ベトナムの化粧品業界は、Cocoon Original VietnamやSaigon Cosmeticsなどローカルブランドのナチュラル・オーガニック訴求が消費者に支持される一方、資生堂・ロートなど日系大手も積極展開する約2億人規模の成長市場です。EC販売の拡大とSNS活用型マーケティングが、主要企業の競争軸として定着しています。
今回は、そんなベトナムの化粧品業界に焦点を当て、ローカル・日系・外資合わせて18社の最新情報をお届けしていきます!
読了時間の目安:5分
ベトナムの主要化粧品企業7選〜ローカル編〜
Saigon Cosmetics Corporation (サイゴンコスメティクス)
サイゴンコスメティクス(SCC)は1975年に設立されたベトナム最古参の化粧品メーカーの一つであり、国内化粧品産業のパイオニア的存在である。主力製品は「Miss Saigon」「Miss Vietnam」「Cindy」などのフレグランスや、Fresh Naturalシャンプー・シャワージェルシリーズである。
生産設備はGMP(医薬品製造管理基準)に準拠し、10カ国以上への輸出も行っている。2021〜2023年には345%の成長率を達成し、国内外で顕著な事業拡大を遂げた。
2025年以降の経営計画では売上高1,000億VNDの達成を目標とし、「Notes of Mekong」フレグランスや新スキンケアラインなど製品刷新を継続している。
50年超の歴史と国内生産基盤を強みとし、外資系ブランドが9割以上を占める市場においてローカルブランドの代表格として存在感を維持している。
出典:https://www.saigoncosmetics.com/
Cocoon Original Vietnam (コクーンオリジナルベトナム)
Cocoon Original Vietnamは完全ヴィーガン・クルエルティフリーのスキンケア・ボディケアブランドとして、ダクラクのコーヒーやフンエンのターメリックなどベトナム各地の天然素材を原料に採用し、独自のブランドポジションを確立している。
2020年に約130億VNDだった売上高が2022年には約1,840億VNDに急拡大した。2025年には2,110億VNDを目標とし、同年にGuardian Vietnam全店の最多販売ブランド第1位をローカルブランドとして初めて獲得した。
TikTok・Shopeeでのライブコマースやインフルエンサー施策を駆使し、若年層の支持を獲得している。2025年上半期にはShopeeMallのカテゴリー売上トップブランドにも選出された。
リサイクル可能なパッケージの採用や成分の透明開示にも取り組み、サステナビリティを訴求しながら国内外市場での存在感を拡大している。
出典:https://cocoonoriginal.com/
Thorakao(Lan Hao Cosmetics)(タオラカオ)
Thorakao(タオラカオ)はLan Hao化粧品製造有限会社が展開するベトナムの老舗化粧品ブランドであり、1961年の設立以来60年超の歴史を持つ。ターメリッククリームやグレープフルーツエッセンシャルオイルなど天然成分・ハーブ系処方の製品が主力である。
1990年代以降は外資系ブランドの攻勢を受けて一時的に市場シェアが低下したが、近年のクリーンビューティー・グリーンリビングブームを追い風に再成長の軌道に乗りつつある。薬局・スーパー・伝統市場が主要流通チャネルであり、低価格帯で幅広い消費者にアクセスしている。
スキンケア・ヘアケア・ボディケアを網羅する製品ラインを持ち、ローカストフルーツエキス配合のヘアケアシリーズなど機能性と自然原料を組み合わせた開発を継続している。
国内消費者の間では長年の信頼感が根強く、新世代ローカルブランドとは異なる伝統的な価値訴求でブランド存在感を維持している。
出典:https://thorakao.com/
M.O.I Cosmetics (M.O.I コスメティックス)
M.O.I Cosmeticsは2018年にベトナムの著名歌手ホー・ゴック・ハーとCEOラム・タン・キムによって共同創業されたメイクアップブランドである。ブランドコンセプトは「ベトナム人女性のためのプロフェッショナルコスメ」であり、韓国の製造技術を活用しつつ、熱帯性気候に最適化した処方と手頃な価格帯を実現している。
設立からわずか6年で累計1500万点以上の販売実績を達成し、100店舗以上の直営・パートナー店舗と数千の代理店を通じて全国展開している。TikTokやShopeeのライブコマースを積極活用し、ジェネレーションZ・Y世代の消費者から高い支持を得ている。
アジア太平洋エンタープライズ・アワード(APEA)2021年インスピレーショナルブランド賞および 2024年コーポレートエクセレンス賞を受賞するなど、業界における評価も高い。
「すべてのベトナム人女性を美しく自信ある存在に」というビジョンのもと、フルメイクアップラインをそろえながら、デジタルコミュニティと連動したブランド体験を強みとして市場拡大を続けている。
出典:https://moicosmetics.com.vn/
Lemonade Cosmetics (レモネードコスメティックス)
Lemonade Cosmeticsは2018年、0年以上の経歴を持つメイクアップアーティストのクオック・アインがベトナム女性向けの化粧品ブランドとして創業した。「Easy Makeup – Easy to be You」をスローガンに、ベトナムの気候と胀質に合わせた多機能・使いやすい製品を提供することをブランドフィロソフィーとしている。
2022年の売上高は63.9億VNDと前年比約2倍を達成し、2023~2024年にはSupermatte CushionがECプラットフォームのカテゴリー売上ランキング上位に継続的にランクインした。2025年にはベストドメスティック・クッション賞を受賞し、ブランド認知度を一層高めた。
2025年9月にはEasyMatch Systemという独自カラーコーディネートシステムを発表し、ベトナム発のブランドとして技術面での差別化を図った。Watson’sなどの小売チャネルにも出店し、オンライン・オフライン両面で若年女性層への洸透を進めている。
手頃な価格帯と品質の両立、そしてベトナム人の胀に特化した製品開発を武器に、外資系ブランドが優勢な市場においてローカルブランドとしての存在感を確立している。
出典:https://www.lemonade.vn/
Sao Thai Duong (サオタイズオン)
Sao Thai Duong(サオタイズオン)は25年以上の歴史を持つベトナムのコスメシューティカル(化粧品・医薬品複合)企業であり、ハーブ・天然成分を基軸とした製品開発を特徴とする。スキンケア・ヘアケア・健康食品・サプリメントにわたる150品目以上のラインナップを展開している。
ベトナムで初めてGMP ASEAN(化粧品製造管理基準)を取得した企業であり、GMP医薬品工場・ISO 14000・HALAL・米国FDA認証も保有する。19件の特許・実用新案を登録し、研究開発への投資を重視している。
2025年にはアジア太平洋品質優秀賞(GPEA 2025)を受賞し、ベトナムのヘルスケア・製薬業界として国際的評価を獲得した。ソンラ省に30ヘクタールの薬草農場を開設し、2025年以降300ヘクタールへの拡大計画を進めている。
ボダイ・バジル・生姜・朝鮮人参・キンマなどベトナム固有の薬草を原料とした製品を国内外に展開し、ナチュラルコスメ需要の高まりを追い風に市場拡大を図っている。
出典:https://saothaiduongglobal.com/
Zakka Naturals (Treatment Cosmetics) (ザッカナチュラルズ)
Zakka Naturals(ザッカナチュラルズ)は2014年にホーチミン市で設立された、ベトナム産のナチュラルスキンケアブランドである。「Total Skin Care(総合的な胄ケア)」を核となるコンセプトに、ハーブ・天然成分と科学的なアプローチを組み合わせた製品開発を行っている。
ブランドの最大の特徴は「5つのノー」コミットメントであり、発泡剤・防腐剤・合成着色料・ミネラルオイル・動物実験を一切使用しない方针を賫いている。敢感肌を含むすべての胄質に対応した処方を採用し、クリーンビューティー志向の消費者から支持を得ている。
スキンケアをステップバイステップで設計するプロセス型アプローチを採用し、クレンジングから保湿まで一貫した胄ケアルーティーンを提案している。オーガニック・ナチュラル化粧品市場はベトナムで急成長しており、天然派志向消費者層をターゲットにベトナム発のクリーンビューティーブランドとして独自のポジションを築いている。
出典:https://zakkanaturals.com/
ベトナムの主要化粧品企業5選〜日系編〜
Rohto-Mentholatum Vietnam (ロートメンソレータムベトナム)
ロート製薬株式会社の現地法人Rohto-Mentholatum(Vietnam)Co., Ltd.は1996年設立のベトナム有数の日系化粧品メーカーである。Acnes(ニキビケア)、Sunplay(日焼け止め)、Hada Labo(保湿スキンケア)、LipIce、OXYなど複数ブランドを展開し、スキンケア市場で幅広い価格帯の消費者を対象とする。
ビン・ズオン省のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)にGMP認証取得の大規模製造施設を持ち、従業員数は1,000人超である。全国の薬局・スーパー・コンビニ・ECを通じた広範な流通網を確立している。
2023年度の売上高は約9,739万USDに達し、総資産7,387万USD・自己資本5,936万USDと財務基盤は安定している。市場調査各社の上位5社リストにも常に名を連ねている。
SNSやライブコマースを活用したブランドコミュニケーションにも注力し、ベトナムの若年消費者との接点拡大を継続している。
出典:https://rohto.com.vn/
Fine Today Shiseido Vietnam (ファインテゥデイ資生堂ベトナム)
ベトナムのドンナイ省ビエンホア市に位置するFine Today Shiseido Vietnamは、2008年に資生堂の製造子会社として設立された。アマタ工業団地の工場でシャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ等を製造し、フェーズ2の拡張工事で年産能力を4,923トンに増強した。
2023年12月、資生堂がパーソナルケア事業をFine Today(CVCキャピタル支援)に譲渡し、当拠点は新体制のもとで操業を継続している。Super Mildや専科などアジア向けブランドの製造・流通拠点としての機能を維持している。
スーパーマーケット・ドラッグストア・EC等の複数チャネルを通じて販売され、ベトナム国内での認知度は高い。生産能力の増強はASEAN諸国向け輸出需要の拡大を背景としており、拠点の重要性は維持されている。
親会社Fine Todayはアジア全域のパーソナルケア事業拡大を戦略目標としており、ベトナム拠点は地域製造ハブとしての役割を担っている。
出典:https://www.shiseido.com.vn/
Shu Uemura Vietnam (シュウウエムラベトナム)
シュウ ウエムラは日本のメイクアップアーティスト植村秀が創設したブランドであり、現在はロレアルグループのプレミアムラインとしてベトナム市場に展開している。クレンジングオイル・アイシャドウ・リップカラー等を中心に、プロ仕様の品質と独自のアーティスティックな世界観を訴求している。
ベトナム国内では百貨店や大型ビューティーリテイラーへの出店に加え、ベトナム最大のECサポートスタートアップであるOnpoint社がオンラインチャネルの運営を担っている。Shopee・Lazada・Tikiを通じた流通により、デジタルに精通した富裕層・プレミアム志向の消費者へのリーチを拡大している。
ロレアルグループのブランドポートフォリオの一員として、同グループのマーケティングインフラやサプライチェーンを活用しながら、ブランドとしての独自性を維持している。ベトナムでは美容・スキンケアへの関心が急速に高まっており、特に若い女性の間でのプレミアムコスメ需要が拡大している。
アジア全域での展開を通じて培った東洋的な美の哲学と高品質製品を武器に、ベトナムのプレミアム化粧品市場での地位確立を進めている。
出典:https://www.shuuemura.com/
DHC Vietnam (DHCベトナム)
DHC(ディーエイチシー)は日本を代表する化粧品・健康食品の通信販売企業であり、オリーブバージンオイルを基軸としたスキンケア製品と豊富なサプリメントラインを強みとしてベトナム市場に参入している。
ベトナムではShopee・Lazadaなどのオンラインプラットフォームを主要販路として活用しており、特にライブコマースを活用したビタミンC・亜邉・コラーゲンなどのサプリメント製品が好調に推移している。デジタルマーケティングへの投資を拡大し、SNSを活用したブランド認知向上にも注力している。
ベトナムの中間層拡大と健康意識の高まりを背景に、スキンケアと健康食品を一体的に提案するDHCのビジネスモデルは市場ニーズと合致している。特に日本製品への信頼感が高いベトナム消費者の間でブランドの支持を拡大している。
2026年に売上高1,000億円の達成を目標に掛げる日本国内事業の成長とともに、東南アジア市場での展開も戦略的に強化しており、ベトナムをアジア拠点の一つとして重要視している。
出典:https://www.dhcvn.com/
Menard Vietnam (メナードベトナム)
日本メナード化粧品株式会社は愛知県名古屋市に本社を置く日本の化粧品メーカーであり、2004年にベトナム市場へ参入した。ハノイおよびホーチミン市を中心に25店舗を展開し、ハイエンドなスキンケア製品・化粧品・フレグランスを提供している。
26カ国に展開するグローバルブランドとして恰0年近い歴史を有し、製品は現地製造を行わずに輸入販売している。高品質な日本製スキンケアを求める富裕層・上位中間層の消費者を主要ターゲットとするプレミアムセグメントでの展開が特徴である。
ベトナムではブランドアンバサダーを起用したマーケティング活動や、ベトナム国際ファッション・ウィークへの化粧品・メイクアップ提供などを通じたブランド露出を図っている。
日本製化粧品への信頼度が高いベトナム市場において、プレミアム・アンチエイジングスキンケア分野を中心に堰固な顧客基盤を維持しており、カウンセリング販売を重視した対面接客モデルでの市場展開を継続している。
出典:https://www.menard.vn/
ベトナムの主要化粧品企業6選〜外資編〜
L’Oréal Vietnam (ロレアルベトナム)
ロレアルベトナム合同会社は2007年設立のロレアルグループ現地法人であり、グローバル38ブランドのうち13ブランドをベトナム市場に投入している。ランコム・イヴ・サンローランなどラグジュアリー部門から、メイベリン・ガルニエのコンシューマー部門、ラロッシュポゼ・セラヴィのダーマコスメ部門まで幅広くカバーしている。
ユニリーバと並ぶ市場最上位プレイヤーとして評価され、デジタルコマース・現地化マーケティング・リテールパートナーシップの三本柱で拡大を継続している。TikTokやShopeeMall上でのライブコマース・インフルエンサー施策にも積極的である。
2025年には高温多湿の気候に適合させた処方開発を進め、カラーコスメ部門のラインナップを拡充した。ラグジュアリーブランドの百貨店チャネルと大衆ブランドのECチャネルを組み合わせた二層的流通戦略が特徴である。
ベトナムの中間層拡大と美容意識の高まりを背景に、市場リーダーとしての地位を強化しながら長期的な成長投資を継続している。
出典:https://www.loreal.com/en/vietnam/
Unilever Vietnam (ユニリーバベトナム)
ユニリーバ・ベトナム・インターナショナル有限会社は1995年に参入し、30年にわたって国内パーソナルケア・美容市場のトップランナーとして君臨している。Dove・Pond’s・Sunsilk・Lifebuoy・Clearなど多様なブランドポートフォリオで、大衆から中価格帯まで幅広い消費者層を取り込んでいる。
ユーロモニター(2024年)によれば、美容・パーソナルケア市場での小売売上高シェアは約24%に達し、ロレアルと並ぶ市場リーダーとして評価されている。ハノイ・ホーチミン市に生産拠点を持ち、現地製造による価格競争力を維持している。
TikTok・Shopee・Lazadaでのライブ販売やインフルエンサー協働など、デジタルマーケティングへの注力度は特に高い。リサイクル可能パッケージへの移行やプラスチック削減目標など、ESG戦略も積極的に訴求している。
ベトナムの中間層・若年層の拡大を取り込みながら、現地化されたマーケティングとグローバルブランド力を組み合わせた戦略で市場基盤を拡大している。
出典:https://www.unilever.com/news/news-search/2023/inside-our-markets-unilever-in-vietnam/
Amorepacific Vietnam (アモーレパシフィックベトナム)
アモーレパシフィック・ベトナムは韓国最大手の化粧品グループ、アモーレパシフィックのベトナム現地法人として2011年に設立された。Sulwhasoo(2013年)、Innisfree(2016年)、Laneige(2017年)などのブランドを順次展開し、高価格帯から中価格帯まで幅広いK-beautyラインナップを提供している。
ベトナムの化粧品輸入市場において韓国系ブランド全体は約30%のシェアを占めており、アモーレパシフィックはその中心的プレイヤーとして百貨店・専門店・EC等複数チャネルで存在感を示している。特にSulwhasooは富裕層向けプレミアムスキンケアとして浸透している。
2025年も採用活動を継続し、EC・オムニチャネル戦略の強化で若年層へのリーチを広げている。アモーレパシフィックグループは2025年通期でASEAN市場全体の回復傾向を報告し、ベトナムを主要成長市場と位置づけている。
K-beautyへの消費者の高い関心を背景に、韓国本社からの製品・マーケティング支援を活かしながらベトナム市場での長期的な成長を追求している。
出典:http://en-int.amorepacific.com/int/en/about-us/global-network/amorepacific-vietnam.html
LG H&H Vietnam (LGハウスホールドアンドヘルスケアベトナム)
LG H&Hベトナムは韓国の総合生活消費財メーカーLG Household & Health Careのベトナム法人であり、化粧品・パーソナルケア事業を展開している。The Face Shop(大衆スキンケア・メイクアップ)、belif(プレミアムスキンケア)、su:m37(発酵系スキンケア)、Ohui(高機能スキンケア)など幅広い価格帯のブランドを持つ。
流通面では百貨店・専門店チャネルに加え、EC大手ShopeeとのMoU締結(東南アジア5カ国向け)に基づくオンライン販売強化を推進している。The Face Shopはベトナム国内に独立型店舗を展開し、認知度の高いK-beautyブランドとして定着している。
2025年の戦略では若年消費者向け製品の開発・投入とSEAオンライン販路の拡充に重点を置いており、ベトナム市場での中長期的な事業強化が見込まれる。
ベトナムにおける韓国系化粧品への高い需要を背景に、グループ全体のアジア戦略の重要拠点として位置づけながら競争力の維持を図っている。
出典:https://www.lghnh.com/global/company/global.jsp?global=03
Procter & Gamble Vietnam (P&Gベトナム)
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ベトナムは1990年代中盤に参入したグローバル最大手消費財メーカーであり、化粧品・スキンケア・ヘアケア・グルーミングの各カテゴリーで主要ブランドを展開している。Olay(スキンケア)、SK-II(プレミアムスキンケア)、Pantene・Head & Shoulders(ヘアケア)など世界的ブランドを有する。
ベトナム国内に現地生産拠点を設けてヘアケア・グルーミング製品の製造を行い、効率的な供給体制を実現している。化粧品・パーソナルケア市場の上位5社に常に数えられ、スキンケアカテゴリーでのOlay、プレミアム領域でのSK-IIが特に高い認知度を誇る。
Shopee・Lazada・TikTok Shopへの投資を加速させ、大手小売チェーンでのオフライン展開と組み合わせたオムニチャネル戦略を推進している。また容器のリサイクル可能率向上など環境負荷低減にも取り組んでいる。
ベトナムの中間層拡大と美容・スキンケアへの関心増大を追い風に、複数カテゴリーにわたるブランドポートフォリオを活かした市場浸透を継続的に強化している。
出典:https://www.pg.com/
Oriflame Vietnam (オリフラムベトナム)
オリフラム・ベトナム・リミテッドは2003年に設立されたスウェーデン発のナチュラル化粧品ブランドのベトナム法人である。スキンケア・メイクアップ・フレグランス・ヘアケア・ウェルネス製品にわたる1,000品目以上の製品をラインナップしている。
ダイレクトセリング(訪問販売)モデルを採用しており、ブランドパートナーと呼ばれる代理販売員のネットワークを通じて消費者に直接製品を届けている。「フレンドからフレンドへのナチュラルスウェーデンコスメ」という創業以来のビジネスコンセプトを維持しながら、パートナーへの収入機会と専門スキル育成も提供している。
グループ全体では35言語・7,800万部のカタログを発行し、年間250品目の新製品を投入するスピーディーな製品展開を行っている 2023年にはアジア権威ブランド賞(Asia Leading Prestigious Brand Award)の国際品質製品・サービス部門賞をベトナムで受賞した。
自然・オーガニック志向の高まりとベトナム女性の美容意識向上を追い風に、環境に配慮した処方と手頃な価格帯でベトナム全土の消費者へのアクセスを拡大している。
出典:https://vn.oriflame.com/
FAQ
ベトナムの化粧品市場は今後どのように拡大すると予測されていますか?
ベトナムの化粧品市場は2025年から2033年にかけて年平均成長率5.3%で拡大し、2033年には28億ドルに達すると予測されています。
ベトナムの主要化粧品メーカーについて教えてください。
ベトナムの主要化粧品メーカーには、ローカル企業のコクーン・オリジナル・ベトナム、サイゴン・コスメティクス、M.O.Iコスメティクス、レモネード・コスメティクス、サオタイ・ズオン、ランハオ・コスメティックス、Treatment Cosmeticsなどがあります。
コクーン・ベトナムの特徴は何ですか?
コクーン・ベトナムは、2013年に設立されたビーガンかつクルエルティフリー(動物実験なし)の製品を提供するブランドで、自然由来の成分を使用し、ベトナム全土の主要都市で販売されています。
サイゴン・コスメティクスのブランド戦略は何ですか?
サイゴン・コスメティクスは、多彩なブランド展開と品質管理に注力し、国内外20か国以上に輸出しています。特に「ミスサイゴン」ブランドは、ベトナム女性の伝統的な美しさを象徴し、国際的な観光客にも支持されています。
外資系企業の中で特に注目される化粧品メーカーは何ですか?
外資系企業では、フランスのL’OréalやスウェーデンのOriflame、アメリカのP&G、イギリスのUnilever、そして日本の資生堂やロート製薬などが市場で重要な役割を果たしています。それぞれが多様なブランドを展開し、海外からの信頼も厚いです。

