【最新版!】韓国の主要バイク業界16選〜製造業(食品以外)業界〜

今回は、バイク業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて16社を厳選してお届けしていきます!

それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。

韓国のバイク業界 業界地図はこちら!
目次

韓国の主要バイク企業8選〜ローカル編〜

KR MOTORS (ケーアールモータース)

LVMCホールディングス傘下の韓国のオートバイメーカー。

KRモータースの母体は1978年に暁星グループの系列会社として設立された暁星機械工業で、日本の鈴木社との技術提携を通じて「暁星鈴木」という名前でモーターサイクルを発売し始めた。

国内初の125 SOHC級とV2気筒125, 250, 650cc DOHC級700CC級モーターサイクルエンジンを開発し、2005年にハンソムモーターズと暁星機械サービスを合併するなどの動きを見せた。

700ccエンジンを開発し、電動スクーターを量産した後、2014年3月にコラオグループに合併され、KRモーターズに社名を変更した。

法人設立日1917年9月17日。従業員数53名。資本金480億ウォン。本店所在地/慶尚南道昌原市。

出典:http://www.krmotors.com/

DNA MOTORS (ディーエヌエーモータース)

会社の母体は大林産業で、1978年に大林工業(株)を設立して自動車産業を始めた。主な生産品は自動車部品と二輪車を作った。1981年には日本の自動車/オートバイメーカーであるホンダ社と技術協約を結び、技術協約期間中に市販されたオートバイは「大林ホンダ」というマークをつけて発売した。

2004年にはホンダとの技術提携が終了し、独自モデルを発売することになる。Citiシリーズは技術提携終了に伴うライセンス切れでCiti Aceに名称を変更し、国内初の250cc級ビッグスクーターであるフリーウイング250を発売する。

2017年12月、大林自動車の二輪車事業部の分割計画を発表し、結局2018年に大林オートバイに分割された。2020年7月6日、AJグループが買収し、大林自動車との縁が切れ、 2021年、DNA Motorsに社名を変更することになった。

出典:https://www.dnamotors.co.kr/kor/motorcycle/main.do

Kpop Motors Inc. (ケイパップモータース)

設立日 2014年1月3日、2014年9月4日(法人化)、本社所在地 全羅南道 代表者ファン・ヨソプ。

2012年12月24日、K-POP MOTORSの創立者である黄耀燮(Joseph Yoseup Hwang)が米国LAにSPCを設立。

2016年9月21日 K-POPモータース及びK-POPエネルギー『香港法人設立』。

2021年9月29日 東南アジア8カ国(ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン)電気自動車進出実施

2023 7月12日 K-POPモータース、K-POP H&B & オアルバイオローズとMOA締結2023年7月31日 ドラマ「オールイン2」制作投資MOA締結。

出典:http://kpopmotors.com/

Daedong Mobility Co., Ltd. (テドンモビリティ)

大同系チェーン部品及び多目的車両(UTV)などのメーカー。創立日1977年6月29日、設立日1978年2月1日。代表取締役社長 袁原鉉。 所在地 京畿道安城市。

1977年に韓国チェーン工業として設立され、日本のフルトンチェーンと技術提携した後、1979年に京畿道安城郡に工場を設立し、産業用ローラーチェーンを作り始めた。

2008年に農機具作業機を開発した後、翌年には農業用多目的運搬車両(UTV)を量産し、2013年には電気ゴルフカー、2017年にはゼロターンモア(ZTR)などを作るなど、農機具/車両事業に進出した。

2021年に現在の社名に改称した。2022年には電動スクーターを開発し、オートバイ市場にも進出した。

出典:https://www.daedongmobility.co.kr/

韓国のバイク業界 業界地図はこちら!

Wacco Motors (ワコモータース)

代表者パク・ホンレ。韓国の電動スクーターメーカー。代表的なモデルには、マクドナルドのデリバリーバイクとして知られるEV-E6があり、商用特化モデルであるEV-E7がある。

無難なデザインと価格の相乗効果で国内販売量上位にランクインしており、技術力が疑われる各種中国製低価格スクーターとは異なり、国内生産をメリットとして掲げ、2017年基準で売上30億を達成し、当期純利益黒字転換を達成するなど急成長しているメーカーだ。

2002年に設立されたワコモーターズは、自動車部品(モーター)について年間200万個の生産ラインを備え、自動車用BLDCモーター技術を適用し、自社開発した国内唯一のSIDE MOTORを搭載した電動バイクを生産し、国内製作メーカーとして販売1位を記録し、国内電動バイクメーカーのリーダーとしての地位を固めた。

出典:http://wacco-motors.co.kr/company/greeting.asp

DONG YANG MOTORS(トンヤンモータース)

(株)東洋モータースは、目的に合った耐久性を持つ材料と強化構造を適用し、国内で独自生産した車台を使用し、 高出力、耐熱性はもちろん、さらに必然的に発生し、モーター内部の腐食やショートによりモーターの耐久性を低下させる凝縮水を排出し、防湿する特許技術を通じて、半永久的な韓国型インホイールモーターの開発に先駆けている。消費者が望むスクーターのオーダーメイド型電動スクーターの生産が可能だ。

より広い用途あるいは様々な層から簡単にアクセスできる個人通勤用パーソナルモビリティ技術を開発。国内の道路走行状況に合った速度(60km/h以上)で走行し、二輪車の運行欠点を補完して誰でも運転できる電動スクーターを目指し、Tilting Eelectric Triker(傾斜可能な三輪型電動スクーター)がその唯一の代案になると判断し、それに対する基盤技術権限の習得のために特許出願及び登録を進行中である。

出典:https://www.dongyangmotors.com/

ECOCAR CO.,LTD. (エコカー)

2004年10月株式会社エコカー設立。2007年6月 大韓民国中小企業優秀製品選定。ソウル市デザイン開発支援事業に選定。

2008年10月ソウル市衿川区加山洞に新社屋移転。11月 ISO9000認証取得 ソウル市環境にやさしい電気二輪車民間普及試行事業と協約締結。2009年4月 ソウル市優秀企業ブランド(HI SEOUL)選定。

2010年4月 ソウル市優秀企業ブランド(Hi-Seoul企業)再選定。

2016年 発信機を利用した危険防止端末関連の特許登録。ソウル市電気二輪車民間供給事業者に選定。

2017年3月 第4回国際電気自動車エキスポ出展。4月 ハイソウル優秀商品アワード選定受賞。9月 オートモーティブウィーク2017 オートEV展示。

出典:http://ecocar.co.kr/

DAEPOONG(デプンイブイチャドンチャ)

2010年4月 大豊総合商事創業。2012年9月 本社所在地移転(全羅南道)

2017年11月 企業付設大豊EV自動車研究所設立。2018年1月 Nice-ev3, 3L 交通公団実側認証(ナンバープレート装着可能)2017年11月 DE102環境部製作自動車排出ガス認証通過。

2018年4月 中小ベンチャー企業部メインビズ認証Echo-ev2環境部補助事業機種選定試験 2人乗り大韓民国初の合格。

2018年11月 商号変更(株)大豊総合商事から(株)大豊EV自動車(EV)に変更。DP15A多容量電動二輪車充電器を開発。

2019年4月 発明特許出願(後方傾斜検知を通じて危険予測が可能な車両用補助装置及びその動作方法)。

出典:http://evpartner.co.kr/main/index.html

韓国のバイク業界 業界地図はこちら!

韓国の主要バイク企業4選〜日系編〜

Honda Motor Co., Ltd. (ホンダモーター)

バイク、自動車、ジェットスキー、航空機、ロボットなどを主に製造する日本のモビリティ企業。事実上、モーターやエンジンが付いているものはすべて作っていると言っても過言ではない。優れた技術力でオートバイ(二輪車)分野では世界販売台数1位を維持している。

ホンダは四輪車よりも二輪車メーカーとしてはるかに有名で、会社の始まりも二輪車事業だった。

1970年代後半に大林自動車とオートバイの技術提携を結び、ホンダのオートバイを輸入してライセンス生産したり、アメリカで生産されたアコードを輸入して販売したりもしたが、2004年に解消した。 一時期、大宇自動車と提携して2代目レジェンドの部品を輸入し、アカディアとして販売したこともあった。

出典:https://www.hondakorea.co.kr/

Yamaha Motor Co., Ltd. (ヤマハモーター)

1955年にヤマハからオートバイの製造・販売事業部が別法人として分離して設立された企業。オートバイ、モーターボート、電動自転車、エンジン、産業用ロボットなどを製造しており、モーターボート世界シェア1位、オートバイ世界シェア2位など、高度な技術力をベースにかなりの世界シェアを誇っている。

日本現地の正式な法人名はヤマハ発動機株式会社(ヤマハ発動機株式会社、Yamaha Motor Co., Ltd.)であり、本社所在地は静岡県浜松市であり、ヤマハの4代目社長である川上謙一が初代社長を務め、現会長は柳博之、代表取締役社長は2018年1月から日高義博である。

1897年に設立された日本楽器製造株式会社は、飛行機のプロペラや関連機器を製造していた技術でオートバイを作ることを決め、1955年1月に静岡県浜松市に「日本楽器製造浜北工場」を設立し、二輪車「YA-1」(125cc)の生産を開始した。

出典:https://global.yamaha-motor.com/

Suzuki Motor Co., Ltd(スズキモーター)

日本の有名なモビリティ製造会社の一つ。自動車、オートバイ、電動車椅子、レジャーボート、ヨットなどを製造販売している。 自動車事業は韓国内では目立たないが、2022年の乗用車新車販売でトヨタに次いで日本2位を記録するほど日本国内ではシェアが高い。アメリカではオートバイでもっと有名な会社だ。

見た目は日本の一般企業だが、実際にはトヨタの子会社であるダイハツとともに日本の軽自動車市場の大半を占めている純売上高が3兆7,000億円に達する。

国内では、かつて暁星グループと一緒に「暁星スズキ」という名前でオートバイを販売したこともある。しかし、フォルクスワーゲンが大株主だった時期があり、2017年にフォルクスワーゲン側と持分関係を清算した。

出典:https://www.suzuki.kr/home

Kawasaki Heavy Industries, Ltd. (カワサキジュウコウギョウ)

兵庫県神戸市中央区に本社を置く日本の企業。オートバイ、鉄道車両、航空機部品、船舶、ヘリコプター、その他の輸送機器を製造している。三菱重工業、IHIとともに日本3大重工業の一員である。

二輪車メーカーとしてはホンダ、ヤマハ、スズキと並ぶ日本の4大メーカーの一つであり、日本の4大メーカーの中では最も規模が小さい。しかし、優れた完成度というよりは、独特の個性が際立つメーカーとして知られている。

2021年10月、鉄道車両事業と二輪車エンジン事業部門を別々の子会社に分社化することを発表し、まず鉄道事業部を「川崎車両」として分社化。二輪車とジェットスキー事業部門は川崎重工業株式会社に分社化した。これらの親会社となる川崎重工業は、航空宇宙部門と造船部門で事業を継続する。

出典:https://www.khi.co.jp/

韓国のバイク業界 業界地図はこちら!

韓国の主要バイク企業4選〜外資系編〜

Harley-Davidson, Inc.(ハーリーダビッドソン)

アメリカの有名なオートバイメーカー・製造会社。略して「ハーレー」と呼ぶ。バイクメーカーの中でも圧倒的な地位と人気を誇っていると言えるほど、ブランド自体の商品性と価値が高い。本社は米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにあり、主にクルーザー形式のバイクを製造している。

韓国でも20世紀後半に輸入されて売られていた輸入バイクブランドの一つだった。主に問題視されるのは、ハーレーダビッドソンの輸入会社であるギヒョングループの高価格政策の問題として指摘されることが多い。

韓国の現在のハーレークラブ文化は、良く言えば「青年層と中高年層が共に楽しみ、韓国式文化が適切に混ざり合った日常では見つけにくいアメリカ式の自由を満喫するクラブ」であり、悪く言えば「青年層と中高年層は志向点も異なり、安易にアメリカやヨーロッパ式の自由文化と称して、韓国式の上下秩序を混ぜた光栄なハクサイ」とも言える。

出典:https://www.harley-davidson.com/kr/ko/index.html

BMW Motorrad (ビーエムダブリュモトラッド)

BMW Motorradは、BMWの二輪車の生産、販売部門および製品のブランドである。BMWの母体となる事業部でもある。ドイツ語でモトアラートと読む。意味はオートバイ。

BMWは乗用車より先にオートバイを製造した。これは日本のホンダとの共通点でもある。 BMWバイクは、世界的なベストセラーであるGSシリーズなどが示す高い耐久性、卓越した職人技、積極的な電子制御の導入、迅速な部品供給に代表される。

韓国ではホンダ、ハーレーダビッドソンと共に唯一本社資本が投入された公式現地法人を持つ輸入二輪車メーカーである。しかし、ホンダとハーレーは二輪車が主力であるのに対し、BMWは四輪車が主力であり、二輪車は脇役という感じが否めない。

国内ではほとんどの輸入二輪車会社が常識外の高額政策を堅持する一方、BMWモトラーダはホンダのようにそれなりにリーズナブルな価格政策を取っている。

出典:https://www.bmw-motorrad.co.kr/ko/home.html

MV AGUSTA (エムブイアグスタ)

MVアグスタは、イタリアに拠点を置くプレミアムバイクメーカーである。2021年現在、同社の正式名称は「MV AGUSTA Motor S.p.A.」。 MV」は「Meccanica Verghera」の略称である。韓国では「アグスタ」と呼ぶのに対し、外国では「MV」と呼ぶことが多い。

量産モーターサイクル会社としては少量手づくり生産[3]の哲学を貫いており、現在はMotorcycle Artというスローガンを掲げている。2019年、ロシアの石油財閥企業ブラックオーシャングループ(Black Ocean Group)のティムール・サダロフが、彼が設立した投資企業コムサール・インベスト(COMSAR Invest)を通じてMVアグスタの株式を100%買収し、2021年現在、彼がCEOとして経営権を行使している。

MVアグスタは、航空機メーカーのアグスタ社に由来する。

出典:http://www.mvagusta.co.kr/

PEUGEOT (プジョー)

深い歴史を誇るフランスの自動車会社で、1897年にアルマン・プジョーによって設立されたフランスの自動車・オートバイ製造会社。プジョー・シトロエングループの持株会社でもある。フランスでは国営警察の車種としてプジョーのライオンマークを全面に出しているほどフランスの国民的ブランドとして知られている。

プジョーの最初のオートバイは1898年のパリ万国博覧会で披露されたが、量産には至らなかった。その後、他の国でもオートバイの技術が次々と確立され、1914年に最初のDOHCを搭載した500ccバイクを発売する。

現在はフランスで唯一のオートバイメーカーであり、ヨーロッパスタイルの都心型スクーターの生産が主である。韓国ではジャンゴのラインナップが有名で、逆三輪車(トライク)のメトロポリスがたまに輸入されていたが、ヤマハのトリシティにトライク市場をほぼ譲った状態。

出典:https://www.epeugeot.co.kr/

韓国のバイク業界 業界地図はこちら!
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次