseniusmedicalcare.kr/ko/kr-home
ソウル在住の韓国人。日本での在住経験は25年。日本の有名大学を卒業し、大手シンクタンクの正社員及び経営コンサルタントとして勤務。多くのプロジェクトに携わり、ビジネス戦略とイノベーションの分野で活躍。
コメント