今回は、不動産仲介業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて15社を厳選してお届けしていきます!
それぞれの企業情報や事業内容について、一つ一つ詳しくご紹介します。
韓国の主要不動産仲介企業10選〜ローカル編〜
Daewoo Steel Tech Co., Ltd. (デウエスティ)
大宇建設の子会社で、鉄骨構造物製造及び鉄鋼材設置工事などの事業を営む不動産総合サービス会社である。
2005年1月に「大宇エスティ」という社名で設立された。2006年11月に錦湖アジアナグループに編入され、2008年10月に社名を錦湖エステに変更したが、錦湖アジアナグループから分離され、2010年3月に現在の社名に戻された。
2020年8月1日、経営効率増大及び事業力量強化を目的としてプルジオサービスを吸収合併した。2021年3月、住宅ブランド「プルジオバラード」を立ち上げた。主な事業は、住宅開発、不動産管理、MRO(企業消耗性資材)事業、鉄鋼材設置事業、プレキャストコンクリート(PC)事業などがある。
出典:https://www.daewoost.com/
RSQUARE (アルスクウァア)
アルスクエアは、オフィスビルや物流センター、リテール(商業施設)などの賃貸借仲介代行と購入・売却のコンサルティング、資産管理(PM)、インテリア・新築・リフォームなど、商業用不動産のバリューチェーンに渡る全てのサービスを提供している。国内不動産企業としては珍しく、ベトナムやシンガポールなど海外でも積極的な事業を展開している。
アルスクエアは、不動産を意味するリアルエステート(Real estate)と広場を意味するスクエア(Square)を合わせた言葉で、アルスクエアを通じてすべての不動産情報につながるという意味を持つ。
2009年11月5日、不動産ダイレクトという名前で設立された。当時は住宅用不動産サービスを提供していた会社だった。2012年にイ・ヨンギュン現代表取締役が会社を買収し、商業用不動産にサービス領域を変えた。その後、2022年6月に社名をサービス名と同じアルスクエアに変更した。
出典:https://www.rsquare.co.kr/
TOP BUILDING(トップビルディング)
トップビルディング不動産仲介法人は1992年にフランチャイズ店舗仲介を始め、1999年に公認仲介士の資格を取得し、2000年初めに鑑定評価士の教育課程を経てビル仲介の領域を着実に広げている。
トップビルディング不動産仲介法人は、様々な資産タイプの顧客の要求を正確に理解し、業界最高の技術プラットフォーム及びデータベースを通じて最も正確な不動産Advisory(諮問)、Valuation(価格算定)を提供する。
ビルを所有・運営し、発生可能な全ての状況を管理し、銀行融資条件の提案、明確な所有権移転登記業務支援とテナントとの賃貸借再契約及び施設運営、メンテナンスの過程で発生する可能性のある様々な環境に対応している。
出典:http://top-bd.com/
KINGS MAGEN (キングスマ-ゲン)
韓国の商業用不動産総合サービス企業。釜山地域を基盤に商業用不動産総合サービスを初めて提供した会社である。
釜山地域で初めて中小型ビルに対する総合資産管理(Property Management)サービスを披露し、定着している会社であり、これと共に商業施設開発に対するコンサルティング業務と分譲及び賃貸代行、MD企画、賃貸借、売買業務サービスを総合的にサービスする会社である。
2016年01月06日釜山鎮区富田洞(西面)に移転し、本格的な商業用不動産総合サービスを提供した。創業者はチョン・ギョンフン代表であり、現在、キングスマーゲンリアルエステート(株)、キングスマーゲン不動産仲介法人(株)、キングスマーゲングローバル(株)の3つの法人で構成されて運営されており、これを統合してキングスマーゲンというブランドで多様で複雑な不動産サービスを有機的に提供している。
出典:https://www.kingsmagen.com/
Seobu T&D Co.,Ltd (ソブティエンディ)
1979年に西部トラックターミナルとして設立された。主力事業は貨物トラックターミナルを運営することと不動産開発業で、ソウル市陽川区新亭3洞に西部トラックターミナルを経営している。陽川公営車庫の近くだ。
ソウル市の西部トラックターミナルと龍山ターミナル商街のほか、仁川広域市に進出し、延寿区東春3洞にスクエアワンという複合ショッピングモールを2012年にオープンして運営している。もともとスクエアワンの敷地内にトラックターミナルを建てようとしたが、住民の反発で仁川広域市庁の許可が下りなかったため、ショッピングモールに変わったのだ。
西部トラックターミナルと一緒に「ファイシティ」敷地とも呼ばれる良才IC隣接地の韓国トラックターミナルは、両者とも2016年に国土部の「都市先端物流団地実証団地」に選定された。
出典:http://www.seobutnd.com/main/main.php
SUNGDAM (ソンダム)
京畿道始興市で塩田を転がし、現在は不動産開発及び投資事業を行っている企業である。自社資金で不動産ファンドやプライベート・エクイティ・ファンドなどに投資するファミリーオフィスも運営している。多くの情報がベールに包まれており、隠遁の塩田財閥と呼ばれている。
国内ファミリーオフィスとしては最大規模のファンドを運用している。国内の大型VCだけでなく、ブラックストーンのような超大型グローバル・プライベート・エクイティ・ファンドにもLPを出資している。
企業業歴と負債比率を見ると、少なくとも数千億単位の自社資産を
運用していると言われている。
ソンダムビルをソウル市江南区宣陵駅近くに置いている。この会社が運営していたイーマートシファ店は2000年代初頭から2022年11月30日まで営業していた。
出典:http://www.sungdam.kr/
ZIGBANG CO., Ltd. (ジブバン)
2010年に設立された韓国を代表するプロップテック企業であり、韓国の12番目のユニコーン企業である。2012年から「ジブバン」サービスを開始した。アパート、ワンルーム、オフィステル、ヴィラなどの不動産取引プラットフォームから、最近では住居管理領域に拡大した。2022年7月にはSamsung SDSのホームIoT事業部を買収し、スマートホーム事業に進出した。
2012年にジブバンが登場した。足を運ばず、手を売って家を手に入れることができるオンライン不動産プラットフォーム時代を開いたと評価されている。
2016年、ジブバンはアパート団地のサービスを開始し、「総合不動産プラットフォーム」に生まれ変わり、利用者もシングル層から家族層に拡大した。累積ダウンロード数は3500万を超え、国民の半分以上が使う代表的な不動産アプリになった。
出典:https://www.zigbang.com/
ZIPTOSS (ジブトス)
不動産アプリサービスで、一般的な不動産とは異なり、企業直営で運営する企業である。現在は高品質の仲介サービスを目指し、法定仲介報酬より割引された料金でサービスを提供している。2022年現在、ソウル特別市(一部地域を除く)限定でサービスを提供している。
ジブバンは各個人/企業の不動産がオープンマーケットのように物件を宣伝できるようにする広告プラットフォームだが、ジップトスは直営不動産(直営店)を運営し、正確な情報だけを表記し、契約も顧客に会って直接行いる。
2022年5月、ウェブ地図サービスが終了し、アプリでのみ利用できるようになる。2022年11月、不動産契約サービスであるジプトス サイン(Sign)をベータオープンした。2023年1月、ウェブ地図サービスを再開した。
出典:https://ziptoss.com/?zoom=12&lat=37.501824&lng=126.9476234&sort=DEFAULT&order=DESC
Hanshin Group (Hanshin finance group) (ハンシングループ)
韓国の総合不動産グループである。2017年に分譲代理業として事業を開始した後、2021年に全系列会社のグループ化を完了、2022年下半期に金融グループを発足させることで、不動産開発に必要な金融調達まで自力で行うことで、不動産分譲代行だけでなく、自力施行及び開発まで本格的に開始することになった。
ハンシングループは2017正月、「ハンシン産業開発」を皮切りに、ソウル及び首都圏の様々な現場で住宅&非住宅不動産分譲物件を分譲し、短期完売の神話を成し遂げ、2021年、”韓信グループ”を設立し、複数の子会社とグループ化を成し遂げると同時に不動産開発事業を担当する”韓信金融グループ”が不動産開発事業を担当する「韓信金融グループ」まで発足させ、事業を拡大した。
出典:https://hansingroup.kr/
The Building Real Estate Agency Co., Ltd (ザビルディングプドウサン)
2014年4月、国内ビル売買事例の中で最も高い土地価格で売買契約を締結。かつて江南駅の待ち合わせ場所だったニューヨーク製菓がサムスン第一毛織のエイトセカンドに賃貸が変更され、新たなランドマーク形成及び現金投資比6.5%の収益率創出。
朝鮮日報、毎日経済新聞、韓国経済新聞など主要メジャー日刊紙で2014年5月22日に報道され、より話題となる。
江南駅10番出口江南大路メインロケーション(旧)ニューヨーク製菓が賃借しているため、待ち合わせの場所として有名。韓国のビル売買事例の中で最も高い土地価格で売買契約し、不動産業界の新記録を樹立。
2013年2月竣工予定で新築中の建物を購入し、完成前の1月に整形外科総合クリニックの賃借人と賃貸借契約を完了させる。
出典:https://xn--h49ax0lhqbg9nw8bv2wzvc.com/
韓国の主要不動産仲介企業2選〜日系編〜
HS (エイチエス)
HSは韓国日本本社不動産サービスの新しい市場を提示する。HSは韓国の不動産仲介業と日本の不動産宅地建物取引業の正式免許を持っており、日本の不動産取引を適法かつ安全に行うことができる韓国唯一の会社である。
3万件以上の日本不動産情報をHS会員にのみ提供し、HS会員とのみ契約を行っている、情報の高度化とHS会員の価値をさらに高めることができる。日本現地法人HS不動産株式会社を中心に日本協力不動産会社が現地物件案内から契約成立まで一括進行し、HS日本行政書士事務所が契約に必要な一切の書類の作成、翻訳公証及び各種行政業務の代行を行っている。
日本不動産5大会社との信頼関係をもとに業務協力をしている、日本全域の様々な不動産に関する豊富な情報を提供し、迅速かつ正確な取引を行うことができる。
出典:http://hsnara.com/?f=main
STARTS INTERNATIONAL KOREA CO.,LTD. (スターツインターナショナル)
設立 2001年 4月 2日。業務内容 住宅・オフィス・倉庫・工場・店舗の仲介業務及びコンサルティング、売買査定。所在地 15F Landmark Tower, 308 Gangnam-daero, Gangnam-gu, Seoul, 06253, Korea
1969年3月、創業者の村石久二が千曲不動産(ちくまふどうさん)を東京都江戸川区で創業。2006年1月 – バンコクに現地法人を設立。4月 – ニューヨークに現地法人を設立。8月 – 広州に現地法人を設立。10月 – シドニーに支店を開設。2009年5月 – ハノイに現地法人を設立。9月 – スターツ信託株式会社設立。2010年7月 – スターツプロシード投資法人が東京証券取引所の不動産投資証券市場へ上場。12月 – パリに現地法人を設立。2011年1月 – シンガポールに現地法人を設立。4月 – 武漢に現地法人を設立。ジャカルタに現地法人を設立。8月 – 北京に支店を開設。9月 – ニューデリーに現地法人を設立。
出典:https://kaigai.starts.co.jp/korea
韓国の主要不動産仲介企業3選〜外資系編〜
RE/MAX (リマックス)
アメリカから出発し、50年のノウハウを持つ世界最大の不動産フランチャイズ企業であるリーマックスは、世界110カ国以上に進出し、14万人以上の不動産仲介専門家が活動している。
2013年韓国進出、全国400人以上の熟練した不動産専門家が不動産資産管理、高利回り不動産投資コンサルティングはもちろん、リマックスだけの多様で実績のある専属物件を紹介している。
不動産市場はパンデミックとプロップテック時代を迎え、急変しており、先進的な不動産仲介文化に向かう韓国不動産市場で、大型化・企業化・専門化は必須。リマックスコリアは50年の仲介業成功神話が盛り込まれた不動産営業及び経営マニュアルを通じて、成功するしかない不動産創業ノウハウを伝えている。
出典:https://remaxkorea.co.kr/
CBRE (シービーアールイーコリア)
国内には10社ほどの外国系不動産コンサルティング会社が進出している。 その中で国内で最も売上が大きい会社がCBREコリアである。
CBREコリアは物流敷地及び物流倉庫、工場売買、賃貸借のアドバイスに強みを持っている。
CBREコリアの本社であるCBREは、米国LAに本社を置く世界最大の総合不動産サービス会社である。不動産コンサルティング会社としては唯一フォーチュン500大企業に含まれている。
Consulting Service (コンサルティングサービス) Asset Service (資産管理サービス) – Capital Market (投資諮問サービス)- Office Service (賃貸代行サービス) – Global research (グローバルリサーチ) – Project Program & Construction Management
出典:https://www.cbrekorea.com/
JLL (ジル)
ジョーンズ・ラング・ラサール(英語: Jones Lang LaSalle Incorporated、JLL)は、米国イリノイ州・シカゴに本部を置く多国籍企業であり、世界最大の総合不動産サービス会社の一つ。
1999年にJones Lang WoottonとLaSalle Partnersの合併により誕生した。CBREに次ぐ、世界第2位の不動産仲介業者である。また、子会社のラサール・インベストメント・マネージメントは世界有数の不動産投資顧問会社である。
46億平方フィートの不動産および施設管理37,500件のリース取引、総リース面積10億7,000万平方フィート。97,957時間の地域社会でのボランティア活動、5,325,935ドルの慈善寄付金、239,749トンのCO2を削減。
出典:https://www.jll.co.kr
ソウル在住の韓国人。日本での在住経験は25年。日本の有名大学を卒業し、大手シンクタンクの正社員及び経営コンサルタントとして勤務。多くのプロジェクトに携わり、ビジネス戦略とイノベーションの分野で活躍。
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